先日、アーセナルU-23の今シーズンが終了したということで、おなじみのユーススペシャリスト、Mr. ジョージ・バードがシーズンをまとめる短いブログ記事を発表していた。 Arsenal U23s season review – Best player, progression and will Bould stay in charge? 来シーズンのアカデミープレイヤーズの台頭を楽しみにしているひとも多いと思うので、この記事をざっくり紹介したい。 ※ちなみに短い記事なので、オリジナル記事をそのまま読むのも苦労しないと思う。
【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(9/May/2021)ウィリアンの初ゴールでビッグサム降格
もうアーセナルのシーズンは終わったので、誰もWBAとの試合のブログエントリなんか見に来ないだろうと思っていたら、意外に読まれていたようで、この試合を楽しみにしてるひとがけっこういたんだなと。 ぼくは夜中3時にライヴで観る気力はなくて、今朝早起きして観た。PLのアーセナルをライヴで観なかったのは、いつぶりだったか思い出せない。 これまでとは当然観戦する心構えも違ってはいたのだけど、ちゃんと得点して勝ったということで、なんだかんだ楽しんだ。勝てば楽しいに決まってる。ESRのPL初ゴールに、ウィリアンのアーセナルでの初ゴールというおまけつき。 あと、WBAはこの試合で敗けると降格が決まる試合だったんだね(※残り試合すべて勝っても17位に追いつけない)。残留請負人ことサム・アラダイスは、マネジしたチームをPL降格させるのは初めてらしく。それもなかなか記念になる日となった。 この試合をざっくり振り返ろう。 West Brom down after defeat at Arsenal
【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(9/May/2021)消化試合
昨日のPLの結果、アーセナルの今シーズンのPLトップ4フィニッシュは消えた(※昨日までマスマチカリーには可能性が残っていた)。絶望した! さてMD35。アーセナルはエミレーツにWBAことウェストブロムを迎える。AMNがお世話になっているビッグサムのチーム。 もう今シーズンは終了しているも同然なので、この試合を含めて残り4つの消化試合にも興味はわかない。これを書いても読まれないと思う。非常にやる気がなくなる。悲しい。 まあしかし、こういう試合のとき、このチームはどういうモチヴェイションでのぞむのか、どういうメンタリティでのぞむのか、そこは若干の興味はある。 アルテタがシーズン終了後に解任されることはおそらくないと思うので、結局はこのチームがどこへ向かうのか、選手たちはこのチームを信じられているのか、いまだからこそ見えるものもあるだろう。 試合をざっくりプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】20/21UEL SF 2ndレグ アーセナル vs ヴィヤレアル(6/May/2021)近年で最大のフラストレイション
ヴィヤレアル相手のセミファイナル・セカンドレグはホームで0-0。アーセナルは、今年もUELを道半ばで敗退した。 これでアーセナルFCは、事実上、5年連続でチャンピオンズリーグ出場を逃し、来シーズンのヨーロピアンコンペティションへの参加自体がなくなれば1995-96シーズン以来初めて、25年ぶりとなるそうな。すっかりミッドテイボークラブが板についてきた。 最大の目標をのがしたいま、われらの今シーズンはこれでほぼ終わった。 試合をざっと振り返ろう。 ‘Big step forward’ if Arsenal make final Arsenal 0-0 Villarreal (agg 1-2): Unai Emery’s side will face Manchester United in Europa League final
【マッチプレビュー】20/21UEL SF 2ndレグ アーセナル vs ヴィヤレアル(6/May/2021)近年で最大の試合【試合展望】
ここで敗ければ今シーズンはほぼ終了という、近年のアーセナルでは一番のビッグマッチ。 ELセミファイナルのヴィヤレアル、エミレーツでのセカンドレグをプレヴュー。 コメント集にひきつづき、試合の展望を。
【マッチプレビュー】20/21UEL SF 2ndレグ アーセナル vs ヴィヤレアル(6/May/2021)近年で最大の試合【コメント集】
