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【マッチレビュー】19/20プリシーズン エミレーツカップ アーセナル vs オリンピック・リヨン(28/Jul/2019)セバーヨスのデビューとネルソン

アメリカから戻ったばかりでまたまた試合。シーズン終盤さながらの過密日程にも関わらず、ここまでのプリシーズン同様に調子の良さそうなところを見せているアーセナル。

しかし、結果はご存知のとおり。

(※まだ観てないひとがいたらArsenal公式で観てね。フルマッチがもう上がっているよ)

アーセナルに負けず劣らずシャープに動けていたリヨンに逆転負けで、今回のプリシーズンでは初めての敗戦となった。

数々のゴールチャンスを逃し、マルティネリのホーム初ゴールが幻になってしまったりと、残念な結果ではあるものの、セバーヨスのデビューにネルソンの活躍もあり、少なくない収穫はあった。

この試合をざっくり振り返ってみよう。それともちろん、話題沸騰中のニコラ・ぺぺの件も少しフォローしておきたい。ていうか、ここでクラブ記録のオファーとかどうなってんだというね。

Arsenal 1-2 Lyon: Alexandre Lacazette injury played down after Gunners defeat



エメリの試合後コメント「買うのはスクワッドを助けてくれる選手だけ」

試合後のプレスカンファレンス。

(ラカゼットのケガ……)

エメリ:グドイーブニン。そう(シリアス)でもないと見ているよ。彼とドクターとわたしとで、リスクを取る必要はないと交替を決めたんだ。彼はプレイをつづけようとしたが、プリシーズンなんだし我慢すべきだと思ったんだ。ドクターが云うには明日チェックすることになるが、シリアスなことはないと考えていると。

(ラカはレントゲン……)

足首だね。足首を捻挫した。ここ数日診ていくだろうが、大したことないよ。

(エジルとコラシナツは今日のチームに入っていませんでした……)

どの選手もチームにとっては重要だが、時と場合によっては選手とわれわれのほうで決めなきゃならないこともある。プレイするにはいいタイミングじゃなかった。なぜなら彼らは100%気持ちを集中できないから。これはとても個人的な状況で、一番大切なことは彼らが快適でいられること。安全と感じられること。家族とゆっくりいられることだ。彼らは今朝ここに来たんだけど、彼らと話して家族と一緒に休むことが一番いいだろうと決めたんだ。しばらくしたらまたチームに戻ってくれることを願うよ。

(ディフェンスの過失で失点してしまいました……)

結果は1-2、負けたよ。しかしこれは云っておかねばならないが、ファーストハーフはよく守ったんだ。セカンドハーフもとてもいいポジショニングをしていたし、守備でもとくに苦しむこともなくチャンスもつくっていた。試合をコントロールしていた。

いつもポゼッションができていたわけではない。ボールを持てばいいコンビネイションでプレイできていたが、ボールを持っていないときやディフェンスの場面でもそれをやらねばならなかった。しかし概ね、ファーストハーフはチームはやりたいようにやれていたと思うし、前にも出ていた。セカンドハーフでうまくやれなくなっていったかもしれない。セカンドハーフはピッチでもっと快適にやれたかもしれないが、それはできなかった。

チームはチャンスをけっこうつくっていたから、もしかしたら1-0で勝てると思っていたかもしれない。でもサプライズだった。彼らはセカンドハーフに2回か3回のチャンスで得点した。この経験もよかったので、試合を見返して、自分たちのやり方で進歩していくための議論をしていきたい。

今日はほんとに、もしわたしが憂うべきことがあるとすれば、それは勝てる試合を落としたことかな。そういったことは起きるが、なにしろ一番の目的は勝利だ。つぎに、ホームでの(シーズン)最初の試合ということもあったので、選手みんなと若い選手たちとプレイを見せたということ。

いずれにせよプリシーズンだし、90分のチームの状態や現時点でどこまでできているかを知ること。われわれはプリシーズンで勝ってきたし、よくやっている。今日もいいプレイをしたが、進歩の余地はあって、負けてしまった。

