マッチファクツ(Opta)
- パレスはアーセナルにPL直近3試合敗けていない(W1 D2 L0)
- しかしアーセナルはパレスのPLアウェイ19試合で2回しか敗けていない(W10 D7 L2)
- この対戦ではPL直近5試合で23ゴール生まれている(平均4.6ゴール/試合)
- パレスはこの試合に勝てばクラブレコードとなるPL22試合で31ポインツ
- パレスはPL直近8試合でわずか1敗(W3 D4 L1)
- パレスはPLテーブルで下にいるチームに直近13試合で1敗(W6 D6 L1)
- アーセナルはエメリ解任後すべてのコンペティションでアウェイ5試合で敗けなし(W1 D4 L0)
- アーセナルは3連勝すると去年の9月以来
- アーセナルは直近5試合で3つのクリンシート
- アーセナルはPLテーブルで現在トップハーフにいるクラブに10試合で1勝(W1 D4 L5)
- アルテタは選手としてはPLのパレス戦では5試合すべてに勝っている
なんだかんだ彼ら的にはかなりいいシーズンを過ごしているのだな。
アルテタは選手としてすごく苦しむステディアムだと云っていたが、彼らに敗けたことがないと。
これはいけるでえ。
試合結果予想
BBC Sports (Lawro’s prediction) 0-2
SKY Sports (Charlie Nicholas) N/A
WhoScored.com 1-2
敗け予想なし。
ちなみに今回のBBCの「ロウロ予想」は、俳優のヒュー・グラントとマシュー・マコノヒーがゲスト。ロウロ含めて3人のなかでヒュー・グラントのみ3-1でホームチームの勝ち予想をしているということは、アーセナルが嫌いなのかと思ったら、チェルシー v バーンリーは1-32という極端な予想(笑い)。マンUとシティの予想を見るに、シティが贔屓のようである。まあどうでもいいか。。
アーセナルがトップ4フィニッシュするために必要なポインツ
さてここであらためて、アーセナルがここからトップ4フィニッシュするために必要なポインツについておさらい。
このブログではおなじみの、いつもの7amkickoff氏が説明している。やはり今シーズンの4位争いは混戦になると考えられるようだ。トップ3以外はどこもけっこう敗けているもんなあ。
It looks like 4th place this season could go to the team that wins just 65-70 points.
-Arsenal have 27 points through 21 matches, 1.29ppg
-To get to 65-70 points, Arsenal need 38-43 points in 17 matches, 2.24-2.53 ppg
-13 wins gets 39 points
-How many will we win?
-Name them!— 7amkickoff (@7amkickoff) January 9, 2020
今シーズンは4位でフィニッシュするには、どうも65-70ポインツあたりで大丈夫そう。
アーセナルはここまで21試合で27ポインツ稼いでおり(1.29ppg:ppgは試合ごとポインツの意)、最終的に65-70ポインツ得るには、残りの17試合であと38-43ポインツ必要。つまり2.24-2.53ppg。
たとえば39ポインツは13試合の勝利。
17試合で13勝なんて無理に決まってるって? そうウナイ・エメリ時代ならね。しかしおれたちにはいまミケル・アルテタと仲間たちがいる。
ミッション・インポッシボーを成し遂げようぜ! カルロス・ゴーンばりに! 手始めにクリスタル・パレスからだっ!
試合のみどころ
アルテタが来てから、チェルシー、マンUの後半、リーズの前半とアーセナルは試合のなかでまずい時間を自らつくり、選手たちも失態を痛感している。
問題は90分を通しての一貫性。それが保てないときには相応の代償を払う。チームはこういったことからずっと学んでいて、そのレッスンをこの試合で活かせるかどうかはみどころになる。
それと、そのおもな原因にもなったフィットネスレヴェルの維持。
アルテタは3日ごとのプレイでも高いレヴェルをキープしたいと話していた。「自分は高く要求する」とことあるごとに話していたウナイ・エメリよりも、彼の要求はもっともっと多く、高い。ひょっとしたら、アウェイでナーヴァスになっているような余裕がなくなるくらいに。。
フィットネスレヴェルのスタンダードを上げる試みは、いままさに毎日のトレイニングで取り組んでいるところだろう。もしかしたら、チェルシーやマンUの後半の失速は、その過程の影響かもしれない。
いつになれば90分走りつづけられるようになるのか。この試合なのか、つぎの試合なのか、それとも一週間後、あるいは一ヶ月後なのか。今回も選手たちの適応は、注目していくべきところだろうと思う。
トレイニングの時間がとれたという戦術的な進歩、ストラクチャの部分も当然注目だ。アルテタが来てからビルドアップや守備のチームワークは、目に見えて洗練されてきている。できないことができるようになった。コンパクトネス、プレッシング、トランジション等々。
レギュラー選手たちの動きももちろんチェックしたいし(トレイラが12月のPOTMに選出!)、またもしセバーヨスやベレリン、ホールディングら、故障から戻ってきた選手がプレイするチャンスがあるなら、彼らの復帰具合もまたチェックしたい。
見るべきところがたっぷりでありますなあ。わくわく。
キックオフは日本時間で明日1/11(土)21:30。サタデイナイトだからと飲んでる場合じゃない。
では、COYG!
プレスとビルドアップは完成度を高めるぐらいで、特別なことはしないかもしれません。プレスはCBにボールを握らせ、パスコースを切り、確率の低いロングパスを蹴らせることを徹底するのではないでしょうか?危険人物は両ワイドにいるので、そこへの配給を断つのが定石だと思います。プレスを考えると右ウイングはネルソンかもしれません。
アルテタがファイナルサードの攻撃に関して落とし込んでいたら、より勝利の可能性が高まると思いますが、そのあたりも楽しみです。
アルテタなら何かやってくるだろうと思い、再び試合を見るのが楽しみになりましたね。
ケガから復帰の選手の状態の見極めしっかりするのはポジティブだと思います。
無理してまたケガとかは悲しいので。ベジュリンもいい状態で戻ってきて欲しいですね。
この辺りのプロセスもアルテタで変わったんだろうか?これまでをあまり知らないですが。(ダウトの状態って普通どれくらい続くもんなのかとか)
勝ちへの貪欲さを見せて欲しい。90分いいパフォーマンスという目標ももちろんですが、後半アディショナルタイムまで勝ちにこだわって欲しい。まぁこれはまだ先の目標なのかもしれないですが。
アウェイでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待。
いつも楽しく読まさせて頂いています。Cpとの試合でもやはり体力が続かないそして体力が落ちてきた時の守備力がないというこれまでの課題がまたまた出た試合だったように思います。トレイラがいなくなったことがそれに拍車をかけたと。そこは選手交代の妙なような気もします。野球は試合中の監督の采配が大きく結果を支配しますが、サッカーは交代が3人と限られているので、事前の取り決めくらいしかなく監督が試合中に影響を与えることはある意味限定的な気もしますが、その点もアルテタには期待したいと思います。ただいつも不思議なのが、何十億円の年棒をもらっているプロの選手たちが監督の指示でやる気を出したり無くしたり、今まで走っていなかったのが急に走ったり急に守備につくようになったり、プロとしてどうなのか、と正直思います。1週間で日本人の年収をもらっている人達なのでと思います。