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ビッグガビがケガでセレソン外れる。月末のビッグマッチを前に代表義務回避続々のアーセナル

今週から2週間のインターナショナルブレイク(IB)に入っているワールドフットボール。

アーセナルでも多くの選手が各国の代表としてチームを離れているなか、昨日は気になるニュースが。

アーセナルのビッグガビことガブリエル・マガリャエスが、ケガのためブラジルスクワッドの招集メンバーから外れたということ。これは、ブラジリアンFA(CBF)からも公式に伝えられているニュース。

ケガ中のマルティネリ、ケガあけのジェズースが今回のセレソンから招集外だったので、これでアーセナルは3人のガブリエルズがクラブに残ることとなった。

もちろんアーセナルは、IBあけにはPLのマンシティ@エティハドという今シーズン最大のビッグゲイムが控えており、選手たちのフィットネスはたいへんに気になるところ。

ビッグガビは大丈夫なのか?



ビッグガビのケガは軽症?

結論からいうと、彼のケガはシリアスなものではないらしい。念の為。いわゆるprecautionで参加が見送られたそうである。

問題は足(foot issue)で、そこまで悪くはなく。具体的にどの部分かは伝えられていないということ。※アキレスという一部報道あり(The Sun)

ビッグガビは、CLポルトで試合中に足を痛めていて、おそらくそのときのものではないかという。

彼が軽症でも代表招集を見送った背景には、もちろん彼不在でも呼びたい選手がいくらでもいるというブラジルNTの厚いスクワッドデプスもあるだろうし、あるいはアーセナルとCBFの関係性を指摘する声もある。

云うまでもなく、アーセナルFCのスポーツ部門のトップにはエドゥがいる。彼は、以前セレソンで働いていた非常にそことゆかりの深い人物であり、なかの人たちと直接話せる人脈もある。

今回セレソンが、AFCのトレイニンググラウンド(なんとかレアルティセンター? もう忘れた)を利用するという話も、そういった両者の密接な関係性を物語る。

そこで、アーセナルが彼らにガブリエルの招集外を依頼し、彼らがそれを受け入れ成立した。そういう経緯かもしれない。

一般的に、国の代表に選ばれるようなエリート選手は、基本的には所属クラブでも代表的な選手であることが多い。この時期、多くの重要な試合を控えるクラブが、各国FAに自分のクラブの選手を招集しないよう交渉することはあるだろう。ましてや、今回のIB期間の試合はフレンドリーも多く、そのようなたいして重要でない試合で大切な選手にケガでもされた日には目も当てられない。大きなリスクを負うのはいつもクラブである。

今回のビッグガビのケガは、この決定的に重要な時期に、選手にすこしでも余計な負荷がかかることを回避できて、アーセナルには幸運だったかもしれない。もちろん、それが幸運かどうかは彼のケガの度合いにもよるが、シティまで2週間ある。軽症ならきっと復帰できるだろう。万が一、あと引くケガなら大惨事……

ところでシティといえば、ペップ・グアルディオラは、IB前に選手が「不思議と」ケガをしてしまうことが多いようで、今回もたしかKDBが直前のケガでNTを回避している。今回ミケルが師匠にならって、ペップ流をやったのではないかという説も。

トーマス・パーティは代表回避を自ら志願

今回、ガーナNTのスクワッドからパーティが漏れた件はすでに伝えられていたが、そこにはクラブのためにフィットネス復帰を優先したい本人の意志があったというニュースがあった。

パーティは、長期離脱からのフルフィットネス回復のために、ガーナスクワッドから外してもらうことを求め、アーセナルに残ることに決めた。アーセナルもこれを歓迎しているという。

なんという殊勝な心がけ。

パーティといえば、いまのアーセナルのスクワッドのなかでも、シーズン終了までの2ヶ月間で、非レギュラーとしてもっとも貢献が求められる選手のひとりだろう。彼がフィットしているかどうかで、安心感もまるで違うし、彼がピークに近いパフォーマンスレヴェルにあれば、強力すぎるメンバーになる。

彼は、復帰後いくつかの試合でプレイしているものの、さすがに長期離脱の影響は感じられた。ありていに云ってサビつきはあった。シティまでの2週間で、彼がどこまで本来の自分を取り戻せるか。大いに注目したい。

