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【マッチレビュー】21/22EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/May/2022)いろいろ台無し

惨敗。

いまは非常に虚無的な気分になっている。とても期待していたから。近年最大の試合に敗けちゃあいけませんねえ。

それにしても内容がひどかった。前半にペナルティとレッドカードで、実質試合は終了。アルテタとコンテの戦術バトルとか、もうそんなのなし。フットボールとしてのみどころなんてほとんどなかった。

ぼくもそれなりに熱心なファンとして、これまでもアーセナルにはさんざん煮え湯を飲まされてきたと思うが、今度もそうとうだった。ほとんど1時間近くの苦行。滝行。白装束。ほんとうにツラかったな。いや、あんな時間にライヴで観ていたみんなには、ほんとお疲れさまだ。

Spurs beat 10-man Arsenal to close in on top four



アルテタの試合後コメンツ「レフについて思ったことを云えば、半年バンされてしまう」

試合直後のインタヴュー。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

アルテタ:もう終わった。この試合はもう歴史になった。われわれは月曜に試合がある。その試合に勝たねばならない。

(気持ちを切り替える)そのとおり。われわれはこのフラストレイションをマネジしなければならないし、彼らがいくつかのことについてどう感じているかも知っている。そのフラストレイションにとらわれてほしくない。なぜなら、そうなればもっと選手を失うことになったから。

(ガブリエルのケガ)彼は違和感があった。待ってチェックしなければならない。だが、マジな問題はロブがアウトになることと、ベンはケガから復帰したばかりだということ。

試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。※今回は発言そのままを確認したかったので、『football.london』からもコメントをひろった

(ホワイトについて……)

あの状況でリスクを取る意味はない。

(レッドカードについて……)

決断はなされた。変えることはできない。

(ペナルティについて……)

カメラの前にレフェリーを呼んで、あの決断について説明を求めてもらいたい。今日はあのような美しい試合が台無しになったのだから残念だ。

(レフェリーの決断について……)

わたしの考えは云えない。サスペンドされるから。もしそれを云えば6ヶ月は出場停止処分になってしまう。わたしに許されているのは、起きたことを説明すること。だがわたしは、ウソのつきかたは知らない。

わたしには、ウソをつくことができるオプションがふたつある。あるいは出場停止か。わたしはニューカッスルではタッチラインに立ちたいから。

(トップ4争い……)

月曜の試合が待ちきれない。

(なにがまずかった?……)

われわれは試合に敗けた。もちろん、試合でプレイしたかったし、この試合を楽しみにしていた。あの試合の始め方も観たはず。あのプレイも、この美しい機会も台無しにされた。残念ながら、自分たちのプレイで試合を楽しむことはできなかった。

(チャンスを活かせず……)

ノー。そういうふうではなかった。

(選手たちはまだ4位にいることを思い出すべき……)

そのとおり。失望にとらわれないこと。まだグレイトなチャンスがあり、美しい2試合がある。それがわれわれの今後のエナジーになる。

(ホールディングの様子……)

まだ直接話してはいない。だが、想像はできる。このようなビッグマッチであんなに早く退場になったのだから、とてもタフだろう。

(レッドカードに対してアピールはする?……)

われわれはつねにクラブとして選手は守る。だから、何がベストがを観ていく。

(ガブリエルのケガについて……)

わからない。ガビは、いつもは自分からピッチを出たがる選手ではない。彼は違和感があったが、ひどくないことを願う。なぜならロブがアウトで、ベンはトレイニングセッションもやっていない。そのポジションがかなり足りていない。

(ガブリエルのケガはハムストリング……)

筋肉の問題。みないといけない。

(今夜はシステムを変えた?……)

ある時間ではバック4ではプレイしなかった。今日はほとんどの時間でバック5でプレイした。

以上

 

かなりのフラストレイションというか、もうほとんど怒っているという。試合中も呆然とした表情をしていた。予想もしていなかったという顔。

Sky Sportsの試合後インタヴューのほうはライヴで観ていたが、よほど腹を立てていたのか、ほとんど一問一答みたいなやりとりで、回答を拒むような勢いだった。

今回は、レフェリーのポール・ティアニーについてアルテタがかなり痛烈に批判している(直接批判せずに)ことについて、アントニオ・コンテが反応していて、やりとりが話題になっていたので、念のためそれも取り上げておこう。

