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【マッチレビュー】20/21EPL ブライトン&ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(29/Dec/2020)それでも3ポインツ

こんにちは。

昨夜はしっかり飲みすぎないうちに一度寝て3時前に目覚ましで起きた。さすがにこの時期に一度寝て夜明け前に起きるのはツラいわけだが、なんとか起き上がった。期待を胸に。だから前半は、その報われなさにほんとにびっくりした。なんだあれ。まるでチェルシー前の状態に逆戻り。あんながっかりフットボールじゃあ極東ピーポーは、夜中の3時に観てくれいないよなあ。

で、後半は息を吹き返したみたいになって、結局アウェイでワンネオ勝利したのだけども、長い時間をかけてこのチームにこびりついたネガティヴなサムシングを拭い去るのは、やはり云うほど簡単じゃないなと。そう思った。

これで年内の最終戦を勝利で終えた。そのこと自体は当然ポジティヴだが、PLで2連勝は9月のシーズンスタート以来というのだから、われらのフォームがいかに一貫性を欠いているかということを改めて感じさせる。

今後も謙虚に我慢づよく、地に足をつけて、試合ごとに戦っていかねばなりませんな。こんなご時世にふさわしい教訓かもしれない。

試合をざっくりと振り返ろう。

‘It’s a different world for Arsenal’



アルテタの試合後コメント「シニア選手たちにもフェアでいたい」

試合直後のインタヴュー。『Amazon Prime Video』via Arseblog

(勝利について……)

アルテタ:最近は結果に苦しんでいるという自覚はあった。チェルシーに勝ったという事実はビッグブーストだった。あれはパフォーマンスというよりは、より結果だった。そして3日後にここにきて、さらに勝利できたことはかなり重要だ。それに、納得できるやり方でやれたと思う。セカンドハーフにはだいぶよくなったし。結局PLでは、最後の数分でもしがみついていなければならない。わたしはボーイズが誇らしいし、結果にも満足している。

(ラカゼットのいきなりのインパクト……)

いつだって望まれることだ。ラカはいまかなりいい時期にいる。自信満々だよ。彼はいいプレイをしているし、われわれは彼を使えると知っている。セカンドハーフにはチームを変えたくて、フレッシュネスを入れたかった。サブの選手たちはとてもよくやってくれた。

(ブレイクのあとはチームはより意図あるプレイをしていた……)

それ(purpose)は、まさにわれわれがほしかったものだよ。ボールを持っているときのアクション、(前半で)攻撃していたスペイス。われわれはあるエリアでは脅威になれていなかった。そしてセカンドハーフにはそれをすぐに行って、より自信を得て、エナジーを充填したようだった。ファーストハーフよりはよほどフットボールをプレイしていた。

(チームのなかにある新しいエナジー……)

何度か云っているように、最近のような敗けの数があれば、スピリットを高く保つのは大きなチャレンジになる。それがどうにかやれたと思う。われわれはいくつかの決断を行っているが、もちろん、それはこの時期にしなきゃならないことだった。ここには若いキッズがいて、彼らも助けてくれているが、わたしが云うべきは、経験ある選手たちがスポットオンだったということ。敗けたときのフラストレイションとのエナジーのバランスを取ろうとしている。

(自信を築いている……)

わたしは最良の薬は勝利だと云っている。試合に勝つなら、そこには違う世界がある。違う物語がある。いま視界はよくなっている。必要なのは一貫性とウェスト・ブロムでまた勝とうとすることだ。

(この一年は想像していたのと違った……)

わたしの人生からしてもまったく違っている。どんなマネジャーキャリアだって十分キッツいのに、この状況を考慮すれば。パンデミックや最近のわれわれの問題など。まったくチャレンジだった。わたしは楽しんでいるが、苦しむときもある。また云っておかねばならないのは、わたしの周りにはたくさんのグレイトな人々がいること。グレイトな組織があり、われわれをサポートしてくれるグレイトなクラブがある。ここにいられることに感謝している。

(ヤングスターズたちのインパクト……)

わたしは驚いてはいない。なぜならタレントはわかっていたから。ELやカラバオカップ、あるいはPLでもたまにやっているように、あとはただ試合で使うだけだった。それはプロセスの一部であり、ここからは輝くためには正しいシニア選手たちも必要だ。彼らはわたしにもっとも重要なクオリティを示してくれている。どんなグラウンドでも、自由に楽しんでプレイできるパーソナリティ。フットボーラーとして。それがすべてだ。

(ヤングスターズたちをこれからも信頼する……)

