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【マッチプレビュー】20/21EPL フラム vs アーセナル(12/Sep/2020)新シーズンのスタート

EPLの新シーズンはもう今日からである。驚いた?

FAカップファイナルで19-20シーズンが終わってから一ヶ月と少しあまり。いつもとタイミングが全然違うので、もういきなり始まるという感じがする。

シーズンレヴューとかシーズンプレヴューとか、シーズン予想とかその他もろもろとか、新しいシーズンが始まるまでにブログに書くべきことがたくさんあったのに今回はまったく時間がなかった。油断してたなあ。

とまあ、新シーズンを迎えるにあたり心の準備はあまりできていないが、すぐフットボールのある日常に慣れるだろう。試合に関してはプレヴュー/レヴューでシーズンを通して100%フォロウしてゆくつもりなので、試合の前後にはぜひ読みに来てください。今年もよろしく!

アーセナルの20-21シーズンのスタートは、ロンドンライヴァルのひとつフラム。今年からPLに復帰のチームだ。

ランチタイムキックオフとなるこの試合はEPL20-21シーズンのオープナーであり、一般の注目度も高く、アーセナルFCとして恥ずかしい試合はできない。アウェイとはいえ、今後に向けてはずみをつけるためにも、当然最高の結果を求めたい。

新しく「ファーストチームマネージャー」になった、ボスのプレス会見から、この試合の展望やみどころなどもろもろをプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前プレスカンファレンス「CL出場が今シーズンのチャレンジ」

金曜に行われた試合前記者会見。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

ファーストチームマネージャーに

(ファーストチームマネージャとしての最初のプレス会見……)

アルテタ:タイトルは少し変わったけど、これからもできる限りベストな仕事をするだけだ。クラブからわたしがやろうとしていることを理解してもらうことはいつだってナイスなものだね。

わたしはクラブが正しいことをやれるよう手伝いたい。わたしがそこに関わらねばダメだと云われるならグレイトなことだ。すべてのエリアで働けるならそれもグレイト。わたしはただもうこのクラブをこの国で成功させたい。できるだけ早く、そして持続可能なやり方で。それがわたしの野心。われわれの野心でもあり、みんなで一緒にやっていかないと。

(新しい役職でより成功をもたらせる……)

責任とプレッシャーはいつもリンクしていると思う。クラブがわたしに見せてくれている信頼とコミットメントにはとても感謝しており、持続的なやり方でできるだけ早くクラブをトップに復帰させるよう、ベストを尽くしたい。それがわたしの目標であり、選手とここで働く人たちが楽しんで、そしてこのクラブとのつながりを感じられるようにした。ファンも同様だ。

それをやるためにわたしがしなければならないことなら、わたしは何時間でも費やす。コミットメントをパッションを持って。

(人々はアーセナルにもっと期待するようになった……)

新しいシーズンを迎えるときはいつだって期待を新たにされるものだ。思うに、昨シーズンの終わり方とひとつのタイトルを持ってスタートできること、それがあってみんながもっともっと欲しくなる。それはとてもポジティヴなサインだと思うよ。

われわれがほしいのは、こういったタイプのエナジーであり、それがチームを前進させる原動力になる。明日のフラムはグレイトなテストになるだろう。われわれを倒そうと手ぐすね引いて待っている昇格チーム相手に、とても英国っぽいステイディアムでの戦いだ。

新シーズンでの戦い

(昨シーズンの終わりから選手たちに見えたもの……)

わたしが見てきたものは、彼らがより渇望しているということ。彼らは満足していない。それこそが、明日彼らに見せてもらいたいものだ。もう一歩先へ進みたい。これまでにやってきたことは関係ない。

もちろんそれはわれわれに自信と信念を与えた。自分たちに何ができるか。どんなチーム相手でも競えること。

そしてこれはまったく違うコンペティションだ。長期のレイスであり、安定が求められる。ここ数シーズンで起きたこととは大きなギャップがある。その結果われわれはCLスポッツを逃している。それが今シーズンのチャレンジだ。

(自分のクラブでのこれまでの9ヶ月をどう評価……)

