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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs チェルシー(22/Aug/2021)意地をみせろ

チェルシーについて

先週は、パトリック・ヴィエラのクリスタル・パレスに3-0で勝利。ハイライトしか観ていないが、なんだか強そうな雰囲気だった。

そしてもちろん、去年のCLウィナー。彼らは2度めのヨーロッパ制覇で、すでにファンとしてアーセナルを「ロンドン最大のクラブ」と認定するようなことは恥ずかしくなってきたところがある。もちろん、長いイングリッシュフットボールの歴史からすれば、彼らのようなクラブは新興でしかないが、アーセナルFCが喉が手が出るほどほしがっているPLやCLのタイトルをいくつも得ていることは事実であり。随分と先行されていることは認めざるを得ない。

チームニュース

ルカクがチェルシーで2度めのデビューの見込み。

プリシッチはCovid-19でアウト。ワクチンを打っていたのに感染したらしい。

カンテ、ジエクがケガから復帰する可能性。すでにトレイニングには戻っている。

アーセナル戦に向けて、ほぼ全員フィットしているかもしれないという。。

キープレイヤーズ

まあふつうにルカク?

あとはバロンドールがどうたらこうたらのカンテとジョルジーニョ。

こうしてみると、チェルシーの11人はけっこうヤバい。さすがCLのタイトルを取るだけのスクワッドである。

彼らくらいチームに基礎があると、ルカクのようなゲイムチェインジャーな選手を一本釣りできる。

マッチファクツ by Opta

『Sky Sports』より。

  • Arsenal won both of their Premier League matches against Chelsea last season, last winning three in a row against the Blues in the competition between January 2003 and February 2004.
  • Chelsea have only won three of their last 14 games against Arsenal in all competitions (D5 L6), losing each of their last three games against the Gunners (2020 FA Cup final, both 2020-21 Premier League meetings).
  • Arsenal are opening their league season with two London derbies – against Brentford and Chelsea – for a second consecutive season, having played Fulham and West Ham last season. Prior to this, they’d only done so once, in 2015-16, while Chelsea have only started a league campaign with two London derbies in 1989-90 previously, against Wimbledon and Queens Park Rangers.
  • Chelsea have won their last four away Premier League London derbies, last winning five in a row between January 2005 and January 2006 under José Mourinho.
  • Arsenal haven’t beaten Chelsea in any of their last 10 Premier League meetings on a Sunday (D2 L8) since winning 2-1 in November 2008 at Stamford Bridge. The Gunners are, however, unbeaten in their previous eight Premier League Sunday matches overall (W6 D2).
  • Chelsea have won 15 of their last 20 away Premier League matches in August (D3 L2), although this is their first away league match against Arsenal in this month since 1984, when they drew 1-1 at Highbury with Kerry Dixon cancelling out Paul Mariner’s opener for the Gunners.
  • Though they’ve won their first home league game in each of the last two campaigns, Arsenal have lost their first league match at the Emirates in five of the last 10 seasons (W4 D1). The Gunners had only lost their first home league game in five of the previous 29 seasons.
  • Arsenal (who ranked 11th for total shots in the Premier League last season) had more attempts than any other top-flight side on MD1 (22). However, the Gunners failed to score, and had just the 13th highest expected goals figure (1.2).

訳すのめんどくさくなったごめん。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)   1-1

Sky Sports (Jones Knows)  0-2

WhoScored.com  0-2

アーセナル勝ち予想なし。でも順当だろう。ここでアーセナルが3ポインツを取るイメジはない。BBCでロウロがドロウ予想してるだけマシ。

ロウロ:アルテタはマネジャーとして、フルの観客が入ったステディアムでガナーズの試合をあまり体験していない。そして、最後にそれをやったときは、彼はいま直面しているようなプレッシャーはなかった。

アーセナルはどちらのストライカーがプレイできるのかがわからないが、いずれにせよ彼はチェルシーにどうこう挑むよりももっと注意深くなるだろうと思う。彼の状況としては、2試合連続で敗けることは避けたい。とくにふたつのロンドンクラブスに。それはさらに悪い。

ノウズ:アーセナルは直近3試合で彼らに勝っている。しかしながら、それ以来多くのことが変わった。ふたつのもっとも重要な要素は、現在はトーマス・トゥクルがマネジャーであり、ロメル・ルカクがセンターフォワードだということ。チェルシーはもう違うアニマルになっている。

トゥクルの時代になって、チェルシーは失点(13)、クリンシーツ(12)、SoT(117)がランク1位。タイトルウィニングの基礎がそこにある。そして、そこに何が欠けていたか? ルカクだ。

