噂になっていた新監督候補の多くがさまざまな理由で脱落していくなかで、消去法的な意味でも次期アーセナル監督はますますミケル・アルテタに絞られつつある。 ちなみにアレグリがユーヴェ残留の意志を示してからアルテタとともに最後の有力候補と見られていたパトリック・ヴィエラは、クラブの見せかけだけのコンタクトに激おこぷんぷん丸な様子を見せているという。消えたな。 先日マックス・アレグリ就任前夜だわーいわーいと煽った当ブログとしては、ここでこういうのも若干気が引けるがあえていおう。いま、ミケル・アルテタの就任前夜であると。 ラーメン屋で読むスポーツ新聞みたいなものだと思って、これからもゴシップを楽しむつもりでお付き合いくだされば幸い。
【ヴェンゲル】Wengerballとアーセナルの戦術【ボール?】
ここしばらく新監督についての議論などで、「Wenger Ball」または「Wengerball」という単語をたまに見かけるようになってきた。「アレグリはヴェンゲルボールにそぐわない」みたいな使い方。 邦訳もされているエイミー・ロウレンスの『インヴィンシブルズ アーセナルの奇跡』(Amazonリンク)でも、第2部8章がベルカンプから始まったアーセナル流のプレイスタイルについて触れた章で「ヴェンゲルボール」と名付けられているが、このところヴェンゲル退団で急にみんながこのことばを使い始めたような印象がある。気のせい? ヴェンゲルボールとは何か。まあこのヴィデオを見ればわりと説明の必要もないんだけどね。
アーセナルFCの改革が始まった。コーチ陣だけでなくメディカルスタッフも解雇対象に
毎度おなじみ、BBC SPORTSオーンスタイン記者がブレイキング。 Arsenal head of medical services Colin Lewin has lost his job after 23 years at the club. Shock decision delivered this morning and understood to have left many #AFC players + staff stunned and upset. Lewin leaves as part of a medical department restructure that could see more go — David Ornstein (@bbcsport_david) 2018年5月14日 一時期、この人「ブレイキング・バッド」に出てなかった!?としきりに騒がれていた(おれのなかで)、アーセナル医療サービス部門長のコリン・ルウィン氏。彼も、アーセン・ヴェンゲルの退任とともに職を解かれる多くのスタッフのひとりになる模様。 この人。
【マッチレビュー】17/18EPL ハダースフィールド vs アーセナル (13/5/2018) ヴェンゲルのラストゲーム
プレミアリーグの17/18シーズンが終わった。アーセン・ヴェンゲルの22年も幕を閉じた。 ここまで何度もトリビュートやセレモニーがあったからか、試合がおもしろくなかったからか、感動もクライマックス!みたいには全然見えなかったな。まあそんなものか。これが日本だったら「絶対に負けられない」式にTVがクッソくだらない演出でウソくさい感動をばらまいていたかもと考えると、だいぶマシである。ボスにはこころを込めてお疲れさまといいたい。 Huddersfield 0-1 Arsenal: Arsene Wenger’s reign ends in victory 試合結果? あ・勝ったんだった。2018年に入って初めてのアウェイポイント。どんだけ。
最近のアーセナルニュース(2018.5.13)アルテタかアレグリか? アーセナルの後任監督探しは続く
1日に何度もエントリを連発してすまぬ。別にブロガーになったつもりはないのだけど、ボスの最終日ということもあってかアーセナルニュースが目白押し。ニュースは旬を逃すと伝える意味もなくなってしまうので急いで書いた。
アーセン・ヴェンゲル、アーセナル監督として最期の試合前プレス会見
おれたちの永遠のボス、アーセン・ヴェンゲル監督が、17/18プレミアリーグ最終戦ハダースフィールド・タウン戦(A)を前に、プレスカンファレンスに臨んだ。
【マッチプレビュー】17/18EPL ハダースフィールド vs アーセナル (13/5/2018) 22年のファイナル・デイ
