夏の移籍ウィンドウと選手たちの去就について
(夏の移籍ウィンドウとチームの発展……)
コントロールの難しい外部要因がたくさんあって、とても奇妙なミニプリシーズンだった。今日がプリシーズンのなかでもフルスクワッドが揃う初めてのトレイニングだと思う。初戦のわずか前日だ。もちろん何人かのキープレイヤーズがそれぞれの理由でいなかったりもするが、自分たちの必要なワークに取り組む。
マーケットに入っていき、ウィリアンとガブリエルを買った。わたしは彼らふたりはとてもいいリクルートメントだったと思う。スクワッドを進歩させるだろう。だが、ここまでのマーケットはとても複雑なものになっている。
(オバメヤンが新契約にサイン……)
昨シーズンが終わったときよりももっと安心していると云えるね。10回も同じ質問をされていたときよりもね。
(それはもうすぐ?……)
わたしはとても楽観的。イエスだね。
(アーセナルのファンはオバメヤンのサインに心配すべき……)
リラックスしていいと思う。
(マルティネスはクラブを去る可能性がある……)
再度云うが、すべての選手が来るとか去るとか憶測について止めることはできない。現時点で正しい答えはないのだから、個人についてのことは話したくない。
(エジルとエミ・マルティネスのこれから……)
多くのポジションでとてもいい選手たちがいる。そのいくつかは複雑で、もちろんほかのクラブからの興味もある。
とても難しいのは選手にゲイムタイムやファーストチョイスを約束することだ。市場のなかでこの時期ではとくに。われわれはできるだけ状況をなんとかしようとトライしているし、選手たちの要望についてもすべて考慮している。クラブとして彼らと何ができるか、そして決断を下していく。
(フラムでは誰がNo.1でプレイする……)
ノー。GKもほかのポジションと同様に扱う。思うに、GKコーチといいトレイニングをしてきたものが明日プレイするいいチャンスがある。今シーズンを通してわたしの決断はそういったものになるだろう。
(誰がスタートするかでポジションを失う選手がいる……)
そのとおり。そしてそうなれば別の選手はプッシュする側になり、それでよくなってチャンスが来れば、チームを助ける。ふたりが昨シーズンやったのと同じだ。ふたりともファンタスティックだったよ。
(アレックス・ラカゼットとは将来について話をしている?……)
彼はほんとうにここでハッピーだよ。進歩をつづけること、チームへの貢献を望んでいる。わたしは彼がどれくらいよいか、インパクトがあるか知っている。彼もフロントの選手たちとの競争があることはわかっている。彼はこのクラブでベストストライカーになろうと自分自身に要求していく必要があり、ほかのものも同じだ。
彼はそれを聴いてとても喜んでいたし、彼のトレイニングや行いはずっとエクセレントだった。
(ラカは自分から残りたいと云ったので?……)
イエス。彼はここでとても満足していると思う。それがわたしの気持ちでもあり、受け取ったメッセイジだ。
(ゲンドゥージの状況に変化があった……)
マテオはスクワッドのほかの選手と一緒にトレイニングしている。これは新シーズンであり、お互いのパーティでとてもいい対話ができている。いま彼はグループに戻った。トレイニングもとてもよくやっている。
彼は先週フランスへ行きU-21でとてもいいプレイをした。彼はここにいるよ。
(ゲンドゥージが取引の材料としてオファーされているという噂……)
知らないね。わたしは内部で起きていることについてここで議論するつもりはない。しかし、たくさんのことが書かれているが、わたしが云えるのはそれは真実ではないということだ。
(リヨンのアワーとのリンク……)
自分たちの選手ではないほかのクラブの選手について話したくない。
(あとひとりかふたりのサインはしたい……)
われわれはまだマーケットでアクティヴだよ。いろんなオプションを見ている。マーケットでは獲得も売却もアクティヴだと云えるだろう。現時点ではスクワッドのバランスは理想的なものではない。やるべきことはまだある。
われわれはこの複雑な移籍市場では我慢も必要だ。複雑さやタイミングもある。なぜならクラブはたくさんのやり方で動いていて、この数週間でどう動いていくかわからないから。
(エジルについてなにか新しい情報……)
新しい情報はとくにない。ここにいるすべての選手が準備できていて、アーセナルと契約がある。全員がトレイニングに参加しており、毎回のトレイニングセッションで最高に努力している。それはわたしが彼らに望むものだ。
現在のスクワッドバランスについて
(スクワッドはどうインバランスなので?……)
まず数。いくつかのポジションで過剰であり、ほかでは要求される特定のクオリティに達していない。ひとつかふたつのウィンドウでそれを解決するのはとても難しいだろうが。
これはプロセスであり、進化しなければならないし、もっとも重要なのはアカデミー選手を供給しつづける持続可能なモデルであること。
(「自分の」スクワッドになるまで?……)
そう思う。しかしいつでもそうなんだ。そうして思ったよりもいい印象を与えてうれしい驚きになるときがある。それはコンスタントな進化であり、いつでも評価されねばならないし、何を成し遂げたいのか、何が理想なのかについてとても明快な方向性を持っている必要がある。
たとえそれを持っているときでさえ、いつでも立ち止まって与えなければならない。
その他
(なぜユングバーグがクラブを去ったのか。これからも変更をするつもりはあるか……)
