ジャカの慰留に成功したとアルテタ「彼は考えを変えた」
この件、オフィシャルサイトのトランスクリプトから漏れているのか、あるいはプレス会見とは別の場所で話しているのか、ジャカを引き止めることができたというアルテタの談話を各メディアが伝えている。
Mikel Arteta: I convinced Granit Xhaka to stay at Arsenal
アルテタ:彼からの最初のメッセイジはわたしが彼の気持ちとして知りたかったものだった。どうしてそのように感じていたのか。
彼にはわたしの考えを聞いてもらいたかった。それはわたしが彼をサポートする用意があるということ、クラブにもそうさせるようプッシュするということ。なぜならチームにとり彼はとてもとてもいい選手だからだし、このクラブでわたしの下、楽しんでプレイできるだろうから。
そんなふうにわたしは説得しようとした。彼はそれについて考えてくれ、その後にはとてもポジティヴな反応があった。彼は考えを変えたと思う。
(ファンと選手の衝突)それはもうふつうのことになった。どんなクラブもそれぞれで問題を抱えている。いくつかはクラブ内のこと、いくつかはメディア、またいくつかはソーシャルメディアからだ。
今日日、1年フルにパーフェクトでいようとするのはとても難しい。これは環境であり、われわれが付き合っていかねばならないものだ。数ヶ月後にはこの問題を誰も覚えていないといいね。
もちろん、選手のああいった反応やそれで不安定になるのは理想的ではない。だからできるだけ避ける。そのほうがいい。
ヘッドコーチのコメントだけれど、こりゃあ公式見解だろう。ジャカは残ることが決定だ。
すでにヘルタ・ベルリンと個人間で契約に合意していたというのが本当なら、それをひっくり返した。土俵際でうっちゃった。すごいね。
思い返せば、ジャカのあの満座のファンを敵に回した「ナンデスカマン」ポーズ(若い人に伝わらない笑)は、奇しくもホームでのクリスタル・パレスだったのだよね。
そして今回リターンマッチで、あの騒動がほぼひとまず終了した。いやジャカは結局誰もが認めるかたちでちゃんと謝罪しなかったし、またフォームを落とせば今後どうなるかわからんけども。
感慨深い。彼がこの試合で大活躍すればさらに感慨深いものになるだろう。チームもジャカも、あのときとはまったく変わったと。
期待したい。
おわり
※以下に追記アリ
あの時、非はサポーターにあったと思います。この問題は日本でも接客業などで起きている事で、今はチームが一丸となって対処してる.そのことを嬉しく思います。
僕はジャカについてはとにかく「前に出て欲しい」の一言に尽きる。ここまでの3試合でポテンシャルは示したものの、まだスペースのある状況でしか威力を発揮できてない。もっと能動的にスペースを見つけて前でボールを受けてほしいし、守備でも前で潰す判断力を磨いてほしい。
例の騒動でジャカは傷ついたかも知れないが、同時にファンに対して大きな要求をした(ちゃんと内容見ろやゴルア!的な?)。だからこそ、今のプレーで満足してちゃいけないと思う。誰がどう見ても文句のつけようのないプレーをして、このシーズンで大きな結果を出せば、最終節でもう一度あのポーズをしても僕は100%許す。
正直、ジャカ自身のパーソナリティには全く信頼は回復していませんが、パフォーマンスが上向いているのは間違いないですね。
シンプルに言えば、キャプテンには向いていなかったということでしょう。NTではやっているので、少なくともイングランドのビッグクラブでは合わないと。
最後のアルテタの会見を見ると、チームなりクラブなりを代表する人の器が見えて嬉しいです。
エメリだったらこういう類の質問にどう返すのか…プレス側もそんな質問をする雰囲気になれなかったのかもしれないですが。