※追記:アルテタ会見の後半
アルテタの試合前コメントその2「(ファーディナンドのマンUコメント)とくに不快ではない」
昨日、プリマッチ会見の後半部分が公開されていた。
(グアルディオラのチームは15連勝みたいなことをやる。どうやって彼らをとめる?……)
アルテタ:それが彼らが何度もリーグを勝っている理由。シーズンの終わりには、PLを勝つには99ポインツか100ポインツ必要になるかもと考えることになる。このリーグではそんなことをやったチームは歴史上なかった。だからこそ、それがチャレンジになる。
(ウィンターブレイク前のサカは苦しんでいたがその後はすでに昨シーズンのスタッツを超えている。彼にはリフレッシュが必要だった?……)
多くの選手たちがいいときを過ごしているし、攻撃のスタッツやゴール・アシストを分析して判断をする。彼の全体的なプレイや貢献、数字、彼の試合への影響の及ぼし方は、とても素晴らしく効率的になっている。だから、その答えはイエス。
この7-8試合での彼のチームへのインパクトはとてもよい。だから、好調の選手がいてとてもうれしいし、わたしも感謝している。
彼だけじゃないよ。集団として前進している。
(新契約をかわした選手がどんどんよくなっている……)
そのとおり。そうした選手たちもまだたくさんは勝っていないし、成長したがっている。それがわれわれが彼らとの契約更新を望んだ理由にある。
それが彼らのやる気になるとわかっているし、安心を与え、いまやっていることをつづけるインセンティヴにもなる。それは彼らがもっとよくなろうとする意志の妨げにはならない。彼らはまだとても若く、やるべきこともたくさんある。
(リオ・ファーディナンドがあなたがマンUの仕事をオファーされたら引き受けるだろうと述べた件は不快だった?……)
ノー。それも仕事の一部だと思っている。われわれはメディアにもパンティッツにもさらされているし、彼らには彼らの意見がある。
たいてい、そこでハイライトされるのはポジティヴでないものだ。だから、われわれは彼らが云う多くのよいことをハイライトする。グレイトなコメントやグレイトな指摘。経験者の視点がある、とてもいいやりかたでの分析。それはとても良いものだと思う。
わたしは、ネガティヴなことにはあまり首をつっこまないようにしている。
(去年の同じ時期より5ポインツ少ないが、より経験をへて自信がある?……)
そうだね、われわれはいまふさわしいところにいると思う。リーグでのポインツに関してはもうちょっとあってもよかっただろうが、2シーズンつづけている一貫性や、CLと並行してやっているのは、さらなるステップになっている。
それによってこのチャレンジはより難しいものになっているし、ケガ人の量もある。だから、われわれはうまくやっていると思う。だが、当然もっとよくなりたいとも思っている。
(チームのコアはより強くなっている?……)
間違いなくそうだね。彼らが成長しているし、とても重要な補強もしている。それらがとても力強くチームとスクワッドに貢献している。
そして、彼らにもまた説明責任と責任もあり、オーナーシップを発揮する必要がある。わたしは、彼らががそれを素晴らしくやっていると思う。
以上。
リオ・ファーディナンドの例のコメントは、みんな彼の正気を疑ったと思うが、こんなところにまで取り上げられるとは。無視していいやつ。
アルテタが目くじらを立てないのも、あまりにも荒唐無稽な話だったからではないかな。
アルテタの単独インタビュー「“Ted Lasso”はよき学びになった」
会見よりこっちのインタヴューのほうがおもしろい。アルテタがStadium AstroというYouTubeチャンネルのインタヴューを受けていた。
こんなやりとりがある。
- 好きな映画やドラマ(TV Show)
- 休暇の過ごし方
- バスク出身のマネジャーたち
- バルセロナ時代
- PSG時代
- 夢の5-a-side
- “ワールドクラス”の定義
- マネジャーに時間を与えること
いちばん好きな映画は『Gradiator』、ドラマ(スペイン)は『La Casa de Papel』、Covid時期&マネジャーを始めたばかりでよく観たのが『Ted Lasso』。これは以前から彼がよく言及しているタイトル。Ted Lassoは、アーセナルファンの関係者も多いという。
気になるミケルの5-A-SIDEは、ロナウジーニョ、ティエリ・アンリ、イニエスタ、RVP、そしてぺぺ・レイナ。ひとり気に入らない名前が紛れ込んでいるが、まあ彼のアーセナル時代でRVPがスーパーな存在だったのは否めない。ぺぺ・レイナは、ミケルの口から彼の名前はたびたび登場するので、よっぽど仲がいいんだなと。
※追記ここまで