アーセナルに敗れたにも関わらず試合後には大きな賞賛を浴びたサンダランドの若きゴールキーパー、ジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)23才。サンダランドは来季チャンピオンシップへの降格がすでに決定しており、去就が注目されるピックフォードについて問われたヴェンゲル監督は「われわれにはペトル・チェク、オスピナ、ヴォイチェフ、エミ・マルティネスと十分なGKがいる」と獲得の噂を否定。少なくともGKは現有戦力で戦えると感じているようだ。 来季、17/18シーズンのアーセナルに思いを巡らせるとどのポジションも補強が必要だと思わされるが、われわれが現実的に見なければいけないのは新規獲得選手よりもまずはローンバックされる選手たちを来季どう扱うかである。 なかでも今季ローマのGKとして大活躍したヴォイチェフ・チェズニー(Wojciech Szczesny/スチェスニー)がアーセナルに戻るという報道を見かけて、ローマで才能を開花させたチェズニーが、果たしてアーセナルのセカンドGKという微妙な立場を受け入れるのかどうかが心配になった。
EPL4位争いを左右するレフェリング
昨日リヴァプールがアウェイでウエストハムを下したおかげで、イングリッシュプレミアリーグの4位争いはついに最終節まで持ち越されることに。次のサンダランドに勝てば、おれたちにはリバポをやっつけてくれる超絶ドリブラー、アダマ・トラオレ(ミドルスブラ)がいる。
プレミアリーグ選手の週給とか。アーセナルとか
今日きていたこの記事。ジャーメイン・ジェナス「スパーズの何人かは今の倍はもらっていい」。彼らのサラリーは現在の活躍と比べて安すぎるという主張らしい。 www.bbc.co.uk いみじくも先日アーセン・ヴェンゲルが指摘したように、ToTは近年の躍進の代償として今シーズン終了後にも選手たちから大幅なサラリーアップを求められそうだ。このままではToTはデレ・アリやエリクセンをはじめビッグクラブから熱視線を浴びる旬のプレイヤーたちをキープできないかもしれない。 www.telegraph.co.uk
16/17シーズン、マンUがELで優勝したときのプレミアリーグ4位クラブのCL出場権について
先日のエントリにちょっとしたツッコミがあった。 てっきり今年マンチェスター・ユナイテッドがヨーロッパリーグ(EL)で優勝すると、EPL4位クラブがCL出場権を失うものだと思っていたのだが、それは勘違いだったらしい。自分でもモヤモヤしていたので調べてみた。 jp.uefa.com UEFAの公式サイトによると、 とある。まず大前提としてイングランドでは最大で「5つのクラブ」がCL出場権を得られるとある。
ヴェンゲル、ついに世界の名将モウリーニョに勝利す
昨夜のアーセナルVSマンチェスター・ユナイテッドは、おれの予想に反しアーセナルが2-0で快勝するというまさかの結果に。いい意味で裏切られた。 そしてこの試合、英プレミアリーグにおいてアーセン・ヴェンゲル監督が初めてモウリーニョを下した記念すべき試合となった。彼らの初対戦は2004年というから、13年かかってやっと「失敗のスペシャリスト」の汚名を返上した。引退する前に勝ててほんとうによかった。 20年ぶりの3バックへの挑戦といい、ここへきて新しい出来事が重なるアーセナルである。 www.bbc.com 「アーセナルのファンが喜んでくれてうれしいよ」もちろん、敗れたあともモウリーニョ流の皮肉を忘れない。おれはこの人がだんだん好きになってきた。
プレミアリーグ16/17の4位争いが熾烈な件
16/17 EPLの4位争い マンシティが昨夜のクリスタルパレス戦に勝利したおかげでリヴァプールが得失点差で4位に後退。ついにリヴァプールも本格的に4位争いに巻き込まれたかっこうである。 勝ち点だけを見ると6位のアーセナルを4位争いグループに入れるのははばかられるが、じつは3位4位チームより消化試合数が2試合少ない。 (7位のエヴァートンは勝ち点こそアーセナルと2差しかないが、アーセナルよりも消化試合が3試合も多い。実質的には6位のアーセナルまでが4位争うクラブとなるだろう)
エンバッペはどこまでいくのか、ついに朝日新聞にも登場
※画像はASモナコ公式より 今年2月にこのブログでもASモナコで躍動する18才、キリアン・エンバッペについて書いて以来、あれよあれよという間にスター街道を駆け上がり。UCLではドルトムントを破りベスト4へ。
グラニト・ジャカはいうほどダメな選手じゃない
グラニト・ジャカを不当に貶めるような記事、Talk Sportsによる元チェルシー選手のトニー・カスカリーノのインタビュー記事「グラニト・ジャカはシーズンでワーストクラスの契約」。 talksport.com コメントも短いし「ひとことお願い」みたいな軽いノリで発言されたものかもしれない。クリスタルパレスに3-0で敗れたあとのコメントらしく、破れかぶれっぽいいくぶん誇張している雰囲気もある。が、センセーショナルな内容だったからか各メディアで引用された。
アーセナル、レスター戦の勝利に見る4位力
また今年も発動してしまうのか……。 アーセナルのこの20年、いいときも悪いときもあった。だが、最悪に悪くてもプレミアリーグで4位以内に滑り込む。まるで運命であるかのように毎年決まった結果を残すアーセナルを、ファンたちはその驚異的な粘り強さに畏敬の念を持って、あるいはいつまでも優勝できないという蔑みと自虐を持って「アーセナルの4位力」と呼んでいる。
契約更新しないサンチェスをキープするというリスキーな選択
BBC SPORTSより「サンチェスはプレミアリーグのライバルには行かないとヴェンゲル語る」。 www.bbc.com 「(サンチェスを)プレミアのライバルに売るってことはない。それは確かだ」 「ていうか、前にもいったけど、彼は残るし新契約にもサインすると思う」 このプレス会見では自身の去就についても語っているが、あいかわらずアベ政権ばりにのらりくらりなので省略しよう。3月か4月にははっきりさせるっていったくせに。
アーセナル20年ぶりのスリーバックで強敵を撃破
今朝は驚いたね。ボロとのアウェイゲームで1997年に採用して以来アーセナルにとって20年ぶりだという3バックシステム(3-4-3)で登場。 アウェイ5連敗をどうしても避けたいとはいえ、アーセナルがここで3バックを採用するとは思わなかった。戦術家が幅を利かすEPLのトップレベルの監督のなかで、我関せずと流行のシステムにも一切なびかなかったヴェンゲル監督である。さすがに何かを変えないとどうにもならないと考えたようだ。
Arsenalの今シーズンは明日終わる:最近のアーセナルニュース
今季のアーセナルは何回終われば気が済むんだという(笑)。 EPLは今季も残り7節(アーセナルは他クラブより残り試合は少し多い)。ちょっとほかのことを考えている間にアーセナル界隈ではいろいろなことが起きていた。