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Arsenal, Controversy

史上最悪レヴェルの危機的状況のなか、AFCテクニカル・ダイレクターのエドゥが語ったこと

エドゥ発言に対するファン界隈の反応

twitterでも多くの人気アカウントがこれに反応していて、たくさんの議論がある。

r/Gunnersでも否定的な反応が非常に多い。ほとんど総スカンである。とあるサブのUp voteが50~200くらいの高評価のポストをざっと取り上げてみてもこんな感じ。

  • エドゥの完全なストローマン論法
  • 危険信号がそこかしこに
  • Oh my God we are fucked.
  • ちょっとコワイ
  • これはまじでヤバいくらい心配。このクラブの未来が怖くなってきた。美しくない。アルテタはグレイトにはやっていない。20人とサインしろなんて誰も云ってない。Holy shit. こりゃひどい
  • We’re fucking doomed. まるでおバカたちがクラブを運営している
  • エドゥは完全なアホ。まじで彼の解任を望む。無能で未熟。キアのマブダチ
  • こんな発言をするくらいなら、ティム・ルイスはいますぐ彼を解雇すべき
  • 「わたしにはウィリアンは時間の問題に思える」だって? そうだね、好きなだけ時間をやればいいさ。すぐ勝たなくてもいいならね
  • つまりわれらが15位なのはメッシがいないからってこと? だったらメッシなしでアーセナルより上にいるチームはどう見ればいいんだ?
  • Yep. これで終わりだな。このふたりはお互いをかばいあってるだけ
  • エドゥが「アルテタはグレイトな仕事をしてる」ってほんとに云ったの? もうミッドテイボー&ヨーロッパなしに慣れたのかな
  • ↑ミッドテイボーどころか降格圏
  • ところでこれでもリーグNo.1のチケットプライス

きりがない。

雑感

うーん、いろいろいまの状況に対するエクスキューズ的なサムシングが散見されるが、多くのことはほかのクラブも事情は同じのような気がするのは気のせいかな?

あとコメンツのなかで「信じてもらいたい」を連発しているが、それを云うのは最終手段に取っておいたほうがよさそうだ。ロジックが尽きて、あとは情緒に訴えるしかないみたいに見える。いま現場のトップが必死になる姿はあまり見たくない。

ウィリアンもなあ。彼はそもそもロンドンに長いこといて、適応期間がいらないということがメリットのひとつだったはずと思うのだが、蓋を開けてみれば……という。

さて。エドゥの発言がここまでファンに不快感を催し、ここまで叩かれている理由のひとつは、彼がキア・ジューラブシアンのクライアントだということがあるだろうと思う。

いまこの苦境のなか、KJはわりとファンにとってパブリックエニミーNo.1という感じで、ウィリアンともどもやり玉にあがっている。そう、ウィリアンがここまでダメダメじゃなければ、また見方も違っていたんだろう。

ここまでのウィリアンはほんとうにまったく期待はずれで(個人的にはチェルシー時代もそんなにすごかった印象はないので最初からそこまで期待していなかったが)、アルテタ、エドゥ、もちろんKJも、彼の低パフォーマンスの巻き添えになっている感はある。もしウィリアンが期待通りの活躍をしていれば、いまごろはもう少しはチームの成績もよかったかもしれないし、この3人も無能だとか未熟だとか、そこまで叩かれるようなこともなかったはずだ。

ウィリアンてのはいったい何者なのかね。アーセナルでのプレイを見ていると、彼がセレソンのNo.10シャツを着ている(着ていた)なんてちょっと信じがたい。

それにしてもエドゥは、メッシとか20人とか、細かい点でもうちょい云いようはあったというのはあれど、ほかにどんなことをしゃべればよかったんだろう。彼の立場ならアルテタや選手たちをかばうのは当然だし。いまだと何を云っても叩かれそうなタイミングではある。

こうやってファン世論とチーム、クラブ、すべてが悪い方向へ悪い方向へと進んでいく。何事もポジティヴに捉えることが難しくなっていく負のスパイラル。去年エメリの末期に見た光景とまったく同じだ。

