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【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs リヴァプール(3/Nov/2018)転換を象徴するポジティヴなドロー【試合の論点】

プレヴューエントリの前半につづいて、後半はEPLアーセナルvリヴァプールの試合の詳細について見ていきたい。



エメリ・アーセナルとクロップ・リヴァプールの戦術マッチアップ

試合を2度観て自分なりに考えつつ、さてなにから書こうかと思っていたところ、かなり詳しい分析をしていてわかりやすい記事があったので、素人分析はやめてまずはそちらをネタ元にお送りしたい。

「競争力があり積極的なアーセナルが、コンサヴァなリヴァプールにやり返す」

Arsenal – Liverpool: Competitive and proactive Arsenal fight back against conservative Liverpool (1-1)

以下、要点を箇条書きにて失礼。※見出しは訳者による

アーセナルとリヴァプール、プレイスタイル

  • アーセナルが勝ちつづけていながら守備が安定しないのは、高いディフェンスラインとトランジションに問題あり
  • 攻撃フェイズでは簡単に予想できるバックからのビルドアップのやり方も問題
  • アーセナルが勝ちつづけてこられたのは異常に高いコンヴァージョンレイトのおかげ(19%)※ヨーロッパのエリートクラブでも10-15%程度
  • リヴァプールのファインフォームはアリソンとファン・ダイクの獲得が大きい。ボックス内でめったにミスをしない
  • そのおかげでリヴァプールは、より保守的なミディアム・ブロックとプレッシング・トラップへとアプローチを変えている

↑リヴァプールのミッド・ブロックとプレッシング・トラップの解説動画。

リヴァプールはハイプレッシングをやめて、より賢くボールを奪おうとしている。※「プレッシング・トラップ」とは、わざとゾーンをオープンにしてパスを呼び込み、パスが入るやいなやプレスでボールを奪い返す。

  • リヴァプールとアーセナルはともにバックからのビルドアップのメカニズムがわかりやすいという欠点
  • しかしこの試合ではリヴァプールのほうがビルドアップの問題を露呈させた

ファーストハーフの攻防

  • アーセナルはエメリのもとでいまやリーグでももっとも積極的+インテンスなディフェンス志向のチーム
  • ディフェンスラインをコンパクトに保ちつつFWとMFが高い位置でプレスする
  • エジルとラカゼットがCBにプレス&ミキとオーバがFBにプレス
  • リヴァプールはフロントの3人めがけてダイレクトパス(ロングボール)を蹴らされたが、アーセナルのDFはそれに対処
  • サラーだけは何度かそれを破った
  • とはいえ、このダイレクトプレイはクロップのフィロソフィでもある
  • できるだけフロントの3人にボールを渡すためならロングボールもいとわない
  • しかしそれはフロントの3人頼りと同じ。サラーもしばしば孤立

  • アーセナルのビルドアップは急がず辛抱強く。アタッカーへのパスコースを探す
  • リヴァプールのコンサヴァな守備システムのおかげで、じっくりボールを回す時間と空間ができた
  • ビルドアップフェイズでオバメヤンとミキタリアンはしばしばエジルとラカゼットとポジションを変えた
  • この4人はローテーションでリヴァプールのライン間を動き回り、敵の目をひきつけFBが上がるためのスペースを空けた
  • アーセナルはFBとともに速いパスでワイドエリアをオーヴァーロード
  • ラカゼット、エジル、ミキタリアンがボールの受け手となる素早いパスのコンビネイション。ゴール前でのフリックなど

  • アーセナルは左からの攻撃を優先
  • ワンオンワンに強いアレクサンダー・アーノルドをオーヴァーロードして攻略
  • 戻らないサラーの責任も
  • しかしそれでもアーセナルの守備とは違ってリヴァプールのボックスはずっとソリッド
  • アーセナルの守備は自陣ボックス内でファン・ダイクに対処できなかった

