PL is back!
ついに戻ってきましたね。ありがとう。そして4月。どんなときも桜はうつくしい。
さてさて、2週間ぶりのEPLとなる今回のMD30、アーセナルの対戦相手はリヴァプール。エミレーツステイディアムにて。
ここ数年はCLタイトルとPLタイトルをとって世界最強の名をほしいままにしていた彼らながら、今シーズンはけが人続出、一転して不安定に。
とくにクリスマス以降のフォームは、フォームを取り戻したアーセナルとはまったくの逆で悲惨のひとこと。この間のPL15試合で勝利はわずか4つ(W4 D3 L8)。あの難攻不落にも思えたアンフィールドではなんと6連敗中という。現在PLテーブルで7位。アーセナルとのポインツ差も4まで縮まっている。
盛者必衰はこの世のことわりとはいえ、この世の春を謳歌しているように見えたあのチームが、来シーズンはヨーロッパでプレイすることすら危なくなっているというこの極端さ。リヴァプールの予想外の低迷は、Covid禍のクレイジーな今シーズンを象徴するできごとのひとつと云えそうである。
ただ、彼らもCLでは好調を維持している。このあとミドウィークにはレアル・マドリッドとのQFファーストレグを控えている。
一方のアーセナルも、来シーズンのCLを考えれば、PLよりELを重視するほうが現実的だ。われわれはこのあと、木曜にELスラヴィア・プラーグがある。
今回の対戦は、PLで望みをつなぐためにも両者にとって敗けられない試合でありながらも、それぞれがやや後ろ髪を引かれる状況はあるっちゃある。チームセレクションへの影響は多少はありそうだ。
試合をプレヴューしてゆきましょうか。
アルテタの試合前コメンツ
試合前プレスカンファレンスでのボスコメントは、このブログでも昨日お伝えしたとおり。
【試合前記者会見】20/21EPL アーセナル vs リヴァプール(3/Apr/2021)ラカゼットの去就、アグエロ?、サカとESR…… | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
その後に伝えられているボスコメンツをいくつかフォロウしよう。
オーデガードとオバメヤンについてアルテタ
アルテタ:(オーデガードは来年も残る?)わからない。わたしは空気を読むこと(read between the lines)は好きじゃない。
彼とは毎日話しているよ。彼の顔を観て、ボディラングウェッジを観て、いまここにいてとても満足そうだ。
彼とわれわれとの契約はシーズン終了まで。われわれがやらねばならないのは、彼にパフォームしてもらい、成長し、ここでハッピーでいてもらうことだ。
シーズン終了後には、自分たちがどこにいるかわかるだろうし、そのときにまた話をしていく。
(オバメヤンのバッドフォームに新契約が影響している?)そういうふうに関連づけて考えてしまいがちだが、わたしはそのことは疑っていない。
わたしが観てきたもの、そしてわれわれのたくさんの会話。去年から、あとの2年でわれわれがどうしたいのか。そのことに彼はとても野心的だったよ。
あのレヴェルを維持することはとてもむずかしいことだ。だが、彼はベストを尽くそうとしているし、ハードにトライしている。それが彼が目指して取り組んでいることだ。
われわれはこの数ヶ月のあいだ、彼に得点してもらいたいゴールについて話してきた。チームがトップレヴェルに行けるように。ここしばらくは、ここ数年のようではなかったし、チームがピッチでやらねばならなかったひとつの要素でもある。彼だけじゃない。しかし、もちろんオーバには今後違うフォームでいてもらわねばならない。シーズンを希望どおりに終わらせるために。それは明らかである。
以上。
ちょっと前に、オーデガードのせいでESRの成長がおろそかになるという某パンディットの意見があったのだけど、たしかにここでアルテタがオーデガードの成長(development)に言及するのは、若干モヤっとするものがあるな。現時点ではどちらかといえば、自分たちのというよりもレアルの利益になるわけだし。
ま・彼がずっとアーセナルにいてくれれば何の問題もないのですがね!
チームニュース
昨日発表されたオフィシャルサイトのTeam newsより。
ダヴィド・ルイス:右ひざ。アウト。
サカ:右ハムのせいでイングランドNTを回避。試合前チェック。※すでにトレイニングに復帰している模様
ESR:右大腿/大腿四頭筋。イングランドU-21でやる。試合前チェック。
ウィリアン:左ふくらはぎ。すでにフルトレイニングには復帰。セレクションに含まれる。
ジャカ:金曜朝に病気(unwell)。トレイニングセッションも欠席。試合前チェック。
なんと鉄人が病気と。珍しい。でもなにごともなかったように出てきそうでもある。
アウトが確定しているのは、いちおうルイスだけっぽい。
予想ファースト11
当ブログの予想スターティング。
4-2-3-1
ラカゼット
オバメヤン、オーデガード、サカ
パーティ、セバーヨス
KT、ガビ、ホールディング、ベレリン
レノ
選手よっては6日間で3試合プレイしたというIB。できればロテイションしたい。
まずトップのラカゼットは可能性が高いと思う。かなり好調を維持していて、彼とオーデガードが近い位置でプレイするのはかなりいい。
ラカゼットがトップということは、オバメヤンはワイドに行かざるを得ない。となると、ウィンガーとの競争があるが、オバメヤンをベンチに置いておく選択もしずらそうだ。左で。
MØはお疲れだがしかたがない。
サカも多少無理があっても出すと思うが、ELを見越してベンチに置いても驚かない。ここで無理を強いてケガでもされたら最悪だ。
パーティのパートナーはバーヨスで。どうせジャカはプレイできるに決まっているが、いずれにせよ彼が出ずっぱりなことは変わらず、どこかで休ませなければならなかった。
KTはお疲れだがしかたがない。
RBはベレリン。セドリックはポルトガルNTでプレイしており、フレッシュな選手を使いたいならチェンバースとどちらか。ここはヘッキーで。
ルイスの代わりはホールディング。