われわれにはシニア選手もいる。若い選手もいる。みんなが貢献して助ける。彼らがスクワッドにいるのは、彼らがスクワッドにもたらすものがあるからであり、これからはもっと話題になるかもしれない。同時に、わたしはいつもプッシュしている、いつもチャレンジしている、若いキッズをサポートしているシニア選手たちにはとてもフェアでいたい。

試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。

(連勝……)

アルテタ:先週云ったように、フットボールにおいて病に対する最良の薬は試合に勝つことだ。われわれはとても違うやり方だったが連続でこれをやった。相手もとても違っていたからね。しかしわたしは、とても納得できるやり方でやれたと思う。

(ブカヨ・サカのケガ……)

彼は足をひきずっていた。強く当たられたんだ。でも問題ないと願うよ。

(Covidで2週間のブレイクを取ることには賛成している?……)

わたしは選手、スタッフ、この産業の全員のウェルフェアを守ることに賛成する。政府がどういう決断をしようが、われわれはそれを支持するよ。なぜならどの決定もみんなを守ろうとするものだから。与えられたアドヴァイスに従う。

(入って21秒後のラカゼットのゴール……)

あれこそがすべてのマネジャーが夢見ることだと思う。ベンチからできてた選手が、今夜のように試合を勝たせてくれる! 彼はここ数週間は得点もしていて、とてもいいフォームにいると思う。彼は自信にあふれていて、でも今日は背中に痛みがあったので、試合にスタートはできなかった。しかし出てきてチームを試合に勝たせた。それがとんでもなく重要。

(ラカゼットの冷静沈着ぶり……)

最初はブカヨのグレイトな動きからだった。フィニッシュ以外は彼の動きのおかげだった。彼はカウンタームーヴで自分で自分のスペイスをつくった。ラカのタッチとフィニッシュは、素晴らしかったと思う。

(サカのフィールドでの成熟……)

今日彼は前半に難しい試合をやっていた。なぜならチームで彼がアドヴァンテッジを生み出せるようにできなかったから。あるいはほかの攻撃の選手たちにも。そしてとてもロウブロックのバック5を相手にゴールを入れようというのはとても難しかった。

セカンドハーフに、われわれが違う攻撃をやり始め、よりスペイスを見つけ、状況と彼らのブロックを打ち破るようになった。4つか5つのビッグチャンスもつくり、彼のそこに関与していった。

(この結果でより自信が深まる……)

そのとおりで、とくにこのクリスマス時期には。どれだけ勝利を必要としていたかわかっていた。ほんとうにタフな週があり、それは多くが自分たちのパフォーマンスのせいというわけでもなかった。結果だった。しかし、自信を得ていくためには結果が必要で、そしてここで2勝した。みんながよりよいムードになったと思う。

われわれはこの期間をチームスピリットと団結でなんとか乗り越えてきた。そしてそれは簡単じゃないときもあった。なぜならふつうは敗ければフラストレイションがチームに悪影響を及ぼすから。だからできればこれを続けていき、もっとポジティヴになっていきたい。

(ラカゼットはどうステップアップしていったのか……)

われわれにはビッグプレイヤーズ、困難なときにステップアップするシニア選手が必要だ。そして彼は間違いなくそれをやっている。フロントの選手たちは、今日彼がやったように、サポートしてくれるチームメイツが必要だ。できるだけの頻度で。同時に、彼らは自分自身でもステップアップしてチャンスをつくらねばならない。

思うにラカはずっとハードに取り組んできていた。わたしがここへ来てからも、彼のワークが問題になったことは一度もない。彼の得点記録はよくなっていくだろうが、どうして進歩ができるかといえば、彼がチームのためにがんばろうとしているからだ。

(ラカゼットはなぜにスタートしなかったので?……)

彼は背中に痛みがあり、チェルシーとの試合が終わったときにはいくらか痛みがあった。だからリフレッシュする機会として、別のときに使おうと思った。オーバは90分プレイできるとわかっていたし、ガビは間違いなく90分はもたないとわかっていた。だからサブスティチューションでは、ゴールへの脅威として信頼できる誰かを必要なときに使った。

(ハーフタイムにはチームに何を伝えたので?……)

われわれはファーストハーフにはふたつの問題があった。まず、オウンハーフでシンプルにボールを渡してしまっていたということ。オープンで大してプレッシャーもないときにだ。そこからひとつかふたつ相手のチャンスが生まれていた。

ふたつめはブロックに対する攻撃。十分効果的になっていなかった。ボールの周囲にいる選手たちに目的や正しい意図がなく。生み出したい動きや状況がなかった。(HTに)それについて話し、すぐによくなった。

(移籍ウィンドウの計画とイスコとのリンク……)

