11月20日(※日本時間では21日)から始まる、ワールドカップ2022カタール。 日本代表も参加するし、スタートまでもう一週間を切って、楽しみにしているひともいるだろう。 弊ブログはアーセナルブログなので、ここでアーセナルの選手たちがプレイする試合について予定をまとめておこうと思う。もちろんノックアウトラウンドに進むチームはまだわからないため、グループステージのみ。
“ウクライナのネイマール”ことMykhailo Mudrykが冬の移籍実現へ意欲を語る
こんにちは。 いまワールドフットボールで大注目のウィンガーであり、アーセナル移籍でもしばらく噂になっているウクライナのミハイロ・ムドリク(Mykhailo Mudryk)21才。昨日公開されたウクライナでの彼のインタヴューが話題になっていた。アーセナル移籍についても言及していたりと、かなり興味深いもの。 それと、このインタヴューにはさらに興味深い点も。 この40分以上に及ぶロングインタヴューの聞き手は、ウクライナのTV司会者(ピアース・モーガンにつづきまたTV司会者……)Vlada Sedan。彼女のYouTubeチャンネルでのインタヴューで、なんとこのひとアレックス・ジンチェンコの妻という。 もろもろ、ちょっとスルーできない内容だった。ざっと紹介しよう。 アーセナルが1月にMudrykを獲得するなんてことはあるんだろうか……
ワールドカップを前にグラニト・ジャカがスイスメディアに語った【2022年11月】
Hey. 世界は今週からワールドカップブレイク。この時期に、年末までの長い中断になる異例のシーズン。このブログもこの1.5ヶ月は、ワールドカップ以外のなんとなく温めているネタや、日々のニュースなどを書いていこうかと思っているので、お時間あるときにたまに見に来てくだされば幸い。 そんななか、ちょうど今朝ジャカが地元スイスメディアで受けたインタヴューが、r/Gunnersで紹介されていたのを発見した。ざっと読んだところ、なかなか興味深い発言もあり。 reddit有志がドイツ語記事を英語に翻訳していて、ありがたくそちらを拝借しようと思ったのだが、オリジナルのサイトは英語版もあった。 今回は、そのインタヴューをグラニト大好きなみんなにシェアしよう。いや、おれもだよ!(後ろめたさ)
【マッチレビュー】22/23EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(12/Nov/2022)クリスマスもトップ
ドン引き&カウンターを狙うウォルヴズ相手に、アーセナルはけっしていい内容ではなかったが、それでもアウェイでお仕事完了。クリンシート。 いくらボールを持っても、なかなかゴールできずイライラするような試合展開は、先月からずっとつづく最近のわれらっぽい感じではあった。だから試合にちゃんと勝てて、ホッとしてしまった。 そして、なんとこの試合前、マンシティがブレントフォードに敗けるという波乱が起きた。シティのホームで。これには驚き。 したがってアーセナルは、プレイする前からすでテーブルトップを決めていたという。さらにここで3ポインツを得た結果、シティに5ポインツクリア。しかも、ここから長いワールドカップブレイクに入るため、クリスマスもトップ。ずっとトップ。末永くトップ。アーセナルのファンには、かなり早いクリスマスのギフトになってしまうという心温まる物語。ありがてえ。 試合を振り返ろう。 Odegaard double sends Arsenal five points clear
【マッチプレビュー】22/23EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(12/Nov/2022)ワールドカップ前の最終戦
来週からのおよそ1.5ヶ月のワールドカップブレイク前の最終戦。 アーセナルの今回の対戦相手はウォルヴズ。これがアーセナルのPLの14試合め。 ところで、前回のMD13は、じつはシーズンの1/3を消化した節目のタイミングだった。ここで長いブレイクに入るので、なんだかシーズン前半が終わったような錯覚をおぼえるが、ワールドカップ後もまだ2/3も残っている。 例年だと年内に半分くらいは消化するので(※去年はボクシングデイにMD19)、2023に入ってからもいかに過密スケジュールになるかということなんだろう。もともとウィンターブレイクのないPLは、さらに影響が大きいのかもしれない。コンテもワールドカップ後のPLのスケジュールに文句を云っていた。 先日、元FIFAプレジデントのゼップ・ブラッターが「(ワールドカップをカタールに決めたのは)間違いだった」と述べていたのがニュースになっていた。なんといういまさらな。開いた口がふさがらないとはこのことだね。 さあ、これでしばらくのあいだ見納めとなってしまう今日のアーセナルの試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】22/23カラバオカップR3 アーセナル vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン(8/Nov/2022)あっさり敗退
