PLのシーズン2試合めにして、ロンドンのライヴァルであり、昨シーズンのCLウィナーであるチェルシーをエミレーツに迎える。
先週、初戦をあんなふうに敗けたアーセナルとしては、非常に厳しいフィクスチャだ。
ただ、アルテタのチームは強いチームに強いことも事実。19-20シーズンに世界最強となったチェルシーにリーグダブルをかましたのはアーセナルだけである。
昇格チームに2-0で敗けたアーセナルと違って、彼らはPL初戦をパレスを相手にホームで3-0快勝。昨シーズン後半の勢いをそのまま維持しているっぽい強敵に、アーセナルはどうプレイするのか。
この試合をプレヴューしてまいろう。
アルテタの試合前コメント「チェルシーを止めるプランがある」
昨日行われたアルテタのプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。オーデガードやラムズデイルの獲得もあって、今回も特大ボリュームである。。
ブレントフォードに敗戦
(難しいシーズンのスタート……)
われわれは始めからわかっていた。シーズンの終わりには38試合をプレイしていなければならない。それはわかっていることであり、プレッシャーであり、繰り返すが、ネガティヴィティである。わたしの周囲にいるみんなには、ただ建設的であってほしい。
わたしも、われわれをけなす意図(bury)があったり、批判しようとしてくるひとがいるのはわかっている。しかしわれわれはそんなことには興味がない。われわれにはたくさんのポジティヴィティがあり、エナジーがあり、新しいエナジーが入ってこようとしている。わたしの全集中は、チェルシーを倒すやり方を見つけること。なぜならそれができるから。それをやってきたから。
(今週チームの士気を高めるには……)
ものごとをパースペクティヴで見れば、われわれにはあの試合(ブレントフォード戦)までとんでもない48時間があった。そのおかげで、ラインアップはかなり不確定になった。あの試合のためにできることはすべて行ったが、うまくいかなかった。
われわれはその外部的な結果をわかっている。それがどういう意味を持つのか。だが、内部での反応はすごくポジティヴだったよ。それもPLのとある1日であり、まだシーズン全体がこれから。このクラブを取り巻くどんなネガティヴィティも、壁の外に出してしまおう。
(プレッシャーは感じている?……)
フットボールでもほかのエリートスポートでも、プレッシャーを感じないのなら、それは間違えた仕事を選んでしまったということだと思う。それは責任であり、プレッシャーではないと思う。われわれにはどんな状況のもとであっても、ベストを出すという責任がある。残念ながらその状況はコントロールできない。起きるだろうできごとは、予想もできないことでもある。それは間違いない!
そこから適応しようとしなければならないし、できるだけベストをしなければならない。
そのほかは結果であり、そうした結果で判断されることもわかっているが、それはいい仕事をしているとか悪い仕事をしているとかいう意味ではない。なぜならフットボールの試合では勝ったり敗けたりするから。
チェルシー戦について
(チームニュース……)
まだとても不確定だ。今日のところは何も答えられない。わたしにもわからないから。彼らがこの数時間以内にトレインできるようになるかどうか、もし彼らが週末に競えるようになるかどうか。わからない。
(チェルシーについて……)
チェルシーがこの数年で何をやってきたかから想像するに、彼らはトップチームであり、ワールドクラスの選手で溢れていてグレイトなマネジャーもいる。彼らはヨーロッパのチャンピオンだ。
とてもコンペティティヴな試合になると予想するよ。それがわたしたちのチームに期待すること。われわれのファンはチームをサポートしてくれるだろうし、最初からチームを応援してくれるはず。彼らもとても恋しく思っていただろうし、われわれは試合に勝つためにそこに行く。
(ルカクを止める……)
彼がプレイするかもわからない。しかしわたしにはチェルシーがやることを止めるプランがある。そしてそのプランは試合に勝つためにせねばならないことだ。
(チェルシーについてと、日曜の試合の結果の重要性……)
あの敗戦のあと、それを追いやるベストな方法は勝つことだ。試合で勝てばそれが違うコンテキストを生み、違う環境とその場のエナジーを生む。われわれの集中は可能なかぎりベストなパフォーマンスを引き出すこと。リザルトはその結果だ。それがわれわれがフォーカスすること。
(日曜にブカヨ・サカがレセプション……)
それはいい。思うに、われわれは世界中でブカヨについてみんながなんと云っているか、見たり聞いたりしている。しかし、もちろんわれわれのファンはもっと感情的になっているはずだ。なぜなら、彼がわれわれのアカデミーを通してきたことをみんなも観てきたのだし、彼というひとを知っている。だから、わたしは彼らがチームを応援してくれると期待している。
(日曜にサカはスタートする?……)
彼がこの数日でどうなるか観てみよう。彼はこの前の試合のあといい感じだが、いま彼はもっといい。
(ロンドンダービーです……)
試合が待ち遠しい。フルキャパシティでファンが18ヶ月ぶりに戻ってくることも。これこそが、われわれがこのときを経験するためにここにいることであり、願わくば彼らにはふさわしいものを提供したい。
(ファンへメッセージを……)
わたしが云ったことだ。いま界隈には、たしかにネガティヴィティがあり、いまほどファンやサポーターが必要なときもない。彼らはいつでもチームとともにいて、日曜にも彼らがチームを応援してくれるだろうことは疑っていない。