同時期に彼らはショットコンヴァージョンがリーグ15位だった。ルカクは昨シーズンのリーグゴールが24。ヴェルナー、エイブラハム、ジルー、ハヴァーツのゴールを足したよりも4つも多かった。ルカクはディファレンスメイカー。

一方でアーセナルはまだ大きな再構築業務の初期段階。ブレントフォードではピッチのあらゆるところでやられていた。アルテタの若いチームはここでさらにレッスンを受けることになるかもしれない。

試合のみどころ

アルテタが来てからのビッグチームに対するレジリエンス的なものを、今回もまた観られるかどうか。そこが結果に直結すると思われる。

プリシーズンのいくつかの試合や、ブレントフォード戦を観たかぎりでは、どうも以前の守備の固さが失われているように見えた。

アルテタはアーセナルに来てからまずぼろぼろだったチームの守備を変えて、それに成功。つぎは守備の固さを維持しつつ、攻撃をどうにかせねばならないというプロセスを踏んできたが、どうもそこのバランスに苦しんでいるんじゃないか。

いまは、中途半端に攻撃に色気を出して、守備も脆弱になっているような印象がある。プリシーズンのハイラインには、そのようなところが見受けられた。

だが、この試合はおそらくボールをかなり持たれるに違いなく、昨シーズンのビッグチームスとの戦いかたを思い出す必要があるだろう。

守備ではスキなく集中して守り、カウンターは鋭く。少ないチャンスを逃さない。バックからのプレイもできれば臆せずにチャレンジしてもらいたい。プレッシングも。

先日、ドルトムントとバイエンのなんとかカップのハイライトを観たが、ドルトムントはバックからのプレイでボールを何度も失っていた。でも、彼らは勇敢にもそれをやろうとしていた。そういうことだと思う。

バックからのプレイというのは、アグレッシヴ守備と同様、つまり攻撃なのだ。相手のハイプレスがきつければきついほど、後ろにはスペイスがある。だから、そこでボールを失わず着実にボールを前に進めることは、すなわち有効な攻撃なのであり、それを最初から諦めるというのは攻撃を諦めているに等しい。そんなアーセナルは観たくない。今回はリスクをかけて、意地を見せるべきだ。

あとは、ベン・ホワイト。こういう試合ではやはり彼が攻守に非常に重要な役割を担うはず。

守備・プレス耐性・ロングボール等々。前評判どおりチェルシーが意図的にルカクとホワイトをぶつけてくるようだと、けっこうおもしろいと思う(ルカクはマリのサイドに流れることが多いらしいが)。

この試合にはファンがフルで入るようだが(マジ?)数日前の情報では、けっこうチケットが余っているという。ASTもサポーターに向けて、もしシーズンチケットホルダーでこの日に行くつもりがないのなら、誰かほかのひとに席を譲ってあげてほしいと訴えていた。

エミレーツがどういう雰囲気になるのか、それもみどころだと思う。まさかPL2試合目にしてガラガラのスタンド風景を見ることになれば、それはショックだろう。

昨シーズンのアルテタはむしろファンが現場にいないことにだいぶ救われていたところがあるが、今後はどうなるか。もしこの試合で悪い結果だと、かなり悪い雰囲気になりかねない。あと、エミレーツ外では、また#KroenkeOutのデモをやるそうで。

 

キックオフは日本時間で8/23(日)0:30。あしたの夜。観ないと。

COYG



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プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs チェルシー(22/Aug/2021)意地をみせろ

  1. 「キックオフは日本時間で8/23(日)0:30。あしたの夜。」

    これ、曜日の部分が違うと思いますよー。

  2. コロナに関して言えば甲子園で一人感染者がでても辞退になるような緊迫感を持って対応しても感染する病気であり、最近の殆どが家庭内感染であります。奥様や父母などから感染した場合にSNSで盛大なバッシングが展開されるのは目に見えており、プライバシーの観点からも誰が感染したかというのをアナウンスするのは魔女狩りの誘発であるので慎重になるべきでありましょう。まさにこうやってソース不明のままバッシングが広がっているわけですからね。

  3. 不安だらけのダービーですが、タイトル通り意地を見せてもらうしかないですね。
    ビルドアップの進歩を見たいですが…これまでの感じだと厳しいかな。
    かつて上位を争っていたクラブとしては恥ずかしいですが、ワンチャンス一発で守り切るみたいな試合が1番現実的かも。

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