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【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs リーズ・ユナイテッド(14/Feb/2021)好対照なプレイスタイル

リーズ・ユナイテッドについて

PLでは現在32ポインツで10位。アーセナルは31ポインツで11位。

ビエルサのリーズといえば、とにかくアグレッシヴでハイテンポで観ていて楽しいチームという。まあぼくは彼らの試合をいつも観ているわけじゃないので、あくまで風評として。

得点/失点の記録を見るとそういうエンタテインメントさがよく出ている。彼らは得点38/失点38。リーグランキングでは得点で4位タイ、失点で18位。たくさん取って、たくさん取られる。とにかく点が入る試合をやる。点があまり入らず退屈だとも云われるフットボールでは貴重なチームである。

ちなみにアーセナルは得点27/失点23。失点が少ないのはポジティヴだが得点が残念すぎる。これではコンサヴァと云われてもしょうがない。なんてつまらんチームなんだ!

フォーム

直近6試合でW3 D0 L3。直近4試合で3勝となかなかのフォーム。

ホーム・アウェイでは、リーズもまたアウェイのほうが成績がよい(W6 D0 L5)。今シーズンはホーム・アウェイの成績が逆転しているチームが多すぎる気がする。

トップチームとの成績では、今シーズンは順当にポインツを落としている感じ。めぼしい実績はレスターにアウェイで勝っているくらいである。

今シーズンの彼らはドロウがふたつだけと少ないが、それがシティ(H)とアーセナル(H)。

チームニュース

クリスタル・パレスで負傷交代したKalvin Phillipsがダウト。

Rodrigo、Pablo Hernandez、Ian Poveda、Diego Llorente、Robin Koch and Gaetano Berardiがアウト。

アーセナルよりケガ人はずっと多い。

注目選手

CFのパトリック・バンフォード。今シーズンのPLでは22試合でG12 A5。アーセナルのどの選手よりも結果を出している。

つい先日アーセナルのFWにオールラウンダーがいないという話題について少し書いたが、このバンフォードはオールラウンダーFWとして挙げられるようなタイプだそうで。

なお今シーズンここまでで、総ショッツ(76)、SoT(32)ではリーグランキングでトップ。オープンプレイからのゴール(11)もトップタイ。

去年ローンでリーズにいたエンケティアがなかなかプレイタイムを与えてもらえないのは、ビエルサがバンフォードを優先しているからと知り、なぜそういうえこひいきをするのかと憤慨したものだが、こんなに優秀なストライカーだったとは。これではしょうがない。

ラカゼットとの比較では、p90でのゴール(0.58 v 0.55)などではほとんど差がないものの、xGではちょうど倍(12.2 v 6.1)、ショッツでは倍以上の差がついている(76 v 29)。

ビエルサから要求されているのは、まず守備だという。ハードワーカーな英国人ストライカーということで、ちょっとジェイミー・ヴァーディっぽさがある?

リーズはハードワーキングチーム

一番右端でぽつねんとしているのがリーズ・ユナイテッド。まさに孤高。ユニーク。

相手がポゼッションしているときにやたらめったらボールを奪おうとしてくるチーム。それがリーズ。

しかし、こうしてグラフを見ると、もちろん例外はあるものの、インテンシティや守備アクションの積極性とチームのネガティヴ成績は明白な相関性が見える。アーセナルもそっち側のグループに片足つっこんでいるように見えなくもない。

アーセナル v リーズは好対照の対戦

  • スロウテンポ v ハイテンポ
  • リーグワーストタックル v リーグベストタックル
  • ボックス外からのSoTが11 v ボックス外からの得点が8
  • セットピースからの失点4(リーグベスト) v セットピースからの得点が総得点のうち18%(リーグワースト)

などなど

ビエルサの訴訟問題

ビエルサとリールが、2017年に解雇されたときに支払われなかった報酬(€19M)をめぐってフランスで法廷闘争をやっているという件。昨日のニュースでは、ビエルサが法廷に立って、なんでも制限時間20分のところ45分にわたって不満をまくしたてたとか。

Marcelo Bielsa is in court today suing Lille for more than €19m

スポーティングダイレクターをやっていたルイス・カンポスについても、自分を守ってくれなかったとビエルサはそうとうに腹を立てているようである。

試合に影響があるかな?

前回の対戦について

ぺぺがヘッドバットをかましてセントオフ。「まったく許容できない」とアルテタがカンカンになった11月の試合。アウェイでドロウだった。

【マッチレビュー】20/21EPL リーズ・ユナイテッド vs アーセナル(22/Nov/2020)ぺぺのフラストレイション | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

この試合のあとにジャカがのどわでセントオフになり、このときぺぺのときとのアルテタの反応の差はだいぶファンからツッコまれていたが、あれはぺぺのときの感情まかせの反射的な対応を反省したんじゃないかという説もある。

なお、クラブのオフィシャルポッドキャストで、このときぺぺを退場させたリーズのAlioskiが「ぺぺとまたプレイできるから楽しみだ」という旨の発言をしたそうで、ちょっとした話題になっていた

この試合もLBでスタートが予想されるAlioskiがどんなプレイをするか見てみよう。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

6 Comments on “【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs リーズ・ユナイテッド(14/Feb/2021)好対照なプレイスタイル

  1. バログンの名前の意味が分かったのは嬉しいんですけど、結局なぜ 「Flo」 なんでしょうか……?

  2. 前節の後半のようにサカを左SBに移した超攻撃的フォーメーションが見られたら面白くなりそう。というか希望。

    ウィリアンはそのときはペースを落とす選手になってしまったので、改善もしくは遠慮してほしいところ。

    サカ左SBだったら中央にマルティネッリ置いても面白いと思うな。
    面白い展開を期待。COYG

  3. チェルシーで若手三人衆を送り出したアルテタは、ここでオーデガードとESRのダブルで来ると予想。
    (いや観てみたいだけです)

  4. 今節は、とにかく自滅しないことを祈ります。
    特に、バックライン。同じ失敗を繰り返さないように。

  5. ジャカが高い位置をキープするような展開にできたらエンドプロダクトの質も上がると思う。
    パーティと組んでからだいぶ動くようになったけど、まだ少し下がり気味な気がする。
    あるいは言われるように、いっそのことIHを2枚にしてみるのも手かも。

    ただ誰が出るにせよ、前回のウィロックのようにリーズのアンカーを自由にしてはいけないと思う。あの時はKフィリップスから深い位置にどんどんパスを通されて、ウィリアンが自陣のコーナーフラッグまで下がってた。

    締まった試合を期待。それを制して勝つ!COYG

  6. 今シーズンに限っては、もう負けは覚悟で1試合でも多くメモリアルな爆勝ちやってほしいっすし、きたいしますっす!

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