シーズンが終わって以降、アーセナルの移籍ニュースはもうずっと毎日たくさんの噂が行き交っていて、例年どおりというより、いつも以上に活気づいている気がする。ぼくも毎日ニュースをチェックしていて、もう名前を追えなくなってきているくらいである。
そして昨日は「デッドラインデイ?」というくらい、アーセナルにまつわるたくさんの噂ばなしがいっきにインターネットにあふれていた。これはいったいなんなのか。
ということで、ここ10日間くらいのアーセナル移籍情報をざっくりまとめておこう。いまを逃すと、まとめるのがどんどん大変になりそうだ。
まずは、いくつかのトップストーリーズから。
アーセナルがレスターのジェイムス・マディソンへ。この夏のトップターゲット?
これにはさすがにみんなびっくり。ぼくもびっくり。冗談のようにグリーリッシュの名前は出ていたが、ここでマディソンとは。
そして、この情報をブレイキングしたのはまたAFCBellだと。。
Those Maddison rumours came from @TheAFCBeII, who was first on the Thomas Partey deal along with @charles_watts last summer 🔔
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) June 15, 2021
TheAFCBellいわく。
تكشّف لجرس أرسنال أن أحد اللاعبين أ/أ+ الذين تواصل النادي مع معسكراتهم في الأشهر الماضية هو جيمس ماديسون. مصادر مطلعة أكدت أن اللاعب على لائحة أهداف النادي ولا يمكن القطع بعدم وجود أي تحرك مستقبلي من قبل النادي في مرحلة ما هذه النافذة. pic.twitter.com/0WuQUhmpNT
— TheAFCBell 🇵🇸 (@TheAFCBeII) June 15, 2021
AFCBell:この数ヶ月のなかで、A/A+ターゲットとしてアーセナルが相手キャンプと接触したと、Arsenal Bellに明かされたのは、ジェイムス・マディソンである。そのソースが認めたのは、選手はクラブのリストに載っているということと、このウィンドウでクラブが未来のための投資をやらないとは云えないということ。
われわれが得た信頼できるソースによれば、クラブのジェイムス・マディソンへの興味は議論の余地はない。このニュースはこの数日内に英国メディアでも報道される可能性がある。それはクラブの興味やクラブのリストに載っていることを否定するものであっても、申し訳ないがわれわれはまったく気にしない。
われわれが1月26日にすでに伝えたように、この手の取り引きは罰せられるために(この情報が真実であると)保証はできなかった。絶対に起きるとは云えなかったし、もっとも重要な部分での答えがなかった。だが、ジェイムス・マディソンはアーセナルの関心の中心にいると、われわれは理解している。
アラビア語から英語にして日本語に訳しているのでニュアンスは違うかもだが、みなぎる自信(笑い)。
ほかのメディアも追随。
Arsenal make Leicester star Maddison a main summer transfer target
『Daily Mail』によれば、マディソンはオーデガードの代替で、アーセナルの補強リストのトップにいる。
レスターは去年の夏のウィンドウで、ほかのクラブからマディソンへの£70Mのオファーを断っているが、アーセナルは今回£60Mになるパッケージのオファーで獲得できる自信を持っているということ。
Arsenal weighing up £60million bid for Leicester star James Maddison
『football.london』も、Mailと同じような内容を報じていて、レスターはマディソンを手放すなら、£60M以上を要求すると指摘している。
また彼は、Zyechを失う可能性があるチェルシーも狙っているということ。
レスターの現地メディア。契約を3年残しておりクラブも手放す気なし。
Two unlikely factors needed for Maddison sale to Arsenal
マディソンは、おそらくアーセナルがいまほしいタイプの選手だが、そうとうな資金が必要になりそうだ。
レスターにとってアーセナルはPLの直接ライヴァルで、なおかつマディソンはチームの中心選手。英国人のHGでもある。彼らを説得するにはふつうのオファーじゃ無理なはず。オーデガードよりよほどコストはかかりそうに思える。
この案件は今後も目が離せない。間違いなく大注目。
オーデガードはレアル・マドリッドに残留濃厚とオーンステイン
なぜアーセナルはいまマディソンへ? それはトップターゲットのオーデガードを逃しそうだからである。
🔴 As things stand Martin Odegaard expected to stay at Real Madrid
🔴 He was Arsenal’s priority No10 so likely they’ll need to focus on others
🔴 #AFC submit ~€15m offer for Anderlecht midfielder Lokonga📝 With @gunnerblog for @TheAthleticUK #RMFC #RSCAhttps://t.co/ZBr7rLBd8p
— David Ornstein (@David_Ornstein) June 15, 2021
オーデガードはアーセナルのNo.1ターゲットで、もし彼が21-22シーズンにスペインに残るなら、アーセナルには打撃。ほかのターゲットを探す必要があるとオーンステイン。
もちろん来シーズンのアーセナルに彼がいないのはかなり残念であるが、個人的にはこの件がいつまでも長引くよりは、ここで後ろ髪を引かれずにつぎのターゲットに向かえるのでよかったんじゃないかと思う。
マディソンじゃなくても、オーデガードの役割を担える代替選手はこのチームに必ず必要だから。
アストン・ヴィラがESRに£25Mでオファーもアーセナルが拒否&レアル・マドリッドもESRを狙う?
