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【マッチプレビュー】17/18UEL LAST16 アーセナル vs ACミラン (15/3/2018)

今シーズンここまでで最重要の試合となる、UELラスト16のセカンドレグ。ホームにACミランを迎えるリターンマッチだ。

ファーストレグでの予想外の出来で、俄然有利となっているアーセナルながら、油断は禁物である。アーセナルは苦労して得点した後にあっさり失点しまうような気持ちの弱さを何度も見せている。ここでの失敗は絶対に許されないということが、逆にプレッシャーにならなければよいのだが。



アーセナルの予想スターティングイレヴン

4-3-3

GK オスピナ

CB モンレアル、コシエルニ、ムスタフィ、ベレリン

MF ラムジー、ジャカ、ウィルシャー

FW エジル、ウェルベック、ミキタリアン

公式TeamNewsによれば、モンレアルベレリンムスタフィなど、ラカゼット(とカソルラ)以外は怪我人がすべて戻ってきたようだ。

アタッカーは、もちろんオバメヤンが出場資格ナシでアウト。前回と同じウェルベックの後ろでエジルミキタリアン。ウェルベックはまじでそろそろ活躍しないと。

なお、6週間の離脱とされていたラカゼットは軽いトレーニングを開始している模様。来週からのインターナショナルウィーク後に復帰という当初の予定どおりのスケジュールとなりそうだ。アーセナルらしくないな。

見てくれよこの笑顔。※写真はArsenal公式より

オバメヤンがELに出場できない不満について語る

Pierre-Emerick Aubameyang frustrated by rule preventing him from playing in Europa League for Arsenal

オバメヤン:(ELに出場できないことは)フラストレーションがたまるね。だってルールがちょっと……英語でなんていうのかわからないけど、とにかくチームを助けられないことにがっかりしているよ。

それも人生だけどね。そんなことにもうまく対処しないといけない。いまぼくは3日ごとにプレイできない。ぼくがドルトムントにいた頃は3日ごとにプレイしていたんだ。でもいまは一週間に一度だけとか、試合ごとに時間が空いたりする。それは簡単じゃない。

イングランドでの挑戦やボスについても語っている。

オバメヤン:(ワトフォードでの勝利)大きな勝利だった。とてもうまくやったし貴重な3ポイントだった。ぼくたちにはそれが必要だったんだ。ファンもうれしかったと思うけど、それは本当に重要なことだ。

最初はちょっと難しかった。でもいまはいい感じだよ。1月はたくさんプレイできなかったので、リズムをつかむのが難しかったんだ。いまはだいぶいいよ。ハードワークして、先週は試合でもたくさん動いたし、いい感じになってきてうれしいんだ。

もちろん、(ヴェンゲルのためにも)勝ててうれしかった。だってぼくがここにいるのは彼のおかげだから。彼がぼくに興味を持ってくれた、だからぼくは彼のためにプレイできることがうれしい。

ぼくもキミが活躍してくれてうれしいよオバメヤン。EL出れない件はもっと騒いでくれていいぞ。

ACミラン、ガットゥーソ監督のコメント「30%のチャンスはある」

ガットゥーソ:(先週)木曜のあと、パブでいろんなことがいわれてるのを耳にしたよ。フィジカルがどれだけ足らなかったとか。まだ95分まで戦っている最中だというのに。

われわれは強いアーセナルに対して間違ったゲームをしたんだ。それがわかったし、今日われわれはそれにしっかり対応する。

まだ30%は勝ち抜けできるチャンスはあるだろう。ロンドンには遊びに来たんじゃない。われわれは(ミランの)栄光のシャツをリスペクトしなければならない。

リーグテーブルもやっといい感じになってきた。わたしたちの目標は目の前にある。だが試合ごとにポイントを重ねていくしかない。

少しだけ心配だったのは、アーセナルとやるまでわれわれは2ヶ月と半分負けていなかった。だからこう長い間負け知らずでこれたから、逆に負けるかもしれないと不安になってしまうんじゃないかということだ。でもチームはよく対処したよ。

ミランは週末のジェノア戦で94分という、最後の最後で得点して勝つという離れ業をやってのけた。あのままスコアレスで終わっていれば、ダズーンとしたテンションを引きずってロンドンに来ていたかもしれないが、逆にテンションを上げてセカンドレグにやってきた。

ガットゥーソは30%のチャンスというが、アーセナルは70%ボール支配しても惨敗するようなチームだ。絶対にあなどってはいけない。

実力はともかく、ミランのようなビッグネームを退ければ、ELのタイトルに向けて大きな自信になるはずだ。

ところで、ガットゥーソがプレス会見でジャックについても語っている。

‘Wilshere could play in any league’

