昨日チェルシーがハダースフィールドに大差(5-0)で勝ち、暫定ながらまたリーグ順位が入れ替わった。 今回アウェイのシティでアーセナルがそれと同等の結果が出せるとはファンですら誰も思っていないので、ほんのいっときとはいえ4位にいたことは、いま思えば短い夢を見たとしかいいようがない。 シティでは下馬評どおりに虐殺されるか、あるいは予想に反してToTやリヴァプール、チェルシー戦のようなビッグマッチをやるか、どちらかになるのではないかと予想するファンがいたが、それはそれでなるほどという気がした。気持ちはわかるというか。 しかしよく考えればファンとして最高に楽観的に予想してもそれは難しいだろう。なぜならアーセナルが今季トップチーム相手にやったいい試合はすべてホームなのだから。今回はアウェイだ。 アーセナルが最後にアウェイでトップ6に勝ったのは2015年1月のシティだったらしい。ちょうど4年前。いまだに語られる例のカソルラとコクランのCMコンビの評価を決定づけた試合だな。 それくらい勝っていない、に加えてこのディフェンス惨事である。いままでダメだったのにこの試合で突然よくなるなんてPLはさすがにそんな甘くない(まあアーセナルではそういうのもごくまれに見かけるけど……)。 ということで、戦力差や練度、フォームからしても負けてもともと。ポイントが取れるようなら最高にラッキー。そんな試合である。 Manchester City v Arsenal この試合負けると、ユナイテッド(vs レスターでアウェイ)の結果によってはアーセナルは6位に転落する。ついに追いつかれるわけだ。
18/19シーズン後半をドイツでプレイすることになったエミール・スミス・ロウ
昨日(日本時間今朝)、ヨーロッパの移籍市場がクローズした。 デッドラインデイとなった昨日、アーセナルでは獲得はデニス・スアレスただひとりとややがっかりなところは否めないが、誰かが来ただけまだマシだと考えよう。 そして、移籍(デパーチャー)についてはエミール・スミス・ロウのRBライプツィヒへの移籍が発表されている。シーズン終了までのローン移籍。 18才という彼のような年齢の時期ならプレイタイムは非常に重要で、しかもドイツのトップリーグでのプレイは彼のさらなる成長を促すことだろう。 リース・ネルソンに違わぬ活躍を期待したい。 😃🇩🇪 #DieRotenBullen pic.twitter.com/aEd3vBrCb8 — Emile Smith Rowe (@emilesmithrowe) January 31, 2019 そんなスミス・ロウについて、さっそくブンデスリーガ公式サイトが特集記事をアップしていたので、今回はそちらを読むついでに紹介したい。
アーセナルの2019年冬の移籍市場デッドラインデイ
昨日の予告どおり、冬の移籍市場のデッドラインデイについてお送りしよう。 なお、現時点()ではデニス・スアレスの当確が出ているほかはメジャーな動きはまだ見えていない。 イングランドでは1/31が始まったばかりでまだまだ時間はあるが、ここまでの動きをまとめてみよう。 内容の薄いエントリだったらすまん。※現在イングランドはちょうど1/31のお昼くらい。
【Welcome】デニス・スアレスのパーソナリティ【to Arsenal】
冬の移籍市場デッドラインデイを迎える今日1/31。 かねてよりアーセナルがローン獲得を希望していたと云われるバルセロナのデニス・スアレスについて、一時は破談を噂されるなど紆余曲折ありながらも昨日から当確印が各所から出ていて、日本時間深夜にはBBC Sportsでもニュースで報じられた。 Denis Suarez: Arsenal sign Barcelona midfielder on loan
プロジェクト84進捗はどうなってるのか(epl week24)#project8x4
毎回申し訳ない。Twitterでアレどうなってんの?って訊かれるまで忘れてた。 さて、アーセナルはチェルシー戦(H)みたいなファインフォームをときおり見せたりしながら、概ねグダグダなときを過ごしている。前半連勝をやっていたことがウソのようだ。 ヘッドコーチは何度もインプルーヴメント、インプルーヴメントと口にしながらも、どうも成長も改善も進歩もしてるような気がしない。気のせいかな。 そんなアーセナル。とりあえず現在のプロジェクトの進捗状況をご報告しよう。
【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs カーディフ(29/Jan/2019)定着しない安定感
