レスターがアーセナルにアウェイで勝ったのは47年ぶり(1973年以来)だとか。そして、ブレンダン・ロジャースもマネージャーとしてアーセナルの地で勝つのは、8試合にしてこれが初めて。レスターがリーグでオープニングからアウェイ3連勝するのはクラブ史上初。
Sub Vardy helps Leicester beat Arsenal
本来は敗けるはずがない試合だった。近年めきめき実力を上げている強敵に苦しむことはあったとしても、いまのわれらなら敗けるわけがなかった。
今シーズンここまでのアーセナルのショッツ/試合は「8.8」。ヴェンゲルさんが17/18シーズンを最後に退いて以降、この3年間のショッツはシーズンごとにずっと悪化の一途をたどっているが、この試合のショッツは前半だけで「11」。あれくらいシュートを放つチームを観るのはほんとうに久しぶりで、ゴールこそ決まらなかったものの、前半だけならかなりいいパフォーマンスに見えた。HTには、もしこの試合で引き分けようものなら大失態と思えたものだ。
それが終わってみれば、なんとも見慣れた結果に。こんなにフラストレイションの貯まる試合も久しぶりだ。アーセナルのファンとしてこれまでにも何度も何度もフラストレイションを貯めてきたが、今回はそういった試合に輪をかけてひどい。
アルテタの試合後コメント「それでも試合に敗けるべきではなかった」
試合後のコメント。オフィシャルサイトより。
(パフォーマンスについて……)
アルテタ:前半にはとても満足。プレス、プレッシャーに強くチャンスをつくれる相手に対するアグレッション。とても効果的だった。試合を牛耳りスペイスを攻略しチャンスもつくった。セットピースでゴールすらした。あれが許されなかったのは意味わからん。
後半はかなりロウブロックをされて我慢が必要になり、小さなミスも許されなかった。なぜなら彼らはそれを待っていたから。彼らはブレイクの機会を伺っていて、ボールにプレッシャーがなければスペイスを突く気満々で、得点した。
そこからの15分は難しくなった。3人のストライカーがピッチにいたがプレイが継続できず、相手にフリーキックを与えすぎた。ボックスにボールを入れることもできなかった。だが、彼らがやったことは称賛できる。試合を見ていればこの結果はむごい。
(取り消されたゴールについての説明は受けた?……)
そうあれは厳しかった。なぜならグラニトはシュマイケルの後ろにいて、彼の前にいたわけでもなければボールに関与もしていない。だがいいんだ、彼らが下した決断だしそれを変えることはできない。
(どれだけフラストレイティング……)
イエス。でもあらためて自分たちの見方を持てる。だがわれわれにはレフェリーというスペシャリストがいて、彼らがそれを認めないと決めた。もちろんそれは試合に大きな影響を与えた、最少差のマージンしかない試合だったのだから。PLではそれが大きなマージンになる。それでもわれわれは試合に敗けるべきではなかったと思う。
(セカンドハーフのアグレッション不足……)
疲労もあったと思う。ボールにシャープにいけなくなった。クリエイトする意図を持てなかった。もちろんダヴィドがロウブロックに対しては違いを見せてくれた。いつも裏への脅威になっていたし。それをセカンドハーフに少し欠いた。彼らはとてもオーガナイズされていたけどね。チャンスをクリエイトするのはほんとうに難しい。
ヘクターにとてもいいチャンスがあったが得点にはならなかった。結局それが違いになった。ボックス内で何ができるか。たしかにそこがわれわれの進歩せねばならないところだ。
(ベレリンのセントオフの可能性……)
そこは観てなかった。レスターのベンチのリアクションを観ていたが、わたしは観てない。
(ラカゼットは自信を失っている……)
もちろんストライカーというものはゴールが必要で、彼は今夜スタートしたがシャープに見えたし、とてもアグレッシヴだった。彼には得点のチャンスがあったよ。でもできなかった。わたしは彼らをサポートするし、より自信を与える。もっとクリエイトしてもらうために。
(ダヴィド・ルイスについて……)
わからない。この1週間ほどで何人かの選手を失っている。ダヴィドは筋肉の問題で続けることはできなかった。この48時間で見ていく。
2枚めのイエローをもらう可能性があったベレリンのプレイは観ていなかったと。うーん。ヴェンゲリズム。
ラカゼットはいっつも自信を失っているな!
