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【マッチレビューその2】19/20EPL リヴァプール vs アーセナル(24/Aug/2019)アーセナルは進歩しているか?【マッチスタッツと論点】

EPL18/19 Week3、リヴァプール v アーセナルのマッチレヴュー。コメント集につづいてはマッチスタッツとトーキングポインツを。



試合について

アーセナルのファースト11

リヴァプールの11人も確認するために。Sky Sportsより。

クロップも驚いたアーセナルのシステムはまさかのダイヤモンド4-4-2。まさに奇策。

4-3-1-2(4-4-2ダイヤモンド)

オバメヤン、ぺぺ

セバーヨス

ウィロック、ジャカ、ゲンドゥージ

モンレアル、ルイス、ソクラティス、AMN

レノ

ウィロックが3CMに入り、ラカゼットが犠牲になった。

またフィットネスを取り戻したジャカが即復帰。エメリからの厚い信頼を感じさせた。

対するリヴァプールは強力3トップを攻撃の軸にした、いつもの4-3-3。

リヴァプールのシステムは何日もかけてヴィデオで分析するエメリのチームでなくても完全に予想可能なもので、ワイドを使う攻撃をしてくるだろうリヴァプールを相手に、エメリがダイヤモンドという全体的にナロウなシステムをなぜぶつけてきたか。

エメリ本人は試合後のコメントで、ウインガー(サラーとマネ)対策のためにボックスの守備を厚くしたかったと語っていたが、そのせいですっかりフルバックの攻撃参加を自由にしてしまった。

マッチスタッツ

同じくSky Sportsより。

意外にも90分のポゼッションはほぼ互角。またジュエルと空中戦はアーセナルが勝っている。

パス数もアキュラシーもそれほど大きな差は出ていないが、注目すべきはクロス。数は27 v 13と倍以上、アキュラシーも25.9% v 15.4%と差は歴然。前半の自陣に釘付けになった時間帯の影響が大きいだろう。

攻撃のスタッツではリヴァプールの圧勝だ。ボックス内からのシュートが17 v 4。シュートのアキュラシーだけ20% v 33.3%と大きな差をつけて勝っているのがアーセナルらしさ(CVだけ異様に高い……)。

タックルも惨敗。クリアランスで勝っているのは攻められた証拠。何もうれしくない。

以下、Understatより。

トータルのxGは2.79 v 0.99。実際のスコアに近い。

後半が始まってすぐに2点目が決まり、アーセナルは前へ出ていかざるを得なくなった。そのせいでオープンな展開になったためか後半開始後のリヴァプールのxGが急上昇。60分すぎあたりで落ち着いているのは、3点差がついてリヴァプールが攻撃でアグレッシヴになる必要がなくなったことを表している。ごく短い時間で一気に勝負を決められたというわけだ。

そういう意味では、当初のプランを捨てざるを得なくなった原因である48分の2点目(ペナルティ)が悔やまれるところだ。

試合の論点

リヴァプール v アーセナルのトーキングポインツ。

守ってカウンターという強者への適応戦略

まず、今回のエメリが取ったプランは誰の目にも明らかで、それはポゼッションをほとんど捨てて、シット・ディープ&カウンターというまるきり弱者の戦略を取った。

ヴェンゲルさん時代を含めてアーセナルが試合開始直後からこういう消極的アプローチを取るのは、バルセロナやバイエルンといったごく一部のヨーロッパのエリートチームを相手にしたときだけで、リヴァプールもそのうちのひとつと考えればとくに奇異ではないが、去年のエメリはアウェイのビッグ6相手でもここまで極端には下がらなかったので、もっとも厳しいチームを相手に結果を出すために(なんなら1ポイントでも)今シーズンは去年から何かを変える必要性を感じていたことは確かだ。

それはエメリ自身が自らのアイデンティティでもあると考えているアーセナルのフィロソフィ「ポゼッションとアタッキングフットボール」というスタイルをほとんど放棄したみたいなもので、それゆえに今回のエメリの取った戦略はそれが正解だったかどうかはともかく、非常に周到に計画されたものという印象を残した。