昨日オーンステインが驚きのリポート。。これもある意味ぶったまげた。
🚨 Exclusive: Arsenal reject bid of around £25m from Aston Villa for midfielder Emile Smith Rowe. #AFC working to renew 20yo’s contract — which ends in 2023 — & have no interest in selling. #AVFC pursuit underlines their ambition this summer @TheAthleticUK https://t.co/sPsrVzOVw4
— David Ornstein (@David_Ornstein) June 16, 2021
オーンステイン:独占。アーセナルがアストン・ヴィラからのエミール・スミス・ロウへの£25Mのオファーを拒否した。アーセナルは現在20才との契約の更新に取り組んでいるところで、売る気なし。
チャールズ・ワッツも「ヴィラのオファーは笑える」とtweet。
ライティの反応がイカしていた。ほんとだよな。
https://t.co/jOtqEP2DS7 pic.twitter.com/hTLvsiSKY6
— Ian Wright (@IanWright0) June 16, 2021
まあアーセナルのファン目線だと、こんな可能性の低い、こんな不思議なオファーもない。
そしてESRがらみの不思議がもうひとつ。
Aston Villa make shock £25m offer for Arsenal starlet Emile Smith Rowe
この記事によれば、レアル・マドリッドが£35Mでオーデガードを譲りましょうと持ちかけている。ただし、ESRをつけてねと。
つまり、レアルがESR+£35Mとオーデガードをスワップしましょうとオファーをしたという。
ほんまかいな。
しかし、ヴィラのオファーはともかく、レアルのようなウソくさい(いやしらんけど)うわさが、まさにアーセナルがESRと新契約の交渉をしているときに、しかもほとんど同時に流れてくるとは、なにやら裏があるような気がしてしまう。
アーセナルのファンは、ここでESRが退団するとは誰も信じていないと思うが、念のため、ファブリツィオ・ロマーノは、ESRはアーセナルと新契約にサインしてクラブに残るのは100%と断言している。
ひとまず心配は無用でしょうな。
まあ、われらの宝であるESRが人気物件だというのは悪い気はしない。
既報のアーセナルのターゲッツ3人、ホワイト・ロコンガ・オナーナの進捗
まずブライトンのベン・ワイト。
BREAKING: Brighton have rejected a £40m bid from Arsenal for defender Ben White.
— Sky Sports News (@SkySportsNews) June 16, 2021
昨日SSNがブレイキングしたのは、アーセナルが実際にホワイトに£40Mでオファーをしたというニュース。そしてBHAはこれをお断り。交渉はひきつづき行われるということ。
オーンステインもこの情報を支持。
🚨 Arsenal have submitted an offer to Brighton for defender Ben White. While it isn’t expected to be successful (@skysports_sheth reports £40m bid rejected) #AFC pursuit of the 23yo centre-back & targets for other positions continues @TheAthleticUK #BHAFC https://t.co/gSsTSk4kUw
— David Ornstein (@David_Ornstein) June 16, 2021
しかしこのご時世で、CBに£40Mというアーセナルのオファーもクレイジーだが、それを断るブライトンもたいがいである。
£40M以上となればCBではまさに最高レヴェルの移籍金であることは間違いなく。われわれはワールドクラスのCBを期待していいんだろうか?
アーセナルが狙っていると報道されているアンデルレヒトのサンビ・ロコンガは、ディ・マルツィオによればアタランタとナポリも狙っている。
またイタリアからは、バイエルンがロコンガへのオファーを準備しているという情報もあるが、バイエルンよりもアーセナルのほうがはるかにプレイできるチャンスがあるということで、そこまで脅威ではないのかもしれない。
すでにこの取り引きは、かなり進んでいるというリポートもある。
アンドレ・オナーナはその後のアピールによって、ドーピングによる12ヶ月バンが9ヶ月に短縮されている。これで9月からグループトレイニング、11月から試合でのプレイが可能になったということ。
Andre Onana has his ban reduced to nine months.
