フットボールイズバック! やっと。
といってもわれらの試合は月曜(日本では火曜早朝)と、週末ですらないという。まだ待てと申すか。
そんな日程でありつつも、早くも昨日の木曜日、アルテタが試合前プレス会見を行っていた。今回もまたオフィシャルサイトでそのやりとりの様子をライヴ中継をしていたが、ぼくが気づいて見始めたらすぐ終わってしまった。
では、IBあけのPLの重要な試合クリスタル・パレス戦に向けてボスが何を語ったか。チェックしてゆこう。
Arteta on team news, Smith Rowe and Palace
アルテタの試合前記者会見「パトリックがふさわしい歓迎を受けることを期待している」
オフィシャルサイトのトランスクリプトより。
インターナショナルブレイク
(われわれはまたIBに助けられた?……)
アルテタ:そういうものだ。われわれも少し持ち直したかったが、まだ進歩の余地はかなりある。しかし、いまわれわれはとても必要としていた重要な結果も得ていて、考えるべきことはもっとうまくやることだけ。テーブルでうえへ行き、つぎの試合に勝つことに集中する。
(IBのタイミング……)
いいときだったら、できるだけすぐにプレイをつづけたいものだ。自信があるなら、勢いがあるなら、つづけたいはず。しかし、われわれはあの試合のあとに一旦ストップしなきゃならないこともわかっていた。われわれはできるだけたくさんのポインツを取らねばならないこともわかっていたし、それができるだけのことは十分にやっていた。一ヶ月前は違うポジションにいたんだ。そしていま、われわれはただ進歩をしなければならない。
クリスタル・パレス戦について
(チームニュースとグラニト・ジャカについて……)
現時点では全員大丈夫そうだ。グラニトはとてもよくなっているが、これは残念ながら長期のケガであり、彼はプレイできないだろう。
(グラニト・ジャカの復帰……)
グラニトの件は、まだわからないが、わたしは3(ヶ月)だと云って、彼は2(ヶ月)だと思っている。だから彼はその時間をできるだけ短縮するために追加のワークをやろうとするはず。われわれもそれを正しくやらねばならない。なぜなら、ひどいケガだったし、彼にはできるだけしっかりと戻ってほしいから。
(トマス・パーティはクリスタル・パレスに間に合うので?……)
観てみよう。まだ選手たちは戻ってきていない。まだ戻ってきておらずメディカルスタッフの検査もされていない選手がいる。
彼はふたつの試合をどちらもとてもよく終えた。ほかの選手たち同様にいいプレイだったし、2得点もした。月曜にはいいコンディションでみんなが戻ってきていて、チームを助けてくれることを願う。
(攻撃の脅威を増すには……)
(集中すべき)たくさんのエリアがある。当然そこもそのひとつ。代表選手はとても限定されていたから、ここで残ってワークしていた選手もいた。そこはたしかにもっとうまくやるべきところであり、ゴール前の効率も進歩させる必要がある。そこのバランスを正せば、もちろんチームはもっと試合に勝てるようになる。
(マネジャーオブザマンスに選出された件……)
そうだね。でもそれは個人のものじゃない。こうしたものを達成するのを支えた人たちが背後にいたからこそだ。それはいいことだった。今後はつぎのことに集中していく。それはもっと試合に勝つことだったり、今後も期待している。それができるということは、自分たちが正しいことをしているということだから。
(フットボールではほんとうにものごとがすぐに変わる……)
それはこのゲイムがもたらす機会なのだ。立ち上がらねばならないことであり、信じることであり、ハードにワークすることであり、批判的にものごとを分析し変化し、進歩しようということだ。フットボールはいつだってあらたな機会をもたらしてくれる。
パトリック・ヴィエラのパレス
(選手・キャプテンとしてのパトリック・ヴィエラ……)
彼はアーセナルのレジェンドであり、彼がこのクラブにしてきたことにふさわしい歓迎を受けることを望んでいる。選手としてだけでなく、彼がひととして伝達してきたことがある。彼はもっとも成功していた時代のクラブのキャプテンで、彼が戻ってくることはグレイトなことだ。