5レーンを意識した攻撃って大事だとは思うけど
あんな律儀に選手を並べることに意味はない気がします。
アーセナルの前線が5人揃う頃にはレスターは守備を7人揃えて守備ブロックが完成して手詰まりになるんじゃ
創造性のある選手がいても崩すのは難しいと思います。
オーバメヤンの華麗な裏抜けからのゴールからの笑顔が見たい。
おれたちのチームはこれからのチーム。
今は、決まりをつくってる最中。
守りの決まりは半年でかなり浸透。
ムスタフィはいつだってムスタフィ。
でもCBからのパスだけでは勝てない。
攻撃はこれから。きっとよくなる。
でも、誰をどこで使うかは決断のとき。
3トップを誰にするか。
あたしの理想はサカ、オーバ、ペペ。
彼らにラストパスを出すのはウィリアン、セバジョス、パーティ。あとスミスローも。
もう一人のガビの復帰もカギになる。
あとサリバも。
勝つ試合がみたいですね。
ご指摘の通り、オレもアルテタは奇をてらったのだと思ってます。
色々言われてますが、VARは大いに賛成派で、誤審は本当に興醒めです。
あの一点が認められていれば試合も違ったものになっててルイスの怪我も、、、と考えると腹も立ちます。
(ゲーム後に呑みながら、あの誤審がどーだっただのと盛り上がるのもフットボールの一部だと言う人もいますがとんでもねー)
なんか久々に、負け試合なのにたくさんウジウジ言いたくなる試合でしたね。
乱文すません。
攻撃時3バックの左右がジャカ・ルイスである時点で、中盤を飛ばしてゲームを作るつもりだったんだと思う。
3バックの左右がルイスとジャカではトランジションが危険すぎるから。
ライン間でボールを受けることはリスクでもあり(奪われるとトランジションでボールの後ろが1人少なくなる)、僕は必ずしもマストではないと思う。
まして右CBがムスタフィになってしまった今、トランジションで右ムスタフィ左ジャカなのが分かっていて、IHがボールを失うリスクを冒せるだろうか?
僕なら絶対やらない。
ただFBが高い位置を取れてるだけに、IHがライン間で受けた時の威力は増してると思う。
またムスタフィは黙っていても自分でボールを失ってしまうので、安全策を取るのは逆効果かもしれない。
なので個人的には、①ジャカではなくパーティを右サイドに下げる。②右CBにサリバを使う。のどっちかじゃないかと思う。
とにかく後方を安定させて、IHがリスクを冒せる状況をまず作るために。
ヴェンゲルがやったような選手のコンディションと偶然に左右される即興性を取り入れるよりは、パターンを増やすか、わかってても止められないパターン(相手に同時に数個の選択肢を迫るような)をつくるべきだと思います。とはいえ、それらを昨シーズンまで持っていたシティやリヴァプールが苦しんでいるのをみると、そもそもの前提となる5レーン理論が廃れてきてるのかなとも。そこはアルテタの真価が試されますね。
アルテタのことは全面的に支持したいですけど、リードされてからの交代策が当たらないのが気になります。セバージョスが消えてたとの指摘ですけど、彼ってプレス回避が持ち味なわけで、ひかれたときに置いても、パスずれること多いし、そんな意味ないですよね。だから幅とるティアニーとライン間に置けるサカ(怪我ぽかったけど)じゃなくて、セバージョス変えて5+1ができる選手入れたほうがよかったと思います。
アルテタは発言の節々からラカゼットをいまいち信頼してないと思うさいますが、その割にはオーバを真ん中で使わないんで混乱してます
彼を中心にチーム作りをすると言ってたのは何だったのか
中盤でプレスでボール取れてもすぐ横パスになるのは何故なのか
アルテタになってまだ攻撃の形が出来てないのは不安ですね、その点ではエメリと同じかなと
長文お疲れ様です。
ジャズの事は詳しくは分かりませんが素敵な喩えで面白く読ませていただきました。
コメント失礼します。
そもそも前半開始早々からハイペースで攻め立てるアーセナルの攻撃に対してレスターのみならず主審やラインズマンも全然追いつけていないように見えました。
その結果脳への酸素の配給が追いつかず判断を誤り誤審に至ったのだと思います。
なので仕方ないと思いますw
アルテタの経験も攻撃のchemistryも場数を踏まない事には進歩も反省もしようが無いと思います。
なのでエジルが退団する頃までwはじっくりとアルテタの試行錯誤に付き合って行くしかありませんね。
COYG!