アーセナルの代表回避選手まとめ

ナショナルチームに悩まされるのは、優秀な選手を抱えるビッグクラブの宿命。アーセナルも、だんだんその領域に入ってきている。だが、今回は本来は代表選手にふさわしい選手たちが、多く招集から外れている。

まずは、ナショナルチームに参加している選手たち。順不同。11人。

  • キヴィオール(ポーランド)
  • ジンチェンコ(ウクライナ)
  • ジョルジーニョ(イタリー)
  • オーデガード(ノルウェイ)
  • ラヤ(スペイン)
  • トロサール(ベルジャン)
  • ラムズデイル(イングランド)
  • ライス(イングランド)
  • サカ(イングランド)
  • サリバ(フランス)
  • ハヴァーツ(ジャーマニー)

そして、ナショナルチームに呼ばれず、チームに残った主要な選手たちは。

  • ホワイト
  • ガブリエル*
  • トミヤス*
  • ティンバー*
  • パーティ*
  • エルネニー
  • ESR
  • ヴィエラ
  • ジェズース*
  • マルティネリ*
  • エンケティア
  • ネルソン

*マークは、本来ならナショナルチームに呼ばれていただろう選手たち。

ティンバーはまだまともにプレイできないのでカウントしないとしても、IB期間中にも関わらず、5人ものクオリティプレイヤーをチームに留めることに成功した。現在NTとは微妙な関係にあるが、サウスゲイトも認めるようにもちろんベンジャミンも代表クオリティがある。彼を入れたら6人。

いつも日本代表からケガして帰ってくる不安がつきまとうトミヤスについては、先日冗談めかして、アーセナルはトミヤスの代表招集をなんとか拒否しようと復帰を遅らせているんじゃないかなどとここで書いたのだが、もしそうならそれは成功した。まあ、クラブと選手とFAはお互い密に連絡しあってるだろうし実際そんなことがあるとは思えないから、それは冗談なのだけど。

各状況はどうあれ、この長いブレイクに、これだけの選手たちがシリアスなケガなく残っているということは、重要な試合に向けてビッグブーストというよりない。

なんならこれは、アーセナルがその試合に勝つキーファクターになりかねない。なぜなら、今年のアーセナルにはその前例があるから。

きみたちはシティまでの2週間をどう過ごすか

さて、来週末PLマンシティまでの2週間、スクワッドはどのようにこのブレイク期間を過ごすだろう。

先週のCLポルト以降の5日間も加えると、アーセナルのブレイクはほとんど20日間であるが、試合直後の数日は休暇を取っていたようだ。アルテタはスペインに帰り、レアルとバルサのユースチームの試合を観戦していたことも話題になっていた。

そのような長いブレイクが、非常に重要なタイミングでやってきた。

ここで当然思い出されるのは、2024年アーセナルの大ブレイクの直接のきっかけとなったであろう、ドゥバイキャンプ。誰もが、アーセナルのファインフォームをそれと結びつけた。そこでいったい何があったのかと。

ドゥバイキャンプ後すべてのコンペティションでW9 L1

アルテタの発言や各種リポートからすると、冬の中東の温暖な気候のなかでチームが行ったのは、

  • フィットネス向上のための基礎トレイニング
  • 戦術への取り組み
  • セットピースへの取り組み
  • チームの一体感醸成のための活動

などなど。フレンドリーマッチもあったような?

とにかくこれが、めちゃくちゃ効果的だった。チームが心身ともにリセットされたのは、その前後の試合結果にも明白にあらわれている。

今回のブレイクについてアルテタは、NTに招集されている選手が多いのでドゥバイのようにはいかないと話していたが、アーセナルがクラブとしてこの冬キャンプの効果をもう一度再現したいと考えるのは、至極当然のこと。

ドゥバイ行きのような大規模遠征はできないにせよ、似たようなプログラム、似たようなマインド、コンセプトで取り組みを行うはず。ワトフォードのようなご近所クラブとのフレンドリーなんかもありそう。

4月からのラストスパートに向けて、十分英気を養って、心も身体も準備万端になっていてもらいたいものです。

期待しよう。

 

おわり



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