アーセナル vs バイエルン。ドロウの反応
いろんな関係者がコメントしている。
※今週アーセナルも試合があれば、きっとミケルのコメントも聞けたのだろうが、PLチェルシーが延期されたためそれがない
エドゥ
ドロウの現場にもいたこのひとから。となりにいたのはガーリック?
美しい試合だ。われわれが対戦するのは、このコンペティションで豊富な経験があるチームで、選手も素晴らしい。しかし、われわれにもいい勢いがある。彼らとの対戦を非常に楽しみにしている。勝ち抜けられるかどうか、観てみよう。
われわれは、いま選手もチームもとてもいいパフォーミングをしていて、とてもエキサイティング。いまはベストでプレイしている最中だ。だから、ぜひこれをつづけて、どこまで行けるか。
ここにいられるのは特権だ。たくさんのビッグクラブがいて、全力を尽くす必要があるだろう。CLのQFには、たくさんの素晴らしい選手がいてどちらのステディアムでもグレイトな雰囲気になるはず。つぎのフェイズに勝ち抜くために全力で行く。
(CLを勝てる?)なぜできない?(にやり) それを夢見なければならない。われわれには、いまのプレイ、パフォーミング、勢いがあるから。
ここは、クラブのサイズからしても、われわれがつねにいなければならない場所。ようやくそこに戻ってこれたという気がしている。
Thomas Tuchel
今シーズンの不振で批判にさらされているひと。
われわれには、間違いなく考えられるかぎりもっとも難しいアウェイになる。相手もヨーロッパでベストのひとつだ。
アーセナルは、この2年間コンスタントにいいプレイをしてきている。まとまりがあり、危険なチーム。たくさんのゴールを決めている。
だが、われわれもその準備をしていく。自分たちのクオリティはわかっている。
Manuel Neuer
アーセナルはとても強いチームだ。いいスピリットもある。いま彼らがPLのトップにいるのも理由がある。
タフな2試合になるだろう。ぼくらも自分たちが勝ち進めることを示す必要がある。エキサイティングな勝負だ。このタスクを楽しみにしているし、こうした試合をプレイできることに感謝。
Eric Dier
PLはアーセナルに勝ってほしくないひと。
バイエルンに来てから、こんなにも早くイングランドに帰るのはぼくには特別なことだ。そしてノースロンドン。これは、最高レヴェルで自分たちのクオリティを示す素晴らしい機会。
アーセナルは若いチームでいまとてもいいパフォーミングをしている。
Thomas Müller
アーセナルが、ぼくらにふたつのエキサイティングな試合をもたらしてくれるチームになった。彼らはいまとてもいいフォームで、いい勢いがある。タフになるだろう。
だが、セカンドレグはミュニック。ぼくらが勝ち進むいいチャンスがある。
Mullerは、わざわざ自撮り動画でメッセージをドロップ。これにはアーセナルファンも「嫌いになれない」と好反応。
Our next opponent in the @ChampionsLeague is: @Arsenal 🇬🇧⚽️👍🏼 #UCLdraw #fcbayern #esmuellert pic.twitter.com/9LGZvEir82
— Thomas Müller (@esmuellert_) March 15, 2024
そして、ハヴァーツ。
😂😂 will be a good game for sure 💪🏼 #YaGunnersYa https://t.co/lYMwIOLL3c
— Kai Havertz (@kaihavertz29) March 15, 2024
ええやん。
楽しみなCLバイエルン戦
いや、これは楽しみだね!
バイエルンには、アーセナルとしてこれまでの対戦成績があるし、雪辱を果たす絶好の機会になる。一般的な目線では、アーセナルは「ダークホース」らしいが、彼らとの最後の対戦からだいぶ時間もたった。とくにヴェテランが多数残るバイエルンと違い、アーセナルはあれからスクワッド全体が完全に入れ替わっている。ここで、時代が変わったことを宣言するのだ。
そして彼らには、元ガナーのグナブリ、KaneやDierといったノースロンドン的因縁ある選手たちがいるのも、勝負にドラマを加える。
また、今シーズンのお互いのフォームもある。
アーセナルは、もちろん好調をキープしていて現在はPLのトップにいる。かたや、バイエルンはほとんど一強の寡占リーグにも関わらず、10シーズンぶり?とかでタイトルを取れそうにないシーズンになっていたり。ブンデスリーガでは、これまで4試合も敗けている。トップのレヴァークーゼンには現時点で10ポインツも差をつけられ、直接対戦ではアウェイで3-0で敗けてもいる。
今回こういうドロウだったことで、ミケルはやはり、シャビ・アロンソやグラニトに相談をするんだろうか。超協力的だったらウケる。
redditに、3試合連続で5-1で敗けたときのアーセナルのラインナップがシェアされていた。
この時期の選手たちのクオリティをどうこう云いたくはない。ただ、いまとははっきり違うようには感じる。選手のスタンダードも、チームとしてのまとまりも。
ヴェンゲルさんのチームでは、選手の利き足なんてほとんど問題にもなってなかったと思うが、いまやミケルのチームでは、ポジションと利き足は切っても切り離せなくなっている。そこだけでも、大きな違いがある。それだけ、戦術的にもはるかに細かい部分を気にするようになったということなんだろう。
いまのチームなら、バイエルンのようなチーム相手にも、きっといい試合をやってくれるはずという信頼がある。
今年のファイナルはロンドンのウェンブリー。バイエルン、レアル/シティ、最後にバルサ? ぜひそこまでたどり着き、そして勝ちたい。
おわり
ミュニックって言うならバイヤーンって言いなよ
PLという修羅の国で欧州舞台から離れじっくりじっくり自力を付けてきて今やトップフォームのアーセナル。
かたやライバルチームのトップ選手を奪う横取り40万攻撃が奏功しつつもリーグの競争力全体を細らせちゃったブンデスの盟主。でも光り輝く欧州舞台のトッププレイヤー。
色々な側面から対照的にも感じられるけど、PLのライバルチームとやるときのあのつえぇアーセナルならやってくれると信じてる。ベジェリン無双とかロシツキーの活躍とか思い出すなぁ。