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【マッチプレビュー】21/22EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(10/Feb/2022)リセットされているか

Football is back!

アーセナルの試合は何日ぶりだろう。最後のPL試合が1月23日のバーンリーだから、18日? そろそろ禁断症状が出るところだったので危なかった。

さて、アーセナルのMD22はリーグテーブル8位のウォルヴズ(A)。同じ試合消化数(21)でポインツ差は2の6ポインター。来年のヨーロッピアンプレイスを争う直接のライヴァルで、しかも今月は延期試合のリスケの影響で、彼らとはホーム/アウェイの2試合たたかう。

この2試合に勝って、ライヴァルにさらに6ポインツの差をつける絶好のチャンスながら、最近のアーセナルはウォルヴズに全然結果が出ていない(PL直近6試合でわずかW1)。そして最後のモリニューは、昨シーズンを決めたといってもいいあのルイスのレッドカード&ペナルティで逆転された試合。因縁がある場所。

また、それぞれ1月のフォームは好対照で、いまのわれらにはタフな試合になりそうだ。

アーセナルは、このブレイクでバッドフォームをリセットしてトップ4争いに残れるのか。

残り17試合のスタートとして、極めて重要な節目の試合。プレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメンツ「トミヤスはハードにトレイニングしているが……」

昨日のプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。

ウォルヴズ戦について

(このブレイクであなたとスクワッドはどれほど充電できた?……)

アルテタ:われわれは時間を最大限有効につかおうとしていた。その間になにを達成したいのか、いくつか明快な目標もあって、彼らはそれを達成した思う。もう進む準備はできていて、あとは2週間ぶりの試合をプレイするだけ。

(この先、何を目指すのかが明確になることは、どれだけ自分たちの力になるか……)

われわれが議論をしていたことのなかには、残り17試合にどうアプローチしていくかがあった。それと、それを達成するために必要なこと、そしてもっとも重要なことは自分たち全員が同じペイジにいること。集中して、覚悟を決めて、正しい信念を持って1試合づつやっていく。高望みや遠すぎるところを見て迷わないことだ。

できるだけ多くの試合に勝つのに必要なパフォーマンスレヴェルを発揮するため、毎日やるべきことがある。

(1月に失った勢いとスクワッドのムード……)

イエス。いろいろな理由で結果が出なかった。シティとの試合でのパフォーマンス、バーンリーでのドロウ、あいまにあったカップ試合。みんな違っていた。たくさんのことが起きた。5試合のうち3試合は10人でプレイしたし、残り17試合でそうしたことがつづけば、われわれのチャンスはかなり低くなる。

また、Covidやケガでたくさんの選手を失っていたということもある。それも今シーズンのわれわれを決めるカギとなる要素だろう。

それだけだ。なぜならパフォーマンスの観点からすれば、わたしはチームがレヴェルをそれほど落としているとは思わない。だが、そういう結果があった。

(ウォルヴズとの対戦はチャレンジ……)

彼らはシーズンを通してとても安定していて、とても効果的だ。それはリーグテーブルが示している。だから、とても難しい相手だ。(この2週間に)彼らとは2度プレイするが、われわれだって彼らにとって難しいチームだ。

(トミヤスについて……)

彼はいる。彼は同じ場所でケガを再発させていて、だからわれわれも彼には注意深くならねばならない。だが、彼はハードにトレイニングしている。彼が使えるのか使えないのか、観てみよう。

(この試合もフォルスNo.9でプレイする?……)

われわれはいろいろな種類の9とプレイできる。われわれにはオプションがあり、いろいろやれる。ふたりの9sでもプレイできる。ふたりいるんだから。どうなるか観てみよう。試合によって、どういう状況かによって、試合のステイジもそう。いろいろできる。

(ブレイクでチームはリセットできた?……)

そうだね。直近5試合は3つのコンペティションズをプレイした。サスペンションやCovidもケガもあったりで、かなり難しかった。最後のバーンリーでのドロウでは、われわれは勝っているべきだった。しかし、そうなってしまった。

そこにはたくさんの要素があり、なぜ試合に勝てなかったのか教訓がある。今後は自分たちがコントロールして、もっとよくなれる。

ディシプリン問題

(レッドカードの状況……)

われわれは11人でプレイしなければならない。われわれは選手のほとんどがフィットして起用できることが必要だ。一体感を維持する必要があり、自分たちの試合モデルを進歩させつづけなければならなず、試合づつやっていく必要がある。

それをやるためには、われわれも極度に集中してパフォームする必要がある。そうなれば、あとはついてくるだろう。なぜなら、われわれは自分たち次第のポジションにいて、それを達成することは可能だから。だが、それは全員がそういうマインドセットを持っているときだけだ。

(選手のディシプリンを心配している?……)

そこにある文化は非常に強く根ざしていると思うので、マネジャーがやれることはほとんどない。なぜなら、すべてはドレッシングルームで対処されるし、それが理想的シナリオでもある。それができるまでにはしばらくかかるが、わたしの意見では、われわれはそこまでさほど遠くない。

(どう選手にディシプリンを守るよう認識させる……)