アーセナルらしくないこの戦い方について試合後にはファンベイスも賛否両論で加熱していたが、擁護派が「エメリには(少なくとも)プランがあった=無策ではなかった」と主張したくなるのも理解できた。なぜならこれまでのアーセナルには相手を問わず同じ戦い方をするなど、一見して理解不能な戦略を取ることがしばしばあったのだから。たとえ負けたとしても、それに比べればインプルーヴメントがあったということだ。

とくに前半は攻撃はほとんどオバメヤンとぺぺにおまかせだったが、それでも実際にたったふたりだけでリヴァプールの守備を脅かした瞬間が何度もあったのだから、スペイスがあればあるほど輝ける彼らに賭けたことはおそらく間違えていなかったし、カウンターでこそ効果を発揮する選手たちの能力を最大限活用するというエメリの思い描いていたプランに妥当性はあった。

選手たちも試合後にコメントしているように、もし彼らふたりが前半にいくつかあったチャンスを決めていれば、まったく違った試合になっていた可能性もあったのだから。チャンスさえ決めていれば、2-2くらいで終わっていたかもしれない。

あるいはあの失点までの集中した守備を90分続けることができていたら、圧倒的弱者が圧倒的強者を破るという、フットボールでは往々にして起きるアップセットがこの試合で起きてもおかしくはなかった。奇しくも今週のPLではそういった試合がいくつかあったのだし。

ただ、自分たちが得点ができなかった以上はこの戦略の有効期限は失点までだ。最低1ポイントで満足の戦略でも、失点すれば得点が必要になり引きこもってはいられなくなる。つまり守備ファーストのプランにも関わらず先に失点してしまった時点でプランの半分以上は破綻したのだ。云い換えれば世界最強チーム相手にそれほど脆弱なプランではあった。

とはいえ、先に失点することも当然想定にはあったはずで、そこから追いつくシナリオだってなかったはずがない。今回、戦略的な面でひとつエメリが犯したミスがあるとすれば、その失点後の対応だったのではないだろうか。

いつもはハーフタイムで選手を変えることもいとわないエメリが、今回に限ってHTに動かず。最初のサブスティテューションは、3点目(58分)が入って勝負がほとんど決したあとの60分(セバーヨス→トレイラ)だった。

おそらくは40分に失点したあともエメリはシット・ディープ&カウンターのプランを変更するつもりはなく、後半も辛抱強く失点を防ぎワンチャンスに賭けるような展開を目論んでいたのだろう。だから選手を変更しなかった。失点も1だけなら、前半のままのプランで追いつける可能性はあると。

ところが、開始直後にルイスのエラーでいきなり失点したことは想定外で、サブの準備も遅れ、その10分後にはオープンな展開からまたしてもルイスを経由して3点目が入ってしまった。なにか対応を取る前に万事休してしまった。

いつも早いサブスティテューションで先手先手を取るエメリにしては珍しく、試合の読みを見誤り、対応が後手を踏んだかのように見えた。

結局失点の機会を最小限にして少ないチャンスをものにするというエメリの目論見は、立て続けに失点したことで崩れてしまったし裏目に出てしまった。当然先に失点するようなときの対策も考えてあっただろうが、タイミング的に?それを挽回することもできなかった。もともとチームが慣れていない戦略を取った時点で不利は承知だったろうが、いずれにせよアーセナルがリヴァプールにアウェイで勝つという下馬評くらいには勝てる確率の低い勝負だった。

それと、今回はこの戦略(守ってカウンター)を遂行するにあたり、エメリが取った戦術(4-4-2ダイヤモンド)が正しかったのかどうかも議論の的になっている。

アーセナルの戦術(システム)は正しかったのか?

ラカゼット、オバメヤン、ぺぺの3人のアタッカーを同時に使わなかったことは意外だったが、これはアーセナルが守ってカウンターという戦略をもって試合に臨むなら、むしろ理にかなっている選択だった。足の速いストライカーにできるだけ走り込むスペイスを与えるためにも2トップは有効だし、その分守備タスクを負うMFを厚くするという意図は理解できる。

ラカゼットはポストプレイもできるしビルドアップにも貢献するFWだが、ロングパス一本で状況を打開しようとするような展開ではやるべき仕事自体が少ない。

今回なにより予想外だったのは、ワイドからの攻撃が武器とも云えるリヴァプールを相手に、アーセナルがウインガー不在のナロウな「4-4-2ダイヤモンド(4-3-1-2)」というフォーメイションを採用したこと。

