昨日、ヘンリク・ミキタリアンが開催地の影響でELファイナル・チェルシー戦を回避することが正式に発表された。 “We’re very disappointed to announce that @HenrikhMkh will not be travelling with the squad for our #UELfinal against Chelsea.” Full statement 👇 — Arsenal FC (@Arsenal) May 21, 2019 そのため、インターネットのアーセナル界隈は主催のUEFA批判一色の空気に包まれ、いまこのブログを読んでるかたでもUEFAの理不尽なオーガナイズに憤懣やるかたない思いを抱いているひとも少なくないのではないだろうか。 ちょうどそのタイミングはUEFAのMedia Dayだったということで、およそ一週間後のヨーロッパリーグファイナルを控え、アーセナルFCは多くのメディアをロンドンコルニーに招いて、選手のインタヴューや写真撮影など取材セッションを行っていた模様。 ウナイ・エメリのプレスカンファレンスも開催されたようで、公式サイトにフルトランスクリプトが掲載されているのでこちらをざっくり紹介しよう。 Emery on Chelsea, Baku, Ozil: full transcript ELファイナルに向けての会見でエメリが何を話すかについてはいくつかの注目ポインツがあるが、やはりもっとも注目されているのはミキタリアンとUEFAについてだろう。
ヴェンカテシャン&サンレヒ公式独占インタヴューその1「われわれはウーナイのインパクトにとても満足している」
22年のアーセン・ヴェンゲル時代を終え、新体制で大きな変革のときを過ごすアーセナル。 ようやく最初のシーズンが終わろうとしているタイミングで、ビジネス方面を統括するマネイジング・ディレクターのヴィナイ・ヴェンカテシャン、スポーツ方面を統括するヘッド・オブ・フットボールのラウル・サンレヒという、アーセナルFCの現場を率いるふたりの独占インタヴューが公式サイトに掲載された。 テーマはこのようになっている。どれもアーセナルFCの今シーズンの変化を見守る熱心なファンにとっては興味深い内容だ。 この12ヶ月間のクラブの変化 今季ここまでウナイ・エメリのパフォーマンスについて ヨーロッパリーグ・ファイナルとチケット割当の問題について オーナーたちのクラブへの野心 今回はこちらのインタヴューをざっくり翻訳してみよう。※いつものように翻訳は自信がない部分もあるので気になるかたはセルフでお確かめあれ。 ‘We’re so pleased with Unai’s impact’ 今回はパート1ということで、パート2の公開も今週に予定されているとのこと。
最近のアーセナル移籍ニュース(20/May/2019)ヴァラン2世? ウィリアム・サリバが急浮上
さて、先日移籍関連エントリを連発したあとも、毎日アーセナル関連でいくつもの新しい移籍ニュースが飛び交っていてさすがマーケット開催中であるなと。 シーズンオフだし移籍ニュースはシーズン中より頻度を高めてお届けしていこうと思うので、今後もこのブログをちょくちょくチェックしに来てください。 <これを読む前に読んでおこう> アーセナル19-20シーズン夏の移籍ポリシーについてデイヴィッド・オーンステインの談話 【移籍市場】アーセナル夏の退団について【2019夏】 【移籍市場】アーセナル夏の補強ポイントと獲得候補その1・ディフェンダー編【2019夏】 【移籍市場】アーセナル夏の補強ポイントと獲得候補その2・ミッドフィルダー/フォワード編【2019夏】
【移籍市場】アーセナル夏の補強ポイントと獲得候補その2・ミッドフィルダー/フォワード編【2019夏】
前回のディフェンダー編につづいて、ミッドフィルダー/フォワード編を。CM/DM/AM/FW/Wingerの補強ポイントと候補について。
【移籍市場】アーセナル夏の補強ポイントと獲得候補その1・ディフェンダー編【2019夏】
昨日の退団エントリにひきつづいて、今度はアーセナルの夏の獲得についてまとめよう。 来シーズン以降もPLでトップチームと戦うために、ウナイ・エメリの希望を叶えるために、クラブにはどのような補強が必要で、これまでにどのような名前が上がっているのか。 まずはGKとCB、FBのディフェンダー編から。
【移籍市場】アーセナル夏の退団について【2019夏】
PLのシーズンが終わり、移籍市場の季節がやってきた。 最近の移籍ニュースをまとめる前に、この夏にチームを去っていく選手たちについてまとめておこうと思う。
アーセナル19-20シーズン夏の移籍ポリシーについてデイヴィッド・オーンステインの談話
今朝起きたら界隈がざわついていたので何かと思ったらBBC Sportsのジャーナリスト、デイヴィッド・オーンステインが昨日レディオ番組に出演してアーセナルの夏の移籍について語っていたようだ。 アーセナルの情報の確からしさにおいてはTier1の「God」とまで呼ばれるオーンステイン。さすがにファンの注目度は高い。 Radio 5 live – Listen Live – BBC Sounds Arseblogにフルトランスクリプトがあったので拝借しよう。仕事が早い。Respect。
【マッチレビュー】18/19EPL バーンリー vs アーセナル(12/May/2019)アウェイ勝利とGolden Bootのファイナル・デイ
フィジカルを活かしてガツガツくる相手にさすがに苦労しつつも、アーセナルはみごとアウェイでバーンリーに3-1勝利。今シーズンをなんとか締めくくった。 それにしても先週の時点で実質的に今シーズンは終わっていたという気安さもあったのか、いつものアウェイらしくない戦いっぷりにも見えた。そう考えると、今シーズンのアウェイ病はやはり精神的な理由が大きいと思われるわけで、なんだか複雑な気分である。 そしてエメリがローテーションを予告するなかで90分プレイしたオバメヤンが2得点。さいごの最後でPLのトップスコアラーに追いついてGolden Bootまで獲得するという期待した以上の試合になった。 Burnley v Arsenal 世間的には当然2シーズン連続の優勝チームや、その最強チームと最後まで熾烈なトップ争いを繰り広げたCLファイナリストの話題でもちきりなわけだが、そんなの関係ねえ。われわれは粛々とこの試合を噛みしめてまいろう。
