へんに若ものことばを使おうとして痛々しいタイトルで済まない。このいいようのない窮状を伝えたかったのだ。 さて、Squawkaが繰り返し指摘していた、アーセナルのディフェンシブ・エラー。もはや今季低迷の直接の原因といってもいいくらいだ。おとといのブライトン戦でのチェフのやらかしがさらにその記録をひどいものにしている。
オックスレイド・チェンバレン「ぼくへの悪口は忘れません」
今季からプレイしているリヴァプールでクロップ監督のもと、ぐんぐん成長中だというアレックス・オックスレイド・チェンバレン。意外に根に持つタイプだった。ギャリー・ネヴィルやティエリ・アンリといったパンディットの過去の批判コメントをいまさら思い出して腸を煮えくり返している。 Alex Oxlade-Chamberlain: Liverpool midfielder says criticism ‘cannot shake me’
【マッチレビュー】17/18EPL ブライトン vs アーセナル (4/3/2018) 16年ぶりの4連敗
いやあ、不安が的中いたしましたな。一応ライブで観ていたのだけど、気付いたら飲みすぎで今日は軽く二日酔いという。今朝ハイライトを観るまで負けたことしか思い出せず、オバメヤンのゴール(さすがって感じ)とコラシナツの激突だけ思い出した。あれなんでイエロー2枚目が出なかったんだろうか? Brighton 2-1 Arsenal: Lewis Dunk and Glenn Murray pile pressure on Arsene Wenger イアン・ライトの「これからも選手たちはヴェンゲルを失望させ続けるだろう」という不吉な予言が現実に。しかもいつの間にか7位のバーンリーが5ポイント差に迫っている。落ちるところまで落ちるといい。
【マッチプレビュー】17/18EPL ブライトン vs アーセナル (4/3/2018)
アウェイマッチでまったく勝てない今季のアーセナル。EPLのアウェイマッチではこの6戦でW1 D2 L3という成績で、今シーズン全体でもたったの3勝しかしていない。不調が不調を呼びチームは混乱を極めたうえに、深刻なアウェイ病とまさに満身創痍。 アーセナルは残り10試合を残してトップ4フィニッシュも絶望的であることはすでに小さな問題になりつつある。今はとにかく目の前に暗く立ち込めた闇を振り払うのに精一杯といったところ。もはや彼らには何が問題かすらもわからない。そんなふうにも見える。 EPL 29節の今節はブライトンという格下相手ながら、アウェイマッチのこの試合も当然苦戦が予想される。もしこの試合で敗れようものならと想像すると身体が震える思いがする。とにかくこの試合に勝って一息つけるのか、あるいは負けて自ら一時代の終焉に向けて一歩進むのか。さあ、どうなるAFC。キックオフは日本時間22:30。
「ヴェンゲル監督へ」フットボール記者からの公開手紙
努力も虚しく敗戦を重ね、チームのコントロールを失いつつあるアーセナルFC。数々の批判をかわしながらここまできたヴェンゲル政権も、ついに風前の灯火なのか。アーセナルサポーターが中心になったSNSでのファン活動「#WENGEROUT」ムーブメントも、ついに「蛍の光」が流れる最終局面へ……。 前回のエントリで、チーム内がエモーショナルな空気に包まれていることを紹介したが、今度はフットボール記者のマーク・オグデンがアーセン・ヴェンゲル監督への公開手紙をESPNで発表。エモさ満点の私信となっておりファンなら涙なしには読めないものとなっている。ざっくり紹介しよう。
どん底のアーセナル。選手だけのミーティングをすっぱ抜かれる
ガーディアンが、今週アーセン・ヴェンゲル抜きで行われた選手たちだけのミーティングの様子を報じた。 ‘We need more help’ – how Arsenal players feel about Wenger situation 今は何をやってもうまくいかないという選手たちの悲壮感にうちひしがれた様子が伺えるようで、さすがに悲しい気持ちにならざるをえない。あんな世界中の子どもたちが憧れるアスリートでも、ひとつ間違えばこんな泣きたくなるくらい無力な気持ちにもなるんだな。恐ろしい世界である。
【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(1/3/2018) ここにインヴィンシブルズがいたの巻
マンチェスター・シティね、これはあれだ。ぼくのまったくの私見だけど、アーセナルです。15年前に見たやつだ。何度か比較されたりしているのは知ってる。でも目の当たりにしたと感じたのは今回が初めてだった。
ヴェンゲル監督の退任でアーセナルに起こる5つのこと