もちろんエメリはいろんなシステムを使うマネージャーなので、試合前にはバック3かバック4かは注目されていたし、4-4-2ダイヤモンドだって去年に何度かプレイしているシステムでもありエメリの重要な戦術オプションのひとつではある。

ただリヴァプール相手に使うシステムとしては明らかに正攻法の逆を行っている。奇をてらっている。クロップも驚いて「なんでやねん(笑)」と心のなかでツッコミを入れたくらいである。ワイドエリアの対策を少しでも考えていれば、4-4-2フラットのほうがまだ理解できた。

このワイドに欠けたシステムが何を引き起こしたかといえば、リーグで一番強力と云われているリヴァプールのフルバックコンビを自由にした。

強力な3トップが悪用するゴール前のスペイスを消したはいいが、ワイドエリアをカヴァーする選手が足らず、そこで彼らに好き放題やられてはゴール前の3トップ対策に果たして大きな意味があったかどうか。実際、試合が始まってわずか1分で左サイドを上がってきたアンディ・ロバートソンからゴール前を横切る危険なクロスが入ったのを観たときには、失点は時間の問題のように思えた(飛び込んだフィルミーノにわずかに届かず)。

戦術的な分析は以下の動画に詳しい。戦術オンチのぼくでも今回ばかりはピッチで何が起きていたかよく理解できる。

エメリが何を意図して、わざわざナロウなシステムを採用したかは理解に苦しむところだが、笑える説としてはわざとリヴァプールのフルバックを自陣に誘い込むためだったというものがある。

上の動画でも指摘されているが、アーセナルのシステムがナロウなためにリヴァプールは空いているワイドエリアに頻繁にフルバックが入ってきて、2-1-2-5のような極端に前掛かりなシェイプになり、その結果前に残していたオバメヤンとぺぺはロングボール一発で相手CBとワンオンワンになれるという状況が生まれていた。

それが意図的なもので、「肉を切らせて骨を断つ」を地で行く作戦だったとしたら、あまりにも大胆だし、あまりにもギャンブルだった。

結局、前半は40分にマティップのヘッダーが決まるまでアーセナルは完全に自陣に押し込まれながらも失点を免れていたのはDF陣がボックス内でがんばっていたのもあるが、どちらかといえば単にラッキーだっただけだろう。あれだけセカンドボールを奪われて攻撃を続けられればいつか緊張の糸がほころぶのは時間の問題だった。

エメリが2トップを使いたかったときに、結局3-5-2(5-3-2)やフラット4-4-2ではなくダイヤモンドを選んだ理由として、ワイドエリアより中央エリアの守備を固めたかったということと、よりセバーヨスにオバメヤンとぺぺのサポートをさせたい(攻撃に参加させたい)意図があったのだという説明がそれっぽいが、どちらもメリット/デメリットを考えたときにはやはりフラット4-4-2のほうがよかったのでは?という結論になりそうな気がしてならない。

となるとやはり「肉を切らせて骨を断つ」つもりだった。。。なのか。。。マンガみたいである。ウケるw

もしかしたら、いつかどこかでエメリがあらためてこの件について語る可能性があるかもしれないので、ひとまずそれを待つとして、われわれとしてはこのビッグマッチでエメリが誰もが驚くような奇抜な戦術を用いたということは覚えておくとよいと思う。

バックからのビルドアップのこだわり

戦術ついでに今回のバックからのビルドアップについて。

この引いて守ってトランジション勝負という戦略なら、最後尾からロングボールをもっと使ってもよさそうに思えたが、目の前で舌なめずりをしているリヴァプールのFWたちを前にして、アーセナルはショートパスでのビルドアップにこだわったのには面食らった。

(TV中継には映らないけど)もちろんハイプレッシングと後ろのマーキングはセットだから、ロングボールは簡単には通らないし、パスコースを限定されているなかでロングボールの精度はお察しだというのはわかる。しかもFWめがけてロングボールを蹴っても、それを競り合うのは世界最高のCBだ。ボールをキープできる可能性は極めて低い。

