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【マッチプレビュー】20/21EPL ブライトン&ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(29/Dec/2020)年内最終戦はリアルテストの始まり

あの熱戦から中二日。さすがPLである。ちなみにチェルシーは昨日プレイしていたので、彼らはなんと中一日のフィクスチャ。どんだけ。

さて、ロンドンダービーでの勝利で気持ちはかなりアガっているが、ぼくもあの1勝ですべて状況がひっくり返ったなどと真剣に思っているわけではない。レヴューエントリのタイトルに「ビッグターンアラウンド」と入れたが、じつはあれも「?」を入れるべきか悩んだ。ぼくはチェルシーのあとの5試合が問題だと以前に書いたが、チェルシーに勝ったあともその考えは変わっていない。

アルテタは対ビッグ6の成績がすこぶる良いということで、それ自体は大変に喜ばしいことであるが、いまの問題はそれ以外のPLの半分以上のチームとの戦いだ。シーズン38試合でポインツを数えるなら、ビッグ6相手にいくらポイントを取れても、そのほかの試合でポインツを落としていれば意味がないのである。勝つべき相手に勝てるかどうかが問題なのだ。

2020年の最終戦である今回の相手であるBHAは、アーセナルは大の苦手ということで、また違う意味でビッグゲイムになる。ここでの結果が、今後に大きな影響を与えるはずだ。自分たちで自分たちの道を切り拓けるか。

ファンとしては、今こそ勝利をしてほしいと強く願わずにはいられない。ロンドンダービーの勝利をほんとうのターンアラウンドにするためにも。

今晩の試合をざっくりプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメント「70個の心臓を世話しなきゃならない」

試合前プレスカンファレンスでのコメント。オフィシャルサイトより。

非常にこう、晴れやかな顔をしている(笑い)

(若い選手たちについてと、彼らを起用しないことが難しくなったか……)

アルテタ:彼らをプレイさせなければならなかったということではないんだ。ベンチには十分なシニア選手たちがいたし。彼らをプレイさせることに決めたのは、彼らがそうするにまったくふさわしかったからだよ。そしてここからは試合をマネジしてゆかねばならない。どう全員が回復して、相手によって試合で何が要求されるのか。見ていくよ。

彼らはチェルシー相手にとてもよくやった。わたしはとてもうれしい。そこから先へ進もうではないか。つぎの試合では何が要求されるのか見てみよう。

(ブライトンとウェスト・ブロムとの試合はポジティヴな勢いを築いてテーブルを上がっていくための大きな機会になる……)

そのとおり。今週はじめにも云ったように、われわれにとってはビッグウィークだ。その週をわれわれはとてもポジティヴに始めた。それを続けてゆこう。しかし、PLがどれだけタフかはわれわれもわかっている。試合に勝つのもとても難しい。現時点では誰が相手かは関係ない。ファイトになるはずだ。そしてそれに準備せねばならない。

(勝ちなしのときを終えたことの個人的な意味……)

もちろんここ数週間の結果で、われわれ全員が苦しんでいた。わたしもキツかったし、とても責任に感じた。最悪な気持ちだったのは、わたしはこのクラブのためにすごくうまくやりたいからなんだ。そしていまがある。わたしはわたしの情熱、知識すべてをもたらしたいし、このクラブでできる限りのことを、できるだけ早く、正しく動きたい。それを行うためには、試合に勝って安定せねばならないし、時間を勝ち取りたい。それがやれていない、クラブや一緒に働いている人たちを失望させていると感じる。ファンもそうだ。それは消耗するよ。フラストレイティンだし、痛い。

でも同時に、わたしは自分たちが自分たちのやり方でやれるようファイトしなければならないことはわかっているし、困難なときにあっても、正しい人たちがわたしにたくさんの勇気をもたらしてくれるところが見られたはず。わたしもわたしとともにファイトしようとしてくれる人たちを見た。それがわたしに毎日つづけるエナジーを与えてくれた。

(自分を疑うこともある……)

イエス。わたしは毎日自分に問う。しかし、わたしがここに来てから、ここで起きていること、自分たちにできること、できないことをとてもよく分析しなければならなかったし、わたしも思ったよりももっと適応したと思う。チームにも合っただろう。なぜならいくつかのことがあったからで、それはここにいる選手たちのクオリティがよかったこともあるし、また一方ではおそらくはまだわれわれが準備できていないこともある。

ものごとが出てくるのはもちろんだが、それに対応しなければならない。結局はピッチに出ていくわれわれの選手たちのために、生活をできるだけシンプルに、クリアに、効率よくしなければならないのだから。

(最近の「苦しみだった(suffered)」という発言にはどういう意味があるのか……)

外面的にも、いろいろな問題が出てきてとてもチャレンジングではあった。ある選手だったり、あるスタッフだったり、たくさんの問題を乗り越えてきた。そして、ああいったふうに結果が打撃になり、なぜ試合に敗けたのか、正しい理由がわからなくなってしまったりした。それがひどい頭痛だった。だが、それがこのゲイムの美しさでもある。いろいろなやり方でやってみて道を見つけるという。

また、わたしの責任は選手をできるだけモチヴェイトすることであり、彼らを団結させ、チームスピリットを生き生きさせること。仮に試合に勝っていないとしても。もちろんそれは簡単なことではない。たくさんのエナジーを要求されるし、ときにはフラストレイテッドで悲しくもなることもある。

そして別の場所でそれができないか、探さねばならなくなる。わたしにとっては、それはずっと家族であり、ここにいるわたしと関わりのある人たちであり、ボードであり、エドゥであり、彼らはずっとスーパーサポーティヴだった。たくさん助けられたよ。

(もうマネジャーとアシスタントの違いを理解したと感じている?……)