昨日の夜、ようやくフルマッチを観た。Arsenal Playerだと、もっと早くアップされていたみたい。 ぼくは、もしライヴで試合を観られなくても、あとからそれを楽しむために、絶対に事前に結果を知りたくないタイプのファンである。だから昨日の日中はけっこうたいへんだった。コンピュータや携帯電話でなにかをしようとするたびに、アーセナル情報にぶつかりそうになる。twitterもredditもfeedlyも無理。あらためて、毎日自分がどれだけアーセナル情報を浴びながら過ごしているか、実感してしまった。 最大のうっかりは、BBC Sportsのニュース見出しがちらりと目に入ってしまったことで、一瞬で気づいてすぐに目をそらしたのだが青白ストライプのサムネイルが観えちゃった。これは悪い予感。 そして悪い予感は当たったのだった。アーセナルは今シーズンふたつめの敗け。ホームでは初めて。この試合をフルで観てないひともいるかもしれないが(※大丈夫。観なくてよし)、内容的にもわりと敗けて当然という感じ。アーセナルのプレイにみどころがまったくなかったとは云わないまでも、試合に勝つには足りない、やっぱりフラストレイションのたまる内容だった。 いまさらながら、試合をざっと振り返ろう。 Brighton knock Arsenal out of EFL Cup
【マッチプレビュー】22/23カラバオカップR3 アーセナル vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン(8/Nov/2022)強いチームで?
この試合をずっとPLだと勘違いしていたおれです。どうも。 twitterでご指摘いただき感謝。たまにブログのコメント欄でミスを指摘してもらうこともあるのですが、わりと気づかないのでtwitterはありがたいすね。ていうか、twitterはこれからどうなるんだろう。異論マスク。ワンパンマンのキャラクターみたい。 さて。今年もアーセナルのカラバオカップことEFLリーグカップがラウンド3からスタートする。相手はBHAことブライトン。現在のPLチームスのなかでは、かなり好調のチームといってよさげ。アーセナルはこの早いラウンドでなかなかタフな相手を引いた。 この試合は、去年のようにUKでTV中継されないようで(Arsenal.comの説明だと全世界でライヴカヴァレッジがないとのこと)、世間的な関心は高くないようだが、エミレーツでどんな試合になるのか。 気になるのはもちろん、チームセレクション。アーセナルはレギュラー固定化の傾向があるということで、レギュラーは休ませたいし、サブの選手にはチャンス。だが、アルテタはこの試合でも強いチームを選びそう? 今日の試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】22/23EPL チェルシー vs アーセナル(23/Oct/2022)Trust the Process
われらの試合結果で最近つづいていた1-0というスコアでの勝利ながら、今回はギリギリで勝ったみたいな気がまったくしない。 アーセナルとしては、内容的には、ほとんどパーフェクトのような試合だっただろう。ボールを持ち試合を支配。エナジーで相手を圧倒し、自分たちがやりたいことをやりたいようにやった。 そして、相手のほうは終始自信なさげで、アーセナルが自信満々でプレイしたからか、よけいに後ろ向きなプレイが目立った。どちらがホームチームなのか、よくわからないような時間もあったほど。この数年の彼らでは、もっともチーム状態が悪いように観えた。つい2年前にCLを取ったチームとは思えない。お疲れ? アーセナルは、これでPL@SBで3連勝。つまり3年連続チェルシーのアウェイゲイムに勝っているということ。ミケルさまさま。さらに、この試合結果で、彼らに13ポインツ差をつけた。そろそろ、お得意さま認定してもいいかな(いいとも)。 こんなのもある。アーセナルはPLチェルシー(A)で10勝達成した最初のチームになった。 10 – @Arsenal have become the first side to win 10 Premier League away games against Chelsea, while they’re just the second visiting side to win three in a row at Stamford Bridge after Blackburn Rovers (1993-94 to 1995-96). Dominated. pic.twitter.com/PNGI3leWN6 — OptaJoe (@OptaJoe) November 6, 2022 試合を振り返ろう。 Arsenal win at Chelsea to return to top of table
【マッチプレビュー】22/23EPL チェルシー vs アーセナル(23/Oct/2022)スタンフォード・ブリッジで3連勝を目指す