しかし、いまのアーセナルのディフェンスのクオリティであのインテンスなプレスをかいくぐろうとするのは、かなり無謀に思えた。

自陣でボールを奪われショートカウンターを食らうリスクと、ボールをこまかくつないで前に運ぶだけというリターンでは、あまりにバランスが悪い。

アーセナルはファーストハーフにディフェンシヴサードで8回ボールを奪われた。今シーズンでどのチームよりも多く、アーセナルでもこの10年で最悪。

ここでショートパスのフィロソフィにこだわるのなら、なぜポゼッション&アタッキングフットボールというフィロソフィを捨ててカウンターゲイムをやるかという話しだし、その点ではこの戦略/戦術は目的と手段がちぐはぐに思えた。

「無理をしてバックからのビルドアップにこだわる」については、グアルディオラのシティ1年目から議論がつづいているような気もするが、結局ファイナルアンサーは「状況による」ということに尽きると思うのだ。リスクがリターンを上回るならチャレンジすればいいし、そうでなければやらないほうがいい。

であれば、今回は無理にショートパスでつなごうとせずもっとバックからロングボールを使うべきだったのではないかと思えてならなかった。せっかくルイスのようなCBもいるのだし。

バックからビルドアップするというこだわりが自身を何度も危険にさらした。

守備の個人エラー

今回負け試合にも関わらずさほど落胆の声が聞かれないような気がしているが、この試合の結果にアーセナルのファンがポジティヴでいられる理由のひとつは、失点の原因がわりと属人的なものだったからではないだろうか。

最初の失点シーンをあらためて見ると、VVD、マティップ、ソクラティスらが団子状態のなかでどうもゲンドゥージが競り負けている。2点目の原因はボックス内でシャツを引っ張るという明らかなルイスの無謀なチャレンジによるもの。そして、3失点目はルイスが2枚めのイエローを回避するために、イージーにサラーの進行を許してしまったことで(そのあとにスピードでかわされたモンレアルの過失も)、これもまた属人エラーの部類に入れてもよさそうなものだ。

もちろん、そこに至った経緯からすればその一連のプレイの手前でチームとして防がなければならない類のものだが(ゲンドゥージのプレイは別)、それを云ったらほとんどの個人エラーはチームで回避すべきものということになってしまう。その論法なら誰もムスタフィやジャカを責められまい。

今回のDF陣をあらためて見てみれば、バック4の4人は本来はレギュラーでさえない可能性が高いし(ティアニー、ホールディング、サリバ、ベレリン)、ゲンドゥージもアーセナルのベスト11を選ぶときにCMとして絶対に入っていなければという選手ではまだない。最初の失点だってゲンドゥージの過失は多少はあるだろうが、そもそも世界最高のCBにいつだって競り勝てるなどというDFなぞこの世界に何人もいない。

敗戦の大きな原因となったルイスのやらかしについては失望しているが、多少は想定内なところもあるので、多くのファンにとってはそこまでショックではないのではないか(未来を託そうと思っているホールディングやサリバがあのエラーをやったと考えてみてほしい)。

いまのアーセナルのレヴェルでは、まだある程度の個人エラーは避けられない。そこは織り込み済みでやっていくよりないだろう。

ダヴィド・ルイス、試合後のインスタにて「人生もタフだがフットボールもタフだぜ!!! おれは逃げも隠れもしねえぜ!!!」

アーセナルに来たばかりのルイスが最高に信頼されているCBじゃないってことがむしろ救いだと思われる。

ぺぺがシャイン☆

よかったところも書いておきたい。

この試合のアーセナル最大のポジティヴポイントはもちろんニコラス・ぺぺ。結局90分プレイした。

さすがのクラブレコード。

前半はとくにひとりでもボールキープできるところを見せていたし、ドリブルもキレていた。まだ100%ではないと考えれば上出来だろう。

後半AMNが上がってくるようになると、さすがにコンビネイションにはやや未熟なところが見られたが、それは時間がたつにつれきっとよくなっていくに違いない。まだチームに合流して一ヶ月もたっていないのだ。

