起きたよ奇跡。。
あっさり失点したあと前半のうちに試合をひっくり返したのも驚いたけど、でもどうせ最後には失点するんでしょう?と思って観ていたら。そのまま勝ってしまうという。これはさすがに予想外。まさかなあ。
あとで書くように、この試合、アーセナルの試合ではめったに観られない記録づくめで、ふつうならとても起きそうもないことが起きた。
平日早朝だしどうせ敗けるしと、歴史的瞬間(笑い)をライヴで見届けれられなかった不信心なファンは悔い改めよう。そんなんじゃ信者失格だゾ☆ なんつってわしもほんとは一回起きてから二度寝しそうになったのだけどね。がんばって朝4時に起きた甲斐はあった。
フットボールでは何でも起きるとボスも云っていた。ほんとに何でも起きるんだな。
Arsenal 2-1 Liverpool: Gunners come from behind to end champions’ record hopes
アルテタの試合後コメンツ「スクワッドを強化するために補強が必要」
試合直後のボスのコメント by Sky Sports via Arseblog
(大いに歓迎すべき結果……)
アルテタ:まったくだ。ドレッシングルームのなかにはエナジーとハピネスがあり、(FAカップの)セミファイナルに向けて(スパーズの)敗戦をどこかにおいやってくれる。いい薬だ。
(今夜のパフォーマンスは望みうる最高のもの……)
あのチームを倒すには、どれだけたくさんのものを持っていなければならないか。チャンスが来たらそれを掴まねばならないし、それこそがわれわれがやったことだ。今夜やったように多くの時間で守らねばならなかったし、多少の幸運も必要だった。今日はそういったことがあったね。
(パフォーマンスのどこが好ましい……)
信念。1-0になってしまったあとはどのような反応を見せるか心配した。なぜなら彼らはすごくプレッシングするチームだし、無力にされてしまう時間も多かった。われわれはひとつのときを見つけることができた。そしてそこからまた信じ始めた。わたしが彼らは落ち込んでしまうのではないかと思う前には、もう彼らは反応していた。それをやる必要があった。
この試合がどれだけ重要かはみんなわかっていた。これはご褒美だ。
(スクワッドをローテイティングして正解だった……)
もし勝てば、誰もそれについては語らない。もし敗ければ、ひどいことになる。それがこの仕事だ。わたしはこの試合でプレイするに値する選手、ベストコンディションの選手をプレイさせなければならなかった。
(ヨーロッパへ行くにはどのルートが一番ありえそう……)
わからない。試合の前にもなにもわからなかったし、いまも同じだ。(PLもFAカップも)両方とも全力で目指す。試合はあとわずかだ。これをつづけていくよ。
(アーセナルでやらねばならない仕事について……)
かなり大きい。今日ふたつのチームにある差を見てもらうだけでいい。ギャップは大変なものだ。2ヶ月では進歩できない多くのエリアでギャップがある。しかし、アカウンタビリティ、エナジー、コミットメント、ファイトについて、2チームにあるギャップはいま同じになっている。前はこうではなかった。わたしにはそのことがとても誇らしいんだ。
そのほかはまだ時間がかかる。しかし少なくとも、われわれはいまそれを獲得している。わたしの選手に対するメッセイジは、われわれなら何かをつくりだすことができるということだ。
(ヴェンゲルが当時やった仕事よりもいまのあなたの再構築の仕事のほうが大変?……)
コンテキストが違うと思う。思うに現在のこの国のコンペティションは以前よりもずっと厳しくなっている。アーセンはすごいことをやったし、新しいフィロソフィ、新しいアイディアをこの国にもたらした。そしてとても成功した。わたしはまだ何もやっていないよ。
われわれにはサポートが必要で、信念が必要で、向かう方向性が必要だ。どんなことがあっても。
(補強資金はもらえそう……)
わからない。
(資金不足が心配……)
大いに心配している。クラブがどうスクワッドを構築していくか見なければならない。マジックはないんだ。クオリティある選手でスクワッドを進歩させる必要があるし、コンペティションを戦うには大きなスクワッドが必要だ。これはチャレンジだよ。
ボスが褒めたいのはメンタリティも含めたパフォーマンスということだな。気持ちの部分ではけして相手に負けていなかったと。
そしてチームに何が足りないのかもわかっているし、だからこそ既存選手の進歩・成長だけでは目標に到達できないと考えている。