10才は老けたかな! だってずっとチャレンジングだったからね。ヘッドコーチとしての初めての仕事だったし、たくさんの中断があり、たくさんの予期しないことが起きた。しかし、われわれは自分たちが成し遂げようとしているものに、みんなとても安定していた。お互いにサポートしているんだと感じていた。

クラブや環境にもたくさんの変化があった。しかしわたしたちが目標に向かっているアイディアや方向性は変わらない。

われわれはいくらか信念を作り出したと思うし、選手、スタッフ、ファンにはそれがじつに重要だ。ここからの目標はそれを続けていくことと、ひきつづき築いていくこと。ものごとをもっとよりよくしていくためのプロセスに、エンゲイジしつづけることだ。

(アーセナルには弱いメンタリティがあっても、それが過去のものとなる……)

わからない。それを見せなければならないし、フットボールにおいてここ数ヶ月のことはカウントしないんだ。見せなければならないのは明日であり、どうスタートするか、どう見えるか、どうコミットするか。この国でベストチームスのひとつになるために、自分たちがどれだけ一貫性を維持できるか。

(われわれは「Old Arsenal」を取り戻しつつある……)

それは時期尚早だと思う。アーセナルの「old」がどれだけ古いのかにも依るし。たとえばインヴィンシブルズとか。トロフィを取れたらグレイトだし、クラブではたくさんのことを変えている。明らかにものごとは明解になっている。だが、まだそれには長い道のりがあり、わたしが話してきたようなギャップもある。今シーズンはできるだけそれを減らしていかねばならない。

フラム戦について

(フラムについて……)

彼らのチームはコーチに対していい反応をしていると思う。彼(スコット・パーカー)はとても徹底したひとで、プレイの仕方がとても明快なとてもコミットされたチームがある。フラムでファンタスティックな仕事をしている。昨シーズンから昇格を成し遂げたやり方はとてもよかった。

彼らのことはずっと観ていて、典型的な、とてもタイトなステイディアムだとわかっている。間違いなく明日はタフになるだろう。

(ダヴィド・ルイスとソクラティスがおらず、フラムではフォーメイションの変更も?……)

スクワッドにはいくつか問題を抱えている。それに適応しなければならないのはふつうのことだが。現時点でフィットしている選手とトライしていく。

キープレイヤーズを失いながらシーズンをスタートするのは理想的なことではないが、あらためて、われわれにはとてもいい選手たちが十分いるし、明日は初戦に勝てるよう最高のプランでトライするつもりだ。

(フラムでガブリエルとウィリアンがスタートする?……)

彼らはとてもよくトレイニングしている。適応も早いね。われわれとここにいることにとてもワクワクしているようだ。ふたりともとてもいいエナジーがあるよ。

ふたりはキャリアのなかでもまるで違うフェイズにいるが、ビッグタレントだ。ひとりはPLでもとんでもないクオリティを見せてすでに評価を確立しているし、もうひとりはこのリーグに適応しなければならないが、将来的にはキープレイヤーになれる大きな可能性がある。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】20/21EPL フラム vs アーセナル(12/Sep/2020)新シーズンのスタート

  1. チェンさん、そしてアーセナル!!
    今季もよろしく頼みます!!
    まずは勝利を。 COYG

  2. にわかバナナ変えました。また変わるかもですが。

    改めて記事ありがとうございます。長いインタビューだ。
    ウィリアン使うならウィリアン-オーバ-ペペの3トップとか見たいと思ってましたが、、、スパイ画像マジですか(笑)
    新しい選手も見たいですね。
    そして昨シーズン躍進した若手が今シーズンどう成長していくか。その成長が止まるとあっという間に見ない選手になるんじゃとか。エディ含めて(笑)まぁアルテタのコメント見るとみんなハードにやってるんだろうけど。エディの課題は少し特殊な気もしてはてさてどうなるか。

    いやまぁ楽しみですね。勝ってほしいです。

  3. 今シーズンもよろしくお願いいたしますm(__)m

    そしてまさかのエルネニー。ってゆうかアルテタは ずっと使ってるんですよね。

    誰が出ようがおれたちのアーセナル。

    楽しみましょう。COYG

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