今回のドリブルは「7つ」ということで(ここまでのPL単試合で最も多い)、この短いプレイ時間ながらすでにPLのトップドリブラーになっていた。

そして今回のハイライトはこれか。

ニコラス・ぺぺは、VVDを50試合ぶりにドリブルで抜いた選手に。2018年3月のMikel Merino以来。

ていうかVVDどんだけ。

ジェイミー・レドナップがぺぺを称賛していた。

レドナップ:ぺぺがピッチではベストプレイヤーだったかもしれない。スペシャルなタレントがあるね。たいそう感心したよ。ブレステイキングでヤバいくらいのペイスとラヴリーなスキルがある。ディフェンダーがプレイしたくないタイプのペイスがあるよ。

ロバートソンに問題を起こすなんてところはそう何度も見られない。彼はめったに抜かれないからね。ファン・ダイクにも試合中ずっと問題を引き起こしていたよ。

有能。

試合についてその他

その他いくつか気になったこと。

  • ここまで書いていまさらながら、リヴァプールの強さはいまのアーセナルからすれば異次元だった。思考スピード/行動スピードが段違い。あらためてレヴェルの差を思い知った。リヴァプールはアーセナルの3年先を行っていると云われるが、3年であそこまで到達できるだろうか。
  • この試合でぺぺのほかに良かったのはやはりウィロック。スターティンに入るとは思わなかったが、ちゃんとしたパフォーマンスだった。もちろん経験不足の感も否めないが、去年のゲンドゥージのようにエメリの信頼を得て年齢に似合わないような経験を積んでいくのかもしれない。なんという財産。
  • そして1点を返したルーカス・トレイラ。30分足らずのプレイタイムだったが、競争力のある試合でもプレイできる準備ができていることを知らしめるには十分なパフォーマンスだった。つぎのTOTではDMとして有力なスタート候補になった。
  • ジャカはいつもどおり。余裕さえあればピカイチのパスを出すが、こういったハイプレッシングで時間も空間もないミッドフィールドでビルドアップに貢献できるようなプレイスピードに欠けている。もし彼にそういった判断の早さや360度の視野が備わっていれば、アーセナルのビルドアップは劇的に改善するだろうが、ないものねだり。何度も書いてしまうが、ジャカの存在というトレイドオフがアーセナルの進歩の可能性を阻害しているような気がしてならない。
  • VVDは異次元。オバメヤンもぺぺもチャンスをミスしているが、競り合うだけで見えない圧(プレッシャー)があるに違いない。『キングダム』に出てきそうである。

試合については以上。

文字ばっかで長く書いてごめんね。



EPL week3の結果

今回アーセナルは負けてしまったのだけど、なんと6ポインツでまだ3位にいるとゆう。。それもまた敗戦にも関わらずポジティヴなポイントである。

なぜわれらがまだ3位にいるかといえば、今週マンUとトトナムが揃って負けているからなのだよね。クッソ笑える。。

しかもそれぞれの相手がクリスタル・パレスとニューカッソウ、しかもホームで負けたんですってwww 難攻不落のプールのアウェイで負けるのとは話し全然違いますからねコレ。いやあ愉快愉快。

m9(^Д^)プギャー

というわけで来週のToTをホームで葬り去ることができれば、4試合(トップ6のライヴァル2チーム含む)でポッシボー12ポインツ中9ポインツと、わりとすばらしいロケットスタートと云っていいのかもしれない。

まあもちろんシーズンは始まったばかりでこの結果だけで占うには早すぎるけれど、トップ4フィニッシュレイスの3週目にしては悪くない雲行きである。

期待したい。

無敗優勝はなくなっちゃったけどCOYG

15 Comments on “【マッチレビューその2】19/20EPL リヴァプール vs アーセナル(24/Aug/2019)アーセナルは進歩しているか?【マッチスタッツと論点】

  1. いつも楽しみに読ませていただいております。
    今節の敗戦はショックではありますが、明るいところに目を向ける筆者さんの姿勢をみているとまた次節を楽しみに一週間ワクワク過ごせています。
    また、ジャカの件に関してまったくの同意見です…….とにもかくにも来週のNLDが楽しみですね!COYG!