これらの試合結果でウィンドウに対するわれわれのアプローチは変わらない。個人の選手については話せないよ。

(若い選手たちがより責任を取るようになる……)

ユースというのは素晴らしいものだ。だがシニア選手も必要で、彼らの周りにいるシニア選手が彼をガイドし、コントロールし、サポートすることが必要。

わたしがここへ来てから若い選手たちとずっとプレイしている。彼らの多くにチャンスも与えている。そしていまこの結果によってよりハイライトされるようになってきたかもしれない。しかし同時に、わたしはシニア選手たちにほんとうにリスペクトしたい。彼らが一年を通してやってきたワークにも。

以上。

シニア選手への配慮

この2連勝では、世間的にもヤング選手たちに注目が集まってしまうのは仕方のない流れだが、アルテタはシニア選手たちへの配慮を忘れない。というか、何度もそれに言及しているあたり、かなり意識的にそれを示したがっているようだ。やはり、チームセレクションをしていくうえでの、選手たちのそれぞれにエゴへ対応することの難しさはあるのだろう。

シニア選手たちの不甲斐なさとヤング選手たちの活躍。最近の結果から、これを対比的に語られるとシニアたちの立つ瀬がないわけで。どうしたってマネジャーがフォロウせざるを得ない状況ではある。

サカ、マルティネリ、ESRがプレイすることでプレイタイムの減っている選手たちという意味では、シニアだけでなく、ウィロックやAMN、ネルソンのようなヘイルエンドの先輩選手たちにも、同様の配慮は必要だろうと思う。

やあ、フットボールマネジャーってほんとうに大変な仕事ですね。

前半の停滞はなぜ起きた?

それと、この試合の最大の疑問は、前半の停滞っぷりと後半の復活ぶりになるわけだが、アルテタがハーフタイムに選手たちに話した内容について具体的に明かしている。

ピッチで起きていたことと、それについての評価と改善のためにしたトークについては理解できたが、腑に落ちないことはある。

プレスの人たちに突っ込んでほしかったのは「なぜ」だ。なぜああいう、チェルシー戦がなかったことになっているみたいな前半のパフォーマンスになってしまったのか。そこはちゃんと突っ込んでほしかった。「会場の時間が来ましたので」とか「1社につき質問はひとつで」とか云われないんでしょう?  しらんけど。

ラカゼットのコメント「みんながブカヨの成長を喜んでいる」

ナイスゴール。試合後のストライカーのコメント。オフィシャルサイトより。

ラカゼット:イェア。ブカヨがいいパスをくれた。ぼくの好きなやつだ。いいパスだったよ。

ブカヨはマジでよかったね。彼はよく成長していて、クオリティを見せている。まだ若いっていうのに。チームのためにハードワークしている。いまみんなが彼のことを喜んでる。

若い選手たちにはぼくも年を取ったと思わされるよ! 彼らはフレッシュでいい。ぼくには、彼らと一緒にワークしたり話したりできるのがとてもナイスだ。彼らは好奇心があって、成長したがってる。毎日彼らとプレイできてたのしいよ。

(ゴール)とてもうれしい。ベンチから出てきてチームを助けたかった。そして今日幸運にもファーストタッチで得点できた。自分のためにもよかったしチームのためにもよかった。

シニアっぽいコメントである。まあ彼らとは10才くらい年齢が離れているからなあ。兄というよりは親戚のおじさんである。

スミス・ロウのコメント「このクラブでプレイするのが夢」

前回に引き続いてNo.10ポジションをキープ。いまや時の人? ESRの試合後コメント。オフィシャルサイトより。

ESR:とても楽しんだよ。ぼくにはこのクラブでプレイするのは夢だから。とてもうれしいし、マネジャーがぼくに見せてくれた信頼、与えてくれたチャンスに感謝してる。ぼくはただハードにトレイニングを続けて、そうしてチャンスがあればそれを掴むだけだ。

タフな試合だった。今日のブライトンはすごく自信を持っていた。彼らはそれほどロングボールを使ってこず、とてもタフな試合だった。でもセカンドハーフにはとてもオープンになったと思ったよ。みんな3ポインツにとても喜んでいるし、それにふさわしかったと思う。

ミケルがセカンドハーフには試合がオープンになるから、信念と自信を持ち続けろと云ったんだ。そしてぼくらはよりチャンスをつくり始めたと。ラカのゴールもチームを助けたね。

アレは彼が入ってから最初かつぎくらいのタッチだったんじゃないかな。ブカヨがすごくうまくサイドを抜けていって、彼にボールが渡った。ぼくらはみんなラカがどれだけいいか知っているから、彼があそこで得点したのは別に驚きじゃないよ。

