試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-4-2
ジェズース、ハヴァーツ
スターリング、ライス、ジョルジーニョ、サカ
カラフィオーリ、ガブリエル、サリバ、パーティ
ラヤ
サブは、マルティネリ(60 スターリング)、トロサール(60 ジェズース)、メリーノ(61 ジョルジーニョ)、トミヤス(84 パーティ)、キヴィオール(90 カラフィオーリ)
結局、ベンジャミンとティンバーがスクワッド外。トミヤスがひさしぶりにチームに復帰した。
パーティのRBは予想どおりとなったが、ジェズースとスターリングのスタートは予想できなかった。もちろん、彼らはこれまでプレイ時間が限定されているものたちであり、サウサンプトンのようなチームとホームでプレイするのだから、当然歓迎ではあったが、いかにもアルテタがやらなさそうな変更だったから。
試合も残り30分、60分のサブは、最初から計画されていたように感じるものだった。ハヴァーツのイコライザーが決まったすぐあと。そのゴールとこの3人のサブで試合の悪い流れが変わったところはある。そのため、ジェズースとスターリングの物足りなさが悪目立ちしてしまう結果に。彼らには、今度こそ輝いてほしいという期待も大きかっただけに。よくないねえ。
トミヤスは、アーセナルで最後にプレイしたのが昨シーズンの最後5月のエヴァトンだったので、およそ5ヶ月ぶりの復帰。今回も長かったなあ。
それと今回ここでしか触れるところがないので触れておくと、セインツのNo.33 Tyler Dibling(18)。こやつは要注目ですな。あきらかにサウサンプトンの選手でひとり際立っていた。試合前に、「グリーリッシュやESR」の名前が出てきたので要チェックだと思っていたが、云われるまでもなく目立っていた。ボールを持ったときの足の吸い付き具合がまさにESR。それと守備では、ボールを持って全力のマルティネリに追いつくスピードもあり。Sky Sportsの試合レビューでも「スターのポテンシャル」と称賛されていた。来年チェルシーあたりが大金出して買いそうである。名前をおぼえておこう。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
アーセナルの前半は、ショッツ14でSoTがたった1。観ていてフラストレイションがたまるわけだ。攻撃のやりかたは云うほど悪くないとは思ったが、つねに決め手に欠くというか。相手にとって予測可能な攻撃になっていた。
ボールを持って一方的に支配した試合でのあるあるな光景ではあった。
Opta AnalystによるxGは、2.36 vs 0.60。
アーセナルのグラフのギザギザ。それだけシュートを打ちつづけた。
アーセナルの2点めとなったマルティネリのゴールのxGは0.41。ラムズデイルが目の前にいてゴールが決まる隙間はわずかだったし、そんなに大きなチャンスには観えなかったがなあ。左足でもあった。弱足はxGにカウントされないのか。
いっぽうでサカのゴールのxGが0.06。うーん。
そういえば、サカのゴールはSugawaraのやらかし?で、彼はあのあとすぐ交代だったからなんだか罰を受けたみたいでちょっと気の毒だったな。3点めが決まるまではセインツの皆さんもあきらめてなかったから、実質あそこで試合は終わった。
去年のマン・ユナイテッド戦ホームでの3点目、ジェズスがスライディングを待ってましたとばかりに誘発し、軽く流し込んだ、あのゴール。
ああいうのが、まさに意思決定がスムーズにいってるようなゴールだと思い浮かびました。ジェズスには、あのときのキラー感(殺し屋感)を取り戻していただきたい。
今回も分量豊富!(笑)
>Bernardo Silvaなんて意思決定が服着て歩いているようなもんである
この言い回し大好きです!^^