守備的にもわれわれはいいバランスを保ってはいる。しかし、セカンドハーフではその点で少し足りなかった。試合を見返して、ワークし、それについてどうするか決めるよ。

(ニコラス・ぺぺについてと彼の契約が近づいているかについて……)

いまクラブが取り組んでいるところだ。そしてどのようにチームが進歩できるかということを考えている。テーブルにはわれわれが契約できるいろんな選手たちがいる。ぺぺはとてもいい選手だよ。

われわれが考えているのは、選手がこのスクワッドをほんとうにほんとうに進歩させてくれるかどうかということだけで、そして違った面からチームを進歩させてくれること。われわれは最後の数週間も取り組むし、ニューカッソウとの最初の試合の直前までそうする。われわれの目的はベストな選手がスクワッドにいるベストチームになること。

(アーセナルは攻撃の選手より守備の選手を買うべきという意見……)

どうやって進歩していくかは自分たちが決める。最初の段階では契約する可能性のある選手ひとりひとりのことを考えているが、その選手がこのポジションをほんとうに進歩させることができるか。それだけが問題だ。それはセンターバックであり、ミッドフィルダーであり、ウインガーであり、彼らを獲得できるようトライしている。

考えていることは同じなんだ。わたしは去年よりもいいチームがほしい。選手たちが今年たくさんのことを達成できるような。そしてわれわれは(すでに)とてもいいチームがある。チームを進歩させられる選手だけ、スクワッドを助けられる選手だけを買うつもりだ。

(グラニト・ジャカがクラブキャプテン……)

キャプテンについてはいま考えているところだよ。ジャカ、エジルとナチョ・モンレアル。それにわたしはあとふたり加えたい。そのあとにN0.1、2、3、4と5を来週には決めるつもりだ。

(若い選手について……)

いま彼らの時間だね。われわれは彼らに自信や自分のことを見せる機会を与えられる。彼らはそれをやっているよ。プリシーズンはとても特別なんだ。いまわれわれは彼らについて、どのようにチームに貢献できるか、未来のプロセスのなかにいるかを見ている。

(リヨンについて……)

パリに2年いたから彼らのことを知っている。彼らはとてもいいチームだよ。彼らは選手を売るたびにいいクオリティでリプレイスしている。いいコンビネイションがあるいいチームで、今日のパフォーマンスもわたしにはサプライズはない。彼らには新しいコーチだが、スピリットやスタイルは変わらない。

(エジルとコラシナツがさらに休むか……)

毎日チェックしている。明日、また彼らの状態をチェックするよ。今朝はここにいたが、試合をできる準備はできていなかった。

やっぱり守備のところはツッコまれるよなあ。そしてぺぺを大金で買うことについてのツッコミも。

ぺぺが来ると攻撃陣陣だけはまさにビッグクラブという感じで、さらに恐ろしいほどの充実になるが、それでいて後ろの貧弱さは変わらず。とてもバランスの取れたスクワッドとは云えず、サリバを無理して買う余裕は果たしていまのアーセナルにあったのか?という問いはあってもおかしくはない(サリバは来年から支払いが始まる説もあるけど)。

まあここからウィンドウが閉まるまでに、ティアニーとまともなCBが来てくれればこれ以上望んだらバチが当たるほどのビッグサマーには違いない。

それとキャプテンについての言及。これは、つまりコシエルニがアーセナル的には終わった選手だということを端的にあらわしているだろう。悲しいことだ。

ベルント・レノのコメント「リスクをかけてプレイしようとしたことが重要」

レノの試合後のコメント。この試合でも安定していた。

(パフォーマンスでポジティヴだったところ……)

レノ:ファーストハーフはいいフットボールだったね。チャンスもあったし。でも1点以上取れなかったのが残念だった。セカンドハーフは変更があって難しくなった。だから少しコントロールを失った。でも今日の結果は一番大事なことでもない。リスクをかけてプレイしようとしたこと、それにバックからプレイしようとしたこと。うまくいったと思うよ。それとフィジカルもよかった。結果だけがパーフェクトじゃなかったよ。

(マルティネリの認められなかったゴール……)

