まとめ
各社の伝えている内容はだいたい共通している。
- (セインツ後)アーセナルFCが後任探しに着手
- エメリの去就はクラブのなかでも意見が割れている
- 候補はアルテタ、アレグリ。あるいはロジャーズ。あるいはナーゲルスマン。もしかしたポッチェも
- シーズン中はリュングベリ(とボウルド)の暫定後任が有力
そんなところか。
WeCareDoYouふたたび。「自分たちは誰なのか、何なのか、誰を代表しているのか」
今回エメリの去就がまた大きく取りざたされるきっかけのひとつになっているのが、この夏にサポーター有志やブロガーたちがオーナーシップに疑問の声を投げかけ、一大キャンペインとなった「WeCareDoYou」 。
Remember who you are, what you are and who you represent. #WCDY
今回また新しい声明を発表している。
「あなたが誰であるか、あなたが何であるか、そしてあなたが代表していることを思い出してください。」
We Care Do Youキャンペーンの声明。https://t.co/OT9gkZfDcK # WeCareDoYou #アーセナルpic.twitter.com/vJfjnifBBd
— AFC_WeCareDoYou?(@AfcWecaredoyou)2019年11月24日
詳しくは本文をお読みいただくとして。
このなかで、現状におけるクラブのコミュニケイションの欠如、野心の欠如、危機感の欠如が痛烈に批判されている。「Unai Emery」とひとことも書いてないのも逆にこわい(笑い)。
もうすでに多くのサポーターにとって現状はエメリの責任がどうこうということを越えていて、彼を解任せず現状維持でよしとするクラブの消極的な姿勢が問われるフェイズに入っているということだろう。
考えてみればこの声明の背景にもトッナムの決断が大いにあるように思える。
自分たちが将来、現在これからどうなりたいかトッナムは驚きのポッチェ解任という行動で示した。立派なものだ。その結果どうなろうとも、とにかく現状を打破しようとしている。それが野心というものだろう。
ラウル・サンレヒはサポーターやメディアの意見を「ノイズ」だとして顧みないとは、オーンステインの指摘していたところだが、こうして前回はオーナー(ジョッシュ・クロンキ)も反応せざるを得なかった「WeCareDoYou」があらためて声明を発表した事実は、クラブにもなんらかの小さくない影響は与えることだろうと思われる。
われらはいま「サポーターの力」を目の当たりにしているのだ。
いまアーセナルFCのクラブのなかで起きていること
もうひとつ、このブログでもずっと書こうと思っていながら先送りしていた件があって、それはここ数年で起きていたクラブ人事がまたさらに大きな動きを見せていることだ。
今回の各メディアの記事中でもいくつか指摘されているが、「ボードメンバーの意見が割れている(対立している)」という件。
どうもボードのなかで大きなパワーシフトが起きているというのだ。
ここ最近のAFCの動きとしては、スティーヴン・モロウ(ユーススカウト)の解任、サンレヒによるデイヴィッド・オレアリーのボード加入阻止、またそれに絡んでオレアリーを推薦していたサー・チップス・ケスウィクが「クラブの意思決定に関われなくなっていると」ボード辞任の意向を示している等々。
この夏エドゥとダヴィド・ルイスをアーセナルFCに送り込んだエイジェントのKia Joorabchianが、アーセナルにだいぶ食い込もうとしているという指摘もあった。
サンレヒ、ヴェンカテシャン、エドゥ、ファーミーらAFCの新ストラクチャ「ラウルと仲間たち」とオーナーの息子であるジョッシュ・クロンキがアーセナルで強力なリーダーシップを取っていくことについては、意思決定が早くなるだとか、高齢化が進んでもいるアーセナルボードにおいては決して悪いことばかりではないと思う。
ただ、そのリーダーシップが偏りすぎると、今回のようなヘッドコーチをなかなか解任できないといった問題も起きる。もしアーセナルが成績不振でもエメリ解任に踏み切れないのがサンレヒ個人の影響大だとすれば、いままさにその問題が証明されている。
それと、もちろん伝えられていない理由もあったのかもしれないが、あのタイミングでのスヴェン・ミズリンタット解雇は首を傾げざるを得ない選択だったと今でも思う。それもサンレヒが主導したと云われているものだ。