セカンドハーフの攻防

  • クロップは後半になると、アレクサンダー・アーノルドのところを調整。ディフェンス時は4-4-2に
  • ミルナーも左から右へポジションを変更。ミルナーにアレクサンダー・アーノルドのフォローをさせ右サイドにふたをした
  • これでアーセナルはリヴァプールのビルドアップを防ぎながらも有効な攻め手を欠いていく。45-80分でアーセナルのシュートは1本きり
  • リヴァプールはバックからのビルドアップとチャンスクリエイトに苦労しながらも効率的な攻め。61分にゴール
  • アーセナルは失点してすぐに反応。イウォビとラムジーを入れる。エジルが右サイドへ、ラムジーがNo.10、イウォビが左へ
  • おもしろいのは、ジャカとトレイラがポジションを入れ替えて右寄りへ。ダイアゴナルなロングボールでイウォビとコラシナツを活かすため
  • 80分にはエメリはウェルベックを投入。4-4-2へ。ウェルベックとラカゼットをトップに、イウォビはLB、ラムジーとエジルは左右のウイングへ
  • このさいごの変更がすぐに成果を出す
  • ウェルベックがリヴァプールのDFをひきつけイウォビのスルーボールを出すスペースを空ける。ラカゼットのゴール

まとめ

  • アーセナルはビルドアップや守備は改善の余地がかなりあるが敵ハーフでのパフォーマンスはかなりいい
  • この試合でリヴァプールはいくつかの戦術の問題を露呈させた
  • ビルドアップの問題。とくにナビィ・ケイタがいないときのプレス耐性
  • コンサヴァな守備システム。アーセナルのようなライヴァルと戦うときはよりアグレッシヴなスタイルが求められるかも

以上。

気づかなかったこともたくさんあったしなかなか興味深い分析記事だった。

アーセナルがリヴァプールのお株を奪うハイプレス

ぼくがこの試合で一番驚いたのは、アーセナルがのっけからかなりハイインテンシティでプレスに行っていたこと。

アーセナルはボールを持っていないときはこれまでどおり基本的にフラット4-4-2で、トップのラカゼットとエジルがとにかく前からボールに寄せていった。

この試合は全般的にエジルがプレッシングをサボらなかったのが印象的で、アーセナルのプレッシングにはまだ完成度が低いと考えているひとも多いみたいだけれど、この試合のプレッシングは今シーズンで過去最高のクオリティだったんじゃないだろうか。

リヴァプールは上の分析でも触れられているとおり、無理してつなぐことはせず、ディフェンスの選手からダイレクトで最前線めがけてロングボールを蹴っていた。たったそれだけのシンプルなやり方であれだけのチャンスをつくりだしてしまうのだから、いかに彼らの前3人の個人能力が高いかということでもある。

しかし、それでもアーセナルがしばしば中盤でボールを奪ってショートカウンターをかますシーンが見られたのは、アーセナルのハイプレッシングが効いていた証拠だろう。

ボールを失えばすぐに複数人で囲んでボールを奪うカウンタープレス。あんなふうに高い位置で頻繁にボールを奪うことができるなんて、アーセナルではめったに見られるものではなかった。

ジャカとトレイラがいかに中盤を制圧したかが各所で語られているが、それを可能にしたのは前の選手たちのプレスのおかげでもある。

自信を持ったボール回し。アーセナルのバックからのビルドアップ

もうひとつ特筆すべきなのは、アーセナルのバックからのビルドアップ。

余裕を持ってボールを回せたのは、リヴァプールがハイプレスをやらなかったおかげだという理由もあるが、いつになく選手たちからは自信のようなものが見て取れた。ハイプレスといい、試合前になんかアッパーになる系のブツをキメ……

レノも本領発揮というのか、足元の技術はさすがで、チェフがボール回しに参加するときのような(悪い意味の)ドキドキ感はない。ボールを回すときはやはりかなり自信があるのか、ゴールからはだいぶ離れた場所までポジションを移動したりもしていた。加えてミドルレンジのパス精度も高いし、あれこそが彼を獲得した意味だろう。

そしてここでよかったと思うのが、ホールディング。彼はもともとテクニックは高く、ときおりのミスをなくして、あとは自信さえつければ将来はかなりいいCBになるはずだと思っていたが、この試合ではボールの扱いは終始落ち着いており、ビルドアップの安定に寄与していた。

かつてヴェンゲルさんがホールディングについて「50Mポンドの価値がある」的な発言をしたときはみんな失笑したんだけれど、このまま彼がエメリの下で成長するならそれくらいの価値ある選手になれるだろう。しかもブリティッシュで若い。最高。

そう考えると、やはりリヴァプールのハイプレスをやらないという選択は今回は間違っていたのではないかと思えた。

もちろんハイプレスをやろうとしている時間もあったが、アーセナルのバックラインはトレイラとジャカのCMのフォローもあり、つねにリヴァプールのプレスに対して数で優位に立っていた(3 vs 4)ので、そこについては危なげなかった。

