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ヨーロピアンスーパーリーグについてミケル・アルテタが語ったこと「このスポーツの魂はファンに属している」

エヴァトンの試合プレヴューを書いていたのだけど、試合前プレスカンファレンスがあまりにもESLのことばかりだったので、そちらを独立させることにした。

以下、アルテタが語ったこと。



ESLについてアルテタ「このスポーツの魂はファンに属している」

エヴァトン戦前のプレス会見で、すでに頓挫しているスーパーリーグについて質問が殺到。

(アーセナルがスーパーリーグに参加すると知ったのはいつ?……)

アルテタ:そのニュースがリークされたほんの少し前だね。そして、すべてがまったくもってコントロールできなくなった。そして世界がほんとうに一色になって反応した。わたしにはそれについて考える時間もなかったよ。反応も評価もできなかった。なぜなら時間切れだったから。大きなツナミがもうやってきて、殺されたみたいになった。

(ボードメンバーの誰から知らされたので?……)

ヴィナイ(ヴェンカテシャン)が話してくれた。何が起きているかさわりを説明してくれた。それがアナウンスされる前に。彼はわたしにもとても明快で、透明性があった。われわれが知らなかった理由を理解したよ。もちろんわれわれはその決断に関与していなかった。ロジックを知ったというだけ。

(誰かあなたや選手たちに謝罪をしたのでしょうか?……)

イエス。まずはヴィナイから。それとオーナーシップとそのプロセスに関わっていた全員から。彼らの全員が、クラブを守る、クラブを現在も未来も可能な限りベストなポジションに置きたいという正しい意図を持っていた。だが、それが対処されていた方法を受け入れたことでひどい結果をうみ、それはミステイクだった。

わたしは、このクラブにとりベストなことをしようというまっとうな意図を持っていた人たちのことは、リスペクトしなければならない。しかし、それが実現しないとか、正しい行いじゃないとすれば、彼らはここに来て謝罪もできる。

わたしは自分自身にも語りかけたし、選手、スタッフ、クラブで働く全員のことを思う。われわれはそれを受け入れて前に進む。その対処の方法は内部でうまくやっている。

(クロンキ家の人々とはコミュニケイションがあった?……)

イエス。彼らとも少し話した。昨日話した。いつものように、われわれが求めればいつでも応じてくれる。彼らはすぐに行動する準備をして、答えられることには答え、われわれにはできるだけのサポートも与えてくれた。今回も彼らはそうしたよ。

(クロンキ家からの謝罪はあった?……)

イエス。ちゃんと。もちろん彼らはクラブ運営においては最高の責任があり、それが彼らの云っていたことだ。

チームの邪魔をしたことを謝罪した。キャパシティがないとか、もっと早くいろいろなやり方でコミュニケイションできたとかではなく、理由を説明した。選手たちへのメッセージについてはわたしに任されたよ。

それが望めるすべてだ。彼らがやったこと(※謝罪と説明)については、わたしは完全に受け入れざるを得ない。

(ファンとクラブのあいだにいま不信がある?……)

これは大きな教訓を残している。世界でのフットボールの重要性を示している。つまり、このスポーツの魂はファンに属しているということだ。もう1年ばかりパンデミックのなかにあって、われわれはずっと無観客でこの産業を維持しようとしてきた。しかし、ファンは出てこなければならないし、話さねばならない。彼らの声はとても大きく明快だ。

おそらく彼らが送った力強いメッセージは、フットボール世界でもかつてなかったもの。どのクラブも利害関係から離れて正しいことをした。つまり、われわれはファンの云うことに耳を傾けねばならないということ。われわれは彼らの云うことを聞かねばならない。

われわれはそれを開始したが、彼らは24時間以内にそのプロジェクトを殺した。フットボールの歴史において巨大なステイトメントになった。

(制裁に直面していることについてビッグ6では何か議論がある?……)

その質問に答えるための法的な詳細についてはわからない。もちろん、何か行動を起こし決断すれば、いつだって結果がある。しかしわたしはその結果の程度がわからない。

思うに、そこにはわれわれが理解せねばならない原則と理由がある。なぜそれらのクラブスは何かをしようとしたのか。正しくないやり方にも関わらず。そこに残されたものについて、われわれは受け入れざるを得なくなるだろう。