なんでレフェリーが笛を吹いたのか。驚いたよ。オフサイドだかなんだか知らないけど。そのあと2点目を取られてしまった。しかもオフサイドだった。こっちのゴールがそうだったのかはわかんないけどね。でも結局重要なことじゃなく。あと2週間もしたらニューカッソウでシーズンが始まる。マネージャーとはチームについていいことについても悪いことについても話している。ただ前を見るしかないね。

(エミレーツステディアムに戻ってきました……)

戻ってこれてとてもよかった。だってしばらくここでプレイしていなかったから。USAでもよかったけど、ホームはいつも最高さ。

(チーム一丸での取り組み……)

チームのなかのアトモスフィアはとてもいいと思う。去年もとてもよかった。経験豊富な選手が若い選手の適応を助けているのを見るのはとてもいいもんだよ。ピッチではまるで大きなファミリーみたい。でもネガティヴなことだって話し合える。お互いに悪く思ったりはしないさ。お互いに正直でいることが重要なんだと思う。それがいいパフォーマンスやいいチームに必要なことなんだ。

いいこと云うなあ。

アーセナルのファースト11

4-2-3-1

ラカゼット

ミキタリアン、ウィロック、オバメヤン

ジャカ、ゲンドゥージ

モンレアル、ソクラティス、チェンバース、AMN

レノ

リヨンが、ウワ(※コメンタリがそう云ってた)やムサ・デンベレ、一時はアーセナルに来るともっぱら噂だったヨアキム・アンデルセンらがベンチにいたのに対し、ほぼレギュラーという本気度の高い選手たちでスタートしたアーセナルだった。

興味深かったのがウィロックのNo.10で、例の襲撃事件でお休みとなったエジルの代役で、エジルとはまた違った魅力を見せた。

また遅れてチームに合流しているゲンドゥージがさっそくのスタート。前半だけで退いたのは、まだそこまでフィットネスが整っていないからだろう。

ウォームアップ中の故障でRM戦を回避したAMNも早くも復帰していた。しかし、彼はまた足を痛めたようで今後には不安が残ることとなってしまった。圧倒的にフルバックのコマが足りていない。

試合の論点

アーセナル v OLのトーキングポインツ。

アーセナルのフィットネス良すぎ問題

プリシーズンはここまで負けなしで来ていて、この試合も結果こそ伴わなかったが、勝っていても全然おかしくはないほどにチャンスはつくったし動けていた。

個人的に気になっているのはチーム全体のシャープさで、ぼくの考え違いかもしれないが、普段この時期にこんなに動けているところを見ることはあまりないように思うのだがどうだろう。オバメヤンとかまるでピークコンディションかのように生き生きと走っている。

それが逆にあまりいいことのように思えない。

なぜならワンシーズンはあまりに長く、どんなチームでもフィットネスの浮き沈みはあって、ピークや逆に落ちる時期をどうマネジメントしていくかが勝利へのカギだったりするからだ。

だから一般的には意図をもってわざと負荷をかけたりかけなかったりコンディショニングを計画的にやっていくのだそうだが、本番前のいまがかなりいいというのは、PLのオープニングにピークを持ってこようとしているのだろうか。

アーセナルはここしばらくオープニングゲイムの成績が良くないので、ロケットスタートのためにはそれもひとつの手かもしれないが(勝つことが最良の燃料という考え方)、毎年年末年始あたりで息切れあるいはケガ人が続出していることを考えると、ちょっと不安になる。