元ガナーでペップの弟子という「エリート」なアルテタには最初からある種のバッファがあるから、いまなんとなく持ちこたえているが、実際はエメリ時代よりももっと悪い場所にいるのだから、これから先このチームがどうなるかまったくわからない。

アルテタについてどこまでのバッドフォームが許されるのか、逆に見ものである。ここからさらに連敗というのは、じつはかなりありえそうだ。

アルテタはクラブから長期プランで見られているので、それでもポジションが脅かされることはないというが、PL降格が現実味を帯びたらどうだろう。このままだと年内に降格圏に片足突っ込むくらいはふつうに起きそうである。

明日のセインツはホームで、敗ければ史上初のホーム5連敗。セインツはいま絶好調っぽいので、アーセナルがいい試合をやりそうな期待感はまるでない。

地獄ですね。

 

おわり



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6 Comments on “史上最悪レヴェルの危機的状況のなか、AFCテクニカル・ダイレクターのエドゥが語ったこと

  1. クラブの上層部は一度降格しないと事の重大さが理解できないでしょう。
    いっそのこと降格してイチから作り直すくらいの事をしないと状況は改善しないとさえ思える。

  2. 最近のアーセナルは上層部がずっとおかしかった。
    アルテタが続投しようがしまいが今シーズンのPLはもはやダメだろうし、ELもTOT とかいて厳しいし何ならベンフィカにやられて終わる恐れもある。
    しかしティアニーとかガブとか懸命に頑張っている選手がいる限り懸命に応援します。そしてクラブの足を引っ張るものは誰であろうと消えてほしい。
    もし万が一2部落ちするようなら、自分勝手な人達は我先にと出ていくでしょう。それでも、セリエでユヴェントスが降格した時にデルピエロやブッフォンが残って戦ったように、本当にアーセナルでやりたいと思う選手だけでやり直すのもいいかなと。ユーベとは状況は違うし立て直してほしいですけどね。

  3. 想像もしたくないですが、万が一降格したらクラブ収入ってどれくらい変わるんですかね。
    エジルの給料が〜とか言ってるのが馬鹿らしくなるくらい減収したら悲惨…。

  4. 降格は困りますね。下だったら試合が見れない。
    どんなに調子がよかろうが、相手はセインツ。
    おれたちのアーセナルが今こそ奮い立つとき。
    誰も助けてくれない。自分たちでなんとかしないと。おれたちは遠い日本から歯を食いしばってみまもりカメラだけ。とにかく、チームが喜ぶ姿がみたい。

  5. 「一度降格してやり直す」というのは実際に降格したことのないクラブの周辺でよく聞かれる話ですが、(Jリーグではありますが)間近で見ていて降格に良いことなんて基本的にありません。
    そもそも降格してやり直せるクラブは降格する前からちゃんと変革しますし、ダメなクラブは降格してもどっちにしろ転機にすることはできません。
    降格すると戦力差から勝利数が増えて錯覚されていることも多いです。
    なので異論はあるとは思いますが、どれだけ醜くともまずは残留してもらいたいと思っています。
    今のご時勢、一度落ちたら経済的にプレミアのトップ水準に戻ってくるまでどれくらいかかるか分かりませんから。

  6. 監督が経験の無さを露呈してますが、それと同等以上にフロントの若さや経験不足はかなり深刻ですね。まずサンジェイやファーミーあたりを切ったのであれば、明らかに経験不足なんだから後任のポストを用意すべきだろう。あと、エドゥがジョーラブシャンとズブズブなのが厄介。彼が深く関与したクラブが崩壊した過去があるので、エドゥごとそこを断ち切って、経験豊富なディレクター連れてくるくらいしないと、現場が若くて混乱してるのを十分な支援なんてできないですよ。改革って言って現場もフロントも単に若くすりゃいいなんて浅すぎるよほんと…。大丈夫かこのクラブ。

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