(彼のPLマネジャーとしての適応具合はいかが?……)
彼にはすでにマネジャーとしての経験を持っているし、このリーグのこともよく知っている。彼がチームに組み込もうとしているやり方も見られている。
(ヴィエラのセットアップがわれわれに機会をもたらす……)
彼らがどうセットアップするつもりなのかわからないし、これまでもいろいろなやり方や選手を使ってきた。多くは似たフォーメイションだが。だから、試合のなかでどうなっていくか観ていこう。
(パトリック・ヴィエラがエミレーツに戻ってくることをファンは歓迎する……)
そうなるのは間違いないだろう。彼が戻ってきて、歓迎されて、彼がクラブで行ったことを思い出す。正しいマナーで彼を思い出すことは、非常に重要なことだと思うし、そうなるだろうと確信している。
(パトリック・ヴィエラのマネジャー就任について……)
彼には経験があった。もちろんパトリックはこのリーグをどのほかのマネジャーよりも熟知している。選手としての経験もあるのだし。だから、彼がそのような機会を得られたことはすばらしい。
インヴィンシブルズ
(ティエリ・アンリのコメントについて……)
それは聞いていない。キミから聞いたばかりだ。たとえほかの意見があったとしても、それは尊重しなきゃいけない。
(アーセン・ヴェンゲルの最初の試合から25年、いまアーセナルをマネジしていること……)
わからない。そのあともこの産業にいるならば、ボールは転がっているし、役割はかわり、そしてつぎの10年では、また元選手とか元マネジャーが何かを起こしたり、別のチームで違った役割を担っていたりする。これはそういったことの一部だ。
(インヴィンシブルズチームについて……)
観ていて楽しかった。あのチームにはすべてがあったし、試合のどの側面も正しく支配していたと思う。スタートからとてつもないリーダーシップがあって、存在感のある名前が並んでいて、正しいアイデンティティと才能とクオリティと自分たちがベストだという自負があった。そうしたことを示した。
(ヴィエラのような選手と対戦したかった?……)
ノー! 彼は非常に支配的だった。彼はとてもフィジカリーに恵まれていて、テクニカリーにもそうだった。適度な気性があり、勇敢で、得点もできた。ほとんどなんでもできたのだから、際立っていたよ。
(ヴィエラが去ってからミドフィールドのリーダーを欠いている?……)
わからない。もうだいぶ前のことであり、わたしにはどういう調査がされているのかわからない。とてもいいミドフィールダーはいたし、パトリックはパトリック。彼みたいな別のひとはこれからもいないだろう。
(ミドフィールドにビッグリーダーが必要では?……)
イエス。だが、ほかのポジションでも、ほかのクオリティでもかまわない。違う時代であり、今日では選手がどう成長し教育されるのかも違う。以前のことをコピーすることはできないし、パトリックやトニーのような選手がいればそれはグレイトだが、われわれには違うクオリティやキャラクタリスティクスがある。それを発展させねばならない。
ラムズデイルについて
(アーロン・ラムズデイルのノースロンドン生活のポジティヴなスタート……)
われわれはクラブとして、このクラブで成功するために必要なクオリティを持っていると信じられるプロファイルの選手を連れてこようと決断した。彼がどれだけ優れているかを判断するにはまだ早すぎるが、彼の溶け込み具合と彼がピッチの内外で伝達できること、そこが重要だとわたしは思う。
彼はクラブとつながって、とてもよく適応している。サポーターたちともとてもいいコネクションがあるように見える。もちろんパフォーマンスもいい。それがいちばん重要なことだ。
(ラムズデイルがピックフォードのイングランドNo.1にチャレンジできる……)
彼がいまやっていることをつづける必要がある。そしてつねに自分がやっていることを正しいと思うこと。謙虚になって、自分が進歩できるところについて考える。そうすれば、すべてが自然と起きていくだろう。もうすでに彼にはGKとしてかなり早い段階でそれが起きている。