  2. 狙いは分かるものの…っていう試合でしたね。ダイアモンドの意図としては、連動した攻撃を断ち切ることだったかなと思いました。

    確かにサイドバックからのクロスはかなりあげられていましたが、ウイングと連動して深く抉られてからのクロスはほとんどあげられていませんでした。単純なクロスに対しては高さで勝るDF陣は回避していました。

    ただ、セットプレー、判断スピード、戦術の徹底度など上手な部分が多く、思ったより押し込まれた形になったように思います。

    交代の判断が遅かったのは私も感じました。ラカゼットとトレイラをハーフタイムで投入すると思いましたが、まさかのステイ…

    ビルドアップは自動化できるかが重要だと思うので、9月ぐらいまでは辛抱が必要かもしれません。蹴り出してしまえば楽ですが、長期的に見るとマイナスだと思います。今は苦しくてもつなぐ、でいいと思います。

    まだまだプロセスの途中にいると気づいた試合。とはいえ、ノースロンドンは必勝で。

  3. トレイラがあそこで意地をみせて、マンUとToTが負けたから今週はなんだか明るくなれます。次節は攻めダルマ、のアーセナルが見たいですね!

  4. お疲れ様です。
    戦術に関しては色んな考え方ありますから・・・
    しかし、弱者の戦術なら、バックからのビルドアップは不要なのでは?苦しい時間を増やしただけ。
    なぜ、弱者の戦術なら、トレイラを最初から使わない?ジャカが あたふたするだけでは?
    なぜ、3点取られてからラカゼット?今さら?
    解説の柱谷が、「エメリはリヴァプールをリスペクトしてる」ってのが皮肉にしか聞こえませんでした。
    次戦は打ち合って欲しい!

  5. ジャカはプレスのきつい相手には使わない方がいいですね、本当に。
    ビルドアップは多分実戦で経験させていって、チームとしての連動性を高めるつもりなのかなと思います。
    ルイスはいい選手だとは思いますが、サラーは本当にいい選手でしたね。

  6. いつもありがとうございます。

    戦前はPEA、ラカ、ペペの3トップを期待する声も多かったように思うが、アンフィールドでの対戦ということを考えると、2トップという選択は間違ってないように思う。期待の持てる補強をしたとはいえ、失意のELファイナルからまだ3か月しか経ってないし、スカッドも劇的に変わったわけではないのだから、CLチャンピオン相手に3ポイントを取りに行くというのはさすがにギャンブルが過ぎる。1ポイントを狙いにいくのは支持している。

    あーいう戦術を取った場合はどうしても先制点を取られると苦しくなるのは当然なので、3点目のようなシーンはルイスの過失があるとはいえ、しょうがないとも思う。2点目も厳しいコースにパスを通されたので、PKとはならなくても普通にサラーに決められていた可能性も大いにあると思うし。今回はやはり高い決定力を活かして先制→相手が攻勢に出る→さらなるカウンターで2,3点目を狙うというプランしか勝ち筋はなかったかな。

    ペペは良くやっていたと思うが、改めてVVDの能力の高さを痛感した。サラーにやられた3点目のようなシーンをペペに期待したのだと思うが、あそこまでぶち抜いたシーンは一度もなかった。どっちかというとマティプのいるPEAのサイドで攻めた方が良かったのかもしれない。それでもそれなりにVVDを混乱させることが出来たのはリターンマッチに向けての収穫でもある。

    こういう言い方もどうかと思うが、負ける方が確率の高い相手だとは思うので、この敗戦でエメリのことをとやかく言う必要はないと思う。それよりも次戦のスパーズはじめ、トップ1,2以外のチームにどれだけ進歩したかを見せられるかがエメリの仕事ぶりを測るポイントだと思う。

    次戦は期待したい。COYG

  7. ネガティブな面についても皆けっこう似た認識を持ってて、ちょっと笑えた。
    ホールディングやサリバがあのミスをしたと考えてみて欲しい、はグーナー全員が内心思ってたんじゃないかな。

    トレイラではなくジャカだったのはコンディションの問題だと思う。合流遅かったし。
    ジャカが生きるゲームプランではなかった。
    とはいえ個人的には、どんな試合でもジャカを使うメリットがデメリットを上回る日が、必ず来ると信じてる。(これだけは皆の認識と違うみたいだw)