や、エモい雰囲気でやりにくかったってのはあると思うのだけど。 まあ、勝ったんだけどさあ。どうなのこれ。 とても今季PLアウェイで1勝しかしてないチームとの対戦とは思えない。ドローだって2回しかやってないんだぜ。あとは全部負け。そんなカーディフ相手に。 Arsenal v Cardiff City またしても選手を大きく変えてきたのは日曜のシティに温存した説あるけど、そんなのウソだよね? バッドフォームは選手の問題が大きいと思ってきたけど、マネージャーの責任もけっこうあんじゃねえのか。そんなふうに思いました。
【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs カーディフ(29/Jan/2019)悲しみを乗り越えて
リーグ・アン、ナントから今月PLカーディフ・シティに移籍したストライカーのエミリアーノ・サラ。 搭乗した飛行機が失踪するという痛ましい事故からすでに捜索は打ち切られているが、今後も有志が資金を募って私的に捜索がつづけられるという。 同じ時期にチャイナクラブからのオファーを断ってカーディフを選んだのは、本人のPLでプレイしたいというたっての希望だったというのだから悲しい。 Arsenal v Cardiff City アーセナルにとっては今回のカーディフ戦は、ホームでしかも相性のいい相手ということで、厳しいシーズンのなかで比較的精神的余裕をもって戦える数少ない試合ながら、プレイに集中することが難しい試合とも云えそうだ。
アーセナルユースウォッチャーによる浅野拓磨リポート【2019Jan】
Arseblogにユースウォッチャー、Jeorge Bird(@jeorgebird)氏のタクマ・アサノについてのリポートが来ていた。 彼は2016/17シーズン夏にアーセナルに獲得されて以来、ワークパーミットのため一度もアーセナルでプレイすることなく、ジャーマンクラブに3シーズン連続でローンとなっている。 この間、残念ながらドイツでとくに目立った活躍をしているわけでもなく、日本人のファンですら大半は彼のことは忘れていると思われるので(極論)、現在の彼の状況を伝えるありがたい報告となっている。 といっても、パフォーマンスに突っ込んだ内容ではなく、あくまで彼の置かれている厳しい状況をあらためて確認するものだが。 ざっくり紹介しよう。
【マッチレビュー】18/19FAカップ アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(25/Jan/2019)いつもと同じアーセナル
やあ、いつものおれたちのアーセナルで安心しましたなあ。 試合後のArseblogの指摘が的を射ていた。 元ストライカーで失点 短時間でつづけて失点 複数のケガ人 追いかける展開からカウンターでとどめ もう一個付け足すなら、少ないチャンスを確実に決められる。かな。 今回、CBふたりがケガで交代となってしまったため、この結果をアンラッキーだと見る向きもある。たしかに1-3という点差は実力差ではなかったとぼくも思う。いまのマンUがそこまでいいチームとは思えないし。 でもあまりアーセナルを擁護できないのは、この敗戦のなかにいまのアーセナルの改善できないままになっている諸問題が凝縮されていたからでもある。 Arsenal 1-3 Manchester United in FA Cup fourth round
【マッチプレビュー】18/19FAカップ アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(25/Jan/2019)FAカップの重要度と両クラブの現在地
今季FAカップは早くもビッグチームとの対戦。 成績不振のモウリーニョからマネージャーを引き継いだスールシャールで好フォームを維持するマンチェスター・ユナイテッドが、エミレイツステイディアムを訪れる。 アーセナルとマンUはPLでもトップ4入りを直接争うライヴァルで、それぞれ並行してELとCLという重要なカップコンペティションを戦っている。今回はお互いにとくにけが人が出るとキツい状況で戦うFAカップとなる。 それぞれどのようにこのコンペティションの重要度を位置づけしているか、まずはどんなスクオッドで試合に臨むかが注目される。 Arsenal v Manchester United
最近のアーセナルニュース(23/Jan/2019)ベレリンが長期離脱へ。D.スアレス交渉決裂?