アントニオ・コンテの試合後コメント「アルテタは文句ばかり云っている」

コンテ:彼(アルテタ)はとてもいいコーチだ。彼は将来重要なコーチになるかもしれない。だが、この6ヶ月ではわたしは彼の文句ばかり聴いている。

彼はこの仕事を始めたばかりで、文句ばかり云っている。彼は、不満を云うのではなく、もっと自分のチームに集中しなければならないと思う。もっと落ち着いて仕事に取り組まないと。彼はいいコーチなのだから。コーチがたくさん不満を述べるのはいいことじゃない。

わたしには、あれははっきりとレッドカード。リヴァプール戦を忘れないでほしい。わたしは(レッドカードが出なかった)ファビーニョに対して何も云わなかった。もし不満を云いたいのなら、毎試合でレフェリー、決断、延期試合について云うことができる。

彼は(延期された)フィクスチャについても不満を述べていた。あのとき、わたしは不満はよくないと云ったんだ。なぜならアーセナルはCovid理由で喜んで試合を延期したのだから。たったひとりの感染者で。わたしは忘れていない。

(延期がモティヴェイションに?)そう思う。状況はよくなかったが、われわれはプレイする準備もしていたし、あの延期のされかたにはすこし腹を立てていた。しかし、それは過去のことだ。いまは違う。

以前に云ったように、わたしはすべての選手が揃ったうえでアーセナルと戦いたい。わたしの選手たちは最初の試合でも、3-1で敗けてすこし怒っていたと思う。だから今夜は重要なターゲットだった。

選手からは、ラムズデイルが試合後のインタヴューに応えている。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

9 Comments on “【マッチレビュー】21/22EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/May/2022)いろいろ台無し

  1. 全く同感ですね。アーセナルはインテンシティはそれほどでもない割にカード率だけ高いので、ファウル専門コーチが必要なんじゃないかと思ったのと、試合30分でビハインドチームにレッドになると、ほぼほぼ塩試合になりなりますよね。
    極東から観戦ツアーなんかで30~40万とか払ってああいう内容の試合に当たってしまうと、どのチームのサポーターであっても辛い気がします。

  2. この相手にだけは負けてほしくなかったです。
    まだユナイテッドに負けたほうがまし。
    あの監督マジムカつく。自分の選手の文句ばっか言ってたくせに。
    もう控えがいないですね。このタイミングでアカデミーから颯爽と救世主があらわれることはあるのでしょうか。

  3. ほんと悔しかったですし。虚しかったですね。バーンリ、アーセナルファイト。ご褒美ください神様!

  4. 今日の試合は事故みたいなもの。
    残り2試合勝てばそれでよいのです。

  5. さあ、月曜に集中です。そう、ケガ人がいるとはいえ、14位と16位にたじろいでいては、ビッグクラブの看板を下ろすのと同様かと思います。ベンホワイト、トミヤスのセンターバックに、右セドリック、左タヴァレス、というところでしょうか。けが人を無理して使うより、若手に機会を与えたいけど、ジョエリントン、マキシマン、ウィロック、ギマランイス、ですよね。あー、勝ってすっきりしたい!COYG

  6. ビッグ(大事な)マッチ
    →早々にレッド
    →PK
    →キープレイヤーが負傷

    今まで何度と見てきた光景。いや。見飽きた光景。This is Arsenal.
    あんなに無駄に人数だけはいたCBが、まさかこの時点で足りなくなるなんて・・・
    とはいえ残り2戦。死に物狂いでCL権を自分たちの力で勝ち取って欲しい。
    極東で変な時間に応援してる我々のためにも。 COYG!

  7. 切り替え切り替え、とにかく2連勝!

    プロフェッショナルファウルはシティというかグアルディオラの指揮するチームは数をこなすし、不必要なカード貰わず効率的にやる傾向が強いってデータどっかで見た気が?
    是非アルテタには見習って欲しいところです

  8. チェルシーを5位に落とすためのあえての敗戦ですね
    あとは勝つのみ
    COYG

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