ちなみにリヴァプールはプリシーズン4試合で勝ちなし(W0 D1 L3)だとか。CAやAFCONで前の3人がいなかったせいもあるだろうが、いかにも不気味。

そして成功がほとんど約束されたような今シーズンの彼らがわれわれと反対のコンディショニングをやってるのだとしたら、よけいに心配になってくる。おれ心配性なんだ。

ラカゼットのケガ

エメリによれば、足首の捻挫でさほどシリアスではなかったが、悪くなる前に大事を取ったということ。

本人も、足首をひねったので大事を取った、すぐにトレイニングに戻ると試合後のミクスゾーンで語っていたそうである。

これはひと安心。

あのタイミングでの交替はふつうないので、何があったのかと心配になってしまった。

ウィロックのNo.10とゲンドゥージの積極性

前半もっとも目立っていたのはこのふたりだろう。ウィロックはNo.10で前目に、ゲンドゥージは深い位置からボールを持ってよく前へ運んでいた。

とくにゲンドゥージはバカンスから復帰したばかりのはずながら、よく頭と身体が動いていたように見えた。

ボールを持てば意地でも前にパスにしてやろうみたいな感じで、安易にバックパスに逃げないし、チャレンジングなパスにも躊躇しない。大変に好感が持てた。狭いエリアでもボールを持ってつねに前を向こうとする。レノが云う、リスクをかけたプレイをゲンドゥージはやろうとしていた。

もしCMの相棒がジャカのような安全第一の選手じゃなければ、ゲンドゥージももっと自重したのかもしれないが、前半の彼は完全に求められたプレイをしていたと思う。彼はあれでいいはず。今シーズンはさらなる成長が期待できそうでうれしい。

そして、ウィロックはライン間でボールを受けて危険なエリアにボールを送り込むというエジル役を見事にこなしていた。しかもボックス内へ侵入したり、自分がゴールを狙うことにも積極的だし、ボールを失えばプレッシングも怠らない。エメリが考える理想的No.10に近い存在だった。彼はこのプリシーズンでもずっと好調のようで、試合によって消えるなんてことがない。

シーズンが始まってからわかることだが、エメリがたとえばアウェイのキツい試合でエジルではなくウィロックをNo.10に置く未来が見えた気がした。ゴール前をDFで固められるような試合展開なら、エジルの変態的(天才的)パスセンスは何ものにも代えがたいが、ハードワークを要求するなら現状ではウィロックのほうがかなり信頼できる。ラムジーの後継者は、やはりセバーヨスというよりはウィロックだと思える。

後半にゲンドゥージが下がってから、ウィロックはCMに落ちて前半ほど目立たなくなったが、もちろんCMでも無難にプレイした。

ウィロックはこのプリシーズンの発見ともいうべき存在になりつつあるが、チーム内の序列においても、ゲンドゥージやAMN、もしかしたらイウォビあたりよりも上にいくかもしれない。そんな予感さえある。

リース・ネルソンが才能の片鱗を見せる

ネルソンが「これはなかなかいいぞ」というプレイをわれらファンの前で見せてくれたのは、ほんとうに久しぶりではないだろうか。なんなら2年前のプリシーズン以来?

ラカゼットの故障で前半始まってすぐに13分にピッチに入ると、右サイド、左サイドと頻繁にポジションを変え相手の脅威になっていた。ドリブルはさすがだし、ペイスもヤバイ。

ただ、ファイナルサードに侵入してからは大いに成長の余地がある。ここぞの場面であまり効果的なボールを供給できないなどプレイの端々にまだ迷いが感じられて、自信レヴェル100%というふうには見えない。思いきれないというか。が、それでも今回のプリシーズンではもっともいいプレイをしただろう。本人には大いに自信になったはずだ。

ぼくは彼にいま一番必要なのは自信だと思う。自分のプレイがこれでいいんだと信じられること。

AMNとかゲンドゥージ、ウィロックみたいメンタルはたぶんふつうじゃない。そんなの誰もが持っているものじゃない。だから彼にはサポートが必要で、信頼を与えることが必要なんだと思う。おれはリース少年を応援したくて仕方がないね。

セバーヨスのデビュー

70分に登場。No.8シャツ。

たったの20分だったけれど、さすがにタッチ数も多く、プレイスタイルは見えたか。カソルラというよりは、大人ゲンドゥージというか。ディフェンスが目を引いた。

スペインの選手らしく、とにかくボール扱いに自信満々で、パスとパスコースを探すのがうまい。ちょっと迷っているあいだに相手が詰めてきても、ひょいっとドリブルでパスコースをつくってしまうという。ジャックっぽさも。

中盤でパスゲイムをやるアーセナルという、なにかこう忘れかけていた大切なもの(笑い)を思い出させてくれるような。たしか以前はそんなチームでしたよね?