チェルシー戦の勝利から、このブログ的には少し落ち着いていたが、冬の移籍市場オープン中でアーセナル界隈は相変わらず話題に事欠かない。 最近のアーセナル関連ニュースをまとめよう。今回は、デイヴィッド・オーンステイン(BBC Sports)の昨日のツイートを中心に。 As per @DaveHytner Bellerín ruptured ACL confirmed in scan today, 6-9 months. Rest of squad were paintballing pre #MUFC. Francis Cagigao tipped by many to succeed Mislintat as HoR with Monchi among names for TD (no timescale). #AFC want 2 loan deals, 1 being Suarez but not close — David Ornstein (@bbcsport_david) …
【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs チェルシー(19/Jan/2019)終わるまでは終わらない【マッチスタッツと論点】
この試合は、今季アーセナルがトップ6相手にしたいい試合(リヴァプールとToT)とはフットボールのクオリティ的に比べられそうにないが、とにかくアーセナルが自分たちのやりたいプランを実行してそれを成功させたことが大きい。 ボールを持っても持たなくても、文字通りエメリは試合をコントロールした。 とくにボールの持たない時間がつづくなかで、らしくないコレクティヴな守備でしっかり試合を終わらせたこと。変わらぬ守備面での不安をずっと指摘されているいまのアーセナルにとって、とりわけポジティヴな兆しだと云える。 この試合に勝ったことが非常に劇的なのは、試合内容ではなく、このところずっとフォームを落としていたチームがリーグのトップ4フィニッシュに向けて瀬戸際にいたからだ。 アーセナルはここ8試合で3勝しかしていなかったのだから、今季の目標に向けて現時点で最大のライヴァルになるチームを相手にした勝利は大きい。復調のきっかけにふさわしい。 もし負ければ9ポインツ差がついて、今後の戦いにおいてチームの士気はかなり下がっていただろう。 この結果でトップ4まで3ポインツ差と縮まり、チェルシーに十分プレッシャーをかけられる位置についた。 レヴューエントリ前半のコメント集に引き続き、スタッツと論点エントリで試合を振り返ろう。
【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs チェルシー(19/Jan/2019)終わるまでは終わらない【コメント集】
ファンとしてひとつ恥ずかしい告白をせねばならない。 これライヴで観てないんだよね。時間遅かったし、どうせしょぼい試合をするからと思って。どうせ最低な気分になるなら翌朝録画中継を観ればいいかと。 ……後悔したよね~。これはシーズンのなかで何試合かのライヴで観なきゃダメなやつだった。チームを信じなかったおれのばかばか。 ちなみに昼ごろ連続でツイートしたのは観終わって興奮したため。迷惑でごめんよ。 ということでなんと現在リーグ4位で超絶強いあのチェルシーFCにホームで2-0快勝。大一番のロンドンダービーでこれ以上ない結果である。 もちろん彼らの不調に助けられた部分も大きいものの、これまでのはなんだったんだというくらいのソリッドなディフェンスとチームパフォーマンスを見せてもらった。 久しぶりのクリンシートだし、前半先行するしで、とてもネガティヴなことを云う気分になれない。 Arsenal 2-0 Chelsea: Alexandre Lacazette and Laurent Koscielny score in important win 負ければトップ4フィニッシュが厳しくなる試合だったから、これでシーズン終盤に向けて一応望みを保った。アーセナルにとっては本当に重要な試合だったのだ。終わるまでは終わらないんだねえ。 さて、まずはコメント集からゆこう。追って論点もまとめるつもり。語るべきことは多い。
【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs チェルシー(19/Jan/2019)トップ4フィニッシュに希望をつなげるため
勝てば首の皮一枚、負ければ絶望的。今シーズンのEPLトップ4フィニッシュを占う4位と5位の直接対決はロンドンダービーでまさにシックスポインター。 Premier League (Sky Sports) チームのフォームは落ち気味でただでさえ厳しい戦いだというのに、よりによってこんなときにアーセナルではさらに問題が噴出している。 最悪のタイミングで最重要な試合を迎えるという意味では、今シーズン序盤の2試合(シティとチェルシー)に似たところがあるかもしれない。 結果まで似ないといいのだけど。
AFCチーフスカウトのスヴェン・ミズリンタットが退社か
驚いたの驚かないのって。チェフのリタイヤの何倍も驚いた。 昨日の夜の時点で、バイエルンがミズリンタットにオファーというニュースを目にして、アハハそんなバカな。どこから出てきたんだそんな与太話は。バカも休み休み云いたまえのび太くん。大山のぶ代ヴォイスで思っていたのに。 今朝起きると、ミズリンタット退社のニュースが一斉に報じられていたのだった。 ESPNがミズリンタット退社のニュースを伝えたのちに、TelegraphやGuardian、SKY Sportsをはじめ各社が報道、だいぶ遅れてBBCデイヴィッド・オーンステインもこれらのニュースの信憑性を裏付けるかのように報じた。 Sven Mislintat: Arsenal head of recruitment’s future in doubt もちろんまだ正式に決まったことはないはずだが、現在のスヴェン・ミズリンタットの置かれている状況や、なぜ彼が現在のアーセナルでの立場が危うくなっているか要点を解説している。 この記事をざっくり紹介しよう。