地獄のような11月が終わりって、早えなおいもう12月ですよ。びっくりしたわ。
さて。ウナイ・エメリの解任からフレディ・ユングバーグの暫定ヘッドコーチ就任と、とても騒がしかった木曜夜のEL敗戦後。もうPLの時間が来てしまった。
新ヘッドコーチと新体制でリスタートするアーセナルのPL Week14は、テーブルで暫定19位のノリッチ・シティ。
これまた暫定で9位に落ちたアーセナルは、わずかなトップ4フィニッシュの望みをつなぐにはボトムチームと云えど敗けられない試合になる。昨日チェルシーがWHUに敗けたのでポインツを詰めるためにはなおさらだ。
1度のトレイニングセッションしかできず準備不足の感は否めないながら、どのように戦うか、また選手たちはどう反応するか。大注目のフレディ・ユングバーグの初戦。これは見逃せないぞい。
Live on Sky: Norwich vs Arsenal preview
フレディ・ユングバーグの試合前コメントはなし
最初のメディア対応楽しみだったけども。
そのかわりのインタヴュー。
フレディ・ユングバーグ、暫定ヘッドコーチ就任後ファーストインタヴュー「大変な名誉」 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
Daniel Farkeのコメント「同情する」
ノリッチのボスコメ。
Farke:ヘッドコーチとクラブの関係が終わってしまでば同情はする。アーセナルはそれでもトップクラスのクラブであり、トップクラスの選手たちがいる。
われわれは残念な結果にもそれほど落ち込んでいるわけではないし、エヴァートンとの勝利に浮かれているわけでもない。どの試合でもアンダードッグであることには変わりない。相手がアーセナルならなおさらだ。しかしチャンスはいつでもある。
チームニュース
オフィシャルのTeamNewsによると。
ルイスはあばらの打撲。ムスタフィは左足の打撲。ベレリンはタイトハム。3人は試合前にチェック。
コラシナツはわずかなハム問題があったが、このチームセレクションには入る。
セバーヨスは左ハムで12月中旬のフルトレイニング復帰に向けて。回復中。
結構ケガ人増えてきた。
なお、ティアニーがノリッチへのトラヴェルに参加してない説があるそうで。彼は2試合つづけて90分プレイしているということで、もしかしたら。
予想ファースト11
当ブログの予想スターティン。
4-2-3-1
ラカ
オバメヤン、エジル、ぺぺ
ジャカ、トレイラ
ティアニー、ホールディング、ソクラティス、AMN
レノ
エメリよりヴェンゲルさんに近い考え方で選ぶのではないかと。
まずフロント3+エジル。エジルが疲れていればウィロックを変わりにNo.10にぶっこむかもしれない。フランクファートでのウィロックは「かなり」よかった。でもエジルだなあ。エジルがいるといないではだいぶ違う。
それとMFはジャカを使う。相棒はトレイラ。No.6でMFで攻守のバランスをとりつつボールウィナー役。
CBにチェンバースを起用するという話しもあるが、ソクラティスはいま落ちているのでここで外すのは逆効果がありそう。でもホールディングとチェンバースのCBコンビはおもしろい。
RBは意表をついてAMNを予想した。
AMNは「ディフェンダーじゃない発言」から一度もDFとして使われていないが、彼のRBはもちろん悪くない。よかったときはベレリンとまじでポジションを争えるかもしれないとまで云われていたのを思い出していただきたい。
きっとユングバーグがやってくれと云えば、喜んでやるだろう。彼はAMNが攻撃的なポジションでプレイしたいのを当然知っているだろうし、本人だってベンチに座っているよりかはだいぶマシなはずである。
これでワークするならなかなかエキサイティンなチームではなかろうか。
ペア・メルテザッカーがアシスタントに
AFCオフィシャルによれば、なんとおれたちのBFGがしばらくユングバーグをサポートするということ。
???? @ArsenalAcademy manager Per Mertesacker will be supporting interim head coach Freddie Ljungberg in the short-term.
Per will be in the dugout at Carrow Road tomorrow.#NORARS pic.twitter.com/rvWJRd2pDG
— Arsenal (@Arsenal) November 30, 2019
ノリッチでもベンチに入るようである。
クラブとしては、トップレヴェルでのマネージャー経験がないユングバーグひとりにファーストチームのトップを任せるのは荷が重いと考えたのだろうが、ここでメルティがチームにいるというのは非常になんというか心強い。
「ボス、下着のモデルやってたってほんとですか?」「ボス、あたまスースーしませんか?」「ボス、英語上手ですね」
選手がヘッドコーチを少しでも小バカするような態度を見せようものなら、ピッチの向こう側から2メーターの巨人が飛んでくるわけですよ。「ばっかーもーん」と。おまけに16文キックもかますと。ときに32文人間ロケット砲も。
このひとが隣にいるというのはいい影響しかないように思える。
ジルベルト・シルヴァがコーチングチームに参画のうわさ
いまもロンドンに住んでいるそうで、まんざらでもない様子。本人コメント。
ジルベルト:もし結果が出て、選手もフレディをサポートするなら、パーマネント契約のチャンスはある。
クラブは彼をサポートするだろうが、重要なのは全員がハードワークして一体になることだ。もちろん彼はリスペクトされるだろうし、うまくやるチャンスを与えることだろう。
わたしも元選手として、クラブとのリンクは素晴らしいと思うよ。どうなるか見てみよう。わたしはイングランドに戻ってきてクラブと近くにいるけど、これには驚かされたね。でも接触はないよ。
いまは何が起きるかわからないけど、将来ならもしかして。現時点で云えることは何もないということだ。
エドゥもピレスもいて、ジルベルトにユングバーグ。うーんインヴィンシボー。
元選手がつぎつぎにクラブの要職に就き始めたら、バイエンやアヤックスみたいになっちゃう。
結果よりも内容が欲しいですね。バックラインからの繋ぎと前線からのプレッシングについて意識と工夫が見られるか。アーセナルはポゼッションに舵を切るのも、カウンターに舵をきるのも難しいチームなので簡単ではないですが…
あと、コーチングスタッフがどうなるのかも楽しみですね。アルテタが監督就任、リュングベリとメルテザッカーが助監督とかになると胸アツです。
私はエメリの解任に当たって唯一にしてとても大きな懸念を抱いている。
それはグェンドゥージの伸び悩みだ。エメリは彼がミスをしようとも辛抱強く見守りチャンスを与えアドバイスを送り続けた。しかし彼は同時に使い勝手が難しい選手でもある。ダブルボランチの一角としては守備意識が少し足りず、トップ下としてはシュート意識に欠ける。そこをエメリは良さを消さずに補おうとしてきたが、それがなくなった時果たして彼は伸び悩まないだろうか。ポテンシャルは計り知れない。しかしトレイラやエジルのような明確な型にはめ込みにくいが故に不遇を乞うのではないかと非常に心配している。
おそらくユングベリはユース上がりの選手を重宝するだろう。そしてトレイラと仲がいいということはゲンドゥージが割りを食うのではないか?本当に心配している。
おれたちの夜明け。それが今日であってほしい。
COYG