この試合の戦術的な駆け引きについては、プレスの位置こそ違ったものの、わりとこのお互いのビルドアップ潰しというのがひとつの大きなテーマだったように思うが、アーセナルのほうが優れたビルドアップをしていたように見えた。

恥ずかしながら告白すれば、ぼくには試合前にはまったく想像もできなかったことだ。

戦いへの集中、チームプレイ

守備の選手たちが試合中ほとんどミスらしいミスをしなかったことも指摘したい。

試合前のプレヴューエントリでも触れたように、アーセナルのチームキャラクターとして「個人エラーをやりがち」というのがある。

昨シーズン、チェフ、ムスタフィ、ジャカなどアーセナルの守備陣のコアとなる選手たちがとにかくミスを連発したのはご存知のとおり。

この試合を観ていて何が気持ちよかったって、見ていて腹が立つような愚かなミスをしなかったことだ。いや少しはやったかもしれないが、それでも致命的なミスはなかった。(失点につながったレノのあれはぼくにいわせればミスじゃない)

仕事をさせてもらえなかったサラーが「ワンシーズンワンダー(一発屋)」扱いされ始める始末。

全体では唯一、ミキタリアンだけが何度かパスミスやロストが目立っていた。でもそれだけだ。

誰かが今回ミキタリアンではなく、右にまともなウインガー(デンベレとかペペとか)がもしいたらなんて話しをしていたが、そんなのねえ。優勝しちゃう。贅沢をいえばキリがない。

レヴューエントリ前半で書いたように、この試合はアーセナルの全員がチームで戦ったことが尊い。突出してよかった選手がいないということではなく、前から後ろまで全員が一丸となって、まるで一個の生き物のように戦った。それが本当にうれしいし素晴らしい。素敵だ。

ラカゼットのゴールは、そこへ至るまで15本のパスでつなげた。

ゴールシーン。

エメリの真価

ぼくはまだエメリに懐疑的なところがあって、プレヴューエントリでもどちらかといえばこの試合に対して心配した書き方をしてしまうくらいだった。

もっといえば、リヴァプールみたいなかなり強いチームと戦うのを観るのが怖いとすら思っていた。プレスに積極的なハイインテンシティのチームとエメリのスタイルは相性がとても悪いと思ったのだ。

しかし今回のような試合を観ると、エメリの真価というものを感じざるを得ない。

彼はリヴァプールに対し臆することなく<ポゼッション+アタッキングフットボール>をやった。

多くの識者が驚いているように、彼はこの短期間でチームを素晴らしく進化させている。

もちろんまだ未完成な部分もたくさんあるが、チームがエメリのやり方で着実に進歩していることはもう疑いようがない。

誰もが能力を疑ったジャカが中盤を支配し、気まぐれな怠け者扱いだったエジルがチームを助けようと一所懸命プレスに走る。ムスタフィがミスをしなければ、イウォビはほとんど覚醒ともいえるようなパフォーマンスを毎試合繰り返している。

とくにぼくはこの試合のエジルの貢献については、とくに印象深いと思っている。ほかの選手に比べておそらくスタッツは目立ったものがないのかもしれないが、決して試合から消えることはなかったし、数字では見えない貢献をしていたはず。彼はキャプテンだった。

この試合は、結果はドローで、結局トップ6相手の結果はまたひとつ勝てない試合が増えただけではある。リーグ順位もToTに抜かれて5位に下がった。

だが、アーセナルにとってはとてつもなく大きな1ポイントだ。

自分たちのスタイルで最強チーム相手にポイントを奪ったのだから。

この試合のほんとうの意味と価値は、ぼくらのようなアーセナルの熱心なファンでなければ理解できないのではないだろうか。

近い将来、アーセナルの歴史を語るうえで非常にエポックメイキングな試合だったと述懐される日が来るかもしれない。

そんな特別な試合だった。

この試合についてはひとまず以上。ジャカやトレイラやイウォビやラカゼットやエジルやまだまだ論点はあるようにも思えるが、今回もまたキリがない。気になったことがあったらコメントください。語りましょう。