期待しかない。

その他

  • エンケティアは今回も得点なかったけど、彼はやっぱりかなりいい。ボックス内であれだけ囲まれながら、密集をひとりで抜け出すクイックさ。トゥルーCF。
  • AMNのケガが心配。彼はRMの試合前に故障して、すぐに戻ったらまた故障。彼が使えないとPLのオープニングでジェンコ登場になりかねない。絶対勝ちたい試合でそれは厳しい。
  • メドリーのLB。どうだったろう。走っている姿に「ドスドス」と効果音が見えたけども。
  • エジルの旧マブダチ(笑い)サミ・ケディラがこの試合を観に来ていたようで、アーセナルのファンからは絶対来るなと大不評。かわいそう。
  • 試合前に元ガナーで先日交通事故で亡くなったレイエスに黙祷があった。これは黙祷。

試合については以上。

ニコラ・ぺぺ来る!?

ちょいとタイミングを逸してしまったが、リールのFWニコラス・ぺぺがアーセナルに来ると各所でブレイキングしていた。まさかこんなことになるとは。ブックメイカーあたりはかなり高配当になるのでは?

伝えられている移籍金はまさかの£72M(€80M)。もちろんダントツのクラブレコード。本人には£140kpwのサラリー。£40Mの補強予算はいったいなんだったんだ……と呆然となるファン多数。そりゃそうだ。

ただし、この件も例の分割払いでお願いしているようで、一説によると、今年€20M、残り60Mを4年で分割でお支払いとなるのだとか。

このクラスの移籍金になるとザハも買えたのではないかという疑問は当然あるが、おそらくこの分割払いを受け入れるかどうかがキーになっていたと思われる。パレスはあくまでザハを売りたくなく、分割払いなどもってのほか。妥協できるポイントはかなり高かったということだろう。アーセナルの移籍希望を公言していたザハには気の毒なことだ。彼はエヴァートンが狙うというが、CPを口説き落とすのは簡単ではないだろう。

それと、このぺぺについてはナポリとのデッドヒートが繰り広げられていると伝えられていたが、エイジェントへの手数料に選手サイドへの契約金が決め手になったとか。合わせて€10Mとかあるらしい。ひえー。

キーラン・ティアニーについてもナポリとの競争があるということで、ぺぺとティアニーが来ると、サリバとセバーヨスで完勝したトトナムだけでなく、ナポリにもダブルをかますということに。これは胸がアツい。

ぺぺがほんとうに来るようなことがあると(すでにオーンステインまで到達しているので来るんだけども)、アーセナルにとっては本気の本気だ。これでCL出場を取れなかったら、今度こそ弁解の余地のない大失敗。トレイラやゲンドゥージ、ネルソンらを売らねばならなくなる未来。恐ろしい。。



今夏の補強コスト皮算用

さて、ここまでの補強コストについてちょっと整理してみよう。そもそも最初に噂されていた補強資金がガセだという話しも出ているが。。

以下ユーロにて。※金額はもちろん正確じゃないよ。

  • ガブリエル・マルティネリ 6M
  • ダニ・セバーヨス 4M(1年ローン)
  • ウィリアム・サリバ (29M/分割で今年の支払いなし)
  • ニコラ・ぺぺ(80M/分割で20M)

以上、合計で€30M。じつは余裕だった?

それと、もともと£40Mの予算と云われていたのは、Net(選手売却益を含まない)だったので、選手が売れればそれだけ補強資金の足しになる。

  • ダヴィド・オスピナ 4M(5Mという説も)
  • ザビア・アメイチ 2.5M(バイバックなしのセルオン付)

これにが売られるのはほぼ確実の情勢となっているエルネニーやビエリクといった選手の売却益が加わる。

またミキタリアンやムスタフィなど放出候補でありながら売却は難しいと見られている選手が何人かいるが、さすがにそのうち何人かは売られるのではないだろうか。

ちなみにビエリクは、いまチャンピオンシップクラブを中心に引く手あまただそうで、アーセナルは移籍金「£10M」となかなか大胆な要求するという話しも。しかもそれなりのセルオンをくっつけると。いいね。