彼はすべてのステップで対処しているのだから、それにふさわしい。彼らのなかでも、難しいときや失望があったりするが、それもまた彼らのキャリアのなかでは進化のためには重要なことなんだ。
ESRについて
(ESRはもっと得点をする必要がある?……)
わたしが思っているのは、意図、渇望、野心がそこにあるべきだということ。彼にはそれができる能力がある。われわれは選手に彼らが達成できることをやるよう要求したい。そして、わたしはエミールが彼のゲイムのその部分を進歩できると確信している。彼もすごくそれをしたがっているし。
彼はほとんど毎日それに取り組んでいて、正しい質問もよくしてくる。彼がよくなっているは、彼にはほんものの渇望があるからさ。
(ESRの謙遜……)
フェアにいえば、そういうのがエミールの性分だね。ときに彼には彼がいかにいいかを本人に伝えなければならない。彼は自分がいかにいいかを信じる必要がある。彼には、彼ができることをどんどんやるようしなければならない。彼は喜んでワークする。まだキャリアのかなり早い時期だが、われわれも彼がチームにいることをとてもうれしく思っている。
マルティネリについて
(マルティネリがプレイする時間がない件……)
それは、そのポジションにいる選手の量ゆえだ。まず、彼は何試合かでプレイしている。ブレントフォードではスタートして、チェルシーでもスタートした。残念ながら先週は小さなケガをしてしまって、月曜にプレイできるかどうかはまだわからない。
われわれはガビについてはいろいろなオプションズがあって、彼にはスクワッドのなかで成長していけるよう場所を見つけねばならない。
(マルティネリの成長具合……)
ノー。彼がプレイした試合の数を見れば、彼はケガで苦しんだことが大きなセットバックになってしまっている。われわれはときに彼の年齢を忘れてしまう。彼がやってきたこと、彼がどこにいるかを考えれば。
われわれは彼がバランスを保てるよう助けようとしている。なぜなら、それがフラストレイションになってしまうことはわかっているから。わたしの意見では、それは現実的な診断ではない。それをやる時間が必要だ。
(マルティネリがローンに出ていく可能性……)
わたしは彼にとても満足している。そのようなことは考えていない。
1月の動き
(ラカゼットは1月に去るのでしょうか?……)
われわれはラカのベストを引き出すことに集中している。彼も毎日コミットメントを見せているよ。われわれは彼にクオリティを示せるだけの時間を与えたいし、チームをよくすることを助けてもらいたい。
(エルネニーとパーティがAFCONでいなくなるかも……)
そのときにどうなっているか観てみよう。誰が使えて、誰がそこに行かなければならないのか、そしてどれくらいの期間か。いくつか決まってないこともあるから。われわれは解決策を見つける。もし彼らが行かねばならないのなら、行く。正しい代替を見つけなければならない。
ゲンドゥージについて
(マテオ・ゲンドゥージがシーズン中に戻ってくることがある……)
いまのところは、彼は(フル)シーズンで行った。わたしは彼はマルセイユでとてもいい時間を過ごしていると思うし、それがわれわれが作成した彼のプランだ。彼は成長をつづけて、今年の終わりに決断をする。
(ゲンドゥージはアーセナルでもうラストゲイムをプレイしたので?……)
クラブが所有している選手について、そういうことは云えないと思う。
その他
(ジャック・ウィルシャーについてと彼に対しての計画について……)
彼はここにいて、われわれは彼がフィットすることを助けようとしている。彼はときどき一緒にわれわれやアカデミーとトレイニングしている。彼がここにいることはとてもいいよ。つづけていくだろう。
以上
正直なところ大怪我から復帰した後のマルティネッリは not enough っていう印象です。
アンリは聞かれたから正直に答えただけだとは思うけど、コーチとしてはモナコでちょっとやった程度で今は何やってるのかわからない辛口評論家?でしかないな。
遠くから見て評論するよりサポートする側に回ってほしいが、大きなところからどこからも声が掛かってないところを見ると教える側の人間としてはあれなんでしょうね...
あ、アンリのネームユニ持ってるからアンチではないですよ