好パフォーマンスと悪い時間
バーヨスよかったよね。バーヨス(※流行らそうとしているわけではありません)。
やっぱりホームだけあって、アウェイでの消極的プレイとは違う積極性がチーム全体にあった。
前半の積極的パフォーマンスの中心はセバーヨスで、とくにヴァーチカルパスを出す彼とフロント3のリンクアップもすごくよかった(ラカの献身性も見逃せない)。
オバメヤンの得点で、深い位置でマークを外してサカにスルーボールを出したシーンは秀逸なプレイで、松木安太郎にお願いすれば彼は0.3点くらいはもらえるはずである。
なにより守備の貢献もすごくあった。ジャカとセバーヨスで相手を挟んでボールを奪ったシーンは、ぼくのこころのなかに(ふたりはプリキュア)っていうワードが浮かんできたよね。まあプリキュアのことは語れるほど知らないんでそこから話は広がらないんだけども。実際ジャカとセバーヨスのコンビネイションはアルテタも絶賛するほどだった。
7️⃣1️⃣ touches
1️⃣1️⃣ recoveries
0️⃣3️⃣ interceptions
0️⃣2️⃣ key passes
0️⃣1️⃣ pre-assist🇪🇸 @DaniCeballos46 x #ARSLEI 🔴 pic.twitter.com/vd5en2GxTz
— Arsenal (@Arsenal) July 8, 2020
日本のメディアが大好きな「起点(プリアシスト)」までカウントさせてしまうほどのセバーヨスの活躍。この試合もまた理想のNo.8だったと云えよう。
彼について何試合か前、ぼくは観るたびに平凡さが増すなんて書いてしまったのだが、いまは観るたびによくなっている。このままフォームを維持してほしいものだ。
そんな感じで前半はシーズンベストとは云わないまでも、チームとしてかなりいいパフォーマンスだった。1点以上取るチャンスは確実にあったことは、前半までのxGサム「1.15 v 0.13」にも現れている。
そして問題は、その好パフォーマンスが長く続かないことだ。アルテタが来てからはこれがずっとつづいている。
この試合レッドカードですべて台無しになったのは間違いないだろうが、じつはそれがなくても、後半はレスターはあきらかにギアを上げて来て、もっとハイプレッシングするようになり、アーセナルはその勢いにやや飲まれるようになってしまっていた。ぼくがだんだんアーセナルの選手たちが走れなくなってきたように見えたのは、ちょうど60分あたりの時間帯である。その周辺でレスターは何度か危険なチャンスをつくっていた。
ヴァーディはずっとDFの裏抜けを狙いつつ、GKやDFからの正確なロングボールもアリ、MFをつかってのビルドアップもアリと、どちらもできるレスターが自力を見せた時間帯だった。アーセナルもプレッシングはだいぶがんばったが、彼らのMF(ティーレマンスやペレスら)はプレス耐性もありとても優秀に見えた。
全体を俯瞰すれば、きっとアーセナルはこの試合の勝ちにふさわしいチームだったし、実際にそのようなデータを残しているが、相手を余裕で圧倒していたわけではまったくなかった。
いい時間と悪い時間の両極端という、この試合の流れはアルテタが来てからはだいたいいつも同じパターンだ。
90分のゲイムマネジメントにどうしても苦労し、ときにはそれが致命的になる。
今回はレッドカードにだいぶ注意が集まっているが、アーセナルが進化していくためにより本質的な課題は、悪い時間帯をどう減らしていくか、あるいは悪い時間をやり過ごすかのゲイムマネジメントだろう。
毎回同じことを書いているが、毎回同じなのだから仕方がない。
その他試合について
気づいたことなど。
- リスタート後のNewノーマルで「お水ブレイク」が導入されているが、それがタクティカルブレイク(戦術インストラクション)になりつつあるという指摘とともに、試合の勢いを殺す効果があるのではという指摘があり、なるほど感があった。今回だと前半はバメやんのゴールの直後で勢いが削がれ、後半はレッドカードの直前ということもあり、今回アーセナルにとってはあまりうまく働かなかったようである。
- 最近スロウインが気になってしょうがない。われらはあまりうまくないのではないだろうか。たしか、リヴァプールがそれ専門のコーチを雇ったとかなんとかで話題になっていたと思うが、われわれはスロウインをちょっと軽視しているように感じてならない。