試合そっちのけですが、サリバについてはもう少し理解を示してあげほしいなぁと思います
ご家族に不幸があったという話も、私が読んだ記事では母君という話でした 本人のコメントまでは未確認ですが、20歳前後で言語や文化の異なる国に来たばかりの若者にとって身内の不幸が影響しないワケがない 今年の夏に、せめて家族の近くのフランスでもう一年という希望も叶わずとなれば、すぐにファンの期待に応えろというのも酷な話かと思います
安くない移籍金や噂されてきたポテンシャルにNO.4という背番号に対する期待値、アーセナルとの契約下にある選手という面も去年のレンタルが失敗だったという考え方も尊重しますが、一人の人間としても見てあげて欲しい 不幸なことなんて皆が耐えて乗り越えるのが当たり前なのだとしても、彼は俺たちのサリバなんだから
さすがにもうジャカを諦めてほしい。ジャカは相手にとってブロック再構築ポイント。少なくとも5回は縦に出せば数的有利でチャンスになりそうな場面がありましたが前への意識は体勢からして皆無で横パスとバックパスばかり。カソルラならって何回も思ってしまいました。
ゲーム感覚もない状態で、
途中出場の難しさとアップもろくに出来てないのがある中で
このレベルの相手に緊急出場することになったムスタフィ。お気の毒です。
素人目にもアルテタは攻撃面で再現性を求めすぎてるように見えます
ただチーム構築のプロジェクトの第一段階としてはこれで良いのかも(正常性バイアス)
いきなり即興性を求めても仕方ありませんからね
ティアニーは毎試合素晴らしいけどシーズン途中で壊れてしまわないか心配です
ムスタフィがえらい攻められてるけど、この画像でいうとMFが前にプレス掛けてるからDFはラインあげないとMFとDFのあいだにスペースが生まれてしまうし、負けてる状況で相手が3トップでこっち5バックじゃ前からプレス掛けたら人が足りないのでムスタフィが正解だと思う
一番嬉しくないヴァーディーの蟻の一刺し。前半、2~3点は決めていなければならない流れだったので、嫌な予感はしていましたが果たして・・・。勝つためには、前半もっと相手に持たせて、後半60~70分に怒涛のように2~3点取るやり方とかもあったのかもしれないけれども、パーテイにもっと持たせるとか、ティアニーやベレリンにもっとチャレンジさせるとか、色々策はあったでしょうに。マディソンのほうが堂々としていて、ほんとに憎たらしかったです。彼はジャックが順調に成長していたら、左右ちがえどこんなになっていただろうな・・・ということを想像させますよね。あー、本当に悔しい。
いつも楽しく拝見させて頂いてます!ありがとうございます!
この敗戦は期待していただけにショックが大きいですね。
もう落ちるとこまで落ちた方がいいかもですね。中途半端なやりくりより若手をしっかり育成して07/08の様なサッカーが見たいです。今の時代は難しいのかもしれませんが
横からで申し訳ないですが、僕はガナーズ歴がちょうど07-08からです。
あれでアーセナルにハマりました。
あの頃はギャラス・トゥレ・フラミニが非常に広いスペースをカバーしてましたし、FBも堅実なタイプが揃ってたと思います。
その上に、あの攻撃陣でした(以下略)
CLのACミラン戦などはスーパーソリッドな上にスーパーテクニカル、とんでもない試合でした。
僕は個人的には、あれだったら時代を越えて今でも通用するような気がします。
残念ながら今のチームは、単純なフィジカル・スピード面ですらあのレベルではないように思いますが。
パーティを入れてジャカやセバージョスを外す選択が出来るのか?とか色々懸念してたことがそのまま出てしまったというか。。。
相手ブロックの中(間)にMFが入らないって。。。
個人的には交代選手については入った選手に問題を感じるより、サカとティアニーを外す選択が気になりました。
サカはまぁ痛めてたのもあるんでしょうけど。