ELセミファイナルのセカンドレグ。ここでファイナル進出が決まるという、たいへんに重要な試合。 PLからCL/EL出場も難しくなっている現状、ここでしくじると来シーズンはヨーロッピアンコンペティションへの参加自体がなくなることに(ECLは知らない)。今後プロジェクトのプランに影響が出ることは必至と思われる。 アーセナルはすでにアウェイのファーストレグを2-1で落としているため、ここで勝ち抜けるためには必ず勝利が必要だ。 そして今回は、ヴィヤレアルがアウェイゴールのアドヴァンテッジを持つため、ホームチームのアーセナルは得点が必要だが失点が命取りというトリッキーな状況になっている。 あとで書くように、ウナイ・エメリはこの勝負についてアーセナルが本命だと述べた。 それはおそらく誤った認識ではないと思う。フェアにチームを比べれば、アーセナルはここで敗けてはいけない程度の戦力を持っている。また、アーセナルにはファーストレグで欠いたケガ人が戻るというポジティヴもある。 アーセナルがこれからトップを目指すならば、絶対に敗けられない戦い。 この試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】20/21EPL ニューカッスル vs アーセナル(2/May/2021)快勝でELセミファイナルに向け自信
また予想を裏切られた。 プレヴューエントリにもあったように、ニューカッスルというチームはいま上り調子で(※直近4試合で彼らより高いクオリティのチャンスをつくっているチームはない)、アーセナルは当然苦戦するはずだった。 だがどうだろう。これはほとんど快勝と云ってよい内容だったのではないか。 アーセナルは、先週のELヴィヤレアルから8人を変えるというBチームでのぞんだ試合ながら、終始試合をコントロールし、相手にほとんど何もさせなかった。彼らは、お腹でも壊していたのかもしれない。 結果的にこの試合は、今シーズン、いやここ数年でもっとも重要な、木曜のELヴィヤレアルとの試合に向け理想的なものとなった。 この試合を振り返ろう。 Aubameyang scores as Arsenal win at Newcastle
【マッチプレビュー】20/21EPL ニューカッスル vs アーセナル(2/May/2021)敗ければ3連敗
昨日からのソーシャルメディアボイコットのせいか、ニュースも少なく、おだやかなアーセナル界隈。5/3まで。 Arsenal joins social media boycott at 3pm さて、本日はPLニューカッスル(A)。アーセナルはすでにアストン・ヴィラとリーズに抜かれ、11位で迎えるMD34となる。 このシーズン最終盤の5月をほんとうにボトムハーフで迎えることになるとは。覚悟はしていたとはいえ、なかなか感慨深い。 こうなってしまってはPLへの興味はすっかり削がれているが、来週木曜日のビッグマッチに備えて、どのようなチーム、どのような戦いかたでのぞむかは、気になるところ。 試合をプレヴューしていこう。
【マッチレビュー】20/21UEL SF 1stレグ ヴィヤレアル vs アーセナル(29/Apr/2021)ゲイムマネジメントの代償
こんにちは。GW。 ELセミファイナルのファーストレグ。アウェイのセヴィーヤヴィヤレアルは2-1の敗戦。 結果としては、ひとり退場のハンディキャップを乗り越えて、アウェイゴールをひとつ奪ったのだからポジティヴではあるが、内容はがっかりを通り越してひどいものだった。試合を観ていて、何度も何度も大きなため息をつかせられた。 アーセナルはいつの間にこんなに弱くなってしまったのだろう。とプレヴューエントリで書いたのは、ここ数年という期間でのこと。 今回云いたいのは、アルテタの時代になってから、一度取り戻しつつあったフォームが逆によけいに悪くなってきているように見えるということだ。チームがチームとしてワークしていない。これはいったいどういうことなのか? ほんとうに意味がわからない。 それに加えて、今回はエメリとアルテタのコーチ同士のバトルがみどころだと思っていたが、アルテタの用意した戦術と試合中のゲイムマネジメントはあらゆることが裏目に出てしまったようで、それがダイレクトに結果に反映されたようなところもある。 よりによって、シーズンを決めるみたいな重要な試合で、どうしてこういうことが起きるのか。 アルテタのチームでは、笛吹けど踊らずというようなパフォーマンスはこれまでに何度もあったが、この試合ではもう曲自体を間違えて吹いているみたいだった。それじゃあダンサーもノレない。 このチームがこれまでも一貫性のないパフォーマンスを繰り返していることを振り返れば、この試合もまったく予想できなかったわけでもないが、それにしてもこの試合で、この内容と結果には心底がっかりした。 さすがに今回ばかりはおれも落胆の調子で書いたところで「目が肥えてますね」とかコメントで嫌味を云われることもないだろう(笑い)。 試合を振り返るよ。 Pepe gives Arsenal hope of reaching final
【マッチプレビュー】20/21UEL SF 1stレグ ヴィヤレアル vs アーセナル(29/Apr/2021)ウーナイ vs ミケル?
