サウサンプトンについて

現在リーグテーブル14位。10位のアーセナルとは3ポインツしか離れていない。GDが-14なので（アーセナルはゼロ）ポインツで追いつかれても、彼らに順位を抜かれはしないだろう。

アルテタが「ジャーマンなチーム」と評していたのは、いわゆるゲーゲンプレッシング的なアレのことか。チームにドイツ人はいないようだが、マネージャーのRalph Hasenhüttlが、インゴルシュタットやライプツィグといったブンデスリーガクラブでの経験があると。

フォーム

2020年に入ってからの10試合でW5 D0 L5。アーセナルは今年4勝しかしていないのでわれらより優秀である。

セインツは今シーズンはホームよりアウェイでよりポインツを稼いでいるチームのひとつで、ホームに限れば今年5試合でW2 D0 L3と敗け越している。

今シーズン、トップサイドにもいくつか勝利している。チェルシー（A）、ToT（H）、レスター（A）で3ポインツ。

アーセナルとの直接の対戦では、過去6試合でW1 D2 L3。ただし、PLホームに限れば直近5試合のうち3試合で彼らが勝っている（W3 D1 L1）。

チームニュース

Moussa Djenepoがサスペンデッド。Shane Longがケガから復帰の可能性。

注目選手

もちろん今シーズン絶好調のDanny Ings。ここまで16ゴールでオバメヤン（G17）らとゴールデンブーツを競っている。

11月にエミレーツで行われた試合でも彼に1得点取られているぞい。

マイケル・コックスによるスカウティング

＜サウサンプトンについて＞

コックス：サウサンプトンのパッシングフットボールの一番いいときは、リーグでももっとも整頓され、まとまったものだ。ストライカーズは裏に抜け、ワイドプレイヤーズはインサイドに入っていき、フルバックスがオーヴァラッピングする。セントラルミッドフィルダーズは基本的に位置を維持し、カウンターアタックに備える。

ジェイムズ・ウォード・プラウズは、リーグでも間違いなくベストのセットピーステイカーだ。

＜デインジャーマン＞

コックス：今シーズンを通してダニー・イングスはずっとヤバい。彼より多くPLでゴールしているのは、ジェイミー・ヴァーディとPEオバメヤンしかいない。

ディフェンスの裏を取ることができる能力があり、あるいは足元でボールを受けることもできる。イングスは注意して見ていなければならない選手だ。

前回の対戦（今シーズンのPL）

ホームでセインツのようなチームにドロウという。しかもギリギリなんとか追いついた。ウーナイ末期。

【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs サウサンプトン（23/Nov/2019）”プロジェクト4×3″スタートに失敗 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)   2-1

SKY Sports (Charlie Nicholas)   2-2

WhoScored.com  2-1

勝ち予想なし。BHAがなければ、ここまで悪い予想もされなかっただろうに。

ロウロ「ケガなどの状況もあるしでガナーズがなにかを持ち帰れるとは思えない。セインツはノリッチでとてもよかった。シャープでフィットしているようだった」

ニコラス「セインツはホームよりアウェイでいいチーム。しかしそれもダニー・イングスのおかげだ。両足が使えるネイサン・レドモンドの機動力やペイスもエクセレント」

試合のみどころ

なんだろう。アウェイで勝つところ？　勝てば今シーズン3回めで12/9ぶり。

ところでアルテタのアーセナルはウィニングポジションから10ポインツも落としていて、それ以前のエメリとFLを合わせた36試合と同じだそうである。アルテタになってからは、それだけ試合のなかで勝ちを維持できず逆襲を許してしまっているということだ。

アルテタが来てから12試合、それで10ポインツ失ったというのなら、もしこの先行したすべての試合で逃げ切れていれば、いまわれわれはマンUをかわして5位にいるという事実。

問題はメンタリティなのか、それとも別の何かなのか。

エメリのように得点したら消極的になることがいいことだとはまったく思わない。ただ、そこには学ぶものもあるかもしれない。

とにかくアーセナルはもう守備に期待できない以上、逃げ切れるだけの得点をしなければならない。前に並んでいる名前を見ればこのメンツで攻撃が大したことないなんて犯罪的である。

 

キックオフは日本時間で明日6/26（金）2:00。今日の深夜ですな。終わると4:00という朝チュン。われら極東のファンにはとても迷惑な時間帯。

楽しみ。

COYG!

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