ぼくらは、いまはただもう毎試合やっていくだけだ。トレイニングでも進歩するためにトライを続けて、1試合ずつだ。ぼくらはいまベストな状況にはいないけれど、これを続けて前にプッシュしていき、築いていけるんじゃないかと感じている。

ぜひこのまま続けてもらいたい。

グラハム・ポッターのコメント「サカがひとりでチャンスをつくってしまった」

勝ちましたので。BHAのボスコメント。

ポッター:とくにファーストハーフではポジティヴがたくさんあった。いい攻撃の選手がいるチームに対して、とてもよくやったんじゃないかと。

不満なのはほしかったポインツが取れなかったことだ。われわれはいい部分もあったが、進歩するために続けていかねばならない。このリーグはすごく要求されるし、罰を受けやすい。こうしたことは起こりうるが、グループとして団結しなければならない。

(失点について)われわれは当初少し高めにプレスしようとしていたんだ。ところが、サカがグレイトなターンオブペイスで機会をつくってしまった。あれはサカの、その後のすべてに影響を与えるアクションだったよ。

そうだろうそうだろう。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチレビュー】20/21EPL ブライトン&ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(29/Dec/2020)それでも3ポインツ

  1. 僕はオーバがポストプレーができる、とはちょっと言えないと思う。
    少なくとも、チェルシー戦のラカと同じ役割をオーバに期待するのは無茶だと思う。

    しかしラカのコンディションの問題なら仕方ないし、この日程を同じメンバーで戦えるはずもない。
    CFオーバの時にはCFオーバなりの攻撃を作る必要があったんだろう。
    特に前半のはひどかったけど。

    しかしオーバのCF起用自体、ESRと合ってないような気もする。
    後半の最初15分くらいはオーバCF仕様の攻撃のアイディアが見られたが、正直ラカが中央に来てからのオーバのほうがずっと機能してたと思う。

    ESRを使うんであれば、エンケティアを使ってでも中央にポストプレーヤーを置いたほうがいいかも。

  2. 結局ジャカエルネニーのタレントの質の問題は大きいと思いますが…
    ベンゲル末期カソルラ抜けて以来5年くらいビルドアップはあまり上手くいってないかなと
    しかもどんどん酷くなってますし、どう考えても補強ポイントなのに放置してますよね

  3. 2020年もブログ更新お疲れ様でした・・・。わたしは勝っているチームを変えない、というのはチームの底力があがらない、というか、アルテタがスカッドを信頼していない証ではないか?と思います。全員が時速100kmのダッシュを90分間求められるなら、ローテは必須。このまま、またちょこちょこ変えて相性を試す、というのは一貫性がないのではないかと。オーバを活かすのは、ジャカかダビドルイス、ティアニーで裏抜けだと思います。ラカ・ESR・ガビ―とサカ、もしくは、気心しれた、ポジションチェンジがうまい、エンケティア、ネルソン、ウィロック、サカ、ここにガビ―とAMN、これらを気力体力十分なローテーションができないものか・・・あれ、ペペの存在感が希薄・・・。止まってボールを受けて、ためてからドリブルするのはPLでは通用しないんじゃないかなあ。ELでは通用しますが。ともあれ、来年も宜しくお願いします!さてNo.10は戻ってくるのだろうか。パーテイももっとみたいですよね。COYG

  4. マルティネッリはチェルシー戦のようなエナジーは感じなく、それくらいのエナジーがない場合は現状は他に特に突出したものがないような印象も受けますね。昨シーズンの印象含め。そのコンディションの見極めは重要かもしれないとも。

    コンディションでいくとやはりこの試合もオーバが厳しいように見えました。戦術や役割以前に今シーズンは動けてない。以前なら置き去りにするくらいのスピードがあったはずというか、そのような場面がほぼない。守備時の集中力やプレスの頻度や態度を見てもすべてが低い。自信とか以前の問題でコンディションが悪いように感じます。

    チェルシー戦と比べて相手の守備ブロックが整っていたり、エナジー不足な選手や前半はオーバが下りてくることがなかったり、ジャカの攻撃時のアグレッシブさというか高い位置を取る意識があまり見られなかったりと苦労する要因はありましたが、それでも若い選手のチェルシー戦からの意識の継続性はあったし後半に入って指示されたことが改善として効果が見られたことは良かったですね。

    褒めてるんだかけなしてるんだか分からない文章ですみません。
    良かった部分もあるけど心配な部分もあるというか。でも良かった部分の方がより見れたと思うし勝利はいいですね。

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