いくつかの要素があると思う。まずは、われわれのアカデミーを通してどう彼らを育てていくか。どういうキャラクターを築くか。それが成長段階ではベストなやり方だ。

つぎにリクルートメント。どのようなキャラクターやパーソナリティの選手と契約するか。彼らがわれわれのカルチャーにフィットするかどうか確かめる。

もうひとつはお手本になる生き方。毎日その振る舞いを見れば、それが習慣になって、そうした習慣はかんたんに実行できる。一度習慣になると、誰もそこから逃れられないし、なにか違うことをやろうとしてもバレてしまうから。

新キャプテン

(若いスクワッドを率いるには力強いキャプテンが必要……)

チームに何人かすごいシニア選手がいるのは、とても助かっている。なぜ若い選手たちがあれほどよくやっているか、それは模範となるシニア選手たちが周囲にいるからだ。この2週間でも、ちょっとだけ競争から離れたところで一体感やケミストリが観られた。われわれにはこうした時間がなかったから。Covidのせいで、2年もプリシーズンなしで、一緒に過ごす時間もなかった。

それは、おそらくわたしがもっとも誇らしく思うもので、選手間だけでなく、スタッフとも本物のケミストリがあった。それは今後も残るものだ。

(ラカゼットがシーズン終了までのキャプテンになる?……)

ラカは現在のキャプテン。イエス。

移籍ウィンドウとオバメヤン

(移籍ウィンドウでスクワッドは十分強化されたので?……)

われわれは正しいと信じることを行った。まず第一に、去らねばならない選手たちだった。スクワッドの構成と契約状況が多くの状況のなかにあり、われわれは決断する必要があったし、今シーズンあまりプレイしていなかった選手にフェアになる必要もあった。

そうしたことを行い、そしてわれわれには何ができたのか明快なプランがあった。それは実行可能でなければいけない。

エドゥと彼のチームはすばらしい仕事をしたし、それをつづけている。しかし、われわれにとてもはっきりしているのは、われわれにはベストな人物、ベストな選手しかクラブにいらないということ。急がされたり、プレッシャーがあったり、選手を取るのに正しい理由がなかったりしたら、われわれはそれをしない。

(いまの既存スクワッドに満足している?……)

わたしは選手を信頼している。彼らにはクオリティ、スピリット、一体感があり、望むものを達成できる。

われわれには高いレヴェルのパフォーマンスが必要になるし、サポーターもまた必要になる。彼らはかなりカギになるはず。そしてリアルゴー。しかし繰り返すが、われわれは試合づつやっていくしかできない。

(1月にオバメヤンの代替を取らず……)

このクラブにおけるオーバのゴールの重要性は疑いないものだ。しかし、われわれにはほかの選手もおり、必要なゴールを取るのに違うやりかたでできるクオリティがあると考えている。それがわれわれがやろうとすることだし、やることだ。

(退団はオバメヤンのためには最良だった?……)

キミはわたしに直接尋ねているので、答えよう。わたしは、オーバがこのクラブのためにしてくれたことにまったくもって感謝している。わたしがここに来てからの彼の貢献に。この関係性におけるわたしのやりかたは解決策であり、問題ではない。

(オバメヤンの結末にがっかりしている?……)

わたしは、みんなにとっていちばんいいやり方で着地したと思っているよ。

たぶん事情が変わったときに状況も変わった。それもフットボールの一部さ。われわれが昨日とか一ヶ月前にやったことは、もう関係ない。今日なにをするかであり、未来に何ができるかで、決断をしなければならない。

われわれ全員が最善のことをやり前進する決断をした。そして彼はいまバルセロナでプレイしている。

(決断をしたのはいつ?……)

われわれはいろいろな種類のMTGを行い、それは当然クラブ、選手、エイジェントとみんなで決めたことだ。

(新しいストライカーを取らず……)

われわれには3人のストライカーズがいる。ラカもエディもいて、ふたりともゴールを取ることができるし、そのことを何年にも渡って見せてきた。繰り返すが、われわれがリプレイスやスクワッドの進歩が必要なときでも、われわれが確信できる選手しかありえない。

そしてまず第一に、彼らがチームに加わるに正しい人物であり、正しいキャラクターであること。すぐにチームのパフォーマンスにインパクトを与えるクオリティがあること。そして彼と一緒に未来を築いていけること。

(正しい選手がいなかった?……)

まず第一にわたしはいまいる選手たちを信頼している。それがわたしの云いたいことだ。

(バルセロナ加入後のオバメヤンのコメンツについて……)※「アーセナルではアルテタと問題があっただけ」と発言

それは彼の意見であり、そう述べたというだけ。意見は尊重する必要がある。

(オバメヤンとはどんな問題があった?……)

わたしが云っているのは、100%わたしが解決してきたということ。誰であっても目を観られる。

(オバメヤンになにか悪いことをしたので?……)

悪いことだって(wrong)? わたしも悪いことはたくさんするよ。たしかにね。でも、いつだってその意図はベストのためであり、自分のためじゃない。クラブやチームのためだ。

(クラブより大きな個人はいないというメッセージを送った?……)