ということで、現状だとティアニーに要求されているという£25Mは、仮に一括であっても、アーセナルが本気になれば予算的に問題はなさそうに思える。

それとセンターバックも。移籍金がリーズナブルであるか、あるいは先方が分割を受け入れてくれれば。最新情報ではユーヴェのルガーニを2年レンタルしてくれと頼んでいるとかいないとか。。

なんならさらにRBもなんとかしてもらいたいと欲が出てくる。

きりがない。

以上。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

8 Comments on “【マッチレビュー】19/20プリシーズン エミレーツカップ アーセナル vs オリンピック・リヨン(28/Jul/2019)セバーヨスのデビューとネルソン

  1. 計算すると夏の支払いは30mだけど、表に出ない代理人手数料やブレグジットでポンド安とか、色々な要因もあって予算は空っぽそう
    あとは選手売却が期限までにスムーズに行って、移籍交渉する時間が残ればワンチャンあるかも

    いい強化だけど、買取OPなしレンタルとか、今までやったことないので複雑な気持ちではある

  2. ナポリの皆さんにはユーヴェ唯一の若者DFを借りることで若干の弱体化に貢献する恩で許していただきたく。

  3. ユーベはデミラル、デリフトを獲得。キエッリーニ、ボヌッチはおじさんやけど柱。サッリは4バックしか敷かずCB5人は多い。ルガーニは契約延長し、サッリボールを経験済みではあるが今季の立場は?。となれば今季だけレンタルは狙い目ではある。
    ただ、スタッツで見ればムスと大差なく秀でたものはない、スピードの無さは否めない、中でフィットできるか。後は言語。

  4. CPとザハが今シーズンで仲違いからのCL権ゲットしたアーセナルが来夏にザハ獲得なんて未来…
    しかも残契約も1年減って今夏より安くなっちゃったりして…

    うーん、期待しちゃだめかな…w

  5. チャンバースorムスタフィって2択はどうにかならんかなあ。
    競争とも言えないくらいレベルが低すぎる。
    何しろCBは去年の今頃よりもさらに1枚少ないんだから、このままだと開幕から爆沈しかねない。
    ペペが来てくれても、CBがどうにかならないと浮かれる気にはなれないな。

    むかし某チームのキャプテンがCL優勝した直後に、CEOと監督のところにダッシュして行って
    「またここに戻ってくるために良い選手を獲得してくれ!その返事を聞くまでオレは騒げない!!」
    って叫んだって言うけどなあ。。。。

  6. サンレヒに懐疑的でしたけど、ここまで交渉をまとめるのを見ると認めざるを得ないですね・・・。
    CBは未だに決定的な噂がないですが、個人的にはキンペンベを第一項候補として狙っている気がします。

  7. オーバとラカとペペの攻撃陣(リバプールに匹敵しそう)、エンケティアやウィロック、ネルソンなど若手のローテーション、トレイラ、グエンドゥージの成長やセバージョスの活躍・・・4-2とか3-2とか、めちゃ点が入る試合が多くなりそう・・・それでも、2強には0-4, 2-5とか、トットナムマンUチェルシーには3-3とかのイメージなんだよなあ。来年サリバとホールディングの覚醒をまつまで、今季はともかくCLイン、というところなのかなあ。ディフェンスは枚数やスキルだけではなく、こっしーがぬけるリーダーシップが一番の問題になりそう(パパは熱いが故障やレッド含めてフル稼働するイメージがない)。

  8. 個人的にサリバをゲット出来ただけでも満足だったんですがぺぺ来ちゃいますかっ。まずサリバは世界最高のCBになりますよ。持って生まれたセンスが凄い。しかも速い。んでぺぺはメッシ除いて今1番良い右WGだと思います。巧すぎる。
    生え抜きヤンガナの中ではウィロックの成長が凄いですよね。ヨーロッパリーグ決勝で良いプレーしたのがこの急成長に繋がってるのかもしれませんね。

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