アーセナルFCのこれからにとって、このパワーシフトがよいものなのか悪いものなのか。まだ誰にもわからない。
エメリ解任の話しに戻れば、去就を決める「イージーな4試合」を最悪に近いかたちでスタートしたことは、サンレヒこそ衝撃を受けたかもしれない。
そういう意味でぼくは「敗けてしまえ」とツイートしたんだよね。まあ説明する必要もないかもだけど。
だって仮に土曜のセインツでたまたま悪くない試合をやったと考えてみてほしい。3-0くらいで勝ってさ。あるいはもっと僅差でもいい。どういうわけかエメリ評価においてはめちゃくちゃハードルの低いサンレヒはそれで「よし行ける」って自信を得る。んなわきゃーないでしょ。ここでボトムチームに勝って、それで心機一転で巻き返せるようなチームならそもそも「敗けてくれ」なんて思わないから。そういったここからの延長線上にあるすべてが信じられないから、だから中途半端な結果でお茶を濁すくらいならいっそあそこで敗けてほしかった。ぐうの音も出ない結果でサンレヒのその幻想をぶち壊してほしかった。ショック療法とか荒療治として。(この説明やっぱりいらなかったな笑)
というわけで、残りの「プロジェクト4×3」が大注目に。
個人的にはエメリに3試合目はないと思う。週末のノリッチのアウェイで終わる。そんな気がする。
いま、PLではエメリだけじゃなくて立場がやばくなっているマネージャーが何人もいる。ペレグリーニ、マルコ・シルヴァ、ソールシャール……。大変にアツいPLの“Sack Race”についてはまた追って書いてみよう。
おわり
それでも、現在のボスであるエメリの下で勝利に貢献しようとしない選手たちのほうに失望しました。
もとはといえば、フロントの言いなりになってエジルを干すのに加担したエメリの身から出た錆なんでしょうが。
単純に見ていてつまらないし改善が見られないのが残念。
守備の安定は大事ですが攻撃が死んだら意味がない。
こんな魅力のないチームに来たがる有力な選手なんて居るのかってレベル。
激しく同感です。
もう選手達が動こうとしていない。
前回のメンバーをスタメンに起用するなら、多分勝てないしそこでジ・エンド。
同点に追いついた時に気持ちを見せていた、マルティネリ、ウィロック辺りを先発に抜擢すれば話は変わる可能性があるかもしれないけど、思い切った決断が出来なくて現状があるわけで…
今となっては、セビージャで毎回スタメン変えてヨーロッパリーグ3連覇したの?と3連覇の不思議に思いを馳せています。(伊達や酔狂で出来る記録ではないと思うんで期待したんだけどなあ。)
サンジェイにはエメリのためにも解任の決断をして欲しい。このまま続けても彼の評価を下げ続けるだけだと思う。私は彼を単なる無能だとは思っておらず、おそらく英語能力の問題で、やりたいサッカーの5割程度しかできていないのではないかと思っている。スペインのクラブ(バレンシアあたり)を率いる機会があれば、厄介なチームを作ると思う。ただアーセナルにエメリの未来がないだけ。
後任は今季を重視するならアッレグリを、未来を重視するならアルテタを招聘すべきだと思う。アッレグリのユベントスは、プレーの原則がしっかりしており、明確な狙いを持って攻守を組み立て、対策をされてもプランBやCで打破する厄介なチームだった。エメリがしたかったサッカーをやってくれるのはアッレグリだと思う。
やはりサンレヒが癌でしたか。権力のパワーバランスが崩れてから彼は前に出過ぎました
エジル干しやラムジー追い出し、急激なコストカット等フロントが前に出過ぎたのもチーム崩壊の一因ですから
今期極端な低迷でクラブの資産価値の低下や人材の流出が計算出来ないのは滑稽なもんです
フロントの新体制も望みたいもんです
僕も負けてしまえと思いながら見ていました。
ラカゼットが得点してしまったみたいな顔をしていたし
選手の顔に生気がなくて自信なさげにプレーする様子は痛々しかったですね
勝って欲しいのは当たり前だけど目先の勝ちより必要な負けも時には必要だと思います
真の敵はトットでもチェルシーでもなく身内にいた、と。
いちばん厄介な状況。
残業ながら、エメリはさっさとトドメをさされろとしか思いません。
あれほどのキャプテンシーを持ったラカゼットが2点目取った時にあんな表情になったことが、とても衝撃的で悲しかったです。
