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【マッチレビュー】23/24 UCL バイエルン・ミュニック vs アーセナル(17/Apr/2024)CL敗退

ああ。敗けてしまいました。これでアーセナルの7シーズンぶりのCLでの旅は終わった。

ラスト4進出をかけた、まさに真剣勝負。お互い慎重なアプローチで試合が進むなか、後半63分にバイエルンのゴールが決まるまでは、勝負がどちらに転ぶかわからないようなけっこう互角っぽい戦いではあった。しかし、追いかける状況になってもアーセナルは攻撃のギアが上がらず、30分もありながら最後まで反撃のきっかけをつかむこともなかった。そして、あの消化不良な終わりかたよ。

バイエルンというビッグチームを相手にアウェイで勝たねばならないという、タフな試合ではあった。しかし、それでも、アーセナルにはもっと勇敢なパフォーマンスを期待していたから、とても残念だ。

アーセナルは、これで3試合で勝ちなしという、タイトル争いをしているクラブにあるまじきフォームに陥っている。この突然のバッドフォームから、チームはどう立ち直るか。もはやこの試合がどうこうというよりは、土曜のPL試合が心配になってきた。

試合をざっと振り返る。

Arsenal exit Champions League after Bayern Munich defeat



アルテタの試合後コメント「セミファイナル勝ち抜けには十分でなかった」

試合後の記者会見。AFC公式サイトより。ひさびさに箇条書きで失礼。

  • (試合について)結果に失望。接戦だった。1stレグのプアな2失点が勝負の決め手。選手のことは誇り。ボックスの守備が十分でなく、ゴールも足りなかった
  • (パフォーマンスに懸念?)相手がうまかった。彼らはかつてやったことのないようにプレイした。自分たちは前半はつくれた勢いを後半につくれなくなり、サブでそれを変えたかった
  • (チームは疲労していた?)ベストを尽くそうという意志はあったが、足りなかったのは事実。マジックモウメント、アンロック、何かを起こすことが必要だったが、それがなかった
  • (成長中のチームにはまだ早すぎた試合?)7年ぶりのCL、14年ぶりのラウンド。ワンシーズンで超早い前進があるが、SFに進出するキャパもクオリティもあった。マージンは小さい。だがそのマージンがときに決め手になる。自分たちにはまだそれがない。どのクラブも7年8年10年かかっている
  • (2連敗からどうバウンスバック?)選手やスタッフたちを慰めることばをかける。彼らと毎日ワークしていることに感謝。まだPLを戦っている。PLがどうしてもほしい
  • (守備的なバイエルンに驚いた?)いいえ。エミレーツでもやったので予想していた。だが彼らもそれがアーセナルを倒すのに最良のやりかたと考えたということ。相手を称賛する。バイエルンのほうがわれわれより少しだけよかったから、彼らが勝ち抜けた
  • (こういう試合で違いになるものは?)ファーストレグであった3つの大きなチャンスを逃したことが要因。わたしの責任
  • (今夜の結果はどれほど苦痛?)今日は間違いなく苦しむ。だが明日には必ずウォルヴズに集中している

試合について

ファースト11

4-3-3

マルティネリ、ハヴァーツ、サカ

ライス、ジョルジーニョ、オーデガード

トミヤス、ガブリエル、サリバ、ホワイト

ラヤ

サブは、トロサール(68 ジョルジーニョ)、ジェズース(68 マルティネリ)、エンケティア(86 トミヤス)

マッチスタッツ

『BBC Sport』より。

Opta AnalystによるxGは、1.33 vs 0.47。

いくつかの気になるスタッツ。

※コメントくださるかたにお願い
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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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