メッセージなど送っていないと思う。それはわたしじゃない。これはクラブだ。われわれはクラブを守るために決断する。可能なかぎりクラブを進歩させるため。クラブの伝統と価値を尊重するため。

もちろん、ポジティヴなものよりも難しい決断のほうがたくさん語られるだろうが、難しいものより、はるかにポジティヴな決断もある。そうしたものが、結局はとてもとてもポジティヴになるのだと思う。しかし今日では、おそらくそれを見るのは難しい。

(オバメヤンが去るとわかっていたらバロガンをローンに出した?……)

また繰り返しになるが、フロはとくに、彼のここでのプレイ時間や彼が見せていたレヴェルからしても、U-23でプレイさせておくのはフェアではなかった。

われわれは選手を成長させたい、可能性を最大化させたい、それが大きい。われわれは、できるだけ早く彼がさらされることになるレヴェルまで、選手をさらさなければならない。

わたしは彼にはそれが正しいオプションだったと確信しているし、彼も納得していた。つまり、そういうことが起きたときには、われわれは選手を行かせて、成長させなければならない。

(これで選手に金を払って退団させていた時期は終了した?……)

スクワッドの転換になればいい。われわれにはやることがたくさんあり、そしてすでにたくさんの変化を観ている。契約状況のある選手はとても対処が難しい。

われわれは、進化・進歩の余地のために、スクワッドを小さくしたい。そして機会があれば、決断をしなければならない。なぜなら、それをやりたくても機会がないこともあるから。逆に、機会があっても選手が望まないこともある。

われわれはそれが正しい行いだと信じている。しかし、つねに結果だけが、それが正しかったのか間違っていたのかを伝えるものだ。

以上。長い。

半分以上が冬ウィンドウとオバメヤンの退団についてのやりとりだった。ちょうどいいタイミングでお休みだったからしょうがないけど、ウィンドウが閉じてからすでに10日たっていると考えると、ネタ的には若干賞味期限切れな感じ。

さて、去年のウォルヴズがああいう議論な試合だったので、今回ディシプリンは当然話題になる。

あの試合のレッドカードそのものは、たいへんに疑わしいものだったが、ルイスがあんなふうにボックス内で不用意に背後から相手に近づいた時点で、DFとしてあまり褒められたプレイとは云えない。避けられなかったファウルではなかったという意味で、今回もまたカードについては十分気をつけておくべきだろう。

今回のレフは、アーセナルのファンには比較的嫌われていない(笑い)マイケル・オリヴァーだそうで、クレイグ・ポウソンみたいにはならないことを祈りたい。

ラカゼットのインタヴュー「未来のキャプテンやリーダーがたくさんいる」

“Big Interview”シリーズのラカゼットが公開されていた。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

ラカゼット:(キャプテンについて)試合が始まるとき、最初にピッチに入る。試合中でさえ、アームバンドがあるのはいいものだ。

ぼくはみんなのことをちょっとは知っていると思うし、彼らがどうワークし、ぼくが彼らをどうマネジできるかもわかっている。ピッチ上では、率先してチームがどうプレスしなければいけないか、インテンシティを示す。コーチから求められていることだから。

でもドレッシングルームでは、ぼくはもっと声を出すかもしれない。いいヴァイブスとエナジーをもたらしたいし、自分たちがどれほどアメイズィングなスポートをプレイしているのか、たまに忘れることだってあるから。ぼくらはビッグクラブでアメイズィングな仕事をしている。それが自然なことでも、人間はたまに忘れてしまう。だから、ぼくはスマイルと幸運をもたらしたいんだ。

未来のキャプテン候補は何人かいるよ。ガブリエルとか。ビッグガビのほうね。彼は存在感があるし、バックでのリーダーシップもある。彼が英語をもっと使えるようになったら、かなり役立つはずだ。

ベン・ホワイトも。彼はおとなしいかもしれないけど、彼はプレイでいいリーダーになれる。

あとはサンビ・ロコンガ。彼はもう以前にキャプテンだった。彼がいいキャプテンになりうると云うのは難しいことじゃない。キーランもナショナルチームで何度かキャプテンをやっている。未来のキャプテンやリーダーがたくさんいるよ。

ラカはゴールさえしてくれれば、云うことないキャプテンなのだがなあ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(10/Feb/2022)リセットされているか

  1. やっとマッチデイですね。待ちわびたぞ。
    あたしはマルティネリのゴラッソで0-1です。
    ノーモアレッド。
    COYG

  2. しかしH&Aで連戦とは。6位カップ準決勝ですな。

    クソのようにソリッドってどんな便秘だよって思って映像を見たら、確かにこれは岩のようだ。守備もだけど攻撃も鋭い。この硬い便を倒すには(w)、パスであり、ドリブルであり、判断で1mmも妥協しないプレーが必要だと思う。何、やるべき事をやるだけでござる。やっつけましょう。COYG!

  3. マジでこの2連チャンでかい!!
    2連勝見たい!!
    いやほんとここ大事!!
    ウーデゴールのプレースキックがそろそろ得点につながる予感で!

  4. あ、ジャカ出れるんですね。
    トーマスもフィットネス戻っただろうし勝つでしょう!

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