【マッチプレビュー】18/19EPL バーンリー vs アーセナル(12/May/2019)シーズン最終戦は消化試合
ああ、これでウーナイ・エメリ1年目のシーズンも終了。いろんなことがあったけれど、なんだかあっちゅーまでしたなあ。毎年最終戦でそう思ってる。 さて、アーセナルのPL最終戦はバーンリーとのアウェイマッチ。もちろん、ご存知のようにアーセナルは先週ホームでBHAとの痛恨のドローで、すでに実質5位確定(6位で終わる可能性は高い)ということで、エメリは奇跡(ワラ)を目指さずこの試合を消化試合にする意向のようである。 オバメヤンのゴールデンブーツも楽しみだったけれど、たしかにここでリスクをかけることは愚かかもしれない。 Burnley v Arsenal
【マッチレビューその2】18/19UEL LAST4 2ndレグ ヴァレンシア vs アーセナル(9/May/2019)ストライカーズはCLクラス【マッチスタッツと論点】
ELヴァレンシアのセカンドレグのレビューエントリは、コメント集につづいてマッチスタッツと論点をおとどけ。
【マッチレビューその1】18/19UEL LAST4 2ndレグ ヴァレンシア vs アーセナル(9/May/2019)ストライカーズはCLクラス【コメント集】
ELセミファイナル、ヴァレンシアとのセカンドレグ。 2点のアドヴァンテイジがありながら苦戦も予想され、当然のように開始10分で失点したときは、ほとんど諦めの境地のような心境だったわけで。これでやっと苦しみから開放されると。死んだ魚の目をしていたわけで。 それがなあ。どうしてこう、諦めさせてくれないんだろう。まさに逆境を覆して、みごとELファイナルにコマを進めてしまった。 Valencia 2-4 Arsenal (Agg: 3-7): Pierre-Emerick Aubameyang hits hat-trick as Arsenal stroll to Europa League final アウェイで4-2という結果に反して内容はあまり褒められたものではなかったが、それでも試合には勝ってしまい、この試合もまたアーセナルの今季の傾向を象徴するようなものになったとぼくには思える。 レビューエントリ前半はコメント集、追ってアップする後半で試合の語りどころを語っていこう。
【マッチプレビュー】18/19UEL LAST4 2ndレグ ヴァレンシア vs アーセナル(9/May/2019)ナポリの再来を
18-19UELセミファイナル。ヴァレンシアとのセカンドレグはアウェイ。 ホームでのファーストレグを3-1で先勝し、通常ならかなり有利な立場であるはずながら、今年のヨーロッパでは先勝しているチームがつぎつぎに敗れるという不吉な予兆もあり。とくに一昨日と昨日のは……絶句。阿鼻叫喚。 アーセナルとしてはホーム・アウェイでクリンシート完勝したクオーターファイナルのナポリ戦の再来を望みたいところ。 PLでのトップ4フィニッシュの希望が事実上絶たれたいま、アーセナルが今季の目標を達成するために残されているのはELのみ。もしここで逆転&敗退のようなことになれば、エメリ・アーセナルにとっては大きすぎる失望となる。チームのビッグメンタリティが問われる試合だ。 Valencia v Arsenal: Unai Emery targets ‘important’ Europa League title
アーロン・ラムジーとアーセナルの11年【さよなラムジー】
ホーム最終戦のタイミングで、アーロン・ラムジーのさよならメッセージがオフィシャルサイトに公開された。 Aaron Ramsey | In my own words 「アーロン・ラムジー/自分のことばで」 かなり長文で、それをあますことなく掲載したことにAFCオフィシャルの彼へのリスペクトが見える。 日本語訳においては周回遅れの可能性もあるが、ぼくも自分のことばでここに残しておきたいと思った。※小見出しの一部は訳者による。
【真マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs ブライトン(5/May/2019)最低のホーム最終戦。トップ4に値しないチーム
いつもならアーセナルが敗けるとこのブログのアクセス数もかなり減るのだけど、今回は今朝アップした愚痴のようなひとりごとをたくさんのひとに読んでもらっているようだ。ありがてえ。 コメントもたくさんあって、きっとあのチームにはみんな云ってやりたいことのひとつもあったんだろうと思われた。ファン同士お互い苦労するね。 あ・それとわざわざこんなとこまで来て煽りコメントくれたスパッズのサポーター氏?にも感謝しておこう。ああいうコメントをここでもらったのはたぶん初めてで新鮮だった。ぼくのブログがそんなとこにまで届くようになったのかと感無量。 さて、気は乗らないが試合を振り返っておこう。それと今回で今季プレミアリーグの戦いもほぼ終了ということで、シーズン終了後に総括しようと思っていた、現時点で考えるアーセナルFCの問題点についても少し触れておきたい。 Arsenal 1-1 Brighton: Gunners top-four hopes dashed この試合の結果はもちろんご存知のようにドロー。一時は「要塞」とまで云われたエミレーツで。1点先行しながらドロー。楽勝が予想された17位チーム相手だからね。目的の達成のためには絶対に3ポインツが必要な試合だったのだから、どんな敗戦よりも残酷なドローだ。
【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs ブライトン(5/May/2019)最低のホーム最終戦。トップ4に値しないチーム
楽しみに待っていた結末がこんな悲惨なことになるとは思わなかった。