EPL 17/18シーズンの最終日がやってきた。これで今シーズンも終わりだ。そしてアーセナルにとってはアーセン・ヴェンゲルの22年間を締めくくる日でもある。 すでにリーグでの順位は6位確定で、対戦相手のハダースフィールド・タウンも16位とPL残留を決めているため、前節同様この試合結果に特別な意味はない。しかしながら、アーセナルは2018年に入りいまだアウェイポイントがゼロという、かつてないバッドフォームを終わらせて有終の美を飾ることができるか注目だ。 なおファイナル・デイの今日はPLのすべての試合が同時刻(日本時間で今晩23時)から一斉に行われる。PLファンの大注目は、リヴァプールとチェルシーのトップ4争い。両者のポイント差は2。4位リヴァプールと5位チェルシーではGDが相当あるため、リヴァプールはドローで十分という状況ながら終盤に来てがっくり調子を落としており(W1 D2 L3)、リヴァプールに大きなプレッシャーがかかるのは間違いない。ここにすらかすりもできないアーセナルがつくづく残念である。 勝って後腐れなく、ボスには笑顔でピッチを去ってもらいたい。
【就任】アレグリがアーセナルにふさわしい理由【前夜】
アーセナルの次期マネージャーについて、ここ数日、英メディアではマックス・アレグリに決まったかのような論調の記事をちょこちょこ見かけるようになっている。
エジル批判の急先鋒、マーティン・キーオンへ。エジル代理人からの強烈なジャブ
アーセナルOBのマーティン・キーオンが長らくエジルを批判しているのは、このブログでもたびたび伝えているとおり。 つい最近も、ELセミファイナル、アトレチコ戦でのエジルのパフォーマンスについて「アーセナルのシャツを着るにふさわしくない」と痛烈に批判。傷心のため仮病を使って今シーズンはもうプレイしないだろうとまでコメントしていた。 いやいやさすがにそんなことは……と思っていたら、そのコメントのとおりエジルは(背中の怪我のため)今シーズンはもうプレイしないとヴェンゲルも認め、一部ファンの間ではキーオンの予言が当たったともいわれていた。ただ、ヴェンゲルはエジルの欠場については怪我のためであることは間違いないと、キーオンを名指しこそしなかったが仮病の指摘については否定していた。 そんななかで、今度はエジルの代理人が『GOAL』の取材に答えて「お前こそそんなことをいう資格はあるのか」とキーオンを激しく批判するという展開に。個人攻撃にも近い内容もあったりで、若干泥沼化の様相を呈してきた。 ぼくもキーオンのエジル批判については、ちょっと行き過ぎという印象は持っていたのでなかなか興味深く読んだ。せっかくなので共有したいと思う。『GOAL日本語版』にも記事があるがなぜかだいぶ端折ってある。
【マッチレビュー】17/18EPL レスター vs アーセナル (9/5/2018) 75分間の守備練習
こんな試合でも見どころがあったとしたら、アーセナルが10人でどういった守りを見せるか。そして、それは結局のところ、アーセナルらしくやっぱり最後まで守り切ることはできなくて、2018年のアウェイポイントなし記録は続いたのだった。 ヴェンゲル監督はPLの試合でレスター・シティに一度も負けたことがなかったそうなので、これが初めての敗戦となる。それもまた思い出。 Leicester City 3-1 Arsenal: 10-man Gunners remain without away league point in 2018
【マッチプレビュー】17/18EPL レスター vs アーセナル (9/5/2018)
WBAの降格が決まったようで。 さて、アーセナルは残り2試合アウェイマッチでまずはレスター。 すでにアーセナルは6位確定で試合結果に関わらず順位は動かない。ボスの最後を見届ける以外に見どころのない試合、といいたいところだが、こうなれば若い選手たちの起用も大いにありえることだろうし、オバメヤンとラカゼットのコンビネーションはまだ観足りない。 U23インターナショナルカップはポルトに決勝で敗れてしまった。エンケティアやネルソンといった選手を使わず、わざわざファーストチームにいさせているのだから、この試合ではぜひともに起用してもらいたいものだ。
ありがとうアーセン。ボス送別会
遅ればせながら、先日のホーム最終戦バーンリー戦後のボスお別れセレモニーについて。