ノリノリでバメヤンと握手してた頃の彼はもう見られないのか…。
現状を維持していくことは誰にとっても得しない展開のはずなのに、決断できないフロントが本当にもどかしいです…。
違約金が払えないとかリスク管理が全くできてなかった証拠ですよね。てかそう思われたくないからエメリを信頼してるとか言って引き伸ばしてるのか?(妄想)
サポーターの意見がクラブを良くすることは無いと思う
あくまでアマチュアであり、彼らはなんの責任も負わない
好きに応援して、負ければ文句を言う人たちだ
彼らの意見は現実的でなく、的外れである場合が多いと思う
エメリの言う「攻撃サッカー」は、実は単なる堅守速攻(しかもハイプレスですらない)だった。
上層部がそれを知らずに長期プランとして支持してたとは考えにくい。
そうなると上層部が考えを変えない限り、同じタイプの監督が起用される可能性が高い。
まずどんなサッカーをやるのかきちんと決める必要があると思う。
ポゼッションを重視するのか、堅守速攻なのか、バランスを取るのか。正直に公表すべきだ。
エメリのように口先だけ攻撃サッカーを標榜するのは、どうせファンは内容なんて見ちゃいないという前提に立ってる。
ファンが素人なのは事実だが、そういう態度からはアイデンティティは生まれない。
どうせ誰も見てない?それはアーセナルは死んだって言ってるのと同じだ。
◯◯が言ったから正しいとか正しくないとか
そういう見方は議論としてあまりよろしくない気がします。
メディアも解任に後押しし始めましたか。
これからはサポーターだけでなく、選手からの不満がリークされるかもしれませんね。
遅くても来年夏前まで、早ければクリスマス迎える前にいなくなってしまいそうですね。
今のチームは見ていて面白くはないので、どう決着するにせよ早く改善してほしいですね。
中々決断出来なくて引き延ばすのは自分も良くやるので気持ちは分かりますけどね。やっぱり良くないですよ。明らかにチーム状況悪く、改善の兆しも見られないなら何らかのテコ入れは必要ですね。
1ファンとしては見捨てずに1試合1試合をしっかり観ていくようにしていきたいです。
アーセナルの選手や監督が試合に勝とうとしてるのに勝つことを望めない、選手たちはサポーターに応援して欲しいと願っているにもかかわらず。
もし試合中にアーセナルが負けることを望んだんだとしたら、その人はアーセナルのサポーターではなくてベンゲル時代のアタッキングフットボールのファンなんだと思う。だから悪いとかではなくて、そういう人は無理せずレスターとかシティーとかアヤックスとかのアタッキングフットボールのファンになった方が幸せになれる
「応援しよう!どんな時でも!!辛いときこそ!!!」
みたいなファン・サポーターも(割りと?)いるもんなんだなーと意外なくらいに思ってます。勿論、個人の自由なので否定はしないですよ!
私は「今が改善のプロセス中で耐え忍べば良くなる!」とはもう思えないです。
だらだら悪い状態を続けるよりは一時の最悪(敗戦)を経てでも早急に変わって欲しいし、そのためにエメリを代えて欲しいです。
これでもシーズン前には「エメリにもっと時間をあげて欲しい」と思っていましたが、もう良くなる気配・理由が見つけられないので。(エメリ支持のコメントもしてました。手のひらクルッ)
エメリ個人には革新的なものが無かったとしても、アーセナルに欠けていた(と私が考えている)戦術的な規律を導入して貰えるもんだと期待していました。
アタッキングフットボールも目指す目指す詐欺で、実際には目指してすらいないように感じています。
目指さないなら目指さないって言ってくれれば良いのに。
ハイプレスも無いの?あれっ?って言うかどこ目指しているの?って感じです。
フットボールは娯楽なのに未来への期待も薄く、ただただつまらんのはいかんでしょ!と思います。
そういう意味では他所の応援もありですが、愛着があるので切り換えなんて無理ですよね。
なんかスミマセン。
今クラブや監督選手が勝ちを求めて努力してるのに、自分の望む魅力的なサッカーのために負けを求めるのがアーセナルも対する愛着だとは思えません。戦ってる選手監督に対して失礼だし。そういうのをサポーターだとはおもわない。
アーセナルにどう関わるかは個人の自由なのでお好きになさるといいと思います。