今年のELもセミファイナルまで来た。 アーセナルにとってELはもう4シーズン連続。つくづくELクラブに成り下がってしまったものだと思う。しかも、ELでプレイするクラブのなかでもパフォーマンスでとくに突出したものはなく、ここまでセミファイナル(アトレチコ・マドリッド)、ファイナル(チェルシー)、R32(オリンピアコス)で敗退しているのだから、なんだかすっかりELのレヴェルのクラブだ。こんな時代が来るなんて、思ってもいなかった。 おととい、昨日とCLセミファイナルのハイライトを観ても、ため息をつくばかり。いつの間に彼らとこれほどの差がついたのか。CLに出るとか出ないとか以前に、プレイのクオリティがまったく違う。スーパーリーグが頓挫してよかったことのひとつは、毎週恥をかかずに済んだことだろう。 いまのアーセナルはそれだけ低クオリティに見えるし、たまにいいパフォーマンスがあったとしてもつづかない。トップレヴェルで要求される一貫性がない。 今年のELも、ノックアウトラウンドのベンフィカ、オリンピアコス、スラヴィア・プラーグ相手にぎりぎりで勝ち抜けたようなもの。それを「勝負強さ」とポジティヴに捉えることもできるが、それは今回のヴィヤレアルに勝ち抜けてからにしよう。彼らは今回のELではここまでであたったどのチームよりも強いはず。これまでのように、自分たちのエラーから相手にアドヴァンテッジを許すようなことがあれば、挽回はさらに難しい。 ということで、アーセナルにとっては「蜘蛛の糸」になっているELセミファイナルのヴィヤレアル戦(A)。 正直、ここで悪いパフォーマンスがあっても「またか」と思うだけだろうが、一方で、いまのアーセナルは、奇妙な、予想のできない好パフォーマンスを突然したりもする。 いいアーセナルが出るのか、悪いアーセナルが出るのか、全然予想ができない。予想しても外れる。 試合をプレヴューしてゆこう。
エク&インヴィンシブルズ続報。KSEが断固拒否にヴェンゲル参戦?