アーセナルニュース

ネルソンがヤバイことに

えー、ホッフェンハイムにローン移籍しているおれたちのリース・ネルソンがまたぶちこみましたよと。

ゴールシーン。

なんというゴールマシーン。

さすがにここまでやるとは思ってなかった。っておれ毎回いってる。。

一説にはヨーロッパのトップリーグ今シーズンここまでで、ティーンで5得点のネルソン以上に得点している選手ってエンバッペしかいないらしい。

シーズン終わるころには評価額100Mポンド超えるんじゃ。

以上。

つぎの試合は日本時間金曜早朝のELスポルティングCP(H)。COYG



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

16 Comments on “【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs リヴァプール(3/Nov/2018)転換を象徴するポジティヴなドロー【試合の論点】

  1. まさかリバポ相手に追い付くなんて…私も試合前はあんな攻撃力あるチーム相手にヤバイだろうと思ってました。
    つい昨シーズン、シティを破ってCLファイナリストのチームですからね。
    あの状況であの位置からゴールに叩き込むラカゼットもすごい。
    チーム全体がこのパフォーマンスを維持出来れば…期待感ハンパないです。ドローでもホントに大きな勝ち点1でしたね。

    1. そう。この先も継続していけるかが鍵。

      でもあのパフォーマンスは一回限りのまぐれみたいなものとは全然思えなかった。きっとやってくれることでしょう!

  2. 私はジャカの能力に疑いを持ったことはありませんけどね。skyの採点で、ジャカとムスタフィが異様に低いとSNSでちらほら見かけましたが、バイアスのかかった見方をされてるんですかね。今回はファンもそのおかしさを指摘してましたが、いつも正常な批評が為されてるとは思いません。

    ジャカを例にとると今回の出来も、ジャカ本人の改善と、トレイラとのコンビネーション及び、その他の選手との連動など、多くの要素が組み合わさってのパフォーマンスだと思ってます。当然のことですが…

    そしてそれは良くないように(風に)見える時も、いくつもの要素が関係している。なのにミスが起こった時は、まるでその個人に全ての要因があるかのような視線を向けます。
    そして良いところを見ずに、とにかく粗探しをする。
    私は特にジャカがそういう見られ方をしがちだと思ってましたが、最近はムスタフィについても少し心配です。
    せめてアーセナルサポの人達は、自チームの選手のことを多角的に批評してあげてほしいです。

    1. > そして良いところを見ずに、とにかく粗探しをする。

      それは大変に耳が痛いすな。ぼくはとくにそういう傾向があることは一応自覚しているので。。

      ジャカについてはヴェンゲルさんもエメリもずっと彼を信頼してきたんだから、ああいうパフォーマンスを見せられたらそれはもう。

  3. ベンゲル後期はワンダーワンダーでしたが良い選手を保持したまま引き継げたので、リアリストワンダーなエメリの今までの成績は頷ける気がします。
    チェルシーと比べられますが、あそこはワンダーワンダーでは無かったのでサッリのワンダー差が新鮮で良いんでしょう。ワンダーワンダーからの覚醒が必要なウチとは違います。
    ジャカもエジルもワンダーワンダー枠でしたが徐々にちょうど良いワンダーになってきてるようで良いですね。
    あとは、究極ワンダーなラムジーが究極ワンダーから目覚め真の覚醒してくれれば本望です。

    1. ラムジーはもうそろそろうちの子じゃないんで、よそでワンダってくれたらいんじゃないかな。

  4. プロジェクト84的には、これで-1ですね!
    誤差の範囲内!

    この試合がターニングポイントだったかどうかは、すべて次のウルヴズ戦次第ですね。引き続いてホームですし、ここで引き分けは許されない。

    ジャカ×トレイラの中盤はとにかく、縦へのパスが良く出るのが心地良いですね。どうしても攻撃偏重で見てしまいがちですが。

    オーバメヤンとラカゼットの扱いは難しいですね。あの点が欲しい時間帯にオーバメヤンを下げる、というのは、やはり違和感があります。結果は出てるので間違いではないのですが。。

    点がどうしても欲しい時にベンチにオーバメヤンがいる、というのが理想的かな、なんて思ったり。(本人は絶対納得しないでしょうが。)

  5. こんばんは、いつもブログ楽しく読ませていただいています。
    昨日は興奮しすぎて二度寝ができませんでした(笑)
    FW2人について個人的な意見なんですがラカゼットはゼロから1を生み出してくれるスーパーなゴールを決めてくれるストライカー、オーバはお膳立てを完璧に沈めてくれる嗅覚と安心感を与えてくれるストライカーという感じがするので2人は別々のタイプお互い補完しあっていいコンビなのかなと思います。
    中盤にはいいパサーも揃ってるしこんなスーパーなストライカー2人がいるウチがトップ4に入れないわけがないですよね