もしひとつチームが必要としていることがあるとすれば、それだ。もし彼らがほんとうにチームを助けたいと思ってくれているのなら、それに勝る良薬はない。正しいエナジーでサポートしてくれるファンをとても身近に感じられること。そしてチームはベストを尽くそうとする。
オーデガードとラムズデイルの獲得
(マーティン・オーデガードがスクワッドにもたらすもの……)
昨シーズンも彼はたくさんのものをもたらしてくれた。彼はチームをよくし、チームはより多くのオプションズ、候補、クリエイティヴィティ、それにクラブのモラルになれるものを必要としていた。
彼はまだとても若いが、すでにいろいろなクラブで豊富な経験がある。彼にはユニークなタレントがあり、それはわれわれのやりたいプレイのやり方に基づいている。だからわたしはうれしいんだ。クラブが努力をしてくれて、マーティンをパーマネントディールでここに連れてきたことが。
(アーロン・ラムズデイルについては……)※この会見はオーデガードとラムズデイルの発表のあいだに行われた
どうなるか見よう。終わらせるべき書類ワークがある。彼はメディカルもほぼ終わっていて、シェフィールドとまだ解決することも少しある。だからまだ待たなければならない。
(ラムズデイルとレノについて……)
(ふたりのいいGKを持つこと)それがわれわれが求めていたことだ。そしてこのクラブではずっと当たり前で、新しいことは何もない。われわれはふたりの違ったプロファイルズ、違ったキャリアのステイジを持つGKがいることになる。
アーロンはとてもとても才能ある若いGKで、すでにかなり豊富な経験がある。イングランド代表でもある。彼が競争をもたらす。それがほしかった。どのポジションでも健全な競争、クオリティある競争がある。われわれにはGKが必要で、彼は理想的なオプションだった。
(オーデガードがもたらすものについてと、なぜジョー・ウィロックをニューカッスルに売却したのか……)
われわれはジョーのことを異なるステイジでずっと観てきた。ジョーはわれわれが高く評価する選手であり、大好きだった。ローンのあと、彼のプロファイルは変わった。彼の個人的な野心も変わった。そして彼が必要とするゲイムタイムは、現時点でわれわれが与えられるものとはかなり隔たりがあった。
われわれは一緒に決断したんだ。彼のキャリアのなかでどの道がベストか。その後にわれわれはダニを失い、ジョーを失い、マーティンもいなかった。だからチームのなかでのクリエイティヴィティと、そのポジションのオプションズが足りなかった。
マーティンがチームに入ってから、クリスマス以降にわれわれが何をやったか、数字も観ただろう。われわれにはエミールのような選手もいて、チームは完全に違うレヴェルでパフォームしていた。彼はわれわれが渇望した選手であり、キャリアのなかでまだあの年齢であり、彼のポテンシャルはとてもある。
(アーロン・ラムズデイルとの契約にわれわれが興奮すべき理由は?……)
わたしはみんなが彼のパーソナリティ、キャラクター、GKとしてのクオリティを愛するようになると思う。彼が提供してくれるものに。彼は若いGKだと思うが、彼にはかなり、かなり大きなポテンシャルがある。
(まだ何人かと契約するので?……)
まだ11日あり、まだやることがある。現時点では、選手たちのなかにはゲイムタイムを見つけるのが難しくなる選手もいる。だからそれはなんとかしないといけない。
(高額を投資していることで、さらにプレッシャーが高まる?……)
この投資がどこでフィニッシュするか見てみよう。そしてこの数年に何をしてきたのかを。われわれは7人の選手が去り、5人が入ってきた。だから、われわれはすでにここにいる以上の数の選手は連れてこない。それはすでに再びの大きな転換であり、われわれはそれを正しく行おうとしている。クラブを安定させるために。
これは明確な指標であり、行っているビジネス。21-23才の年齢層で、われわれが築いているプロジェクトがわかるはず。
(補強が終わったら新しいエナジーが生まれる?……)
われわれはいつでもポジティヴエナジーを持てるようトライしている。わたしはつねにポジティヴであることが好きだ。チャレンジを愛しているし、チャレンジはそこにある。われわれにはこの1年半前からチャレンジがあった。それを受け入れよう。できるかぎりベストを行い、毎日欠かさずそれをやる。可能なかぎりベストなアトモスフィアをつくり、いいことを起こそうとする。
今回はボスコメントめっさ長いよ。まだつづく。
「キックオフは日本時間で8/23(日)0:30。あしたの夜。」
これ、曜日の部分が違うと思いますよー。
コロナに関して言えば甲子園で一人感染者がでても辞退になるような緊迫感を持って対応しても感染する病気であり、最近の殆どが家庭内感染であります。奥様や父母などから感染した場合にSNSで盛大なバッシングが展開されるのは目に見えており、プライバシーの観点からも誰が感染したかというのをアナウンスするのは魔女狩りの誘発であるので慎重になるべきでありましょう。まさにこうやってソース不明のままバッシングが広がっているわけですからね。
不安だらけのダービーですが、タイトル通り意地を見せてもらうしかないですね。
ビルドアップの進歩を見たいですが…これまでの感じだと厳しいかな。
かつて上位を争っていたクラブとしては恥ずかしいですが、ワンチャンス一発で守り切るみたいな試合が1番現実的かも。
4-3で勝つ夢を見ました。明日の朝が楽しみです