(なぜにアーセナルはスーパーリーグへの参加がいいアイディアだと思ったのでしょう?……)

まあ。わからないね。わたしはそこで働くひとたちを知っているし、まず彼らはこのクラブの利益についてはとても気にかけている。つぎに彼らはとても聡明でプロフェッショナル。だから彼らには何かを始める正当な理由があったのだ。

しかしそれはうまくいかなかった。あるいは正しい時期ではなかった。あるいは正しいやり方じゃなかったか、あるいはステップバックするときだったか。

それらの決断にあたっては、関わったひとたちについていろんなことが云われているが、すぐに撤回し、この産業でとても大切なひとたちについて重要性を示した。それはファンであり、彼らこそがわれわれがここにいる理由なのだ。

(スーパーリーグはいずれ違うかたちで成立する?……)

フットボールが進化していることは間違いない。ほかのスポーツや人生におけるほかの側面と同じように。テクノロジーのように、われわれがお互いにやりとりしあうやり方だって、この数年でたくさんの変化があるはずだ。

わたしが期待しているのは、すべてが建設的で、フットボールの幸福を守ること。競争が優先であり、情熱が優先でなければならない。そうなれば、あとのことはそれ自身でなんとかなる。

わたしが思うに、もしそれがいつも正しい理由と利益があり、なされるならば、とても重要なアチーヴメントになるかもしれない。いまはすべてが傷つき、みんながワークしなければならない。それに依る。

われわれはここにいる責任があり、キミたちもまた信頼を築き、フットボールを正しいところに戻すためにそこにいるはず。そうしてわれわれは先へ進める。世界がわれわれを観ているし、云うべきこともたくさんある。

(アーセナルのファンたちとどうやって信頼を築いていけると思う?……)

わたしは自分が選手だったとき、キャプテンだったときの経験をもって話すことができる。いまはマネジャーだ。

われわれにはいつでもグレイトなコミュニケイションがあり、オーナーシップからのフルサポートもある。それはこのクラブのすべてのメンバーに関わることで、それを示すもっとも重要なやり方はクラブの全員ひとりひとりにコミットメントを示すことだと思う。とくにパンデミックのさなかで、クラブにはもっともチャレンジングな時期にいる。

そこにいるだけでなく、クラブを助けなければならなかったとき、われわれはそこにいる。それはとても誇らしいことだ。

ファンは表現しなければならない。それは彼らの権利であり、自由にやらねばならぬことだ。わたしにとり、そこで示されることは力でありキャパシティである。彼らが望むものを得るための、決意や情熱を示すこと。チームをサポートするためにファンと一緒にそのことを利用できるかどうか。

それはとてつもなくパワフルになると思うし、われわれをもっともっと力強くする。だから、いまは彼らに彼ら自身の考えを表明してもらうときなんだ。そしてわれわれはまた彼らとつながらねばならない。もっと近くにいてもらい、われわれのやることを信じてもらう。もしそれができるなら、われわれはよりいい場所にいるだろう。

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One Commnet on “ヨーロピアンスーパーリーグについてミケル・アルテタが語ったこと「このスポーツの魂はファンに属している」

  1. あーまあ僕も薄々は知ってただろうと思いますよ。
    機密保持もあるし、アルテタをグルにしない限りは詳しいことは話せないだろうけど。
    逆に言うと、最初から詳しく知ってたんならむしろ推進派だった可能性があるって事で。これだって否定はできない。
    嫌な話ですナ。

    ついでに言うと、僕もアルテタがピュアだなんて全く思いません。大人ですよ。
    ESLに関してもはっきり「関わりたくない」でしょう。監督の仕事には完全にマイナスなんだから。
    むしろ記者とかに「ねえねえ是非ともESLについて教えておくれよ。チームにマイナスだろうと、誰よりも早くニュースを知りたいんだ!」とか聞いたら社会人としてちょっと問題あるかなと。正直ではあるけどw

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