それはわかっていたよ。4シーズンもワールズベストのコーチと一緒にいたんだから。彼の苦しみもわかっていた。毎日あんなに近くにいたんだもの。勝ったときですら、いつでも何かが動いていたし、わたしがこの職につくときも、タフな仕事だとわかっていた。

しかしこれも云っておかねばならないが、わたしはそれを愛しているんだ。ここにいるのはわたしの決断であり、こんなに誇らしいことはないよ。

(前進していくための青写真はチェルシー戦で見えた?……)

イエス。スタートからわたしがほんとうに好むたくさんのことが見られた。そのひとつは勇気であり、それをもってプレイしなければならないものだ。そしてわれわれが見せたエナジーと、ボールを持ったときのアグレッシヴさ。試合に注入したチームのエナジー。

われわれはとてもダイレクトで、前へとプレイしていた。とても攻撃的だった。たくさんの動きがあって、スペイスをいつも占領した。裏でも脅威だった。たくさんのことがあったよ。

でもそれは選手たちに依るものだし、相手にも依るんだ。でも土曜にやりたかったたくさんのことに近づいたというのは、間違いない。

(あれは今シーズンのベストパフォーマンスだった?……)

そう思う。やり方があった。それまで自信は低かったし、信念も疑わしいモードに入っていた。結果が得られていなかったからね。トップの相手に結果を出すことは簡単にできることではない。だからあれをやった選手たちにはおめでとうだ。

(選手をやっているときとマネジャーをやっているときでどちらが精神的に疲れる……)

答えは簡単さ。マネジャー!

(それはどうして……)

なぜなら面倒を見なきゃいけないたくさんのひとがいるから。わたしがいつも云うのは、70個の心臓があるみたいなものだと。トレイニンググラウンドで、ステディアムで、ドレッシングルームで、毎日彼らに気を配らねばならない。

すべてのことば、決断が、そこから数日の彼らの生活、ムードにインパクトを与える。それが非常に気になり、感情を入れるようになる。そしてこのクラブに感情を入れるようになり、その感情はより大きくなっていく。そうして消耗していくんだよ。

(チェルシーでの勝利は、シニアの選手たちにとって、若いタレントとマジなポジション争いになるというメッセージになった?……)

思うにそれはスクワッドのなかでのメッセージになっていて、全員がここでは重要だということ。全員が貢献するためにここにいる。全員が使える。

マネジャーとして、若かろうがシニアだろうが、全員が貢献するためにここにいるんだし、わたしが考えているのは、それは全員にグレイトなメッセージであって、お互いを頼れるし、彼らに疑いを持つ必要などないということ。

以上。

ちょっとだけど、弱気っぽくなっている感じがあるような。心情を吐露しているというか。消耗した/すごく疲れた(drained)みたいなワードは彼のコメントのなかでは初めて見た気がする。たしかに、もし敗けが続いていたらこういう場でもずっとファイティングポーズを取っていなけりゃならないわけで、それだけいまホッとしているのかもしれない。

「70個の心臓(70 hearts)」とはまた印象的な。なんかの引用かと思って少し調べてみても、アルテタのこの発言以外では見つけられず。なんなんだろう。選手とスタッフで70人いるってことかな? まあいいか。

結局、彼はチェルシー戦で若い選手たちに救われた。

でもそれでいんだよね。みんながみんなを助けるからチームなのであって、マネジャーが選手に助けられていけない道理はない。ほんとうに美しいよ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

5 Comments on “【マッチプレビュー】20/21EPL ブライトン&ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(29/Dec/2020)年内最終戦はリアルテストの始まり

  1. ガブリエルはコロナッスか。心配ですね。
    まぁずっと出てたのでいいブレイクだと思ってリフレッシュしてもらいたいですね。
    この試合も楽しくなりそう。

  2. うーん、ブライトンはがちむちでダイレクトにボールをびゅんびゅん、入れてくるイメージがあるので、ロブホとムスティ、コラシナツ、セドリックを両サイドで、真ん中はジャカの相棒にAMNを使ってほしいなあ。トップはエンケティア、両サイドに、ネルソンとオーバで。No.10はESR以外に変わりがいない(がチェルシー戦も割と早い時間に交代しましたし。)あー、楽しみですね。U字だけはやめてほしい。COYG

  3. 前節の2列目はすごいハードワークだった。
    結局あれがチームを機能させてたんじゃないかと思う。
    ただ前節も終盤は急激にペースダウンしていて、あれを中2日で続けられるのか不安もある。

    90分続かないなら相手にも当然チャンスはあり、ましてブライトンは明らかにチェルシーやウチよりも準備時間が長い。
    しかし70分くらいしか続かなかったにしろ、前節のあれを目指さないと良い試合はできないとも思う。

    一つには、(主に今後の話だが)ベンチメンバーが頑張ってほしい。
    「マルティネリ個人がハードワークした」ではなく「チームのスタンダードが上がった」にならないと、この殺人日程を最後まで戦うのは無理だと思う。

    逆に、あの水準のプレーをすればチームは機能する。
    目標は明確なので、ぺぺやネルソンにも良い刺激になると思うんだが。

  4. ESRの代わりがいないは同意でそこをどうするかはすごく興味深いですね。そこにウィロック使うならエンケティアをぜひ(笑)まぁ現状でそれは色々難しいか。
    MFはセバージョスとAMNにしてローテーションしてもいいようにも思います。確かにチェンバースも面白そうですね。

  5. 選手の疲労を考慮しなければ、コンディション戻ってればオーバメヤンとマルティネッリを交代するぐらいですかね もしくはESRの位置にラカゼットでトップにオーバメヤン 右サイドで流動性の高い攻撃が機能するためにはラカゼットとサカのコンビは不可欠だと思うので、この二人はスタメンであってほしい  

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