リーズ・ユナイテッドについて
アーセナルはけっこうリーズとたくさん対戦している気がする。
現在16ポインツで16位。4位アーセナルとは13ポインツ差。
去年までのスタイルから、ビエルサのリーズといえば、とにかくハイテンポでプレッシングをよくやるインテンスなチームという印象があるが、データを観る限りでは今シーズンはプレスがあまり成功していないようだ。
全体的なプレッシャーの数だけはリーグでトップだが、それが成功率になるとリーグ6位とがっくり下がる。
それとプレスの場所もミドルサードがリーグトップで、ファイナルサードでは5位になる。
プレスをかける位置がやや低く、成功率もそこまで高くない。彼らが自分たちのスタイルにやや苦しんでいる姿がすけて見えるようだ。
スタッツ的には、「ゴールになったエラーズ」はここまでアーセナルがリーグトップ(11)でリーズが2位(9)。そこだけ似た者同士。。
フォーム
全体的に成績が悪く、PLの17試合でたった3勝しかしていない。
直近3試合は勝ちなしで、直近6試合でもW1 D2 L3。
ただし、ホームは5試合敗けていないというグッドフォーム(W2 D3)。ホーム8試合で、2敗だけ。リヴァプールとWHU。そういうところもすこしアーセナルと似ているか。
トップチームにはだいたい敗けていて、特別めだった試合はない。前回のシティ(A)は7-0と虐殺。
ひとつ気になる結果は、シティの前にチェルシー(A)にも敗けているが、こちらは3-2と2得点している。
今回はホーム。アーセナルがやられそうな試合という予感もなきにしもあらず。
チームニュース
リーズの最近の不調はけが人理由も大きそうだ。この試合も8人のファーストチーム選手が不在ということ。
Robin Kochがダウト。
Pascal Struijk、Rodrigo、Kalvin Phillips、Patrick Bamford、Jamie Shackleton、Liam Cooper、Junior Firpo、Daniel Jamesがアウト。
バンフォードやフィリップスら、キープレイヤーがいない。
Head to Head
すべてのコンペティションで、アーセナルのW5 D1 L0。敗けなし。なかなかいい相性。
Arsenal are unbeaten in their last six trips to Elland Road (W4 D2)#LEEARS
— Orbinho (@Orbinho) December 17, 2021
アーセナルはエランド・ロードで直近6試合敗けなしという、うれしいデータも。
マイケル・コックスのスカウティング
AFCオフィシャルサイトより。
<狙うべきエリア>
リーズのインテンスなピッチ全体のマンマーキングは、つまり相手チームはしばしば彼らのディフェンスのポジションを比較的容易に外すことができるということ。
マンシティはそれをとくにうまくやった。MFがおとりのランをやり、DFが生まれたスペイスにアグレッシブにボールを運んでいく。だから、ガブリエルとベン・ホワイトのボールを前に運べる能力が決定的になる。
<リーズについて>
リーズがベストのとき、PLのもっとも元気で、オールアクションなチームである。インテンスなプレッシングと早い前へのパスは、マルセロ・ビエルサのどんなチームでも名物になっている。
そしてリーズは、ボールがワイドポジションにあるときは多くの選手がボックスに入っていくことにも意識的だ。
マンマーキングを逆手にとって、開いたスペイスにガブリエルとホワイトのドリブル。いいかも。
でもリーズはベンジャミンの古巣でもなり、相手は彼のプレイはよく知っているはずで、当然そこは注意される部分。彼がどういったビルドアッププレイをやるのか注目しよう。
更新お疲れ様です。
12月のジャパンは師走ですが、イングランドPLを追っかけるブログも中々インテンスで、読者としては頭が下がります。リスペクト。