プレミアリーグは直近4試合で初勝利。オフサイドの誤審があったりと今回の結果もまた「ラッキー」のそしりを免れない内容ながら、まあボスのいうとおり勝ったことが大きい。こうしてチームは強くなっていく。
これでアーセナルは17戦無敗。ToT、マンUとつづくビッグマッチを前に理想の結果を得られた。
これでアーセナルはリーグ5位のままながら、4位チェルシーに1ポイント差と迫っている。来週のNLDで勝てばToTと並ぶ位置に。
アーセナルのファースト11
驚きの3-4-3(3-4-2-1)。エメリがPLでバック3を使うのはこれが初めてとのこと。
そして当然スターターと思われたラカゼットとエジルの不在にも驚かされた。
情報ではラカゼットはソケイ部の故障(フレンチNTの招集を断ったのもそれが原因のようだ)、エジルのベンチは後述するように戦術的な采配だったとのこと。
エンケティアがPL初出場。
Jut enough time for @EddieNketiah9 to secure his first @premierleague minutes of the season 👏
↩️ @Aubameyang7
🔛 @EddieNketiah9 #BOUARS 1-2 (90+4) pic.twitter.com/ymmZ9SFeQx— Arsenal FC (@Arsenal) November 25, 2018
この小さな一歩がのちに記念すべき日になることを祈ってるよー。
マッチスタッツ
全般的にアウェイのアーセナルがいいスタッツを残しているが、SoTに関してはボーンマスが上回った。
以下、Arseblogより。今回は一応数字的には勝つべくして勝っている。まあオフサイドの判定でボーンマスのゴールの取り消しがなければまたドローだったわけだが。
スコット氏のツイートによると、ボーンマスのxG(0.7)は今季のプレミアリーグでアーセナルと戦ったチームのなかではもっとも低いポイントらしい。いつものように決定的なチャンスをたくさんつくられなかったと。
ぼくはさほどいいディフェンスだったとも思えなかったが、それがほんとうならバック3のおかげかもしれない。
ボスの試合後のみことば
要約ヴァージョンにて。
- (3ポインツ取れました……)結果が重要。失点したあとハーフタイムにドレッシングルームで話したのは、プロセスがメンタリティのなかにあるということ。落ち着いてコントロールをつづける。それでよくなっていった
- みんなこのステディアムもチームも難しいとわかっていたと思う。しかも4ポインツ差で追われていた。今日の選手のパフォーマンスとファンのサポートに満足
- (勝ちに戻りました……)これで17試合負け無しだが前の3試合はドローだった。十分じゃない。これからたくさんの試合がある。相手はわたしたちと同じ目標を持つチームだ
- (エジルがベンチから……)今日はフィジカルもインテンシティも多く要求する試合で、どうやったらよくなるかを考えた
- 今日は今シーズンこれまでに何度かやった3人のセンターバックを使い、自分たちが進歩できる別の可能性について探った
- (エジルをいつ使うつもりだったか……)試合の流れによる。90分を観て、別のオプションを使うことにした。シーズン始めには毎日組織力と競争力について話した。今日はそれと同じだ
- (オーバがセントラルロール……)昨日ラカゼットが小さなけがを感じたので、オバメヤンとエンケティアが必要になった。今日重要だったのは彼が得点しただけじゃなく、90分働きつづけたということ、戦術的な面や守備などすべての局面で助けてくれた
- (トレイラはけがですか……)彼から少し疲れたといってきたので可能性はあるかもしれない。彼はチームにいいバランスをもたらしてくれるが、わたしたちは彼の扱いに注意しなければならない。なぜなら彼はNTで2試合戦っているし、ときには選手が休養が必要だといえばそれを聴かなければならない。マテオはとてもよくやっている。交代は彼を休ませる必要があったからだよ
- (なぜにバック3……)すでにプリシーズンとカラバグでそれを使っている。それにベストパフォーマンス、ベストシステム、ベストコンビネイションを見つける機会だった。たとえば、セアド・コラシナツとアレックス・イウォビはとても興味深いコンビネイションだった。同時にエクトル・ベィエリンがワイドで高い位置を取るときは何人かの選手がバランスを取らねばならない。
- もっとも重要なことは守備のバランスを見つけること。なぜならわれわれはたくさんの失点をしているから
- しかしまた攻撃のいいパフォーマンスを失いたくはない
- (ウクライナではローテイシュン……)ELはとても重要。グループで1位になりたい。長旅のあとはすぐにToTとプレイする。しかしチームには休みも与えたい。これから木曜の試合については考えるよ。火曜日には決めて、そのあとに土曜のことだ
なんか毎度同じことをいって恐縮ですが、ウーナイの英語がまじでどんどん進歩している。同じ英語学習者として、訳しているとそれがよくわかる。以前は同じ単語やいい回しが繰り返し使われていたのに、それがだんだん減っていて最近は新しい表現もちょっとづつ増えてきたような。
ちなみに、エメリが「Peaky Blinders」というドラマで英語を学んでいるというエピソードがだいぶバズっているようなので、今後もいろんなところでそのネタが出てくるのかもしれない。ファンのみんなもおぼえておこうぜ。
Peaky Blinders | Netflix Official Site
またネットフリックスか……。Amazonですら次に観るドラマがたくさんたまってるのにこれ以上契約したくないんだよなあ。
オバメヤンのコメント
試合後のコメント。
(タフな勝利……)
オバメヤン:そうだね。もちろん。今日はタフな試合になるとはみんなわかっていたし実際そうだった。タフだったよ。勝ててよかった。勝ってうちに帰れる。
(ゴールシーンはボーンマスよりアーセナルのほうが気づくのが早かった……)
そうかもね! アレックスがセアドにボールを送るのが見えたからゴール前に走ったんだ。いいパスが来たよ。それで入れた。
(インターナショナル・ブレイクのあとでいいプレイをした……)
ハーフタイム直前のボーンマスのゴールはよくなかった。ハーフタイムにセカンドハーフにはインテンシティを高くしてカンバックしようと話したんだ。もっとアグレッシヴにならなきゃいけなかったし、ファーストハーフよりはよくなった。
(アーセナルは17試合無敗……)
そうだね。ぼくらはいまプロセスをフォローしているところだ。それはプロセスだよ。このやり方をつづけていけば、チームはよくなると思う。このやり方でつづけていけるようがんばるよ。
ひとまず以上。つぎのトーキングポインツにつづく。