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ムスタフィのキャリアを救うのはアルテタ

ムスタフィの今後

どうなるかねえ。

アーセナルは彼を獲得して以来、毎年彼を放出しようとしているという衝撃のリポートがいつかあったはずだけれど、彼がまだここにいるということはずっと放出(売却)に失敗しているということだ。

高給で、それなりの移籍金を要求され、アーセナルであれだけ評判を落としていれば無理もないかもしれないとも思える。

なかでもアーセナルのような注目度の高い人気クラブで大きく評判を落としているのは痛い。もしひとつミスをやれば必要以上に悪目立ちしてしまう。彼がいる場所がアーセナルのようなクラブでなければ、批判されるどころかむしろ高い評価を得ていたかもしれない。

ただ彼はまたやってしまった。チェルシーでのミスもまたひとつ致命的なエラーが増えたわけで、われらもどんどんそれに驚かなくなってる。まああそこは難しいプレイではあったのだろうが、トップレヴェルではほとんどのDFはアレをやらないのだから、あまり擁護はできない。

擁護できるポイントがあるとすれば、彼の場合は、自信喪失がプレイに影響してそれがまた自信喪失につながるという悪循環のなかにいること。おそらくは本来持っているだろう実力やクオリティが出しにくくなっている。久々にスタートしたシェフィールド・ユナイテッドの序盤はかなりナーヴァスになっているのがプレイでわかるくらいだった。

本来はワールドカップを優勝したスクワッドに選ばれるような、アーセナルのようなビッグクラブが£35Mで買うような、そういうとっても優秀な選手だった。チェルシーでやらかし10人になったあとの彼はAFTVが称賛するくらい(笑い)いいプレイを見せていた。いつだって最悪ではないのだ。

ただそういった浮き沈みや安定感のなさこそが、彼のずっと指摘されていることだ。

でももしアルテタが彼をサポートして、自信を回復させプレイクオリティも改善させるならそんなに素晴らしいことはない。アルテタがそれができると信じているというのなら、まあわれらはそれを信用するよりない。

問題は残された時間が少ないということか。。

だってパブロ・マリが来たら。

  • ルイス
  • パパ
  • ロブホ
  • ムスティ
  • チェインバース
  • ディノス
  • (サリバ)
  • マリ

いや、CBさすがに多いだろっていう。。

マヴロパノスは来シーズンもローンに行ったとして、それでも7人。

ルイスとソクラティスは夏に残り契約1年になるが、いまのパフォーマンスならふたりとも残る可能性が高いのではないか。とくにルイスはアルテタの下で生まれ変わったと評判で(Sky Sportsの特集記事。おもしろい)契約延長しても驚かない。パパはいい話があればもしかしたら夏に売られるかも?

ふたりのHG、ホールディングはガナーズの未来で手放すはずがないし、チェンバースも復帰は8月予定で長期ケガ明けでは売りたくても売れない。

こうして見ていくとムスタフィの夏の退団の可能性はかなり高いように思える。彼(とエジル)もまた夏に残り契約1年となるので、まともな移籍金を得るほとんどラストチャンスだ。

理想は、この半年で見違えるほど評判を上げて夏にそれなりの金額で売れることだが、パブロ・マリが来て、ムスタフィのチャンスはどうなってしまうのか。うわさによればマリはすぐに(PLで)スターターにはならないだろうと云われているので、カップ戦でおもにプレイすることになるのかもしれないが、もしムスタフィがカップ戦にも出られないようなことになれば、悪評を覆すチャンスもない。

果たしてどうなるか。

ムスタフィは今日のFAカップに出るかもしれないから注目ですね。

 

おわる



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7 Comments on “ムスタフィのキャリアを救うのはアルテタ

  1. チェルシー戦後にラカゼットがムスタフィの顔に手を当てて、何か長いこと言葉を掛けてたのが印象的でした。監督やチームメイトが彼のことを見放してないならこれから挽回できると思う。空中戦は身長もあるから強くはなりようもないけど、自信を回復してチームの重要な選手になってほしい

  2. 私はチェンバースをムスタフィより上と思ったことはない程度には彼を好んでいるのですが、殆どのプレーは良いのに一つのポカで台無しにするムスタフィに対して、「ならそこを改善すれば良い」と考える人がコーチでよかったと思いました。ムスタフィに限らず、よくない時期にも対応できる人物という期待が持てるので。

  3. ムスタフィは命がけでやっている。ホールディングはマリノスの9番に劣る。脳震盪がいいといってるわけでわないが、誰も批判しないのでムスタフィ擁護の意味で。

    1. 選手の命にかかわることなので脳震盪がおきて交代するのは仕方のないことだと思います

  4. ミスは責めたからと言って改善するわけではないし、「問題ない。但しそれでプレーをやめる奴はいらん」は金言だと思う。特にムスタフィは本来はパススピードがあるのに、萎縮してしまって思い切りが悪い。良い監督に恵まれたと思う。

    ただムスタフィは、難しいマークになるとすぐに外してチャレンジすらしない事が多い(あれならOPTAのデュエル勝率も高くて当然)。その上で手を広げて人のせいにしてるのをよく見るが、あれはCBとして絶対にやってはいけない態度だと思う。ソクラテスがチャレンジもしないで自分のマークから逃げたことが、今まで一度でもあるだろうか?

    前節はよく戦ってたけどそれはCBとして最低限の義務で、そこからが評価のスタートラインだと思う。頑張ってほしい。

  5. 脳震盪でなく、チェルシー戦でニア切れなかったこと(ホールディングが)いったのです。

    1. 2失点目のやつかな?(違ったらすんません)
      この前のチェルシー戦での2失点目のラカとホールディングの対応はどうにかならんかったかとは確かに…
      割と気持ちや姿勢的なミスというか。

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