こんにちは。
アーセナルのUELは、スループステイジが終わったのが去年の10月でワールドカップ前だから、だいぶ久しぶりの再開になる。
その間、ELにはバルセロナがマンUに敗けて敗退したりとドラマもあった。そしてここからはノックアウトラウンドの本番。
アーセナルのラウンドオブ16の対戦相手は、ポルトガルのスポルティング・リスボンこと、スポルティングCP。ファーストレグはアウェイから。彼らとは、ELで以前にも対戦したことがある。
今年は当然ELタイトルも狙うアーセナルとしては、粛々とラウンドを進んでいかねばならない。
そこで気になるのが、チームセレクション。PLタイトルがかかっているアーセナルのシーズン後半の懸念のひとつは、もちろんスクワッドデプスであり、今回はフィットネス問題でプレイできない選手も何人かいるようだ。PLで競争力を維持していくためにもELでプレイするチームをどうローテイションしていくか注目される。
この試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「プライオリティはふたつのコンペティションズ」
昨日の現地で行われたアルテタの試合前プレスコンファレンス。今回はガビ・マルティネリが会見に同席した。AFCオフィシャルサイトより。
(チームニュースについて……)
アルテタ:スクワッドのニュースは明日になる。われわれは(懸念のある)選手を何人か連れてきたが、起用できるかは明日の様子を観る。
(エンケティアとトロサールは週末にはフィットしている可能性がある?……)
彼らがこれからどうなるか観てみよう。ここ数日でチームにいくつかの問題が出ている。われわれは全員プレイできるようにしようとしているし、明日は全員が最高のコンディションでいてほしい。
(リーグとカップでチームを分けないことについて……)
なぜならわれわれはワンチームだから。勝つために、すべての試合で最高の選手でプレイせねばならない。現時点では、(ELでは)8人の変更を行っていた。
同時に、選手たちにはシーズンのなかで起用できるときとできないときがある。明日も同じだ。だが、間違いないのは、この試合に勝つためにもっとも競争力ある選手を出すつもりということ。
(時間を得られていない選手たちのフラストレイション……)
全員がプレイしたい。それは事実であり、われわれも選手をロテイトしたい。だが、ケガだったり起用できなかったりするし、明日もそうかもしれない。
ときに難しく、だが選手も時間を得る権利を得る必要があり、フットボールでフェアでいることは非常に難しい。決断にはうまくコミュニケイトする必要があるし、選手にはやるべきことを理解してもらう必要がある。しかし結局は、なにがチームにとってベストかだ。
われわれは全員に自分が重要だと感じてほしい。そんなふうにチームに感じてもらうよう努力している。
(病気に苦しんでいる選手たち……)
シーズンを通してそういうことは起きる。ときに試合の4日前だったり、前日だったりする。われわれは今日、明日とそれに対処していて、全員が最高のコンディションで競えるようにする。
(現在タイトル争いにいることで、この試合には違うアプローチをする?……)
われわれのプライオリティはふたつのコンペティションだ。もちろん、このコンペティションでできるだけ先まで行くためには継続する権利を得る必要がある。そして明日は、非常に難しい相手と対戦する。
どのコンペティションでも最良の準備は、前の試合に勝つことだ。自信を得て、つぎの試合しっかりとした感情でアプローチする。明日、われわれがいいプレイをするなら、試合に勝てるだろう。それがまたつぎの試合へのよい準備になる。
(レアル・マドリッドがあなたに興味を持っているといううわさ……)
マネジャーも選手も書かれることはコントロールできない。だが、わたしが云えるのは、わたしはここでやっていることに完全に集中していること。わたしはここでまったくもってハッピー。このクラブにいられることが誇らしいし、感謝している。
(ガブリエル・マルティネリがメインストライカーとしてステップアップすることに自信がある?……)
われわれには、あのポジションでプレイできるいろいろなオプション、クオリティ、プロファイルがある。もちろんエディの不在があるし、レオもだ。
相手がやってくることに対して自分たちがどうそれに適応するか、観なければならない。ピッチ上での選手の関係性も。それがもっとも必要なことだ。
(ヘクター・ベレリンとの再会……)
わたしは人として選手として彼が大好きだ。彼はクラブにとってもとても重要な選手であり、彼のキャリア以外で人としてクラブに残していったものもある。明日彼に会えるのはグレイトなことだ。選手もスタッフも喜ぶと思う。
(ガブリエル・ジェズースを早く復帰させたい誘惑に抗う……)
できるだけ彼を急がせないように努力する。彼のニーズと、いつになったらよくなるかのあいだで、フェアな評価をしようとしている。この数週間のなかで必要となるようなチームのブーストにもなる。
すべてはうまくいっている。彼が自由なマインドで競うために、彼も自信とフィジカルの状態が必要で、そのためには時間もいる。彼がそれをやれる自由を得たとき、われわれは彼を起用する。
(キーラン・ティアニーはプレイしていないことにどう対処している?……)
とてもよい。なぜなら、われわれは状況を議論しているから、以前にもとても似たポジションがあった。
彼は自分の役割をわかっている。わたしの下で彼はたくさんプレイしてきたし、この3年間はもしかしたら誰よりも多かったかもしれない。彼は状況を理解しているし、彼は状況にチャレンジする必要がある。
(ロテイティングが必要なとき選手のヴァーサティリティが役立っている……)
そうでなければならない。なぜなら、われわれにはある選手が60分、70分なのか、あるいは90分もつのかわからないから。われわれはクオリティを保つことに非常に長けていなければならないし、チームのバランスも。試合が95分か96分になってもまだ競争力を保て、脅威にならねばならない。
(エミール・スミス・ロウについて……)
彼は問題ない。彼はとてもよくトレインしている。彼も先週末のチームの勝利をとても喜んでいた。つぎだ。
(明日ファビオ・ヴィエラは大丈夫?……)
ファビオはOK。イエス。
(スポルティングについてファビオの知識を利用する?……)
間違いなく、それはわれわれが最初にやったこと。なぜなら、その国の人間からの知識や理解があるというのはグレイトだから。彼はマネジャーを知っているし、(代表の)チームメイツも知っている。それはいつでもかなり役立つし、彼はとても高く評価していた。
(スポルティングの戦術的柔軟性について……)
彼らにはヴァライエティ、オプションがありフォーメイションの変更がある。そして、あのシェイプのなかで、とくにウィングバックが振る舞いを変える。それはわかっている。われわれがそのラインナップを知るまでは、?マークがあるだろうし、彼らがなにをやるか理解しようとすることになる。
(スクワッドの一体感について……)
一体感はつねに役立つものだが、明日勝つためにはわれわれはベストでいなければならないし、いいプレイをせねばならない。よく競い、試合を理解し、とてもうまくマネジすること。
ここでそれを云うのは簡単だが、われわれはそれを明日の夜ピッチのうえでやらねばならない。
以上
ミケルにレアルとのうわさなんてあったんだ。それはしらんかった。
ガビ・マルティネリの試合前コメント「GKでだってプレイする」
プリマッチ会見に同席したネリ。7分もある。トランスクリプトが見つからないため、訳は省略ごめん。
ざっと観たけど、めっちゃ落ち着いているな。。受け答えの的確さを観ると、彼がいかに賢いボーイかということがわかるような気がする。
ここも興味深いやりとりが多いので、チェックされたし。