  6. ジャカについての個人的見解です。
    移籍当初、凄く期待し過ぎて、昨シーズンはかなりガッカリしました。
    今シーズンも当初はガッカリでしたが、トレイラと組んでからは良さが凄く出ているので、嬉しいです。
    サイドバックは不安ですが、ラムジーもサイドバックを経験したのが一時の覚醒に繋がったと思っているので、経験としては良かったかと。
    今の状態であればトレイラとのコンビは4231の2としては理想的だと思います。
    あとはカードと怪我がないようローテしてほしいです。

  7. グッドゲームでした。話題はたくさんありますが、ここ何年も失われていたチームとサポーターの一体感を感じられたのがなにより嬉しかったと思います。(チーム運営に対して拗ねちゃってますからね)

  8. 相当ビデオ研究したのでしょう、アーセナルのビルドアップはリバプールのプレスを躱すように緻密にデザインされてましたね。
    タクティシャンエメリの本領発揮ですね。
    彼はペップやクロップのように、チームに特定の戦術を浸透させる能力は一流じゃないかもしれませんが、試合ごとに相手のウィークポイントを突くという戦術眼は一級です。
    そう言う監督でいいじゃないですか、大してクリエイティブじゃないジダンだって欧州三連覇できたんだし。

    エジルが強度の高いビックマッチでも消えなかったこと、本当に久しぶりにアーセナル選手が足を釣ってるのを見たこと、そして(ヴェンゲルの最期の遺産である)ラムジーが完全に試合から消えてたとこも含めて、自由放任なヴェンゲルフットボールからの完全な脱却、エメリフットボールの真のバースディでしょう。

  9. こんばんは❗️
    いつも楽しく読ませていただいております。
    久々に楽しい試合で、勝てなかったけど誇らしいアーセナルを見れた気がします。
    ホームドローでこの充実感はグナーにしか味わえない特権ですね。

  10. 更新ご苦労様です。

    いい試合でした。ビックゲームでこれだけポジティブな気持ちになれるのはいつ以来でしょう。

    少なくても私は現在のアーセナルから意図を感じます。各試合に対するプランを想像することが出来ます。恐らく選手も自らの役割を理解出来ることでやり易さを感じているのではないでしょうか?ベンゲル時代は自由度が高くて悪く言えば選手への丸投げ感を感じていました。無策という言葉すら頭に浮かんでました。素晴らしい進歩だと思います。
    更に言えば個人的にはファンとの一体感も感慨深いです。この状況もここ数年感じる機会が減っていたことですから。

    今季のアーセナルの目標はCL出場権の確保です。厳しい目標です。ライバルも強力です。それでも期待してしまいます。
    怖いのは怪我人だけ。それさえなければ・・・シーズン終盤までワクワク出来そうです。

  11. リバポーのファンダイクのような一人でなんでも欲しいCB欲しいですね。一部ではクリバリがの違約金8800万Pらしいですけど大金を使ってもいいんじゃないですかね個人的にジョーゴメスよりかはホールディングの方がいいと思います。後ジャカが覚醒してました。あの天才レジスタは取っといて正解でしたね。これもベンゲル遺産か?ww

    1. なんでもできるですスイマセン

  12. 未来を感じる試合でしたね!

    失点は私もレノのはミスだとは思わないですね。
    仮にミスだったとして、仮にチェフだったら防げたとして。
    チェフだったら別の場面で失点してたんじゃ?と思ってしまいます。
    確かにリバプールのプレスは昨シーズンほどじゃないにしても1回は引っ掛けてしまいそう。
    そして相手はボーンマスなんかより決定力ありますから。

    レノはキックの精度はチェフより勿論良いですが、
    印象的だったのは自陣深くの左サイドでホールディングがボールを持った時にPAライン付近までサポートに行った場面。
    チェフだったらあそこまで行かないだろうなあと見てました。

    そろそろチェフとレノの出場時間が近づいてると思いますが、
    2人の詳しいスタッツを比べて見たいな~(完全に人任せのスタイル)
    昨シーズン見たディフェンシブエラーの数とか気になります(・∀・)

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