Statement from CAS says he will be able play again from November 3. pic.twitter.com/NApoR3iqDe
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) June 10, 2021
アーセナルはオナナ獲得のポールポジションにいると見られているものの、現時点ではアーセナルはまだ正式にオファーをしていないようだ。
なお、アンドレ・オナーナについて、ウェズリー・スナイデルのこんな発言が注目されていた。
スナイデル:彼は(アヤックスを)退団するだろうと思う。彼はグレイトなGKだ。ヨーロッパのトップ? そうだろうね。(アーセナルとのリンクに)わたしはアーセナルじゃないほうがいいね。ナイスなクラブだよ。でも、彼らはここ数年はスリップしてきた。わたしは彼はレアル・マドリッドやバルセロナで観たい。
しらんがな。
オーナー陣が支持率回復のために大盤振る舞いするんですかね?
マヴロパノスとサリバは何がだめなんだろう
1シーズンでもいいからチャンスを与えてほしいです
ベンホワイトに60Mのオファー出したとかいう記事も見かけましたが、流石にそこまで愚かじゃないと信じてる。
てかCBに大金積むならホントにメガクラブに所属するレベルの超一流連れてこないと金の無駄遣い。
サリバとは何だったのか
サリバが来たからもう大丈夫、と言っていた界隈の連中は二度と評論のようなものを書かないで欲しい
すでに契約期間の2年が過ぎて、残り半分でアーセナルでは一度も見ていない選手に高い金を使ったのは全くアホらしい
ESRに対する糞安オファーは「なんかアーセナルは生え抜きを安く放出するし、ワンチャンあるんじゃないか」と周りになめられているんでなかろうか
エンケティアもナイルズもウィロックも、もう少し値がつくような気もする
イウォビは高く売れた、と喜んでいる人もいるが、育てられなかった、という気もする
マルティネスも高めで売ったけど、チーム的には売って大変になっているので、何が何だかもう分からない
もういっそアーセンに戻ってきてもらったほうがまともな補強できる気が…()
サリバは謎ですね。ただ今サリバを獲得しようと思えば簡単に出来そうな状況のわりにヨーロッパのトップチームから声が掛からないという事はそれぐらいの評価なのかなとも思います。より残念なのはゲンドゥージを安売りしそうな事ですねぇ。素行が悪いと言えどもあの若さでフランス代表に入った事もある選手逆にアーセナルが買うとなったらいくら払うの?ハッタリとノリが大事なマーケットで上手く売れるよう務めてたらいい値段ついたんじゃないかと想像しちゃいます。
改めてベンホワイトの別のプレイ動画を見て印象が変わって見てみたいくらいに興味湧きましたので以前のコメントを訂正。金額が妥当かは良く分からないけど。どんな補強するのかちょっと楽しみにします。というか予算どうなってるんだろ。
RCBが守備専(守備の尖った選手)だと、本当に戦えないのか?という話だと思うんだけども。
何だかんだ言ってもルイスはパスの起点だったから、それがホールディングになるとビルドアップの遠回り感は否めない。サリバにそれ以上を要求するのも酷な気がする。
だからホワイト、なんだと思う。
しかし例えばGKの補強によっても、ビルドアップの加速はできる。
現状はGKがハイプレスを受けた時に、FBへ飛ばすパスがほとんど通ってない。リーズがあそこでGK→FBに飛ばして速攻の起点を作ってるのに比べ、多くのマイボールとチャンスを失ってる。
ベンホワイトに大金突っ込むよりは、オナーナを取ってレノの競争相手&後継にしたほうがいいんじゃないだろうか。オナーナの足元は完全にフィールドプレーヤーだし、しかも両足。プレスのきついリーグのためにいるようなGKだ。
ヘタにCB入れ替えるよりずっと効果的な気がするけども。
サリバに関しては「パスが得意なモダンななんちゃらかんちゃら」が謳い文句だった気が
マブロパノスも上同文
もっと言うと天才ビエリクがMFからコンバートでそんな評価だったような
ルイスとか言うザルDFのパスマスターをCBに置きたいならシャビ・アロンソ置いてもいいんじゃないかね
誰に対する批判なのかが今ひとつ分かりませんが。
謳い文句がどうかじゃなくて、ご自分でプレーを比較する必要があると思います。リーグアンはDAZNで見れますしね。僕はサリバが攻撃の尖った選手だとは思いません。もしそう思うなら、根拠を聞かせてほしい。
例えばニースでサリバの同僚だったトティボ(バルサ所属)は超絶に上手くて、今までのCBの常識では考えられないプレーをします。アルテタはああいう極端なCBを使ったサッカーがやりたいんでしょうが、じゃあそこをサリバで代用しろという場合に、「ネット上で誰かがサリバはモダンなCBだと言ってたから!」では話にならないでしょう。
アルテタが引っ張ろうとしてる方向性に対する批判は、当然あっていいと思います。それがマブロではダメなのか、サリバを使う方法はないのか、当然意見はあるべきだと思いますけどね。