試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
トロサール、ハヴァーツ、サカ
ライス、パーティ、オーデガード
トミヤス、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、マルティネリ(72 トロサール)、ジェズース(72 ハヴァーツ)、ジンチェンコ(72 トミヤス)、ジョルジーニョ(72 パーティ)、ヴィエラ(82 サカ)
スターティング予想をしたとき、あっしは正直パーティを忘れてたよね。試合前チャールズ・ワッツがパーティがスタートするかもと云っていて、それで思い出した。そして、ややサプライズなスタート。
オーデガード、ライス、パーティというこの非常に印象的なパフォーマンスを披露したMFトリオは、最後にプレイしたのが、シーズン最初の試合だったコミュニティ・シールドだったらしい。つまり、ほとんど今シーズン初めて。コミュニティ・シールドでプレイしたということは、当初の3MFのファーストチョイスだった3人で、それがようやくこのタイミングで再結成&大活躍したという。遅すぎるというか、間に合ったというか。
それとトミヤス。公式サイトの試合プレビューでも、アーセナルのアウトはティンバーだけとあって、トミヤスには触れられていなかったが、ここでスタートで復帰するとは思わなかった。さすがUdonの足を持つ漢。
サブは、72分にいっきに4人交代。そのとき5-0で試合は終わっていたので、大胆なサブができた。もしかして、アルテタが4人同時に変えるのは初めてだろうか?
最後にヴィエラが登場したのもよかった。非常に惜しいショットもあり。試合終盤、彼とネリで1点づつ決めてもらって7-0で終わりたかった。
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
ポゼッションはわりとアウェイチームに譲っている。アーセナルが全員で引く時間もけっこうあった。そこがアーセナルの強みでもある。
アーセナルは、ショッツ27で、SoTが10。もっとゴールしていてもおかしくなかった。いっぽうのチェルシーのショット7でSoTは1。アーセナルは、シティにもリヴァプールにもSoT1をやっていたはずなので、今回もまたビッグ6相手にパーフェクトに近い守備パフォーマンスだった。
Opta AnalystによるxGは、3.37 v 1.61。
チェルシーのチャンス量が意外に多いのは、じつはこれは19分のセットピースからのDisasi(0.90)ひとつで稼いだ数字。それはこの試合で最大のゴールチャンスだった。90%。アレはちゃんと足にも当たってなかったと思うが。
Arsenal conceded just 0.02(xGOT) against Chelsea this evening.
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) April 23, 2024
ちなみに、オンターゲットのショッツだけに限定したxGOTでは、チェルシーは0.02と極めて小さなチャンスしかなかった。
今回も前回のウォルヴズ同様、相手のGKががんばった。Đorđe Petrovićのセイヴは6で、ゴール阻止のスタットが-1.76。彼のナイスプレイがなければアーセナルは5点以上決まっていた可能性が高い。
マッチファクツ
今回の試合の記録。
Arsenal have played eight Premier League games against their ‘Big Six’ opponents this season and are still yet to taste defeat:
◉ W 3-1 vs. Man Utd
◉ D 2-2 vs. Spurs
◉ W 1-0 vs. Man City
◉ D 2-2 vs. Chelsea
◉ D 1-1 vs. Liverpool
◉ W 3-1 vs. Liverpool
◉ D 0-0 vs. Man City… pic.twitter.com/GXz0YA3T5w— Squawka (@Squawka) April 23, 2024
アーセナルは今シーズンのビッグ6とのPL8試合で敗けなし。W4 D4。
This was the #Arsenal‘s biggest ever win against Chelsea. We’ve now won by 5+ goals in 7 different games this season, our most ever in a single campaign
— Tom Ede (@TomEde1) April 23, 2024
この試合はアーセナルのチェルシー戦で過去最大の勝利。今シーズンは5ゴール以上決めた試合が7試合で、アーセナルの単シーズンでは最多。
The #Arsenal are the first team in top-flight history to win 3 London derby matches by 5+ goals in a single season
— Tom Ede (@TomEde1) April 23, 2024
アーセナルは、単シーズンで、3つのロンドンダービーで5ゴール以上決めた最初のチームに。
Bukayo Saka now has as many goal assists in the Premier League for Arsenal as Santi Cazorla.
Only eight players have more assists in the competition for the Gunners.#ARSCHE
— Orbinho (@Orbinho) April 23, 2024
ブカヨ・サカは、PLのアシスト記録がサンティ・カソルラに並ぶ。
27 – Arsenal had 13 shots in the first half and 14 in the second half against Chelsea (27 in total) – indeed, these are now their two highest shot totals in a half of football against them on record in the Premier League (since 2003-04). Gunners. pic.twitter.com/TV0S92Cnwm
— OptaJoe (@OptaJoe) April 23, 2024
OptaがPLで記録を始めた03/04シーズン以降、アーセナルのチェルシー戦での前半13ショッツ、後半14ショッツはどちらのハーフも最多。
2 – Kai Havertz is the first player to score a brace against Chelsea in the Premier League having previously played for them in the competition. Motivated. pic.twitter.com/JugDuSw6xi
— OptaJoe (@OptaJoe) April 23, 2024
元チェルシーの選手が、チェルシー相手にPLで2ゴールするのは、カイ・ハヴァーツが初めて。
8 – Martin Ødegaard created eight chances from open play against Chelsea; the most by an Arsenal player in a Premier League game since Mesut Özil v Everton in October 2017 (8). Strings. pic.twitter.com/Nov3aMAHTJ
— OptaJoe (@OptaJoe) April 23, 2024
マーティン・オーデガードは今回オープンプレイから8つのチャンスをつくった。アーセナルでは、2017年のエジル以来の記録。
Arsenal have attempted more shots following high turnovers than any other side in the Premier League this season (70).
Six of those came in tonight’s game versus Chelsea. pic.twitter.com/c5x0JvANWI
— Opta Analyst (@OptaAnalyst) April 23, 2024
アーセナルは、今シーズンのPLでハイターンオーヴァからのショッツが最多(70)。このうちの6は今回の試合から。
Arsenal have now scored 1⃣0⃣0⃣ goals this season 🔥 pic.twitter.com/N6PizwSGm7
— Football on TNT Sports (@footballontnt) April 23, 2024
アーセナルは、今シーズンの100ゴールめを記録。
Following that battering, #Arsenal will end the night with a goal difference of +56, their highest ever total in the Premier League era.
— Harvey Downes (@HarveyDownes92) April 23, 2024
この試合でアーセナルは、ゴールディファレンスが+56に。PL時代ではアーセナルの最多。
今回もまたたくさん歴史をつくってる。