  8. 個人的には、今回の負けにはそこまでショックを受けていません。
    気になるのはエメリのチョイスですね。昨年もゲンドゥージの抜擢やエジル外しなどありましたが、ある程度、納得する部分がありました。
    しかし、エメリの基本的戦術であるハイプレス、ショートカウンター、サイド攻撃という強度の高いプランにスピードがなく、狭いスペースが苦手なジャカを中心に据えるのは大きな疑問が残ります。ベンゲルの戦術ならまだわかるのですが、チームの心臓であり、ペップやサッリなど多くの監督が一番重要視して秘蔵っ子を獲得しているポジションです。ウィロックやゲンドゥージを育てつつ、という難しい状態だと思いますが、この中盤の要の力が明らかに足りないと思います。
    どのプランにしても中盤のフィルター能力が高いトレイラを軸にした方が間違いないと思う今日この頃です。

  9. リバプールで1番怖い攻撃はサイドからクロスじゃなく3トップの中央での崩しなんで僕は4312に好印象です。リバプール相手にサイドも中央も譲らないってのは不可能ですし。リバプールもシティも4バックの泣き所であるSBとCBの間とバイタルを破壊するのが世界一なんで4312はベストで当然サイド空いてボックス外からクロスやドリブルでの突破が増えますがボックス内での崩しより遥かに良いと個人的には思います。ちなみにベンゲル時代に対戦相手がよく使ってきたのが4312でだいたい苦戦してました。

    1. 戦術的なことにかなりお詳しいとお見受けしますが、この試合、カウンター狙いでリヴァプールの3トップのセンターからの崩しに対応するために、3-5-2(5-3-2)より4-4-2ダイヤモンドのほうがよかった理由ってなんですか?

      あと、ヴェンゲルさん時代って格下相手が引いてカウンター狙い(2ストライカー)は定石だった印象はあるんですが、ダイヤモンド(2ストライカー+No.10)の相手の印象てあんまなくて。PLのチームで442ダイヤモンドをよく使ってたチームってどこですか。

  10. この日エメリが採用したのは3枚をディフェンシブにフラットに並べるというもの。これは確か昨年のエミレーツでのスパーズ戦の後半に見られたものと同じだった。
    スパーズに自由に自陣まで運ばせて、リヴァプール戦と同様にサイドバックを自陣まで釣り出すというものだ。
    このやり方は実に成功した。実際2点目なんかはまさにやりたいことを体現したゴールだった。
    それをリヴァプール相手にやりたかったのではないかなと思います。サイドバックが良く上がってくるので。
    蓋を開けてみるとアーセナルから見て左のサイドはウィロックが素早いスライドでアーノルドに簡単にはクロスを上げさせなかった。
    しかし問題だったのは右サイドのゲンドゥージのスライドの遅さ、そしてインテンシティの低さ。
    僕の主観ですがヒヤリとするクロスを上げられたのは左サイドからが多かったはず。
    このやり方をするのならゲンドゥージではなく、トレイラがベストだったはず。
    彼はフィジカルの面でもグッドで、インテンシティの高さはアーセナルの中でもトップクラスだと思う。
    そんな彼ならロバートソンに対してハードに対応し、引っ掛けてあわよくばカウンターという場面をより作ることが出来たのでは?と思います。
    僕はこのフォーメーションには否定的ではないですが、やるのならそれに合ったメンバーを使って欲しかったなぁと思います。主にゲンドゥージのところ。

  11. 戦術的なことに言及してくれるコメントは大歓迎です。勉強になります。

    あとできればコメント投稿時に適当でいいので名前を入れてください。でないとみんなアノニマスになってしまうので。

  12. セバーヨスのロールがふわふわしてた気がするのでファビーニョにマンマークなどはっきりとした役割を与えるかもしくは442フラットでよかったかなと思います。。こちらでも言われているように攻撃での役割を期待したとしても、守備ありきの戦術なので早いこと修正してもらいたかったです。

  13. ルイスのアレをイエローにするなら、今後それを基準にVARをしていけるか疑問ですね。

    今回の奇をてらった戦術するなら、バーディー1トップみたいな、思い切ったのにすればよかったのになんて、思ったりもしています。w

    ぺぺは、アソコ決めてほしかった・・・。
    (ToT)

  14. 断定的で上からくるのは、戦術クラスタではなく、戦術クラスタのツイートを見た受け売りの人が多いと思います。戦術クラスタは別に他人の意見をねじ伏せてやろうという感じはないので。

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