フレディの状況はとても明快だよ。彼の野心であり、キャリアにおけるネクストステップが理由だ。彼はとても献身的で、わたしがスクワッドについて見極めようとしていた最初の数ヶ月ではとても助けてくれた。このスクワッドに過去に何が起きたかとか。
もちろん(彼の辞任で)埋めなければならないギャップが生まれた。(新しく招いたコーチたちは)わたしがこのクラブに入るときに連れてこれなかったひとたちだ。われわれはそこからよりディーテイルな組織になりつつあるし、いくつかのキーエリアでは進歩することになると思う。それがわたしが彼らを連れてきた理由だ。
(PLのサイネイジからBLMのロゴが消える件……)
そもそもそれが非常に大きなインパクトを持つものであり、われわれがそれをサポートしようとしたからだ。われわれが変えうるソーシャル環境において起きることに毎回それを継続せねばならない。
(アーセナルのスタッフや選手は引き続きひざまづく……)
それは個人の決定になると思う。それについてどう思うか。しかしわれわれの実施していることは、個人的なことではないと思う。わたしはもっと集団でのことにしたい。
以上。いや長いだろ(ツッコミ)。
アルテタ発言のポインツと移籍状況もろもろ
ヘッドコーチからファーストチームマネージャーになって、やはり充実感のようなものが感じられる。昔のアーセナルを取り戻しつつある?のような質問には慎重に答えているが、それなりの自信もあるのではなかろうか。責任も増えたしプレッシャーもあるというのはほんとうだろう。
しかし、以前にも「あなたはもうヘッドコーチというよりは、もうマネージャーみたいではないですか」なんて記者から突っ込まれていたはずだが、ほんとにマネージャーになってしまうとは。
そして時期的にやはり移籍の話題が多い。
まずオバメヤンは逆になぜ発表をここまで引き伸ばしているのかがわからない(昨日バルサがまた問い合わせてきたという話があったがそれを待ってた?でも遅いよなあ)。今日の試合前にわざわざバタバタと忙しいタイミングで発表するとは思えないし、となるとまたしばらくあとかもしれない。家族がロンドンに向かっているらしいが……
それとエミマルについては、これまでどおり明言を避けているが、本人はクラブだけでなくアルゼンチンのNo.1も目指しているということで、アーセナルでNo.1を約束されない以上、やはり退団しそうだ。彼のエイジェントが退団可能性を認めるコメントをしていた。FAカップファイナルの涙を思い出すと非常に残念だが、彼の幸せを願えばそれもしょうがない。アストン・ヴィラかブライトンか。高いほうで頼みたいね。
そして退団の噂が根強いラカゼットについても、これまでどおり称賛するコメント。
ラカゼットといえば、昨日『L’Equipe』のインタヴューでアーセナルに残る宣言をしていたようだ。だが、トマス・パーテイなどの取引の一部として利用されることについては聞いていないし、それがもし本当ならうれしくないと話すなど、まだ予断を許さない状況っぽいようなところもある。
メインターゲットを取るためには、彼のような高額での取引が見込まれる選手の売却は重要だ。セルティックのエドワールにオファーをするという話も出ているので、本人発言はともかくラカゼットの去就はウィンドウが閉まるまでは目が離せない。
Celtic transfer news: Arsenal ‘ready to make offer’ for Odsonne Edouard https://t.co/ZxJaF5BOn0
— Mr. Arsenal Chan (‘3’)/” (@NewArsenalShirt) September 12, 2020
KTのときにはだいぶお世話になりました。信頼と実績の『The Sccotish Sun』。
それとゲンドゥージはこれまで各所で伝えられていたように、この状況下で彼を高額で売却することは難しそうで、フラムを前についにチームに戻っている。彼もまたこの状況では残留する可能性が大いにありそうに思える。
個人的には本人が気持ちを入れ替えてくれさえすれば、彼もまたセバーヨスやAMNのようにレデンプションするひとりになると期待しているのだけど。
チェンさん、そしてアーセナル!!
今季もよろしく頼みます!!
まずは勝利を。 COYG
にわかバナナ変えました。また変わるかもですが。
改めて記事ありがとうございます。長いインタビューだ。
ウィリアン使うならウィリアン-オーバ-ペペの3トップとか見たいと思ってましたが、、、スパイ画像マジですか(笑)
新しい選手も見たいですね。
そして昨シーズン躍進した若手が今シーズンどう成長していくか。その成長が止まるとあっという間に見ない選手になるんじゃとか。エディ含めて(笑)まぁアルテタのコメント見るとみんなハードにやってるんだろうけど。エディの課題は少し特殊な気もしてはてさてどうなるか。
いやまぁ楽しみですね。勝ってほしいです。
マリーとマルティネッリの状態は過去のニュースでアップデートされてますよ。
マリーは9月末、マルティネッリは年末に復帰予定だそうです。
Team news: The latest on Martinelli and Mari
https://www.arsenal.com/news/team-news-latest-martinelli-and-mari
今シーズンもよろしくお願いいたしますm(__)m
そしてまさかのエルネニー。ってゆうかアルテタは ずっと使ってるんですよね。
誰が出ようがおれたちのアーセナル。
楽しみましょう。COYG