ここ数日は、アルテタは何度かクラブに夏の補強を促す発言をしており、メディア等でもとても注目されている。
Mikel Arteta: Arsenal boss concerned about having finances to compete with rivals
ぼくはこれはとてもいいことだと思う。
ウーナイはあまりこういったことを公の場でダイレクトに云っていた記憶はないが、アルテタの云っていることはチームのインプルーヴメントに責任を持たねばならないヘッドコーチからすれば当然のことである。クラブへの愛情があるならば、むしろ積極的にこういうことを云っていかねばならないと思う。このチームを強化するには、クラブからの厚いサポートも必要だと。
いまアルテタが自分の仕事をやっているのは誰の目にも明らかで、そして今度、自分の仕事をしなければならないのはクラブである。
短期・中期的に見ても、CLを逃し続けているアーセナルにとって、この夏にどういう判断をするかは、ここからの数年を決めかねないかなり重要なものになる。どれだけ財政的なリスクを取るのか。どれだけこのクラブの未来に本気なのか。これはAFCとしての経営判断であるが、アルテタがこうして公にクラブに補強を促しているおかげで多くの注目が集まっており、ボードが中途半端にお茶を濁すような対応しかできなければ、クラブの価値そのものに傷が付きかねない。それはオーナー含め、クラブのボードメンバー誰もが望んでいないことだろう。
ジョッシュにボスのアツいメッセイジが伝わってほしいものだ。
つづいて試合後のプレス会見。AFCオフィシャルサイトより。
(リヴァプールのふたつのミステイクスがゴールにつながった……)
アルテタ:それもフットボールの一部だ。チームスポーツでありながら、個人の時間もバトルもある。今日はわれわれが相手にミステイクを強いた。もちろんビッグゲイムではそれが違いになる。
(リヴァプールのプレッシャーに耐えた……)
残念ながらあの支配のレヴェルだと、試合のほとんどの局面でコントロールされる。自分たちのエリアに近いところで守らねばならなかったため、ちょっとしたことも、重要なこともあった。われわれはそれについて準備していて、ボーイズたちは素晴らしかった。とてもよくやったときもあったし、ときには幸運なときもあった。
(チームの粘りには驚いた……)
いいや。わたしはとても満足している。それについてはたくさん話してきた。いまの時点でこういう試合、力の差があるチームに勝ちたいのなら、全力でぶつかってポインツを取らねばならないと。わたしは彼らがそれをできたことにとても満足している。つまり正しいスピリット、注意深さを持ちつづけたこと。今日やったことにはとても満足だ。
(TAAのサカへのチャレンジ……)
あれはわたしの目の前で起きたが、それも試合のうちだ。ふたりともボールに向かっていっただけだと思う。それも試合だよ。
(マンシティ戦でもロウポゼッションの青写真を描いている?……)
あれはゲイムプランではなかった。現時点では両者のあいだには多くのエリアでギャップがある。それが埋めなければならないものだし、進歩しなければならないところだ。
たしかにわれらが彼らを捕まえることができたひとつのエリアがあったし、それは信念であり、アカウンタビリティであり、パッションであり…… 彼らはどのボールにも向かっていった。それができれば、われわれば多くのチームを倒せるだろう。
トッナムでは総じて支配していたのに、試合には敗けてしまった。だからわれわれは正しいバランスを見つけなければならない。彼らがここで勝ち取ったものについては大したものだと思う。
(リヴァプールとマンシティとのギャップを近づけるのにどれくらいかかりそう……)
わたしはそれを見てきたし、今シーズンでそれを経験している。またほかのクラブでは絶対にできないことも見てきたし、あるいは4-5年でやるクラブも見てきた。コンテキストに依るんだ。自分たちのリソース、どれだけ変化しなければならないかなど。
しかしわれわれはプロセスの途上にあり、いまはわからない。たくさんのエリアでたくさんの不確定があるが、いまわれわれがコントロールできるのは、誰がそれを行うかであり、チームとしてどうなりたいか、それをやるために築いているカルチャー、成功するためのスピリットだ。そうして、選手たちが進歩する。それがわたしがメインにフォーカスしていることだ。