- ベレリンはラカゼットに出した浮き球のボールにはしびれた。あれは入れてほしかった。彼もまた試合ごとにだんだんとよくなってきているように見えるが気のせいかもしれない。
- KTのロングシュートが入っていればなあ。ラムジーのロケット以来の衝撃だったかも。
- エンケティアのバンで、バロガンにチャンスが回ってくるという説。オバメヤンをセンターで使うという説も。怪我の功名でうまいことになればいい。
そんなところ。わしはそろそろペペが観たいであります。
2ポインツを失った。。
まさにそんな試合でしたね。
バーヨスから始まった先制点の流れは美しかったし、シアン・マッシーちゃんも相変わらず美しかった。
だけに悔しい。
一発レッドのシーンだけ抜き出してみれば妥当とは思える。
ただレフの役割として試合をコントロールする立場ならば、交代で入った選手のワンプレー目でレッドは与える影響が大き過ぎる。
決して荒れた展開では無かったし、ムスティの件での報復でも無かった。
軽率なプレーに対して厳しく注意をするに留めるべきだったのではと思えてならない。
直近のバルサの試合でも同じシーンが見られたが、これをスタンダードにして欲しくは無い。
COYG
スロウインめっちゃ思いました。笑
多忙ゆえホントアーセナルの試合しか観てませんが、ダウンフォームであのクォリティはレスター恐れ入りました。
イヤしかし強くなりました。半年でこんなチームになると思わなかった。
この試合見てると、残り無敗は無理じゃないように見える。
レスターの中盤は結構ゆるかったし、他のチームだってどうなるか分からない。
とにかく全ては自分たち次第なんだ、ポジティブな意味でそう思えるのって最高。
そう思えるチームを作ってくれた、アルテタと選手たちに心から感謝。
試合をコロすチャンスは確かにたくさんありましたね。ラカゼットのチャンスがどれか一つでも入っていれば…。
しかしシュマイケルとヴァーディ、この二人はヤバかった。しっかりした核となる選手がいるチームはやっぱり強い。2人ともビッグクラブからの誘いをけってレスターに残っているとゆうことも、選手やファンから絶体的な信頼があるわけで。
今のおれたちのアーセナルで言えば、本来ならエジル、ジャカ、オバメヤン、ラカゼット、ベジェらがそうあるべきですが、契約問題、もめごと、能力などいろいろな問題があってそうもいかない。
これからはサカ、ウィロック、ネルソン、ティアニー、ガビ、ローたちブリティッシュコアやユース世代がチームの核となってほしいですね。この中からワンクラブマンが出てくれてらうれしい。
ほんとに惜しい試合でした ラカゼット決めてほしかったけど、シュマイケルのシュートへの反応が良すぎましたね もうCLは無理だけど、なんとかEL行きの切符をつかんでほしい 次はモウリーニョTOTか 熱い試合が続きますね COYG
それにしてもエジルなにしてんのか 背中痛腰痛って欠場続きですけど試合に出れないほどの怪我ならしょうがないけど、ただ試合に出たくないだけなんじゃないかと思ってしまう 他の選手が日程厳しい中必至こいて勝とうとしてるのにね 今は3バックじゃないと守れないチームがあいてだから出番無いかもしらんが、ワトフォードやアストンビラ相手では必要になるときがあるだろうしアーセナルの力になるように取り組んでほしい 好きな選手なのでアーセナルのひもみたいになるのは勘弁です 頼むぜエジル
シュマイケルとヴァーディはPLベストイレブン級だと再確認しました。ヴァーディなんて、右から上がってくる高速クロスへの飛び出し、あれはどんな相手でも、5回のうち必ず1回はゴールにいれちゃうでしょ、というぐらい。でも、おれたちのサカとティアニーも、無双状態がすごい。怪我は本当にしてほしくない。個人的にはネルソンがもっとみたいです。エディがいないとなると、オーバとラカのCFローテ、左右にサカ、ペペ、ネルソンも十分破壊力がありそう。ノーロンはスペシャルワンにぐぅ、といわせたい。COYG
エディの退場のショックからなかなか立ち直れなく…
や、まぁ最近のエンケティアの出来に満足してないこと多かったんで、悪い癖出てるというか、ラカが優先されても驚かないくらいではいたんで、ただこの試合におけるダメージは…
今後の試合はエンケティアが出る予定だった時間はオーバCFで、ラカ出てる時はオーバLWGということも出来るしやり繰りは出来ると思う。アルテタもオーバCFに言及してるの見れて少しほっとしました。
色々あるはずなんだけど…何も言えない。
サカ、オーバ、ペペの並びとか見れるのだろうか。