昨日の書いた、Spotifyの社長がアーセナルFCを買いたがっている件のつづき。 Spotifyの創業者Daniel Ekがアーセナルのオーナーシップに名乗り。アンリ・ベルカンプ・ヴィエラがこれを支援 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
Spotifyの創業者Daniel Ekがアーセナルのオーナーシップに名乗り。アンリ・ベルカンプ・ヴィエラがこれを支援
先週、ESLのプロジェクトが頓挫してアーセナルのオーナーシップが批判の渦に巻き込まれていたころ、SpotifyのCEOとかいうひとがこんなtweetをしたのが話題に。ぼくはこのときは冗談だと思っていた。 As a kid growing up, I’ve cheered for @Arsenal as long as I can remember. If KSE would like to sell Arsenal I’d be happy to throw my hat in the ring. — Daniel Ek (@eldsjal) April 23, 2021 ダニエル・エク:子どもの頃から、思い出せるかぎりわたしはずっとアーセナルを応援している。もしKSEがアーセナルを売りたいのなら、わたしは喜んで競争に参加したい。 それが、昨日『The Telegraph』がブレイキングしたところによれば、ダニエル・エクはアーセナルの買収に大変に前向きであり、10日以内に実際にオファーをする見込みであると。しかも、この動きを「インヴィンシブルズ」の3人、ティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプ、パトリック・ヴィエラが支援しているのだという。 Exclusive: Spotify founder to launch Arsenal takeover bid with three former ‘Invincibles’ …
フォラリン・バロガンがアーセナルとの新契約にサイン
昨日の夜はいろいろなニュースがあったのだが、リアルタイムで気づかなかった。タイミングよくブログに書きたかったのに残念。 フォラリン・バロガンがアーセナルとの新契約にサインした! 🔐 @fbalogun67 is here to stay! Our @ArsenalAcademy graduate has signed a new long-term contract with the club ✍️ — Arsenal (@Arsenal) April 26, 2021 注目度の高さから、ノリノリのやつが来るのかと思ったら、意外にあっさりしたアナウンスだった。
AFCファンズフォーラムのジョシュ・クロンキ(22/Apr/2021)ESL撤退後にオーナーがアーセナルサポーターに語ったこと
先週の木曜(エヴァトンの前日)、ヨーロピアンスーパーリーグの撤退を決めたアーセナルが、ファンズフォーラムを開催した。※Covid禍のいまであるので、当然ヴィデオ会議。 AFCマネイジングディレクターのヴィナイ・ヴェンカテシャンと、オーナーシップKSE(Kroenke Sports and Entertainment)から、スタン・クロンキの息子、ジョシュ・クロンキが参加。集まったサポーターたちにESLについての謝罪と説明を行った。 オーナーシップがアーセナルのサポーターたちと直接コミュニケイションをとるのは初ということで、なかなか画期的なときだったのではないだろうか。 少し時間がたってしまったが、ここでオーナーが実際にファンに向けてどのような発言をしたかは、アーセナルFCの今後を考えるとぼくらが知っておくことも重要だろう。 なので、このブログにも記録しておこうと思う。 テキスト元は、 『football.london』。Chris Wheatleyのグッドワーク。リスペクト。 Every single word Josh Kroenke said at the Arsenal Fans’ Forum on Thursday
【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs エヴァトン(23/Apr/2021)不公平なVARと平凡パフォーマンス
金曜の試合ってなんか調子狂いませんでしたか。 早朝の試合が終わったあとにはそのまま平日とか、あるいは日曜というのが当たり前の感覚が身体に染み込んでいたから、試合が終わってすぐ土曜日が始まり、そのつぎの日は日曜というのがどうもヘンな感じだった。1日得したような。得してないけど。 さて、エヴァトン(H)。えらく久しぶりにエヴァトンにホームで敗け&ダブルをくらい。つくづくレコードブレイキングなチームだなあと思いましたね。今シーズンはほんとうにそんなのばっかだ。 なんでも、今シーズンのアーセナルはエヴァトンにホーム・アウェイでSoTを「3」しか与えていないそうな。それでL2。これはアンラッキー? それとも?? いまPLの試合は、自分でもますますどうでもよくなってる気がする。無関心。いや、3:30みたいな真夜中に起きて試合をライヴで観るくらいの関心はあった。でも、あんなふうに敗けたって大してショックも受けなかった。そんなもんかと思った。もしドロウだったとしても感情に変化はなかったろう。そんなものだと。期待もしていなかった。 この週はESLのゴタゴタもあって、もはやこの日のメインイヴェントはエミレーツの外でのKroenkeOutのプロテスト行動のほうみたいだった。あんなにいっぱい集まるとは。 それにしてもアーセナルのファンにはほんとうにひどい週だった。お疲れさまです。 もうすっかりタイミングを逸してしまった。記録のために試合を振り返ろう。 Leno own goal gives Everton key win