わたしは選手たちにはよくなってもらいたいし、より快適になってほしいし、アーセナルのためにアイデンティティをつくってもらいたい。なぜなら、そうなれば、これが必要だあれが必要だといいやすくなるからだ。
(若い選手たちが未来をどれだけ楽観的にしてくれる?……)
まずはセレクションだ。わたしは彼らに信頼をしているだとか、プレイはさせないだとかを云うことはできない。確かにしようとしていることは、全員がチームの一員としてフィットしていることで、それがスピリットの維持やビッグゲイムにもたらすものになるからだ。
彼らが今日見せたものは全員が準備できているということ。それが毎日のトレインのやり方で、毎日の振る舞いのやり方だ。そうすれば全員にチャンスがある。今日は彼らならできるというところを見せてくれた。
(スクワッドを再構築する資金が必要……)
それはまったく明らかだと思っている。われわれはスクワッドを強化しなければならないのだから。
以上
朝起きて結果見て驚愕しました(笑)
ポゼッションでやられようともスキをついて勝ち逃げという、前節スペシャルワンさんから学んだ事を早速生かしたわけですね。さすがアルテタ監督。
それにしてもレノが復帰したらGKどうするんでしょう。
スタメンを争う力を証明し続けるエミマルと、レギュラークラスを二人抱える事になるのか。
どちらかが移籍を志願したり、もしくはお金ないアーセナルはどっちか売るとかないんですかね。比較的高く売れそうなレノを、とか。考えすぎかな。
1Hで綺麗にマネにぶちこまれてから、”こりゃー、4、5点は覚悟だな・・・”と失望しして席外して戻ってきたら2点入れててびっくり。2Hは正座して観戦しました・・・。エミマルは勿論、ティアニーとホールディングが良かった!ムスティとコラシナツだったら、多分無理だったと思う。右も今は、ペジェリンよりもスアレスのほうが安定しているし、AMNが必殺仕事人みたいに登場するのもしびれました。なんか、2HはCL決勝トーナメントのような意気込みでしたが、世界最強チームもプライドかけてきたし、なんだかんだ結果を出したことはチームに自信をつけたと思います。返す返す、レスターとNLDの5ポイントが痛い・・・が、週末シティ、全力で応援しましょう!COYG
序盤のやられ方から、先取点後は一気に大差になっちゃうんではないかと、寝る準備をしてましたよ。
2点は取りましたが、相手コートに運べない湘南・山王戦みたいな嫌な感じ。
終盤のウィロック、決めて欲しかった。アーセナルって、あーいった勝負を決める場面でよく外しますね。
そして、追いつかれる・・・
来季こそは改善して欲しいです。
あと4戦(facup込み)頑張れ!
COYG!
リーグ中断時にDAZNで4ー4リバプール戦見てたから、この支配のされ方は結構堪えました。なぜ、どうしてこうなった…と自問自答する後半の45分間。それでも前を向いて勝利を掴み取った選手やアルテタはさすがですね。私とは違う。
でもこれ、ベンゲルだったら正面切って試合を支配しに行って玉砕してたよね。。。
ここまでスタッツが悪くても、勝ったんだから何が悪い?って割り切れるところにアルテタの凄みがあると思う。
実際これしか勝つ方法はなかったはずで、ここまでみっともない試合でなければ勝てなかったはず。
過去の栄光に浸ってたら出来ないことだし、そういう意味でも価値ある勝利だと思う。
選手はすごく戦ってた。それが嬉しい。
よく勝てたというのが正直なところなのかもしれないけど、守り切ったというのは良かったですね。
交代が早かったのも良かった。ウォルヴズ戦に続き中2日で試合が続く時であらかじめ試合前から予定されていた交代プランのようなときは決断早く交代してる印象受けますねぇ。
意図的なのかどうなのか前半3-4-3ではなく3-4-1(ラカ)-2のようになってることが多く、
ビルドアップでもサイドの守備という点でもかなり負担になっていた印象を受けました。
あれがネルソンの言うハイプレスによるものなのか…個人的には単純に守備に戻っていない、ビルドアップ時に受けに来ないだけのように見えたんだけど。。最近の3-4-3でのビルドアップ~ファイルサード付近までの前線の両サイドの選手の決められたような動きもなかったのでどうだったんかな。後半は守備に戻るようになってたけど。
意図的なのだったとしたらそれはそれで興味深いかもしれない。
個人的にはナイルズがアルテタ以降初と言っていいくらいポジショニングミスがなかったと思うのでよかった。
この試合は攻める時間がなかったのもあるから何とも言えないけどアルテタの信頼を勝ち取れたらいいなと期待。