Arsène Wenger held a meeting with the Arsenal board on Monday before telling all first-team players & coaches on Tuesday that if a CL spot isn’t achieved at the end of the season, to expect upheaval at the club. [@laythy29] #afc pic.twitter.com/v8H84cLKIc — afcstuff (@afcstuff) 2018年2月28日 今シーズン終了時に、もしCLスポットに入れていなかったらチームに劇的な変化が起きると、今週始めにボスから選手やスタッフに通達があったそうで。 もしもクソもトップ4外はもうほとんど決まりなんだけどね。ということはつまり、自分の解任(まあ表向きは解任ではなく退任ということになるだろう)についてやんわり伝えると同時に、選手やスタッフたちにも不退転の覚悟を促したということになるのか。PLのシティ戦を前に発破をかけたということなのか、それとも単に事実を伝えただけなのか、これだけでは意図はよくわからない。 しかし、この情報が真実なら、いよいよヴェンゲル退任のXデイが現実に近づいているということ。盛り上がって参りましたな。
【マッチプレビュー】17/18EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(1/3/2018)
プレビューエントリがこれほど必要ないと思った試合は今季初めて。負けそうで観るのが怖いとかもうそういう感覚も通り越して、一応観ているんだけど目とモニタの焦点が合わないみたいな。サポーターとして無力感が極まっているというのか。皆さんはそんなことないですかね。 改めてアーセナルとマンチェスター・シティの今季ここまでのリーグでの成績を比べてみると、 アーセナル 27戦 W13 D6 L8 51得点36失点 GD15 ポイント45 リーグ6位 マンシティ 27戦 W23 D3 L1 79得点20失点 GD59 ポイント72 リーグ1位 ポイント差19。このふたつのチームをまともな競争相手として比べるほうがどうかしてる。もし万が一この試合にアーセナルが勝つようなことがあれば、今季限りで退団するであろうヴェンゲル監督にはいいはなむけになりそうだ。
アーセナル次期監督候補としてのミケル・アルテタ
先日カラバオカップ決勝でいいところなく敗れてから、メディアは堰を切ったように一斉にアーセナルの次期監督について報道を始めた。 いま話題に上っている名前は、アンチェロッティ、ロジャース、ロウ、シメオネ、ジャルディムなど。なかでも実績も経験も申し分なく、本人がPLに戻りたいと就活中のアンチェロッティが本命と思われているが、現在マンチェスター・シティでアシスタント・コーチを務めているミケル・アルテタも候補のひとりとして、しきりに取り沙汰されている。 まだ若く監督経験がないということで、アーセナルレベルのビッグクラブの次期マネージャーとしてはあまりにリスキーな人選であると、ファンにはあまり人気がないものの、これだけ騒がれるのには理由もある。 redditにポストされた、アルテタが次期アーセナル監督に相応しい理由(The case for Arteta for next Arsenal Manager.)が、彼を選ぶメリットがなかなかよくまとまっていたので、ざっくり紹介してみたい。
ボランチっていいたくなかった。サッカー用語とfootballista
WEB版のfootballistaに、イタリア事情に詳しい片野道郎さんによるこんな記事が来ていた。 実は怪しいサッカー用語「ボランチ」禁止のススメ | footballista.jp なかなか興味深かった。日本では決まった定義もなく、単に中盤後ろ目のポジションの選手を指す呼称として、あまり深く考えずに使われすぎではないかという意見である。確かにモヤモヤするフットボール用語No.1という感じはある。
【マッチレビュー】17/18EFL(Carabao Cup) アーセナル vs マンチェスター・シティ(25/2/2018) おれたちは弱い!
Carabao Cup final: FT: Man City too good for Arsenal 試合の途中で気持ちが折れるのも仕方がないよね。誰だって自分が弱いってことを認めるのはキツいことだ。 ラムジーやジャカ、エジル、ムスタフィといった選手が名指しで批判されているけれど、やっぱりぼくはマネージャーの責任が重いと思う。 次のEPLシティ戦、ホームでいいところなく敗れるようなことがあれば、それで公式戦3連敗。エミレーツのファンたちはなんらかのアクションを起こすかもしれないね。そしてそれはかなり高確率で起きるだろう。 ヴェンゲル監督は今季いっぱいで退任すると、今度こそ思う。ぼくの予想よりは早いけど、正直今シーズンここまで悪くなるとは思っていなかった。 寂しそうなサンティ。 Santi Cazorla lingering on the pitch after all other Arsenal players have walked off. Almost as if he just wants the feeling of being on one again. pic.twitter.com/9q2pfEnxA0 — Mattias Karén (@MattiasKaren) 2018年2月25日 これっておれたちにとって最高の侮辱だよな。笑えるよ。