ようやくUELのグループステイジが終わり、アーセナルはみごとに目標達成した。そして今度はPLに集中する期間に。ここからワールドカップブレイクまで、2週間で3試合。 どうにか、トップを守りたい。 今回の相手はチェルシー、場所はスタンフォード・ブリッジ。 彼らが20年前にロシアの富豪に買収されてビッグクラブの仲間入りをしてからこれまで、長らくこのロンドンのライヴァルには苦手な意識もあったアーセナルながら、近年はだいぶ風向きが変わってきた。 アーセナルはチェルシーにPLの直近4試合中3試合に勝っていて、それ以前のPL17試合ではたったの2勝しかできていなかったというのだから、関係変化のきざしはかなりある。また、SB(※Stamford Bridgeの略です)では直近2試合で連勝中。3連勝となれば、1974年以来初めてという。 今シーズンは、USでのプリシーズンフレンドリーでもアーセナルは彼らに4-0で勝っている。 さらに、今回はお互いのチーム状況もある。 彼らは9月に新マネジャーを迎えたばかりであり、いまはチームが安定する前のまさに過渡期の真っ最中。ケガでキープレイヤーも欠いているなど、苦しい時期にいる。 いっぽうでアルテタのアーセナルは、ようやくマネジャーがみずからのやりかたを浸透させ、若いチームで経験を積んで、いま成功への道を歩み始めたところ。少し俯瞰めに観ただけでも、だいぶ状況が違う。 そんなお互いのここしばらくの状況がありながら、アーセナルはエースのゴール不足がつづいていて、Zurich相手にホームで苦戦してしまうなど、ごく直近の状況を観ればそこまでシンプルな構図でもない。 日曜ランチタイムのこの試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】22/23UEL アーセナル vs FCチューリッヒ(3/Nov/2022)トミヤス負傷もELグループをトップで勝ち抜け
ホームでELグループ最終戦を1-0で勝利。グループトップを決めて、ひとまずはお仕事完了。お疲れさまだ。 ただ今回も、いかにも最近のアーセナルの問題がけっこう出ていた試合だったように思う。試合の終盤は薄氷を踏むような感じ。それなりに実力差はあったのだろうが、試合を殺せず、最後まで苦しむという。 Zurichは、やけに自信満々で全然アーセナルを恐れておらず、事前に想像していたよりもずっと強く観えた。それもなんだか、スイスでのファーストレグと似たような感覚と試合展開だったような気がする(アーセナルがリードした時間もほぼ同じ)。 ジェズースをスタートさせるなど、かなり強いチームでスタートしてこの内容。はずみをつけるという意味では、週末のPLチェルシーに向けて、いい準備になったのかどうかは疑問も残る。負傷したトミヤスも心配だ。 試合を振り返ろう。 Arsenal beat Zurich to reach Europa League last 16
【マッチプレビュー】22/23UEL アーセナル vs FCチューリッヒ(3/Nov/2022)3人の復帰
どうも。 昨日CLのグループステイジが終わった。そして、弊ブログの3位予想はけっこう外した。それはのちほど。 さあ今日はELもグループステイジ最終戦。アーセナルはグループ最弱のZurichをエミレーツに迎える。 グループAは、先週アーセナルが2位のPSVに敗けたおかげで、いまだ1位が決まっておらず。アーセナルは最終戦すらも本気でプレイする必要性に迫られている。 こうしてテーブルを観ると、けっこう危ないといえば危ない。PSVが勝ってアーセナルとポインツで並んだらGDで順位が入れ替わってしまうし、そのシナリオもありえないというほどではない(※PSVが1位フィニッシュのためには必ず勝たねばならないという条件ではある)。 今年はCL脱落組の顔ぶれを観ても、グループ2位フィニッシュでこのあとすぐ彼らと当たるのは避けたい。 この試合をプレヴューしてゆこう。
ティアニーよりトミヤスを優先。フルバックにヴァーサティリティを求めるアルテタ
昨日、日本代表のワールドカップスクワッドが発表されていた。 ヨーロピアンクラブに所属する選手たちが大勢をしめるなか、アーセナルのタケヒロ・トミヤスは、CBとして順当に選出。元ガナーのタクマ・アサノも選出されたということで、アーセナル界隈で少し話題になっていた(ケガさえなければミヤイチも選ばれる可能性があった?)。 トミヤスといえば、シーズン開始当初はライトバック(RB)に定着したホワイトから、なかなかポジションを奪い返すことはできなかったものの、最近ではレフトバック(LB)のポジションで優先的に起用されるようになっている。 シーズン当初からLBのファーストオプションだったジンチェンコが離脱しているあいだは、従来のレギュラーLBであったティアニーがポジションに戻っていたにも関わらず、どうもアルテタはKTよりもトミーのほうに信頼を置くようになっているようだ。 アルテタのLBは、KTよりトミー。そして、これが示すことはなにか。 今回は、これについて少し書こう。