フィジカルはアレだけどタレントは申し分なし。スキルとテクニックに優れていてまるで「スペインの選手のようだ」とも。そういや以前にミランとリンクされてたもんな。

その他アーセナルニュース

ウィルシャーの契約更新についてボスがコメント

プレス会見でジャックの契約更新について問われたボス。

ヴェンゲル:こちら側は(オファーを出して以来)何も変わっていない。(彼が残るかどうか)わたしはわからない。シーズン終了時にはジャックはフリーになる。

われわれはすでに彼に新契約の条件を提示している。わたしは彼には残ってほしいし、これからもクラブと関わりを持ってほしい。それがわたしの希望だし、彼に望んでいることだ。

うーん。これはジャックが出ていく確率がかなり高まっているな。ジャック本人もまったく交渉は進んでいないというからには、提示されたオファーをそのまま受け入れるつもりはないんだろう。

ぼくはちょっと見誤っていたけれど、アーセナルが出したという「基本給与ダウン+出場インセンティブ」というオファー以上の条件をクラブは出す気がないようだ。”take it or leave it”(最終提案)オファーと報道されていたのは事実だったと。

これはジャックにとってはプライドの問題でもあると思う。おそらく年齢的にも攻撃的な選手としては今から数年でピークを迎えるわけで、そんな選手に対していくらフィットネスの不安があるとはいえ、クラブにとってだけ都合がいいオファーを出してくるなんて、あまりにも自分にリスペクトがないと思うだろう。

最近エヴァートンが彼に興味という報道もあったが、これから時間がたてばリンクされるクラブも増えていきそうだ。だって彼は50Mポンドの価値がある漢(※フィットしていれば)なんだから。

WhoScore.comより。ジャックがスタートから使ってないほうが明らかに勝率が高い。やっぱりアーセナルはジャックがいなくてもいいと思っているのかな。

サンチェスはチームプレイヤーじゃない

1月にマンUに移籍したアレクシス・サンチェス。いまやメッシやロナウド級の週給550Kをもらっているという彼も、移籍以来全然活躍できず、極めつけがCLセビーリャ戦での敗戦。超守備的戦術を採ったモウリーニョとともに戦犯扱いになっている。アーセナルを出ていった選手がことごとく活躍しているなかで、もっとも期待された選手が恐ろしいほどの期待外れという悪夢。

この件、あまりにもm9(^Д^)プギャーなんでブログに書きたくてたまらなかったんだけど、辞めたくて辞めていったやつのことなんかやっぱどうでもいいなかと思ってスルーしていた。

それがやっぱり少し触れておこうと思ったのは、彼はじつはアーセナルの嫌われ者だったというブログ記事を見たから。

Per Molesaker reveals how much Arsenal players hated Alexis Sanchez

詳しくはこちらを読んでもらうとして、メルテザッカーがドイツのDer Spiegelというメディアに答えたインタビュー(ポッドキャスト)絡みで、アーセナルの選手たちがいかにサンチェスを嫌っていたかという話しがあったらしい。どうも全員から嫌われていたと。怠け者のくせにカメラが写しているときだけ「もっとプレスをかけろ」とジェスチャーしたり。要するにわれわれは彼をハードワーカーとして認識していたけど、実際はスタンドプレイが多かったというんだな。

これは結構ありそうな話しだとぼくは思った。だって試合での走行距離が極端に少ないとか、彼の怠けたプレイはスタッツにもしっかり現れていたのだから。ボールを失う回数もすごいしね。そんなやつに気まぐれに「もっとプレスをかけろ」なんていわれたってなあ。それでいてリーダー気取りでは周りの選手たちだって嫌気がさしても仕方がない。サンチェスがいたときのアーセナルはやっぱりバラバラだったのだ。

彼はチームプレイヤーだったと思われているけど、チームメイトたちからはそう思われてなかったという話である。

まあ彼を手放したのはアーセナルにとっては結局いいことだったと思おうじゃないか。

アーセナルがシティを下し優勝

Continental Cup: Arsenal 1-0 Man City – Report

やったね。Arsenal Women。ウィミン。

つえーな(笑)。

試合結果予想

WhoScored.com 2-1でホームチームの勝利

SKY SPORTS 3-0でホームチームの勝利

ファーストレグ観れば、あの程度のチームに負け予想はできないよな。もっともホームでオスターサンズに負けているから、ホームとはいえ油断はできない。ミランが生まれ変わったようなプレイをしないとも限らない。

以上。

 

勝てばヨーロッパでは久々となるラスト8。ミラン戦のキックオフは、日本時間で明日(3/16)早朝5:05。お勤めの人はギリギリ、ライブで観られるかなという時間。朝を気分よく迎えたいからがんばってほしいね。COYG



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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