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【マッチプレビュー】21/22EPL リーズ・ユナイテッド vs アーセナル(18/Dec/2021)アウェイ苦手を払拭したい

先日のPLウェスト・ハムから中二日。そしてこのあとも中二日でEFLカップのサンダランド。そろそろ12月本番というふうになってきた。

ご存知のように、現在UKはCovid新規感染者数が過去最高?だとかで、PLでもたくさんの感染者が出ていて、先週から今週は延期になる試合も少なくなく。この試合だって、そうしたなかで延期を心配する声もあった。しかしいまのところ無事、実施されるようである。今日はこう。

PLもまた無観客とか、リーグ中断とかならなければいいけど。

さてアーセナルはこのPL2連勝で、上位チームにもきっちり勝利、4位のわが家に戻ってきたことはナイス。ところが、今度はホーム/アウェイのフォームの落差に注目が集まるようになってきた。そして今回はアウェイ。プール、マンU、エヴァトンと3連敗中。

リーズはけが人続出で不調の真っ最中であり、この試合がアーセナルのアウェイフォーム改善のきっかけになればいい。

試合をプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメント「オバメヤンはこの試合のセレクションには含まれない」

昨日のプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。

Covid状況

(スクワッドの健康状態……)

アルテタ:いい。今日の午後いくつか検査もする。これしかできることはないから。wait and see.

(スクワッドのフィットネス全体……)

週末にいくつか問題はあったが、今日はトレイングするし、全員がどうか観ていく。

(Covid状況全般についてはどれほど心配……)

健康面では、われわれ全員を守るためにできることがやれていることを願うよ。もちろんワクチンプロトコルがあり、全員がベストを尽くさねばならない。できることをやっていると思う。

コンペティションに関してはふたつある。ひとつはもっと透明性が必要。試合はやるのかやらないのか。そして、やらないためには何が必要なのか。結局なにが一番重要かといえば、コンペティションのフェアネスが維持できること。わたしには、いまそれが大きなことになっている。

(最後のテストでは選手全員が陰性?……)

イエス。しかし、それは毎日変わる。それがいまの不確定性だ。これ以上患者が出ないことを願うが、どうなるかわかるまで待たなければならない。いまこのリーグやほかの多くのクラブで起きていることはずっと観ていて、それが今週末も多くの試合が行われない理由だ。

(スタッフのあいだではもっと感染者がいるので?……)

ほかのみんなと同様に、この数週間はわれわれにも問題はあった。われわれも例外ではないし、できるだけうまく乗り切ろうとしている。それがいまやろうとしていること。

(いまの試合開催基準に満足している?……)

われわれは正しいコンディションでつねにプレイしたい。100%。しかし、われわれがここにいても、一方テーブルの向こう側では、フットボールの試合はプレイしないという議論がありつつも、われわれは結局試合をやる。これがわたしが述べていることだ。われわれが透明性を望むのは、コンペティションの公平性がなければ、フェアでなくなってしまうから。

(Covidへの恐れが選手のメンタルヘルスに悪影響……)

われわれもたくさんのことをしているし、選手たちやこのクラブに関わる全員を守ろうとしている。しかし、これはソーシャルなことでもあると思う。誰もが予想できない状況のなかにいると思うし、みんなそこから学んでいる。なんとかこのかつて経験したことのなかった状況を正常化させようとしている。それがわれわれのやろうとしていること。できるだけいいやりかたでみんなを助け、この今日の状況のなかで生きること。それがヴァイラスと生きるということで、おもっていたよりも長くなりそうである。

(ブレントフォードのトーマス・フランクがシーズンの中断を呼びかけている件……)

思うにわたしがやろうとしていることや見つけようとしている解決策よりも、もっと知識のある人たちがいる。いまのルールに基づいてプレイをつづけるべきか、あるいは止めるべきか。わからない。それはわたしが意見したいものではない。なぜなら、わたしは科学者でもなければ、専門家でもない。だからわれわれは政府やPLがしようとしているベストな決断に任せなければならない。

(あなたがCovid初期で感染したことで、選手たちにはルールでより注意深くするようにしている?……)

リスクについては説明しようとしている。どうやったら伝染るのか、そしてもしそうなったら何をしなければならないか。しかし、いまでは誰もが親類がいて、周囲のひともいる。みんながいろいろなやり方で対処しているし、みんながそれに気づいているのはいいことだと思う。

つまり、すべてがオープンであれば、外で起きていることをコントロールすることはかなり難しいので、われわれがつくろうとしていたバブルは、もはや不可能になっている。

(選手やスタッフのCovid感染について、クラブももっと透明性があったほうがよい?……)

それがわたしの云っている、われわれに必要な透明性。最後には試合をやるかやらないかは、レギュレイターズが決断をする。しかし、同じルールの下でプレイすることだ。全員がその理由について理解をしていなければならない。

(週末の試合がなければ、またリスタートに苦労しそう?……)

わからない。やりかたを見つけなければならないし、このシーズンが始まったときも、そういう可能性があることはわかっていた。プランA、B、Cがあるはず。なぜなら、そうしたことはありえるから。この真っ最中にAFCONがあり、ワールドカップもやってくる。

わたしはいま柔軟なカレンダーが必要だと思う。なぜならこの世界はわれわれがいた数年前の世界とも違うのだから。全員が備えなければならない。トレイニングセッションでも毎日異なるプロトコルを用意しているし、トレイニングセッションをキャンセルする必要があるとか、6人までしかだめとか、20人ならいいとか。だから、わたしはリーグにはとても柔軟なカレンダーやオプションズがあるはずだと思う。それがわれわれ暮らしている世界というものだ。

(Covidで選手たちの集中力やメンタルヘルスに影響があると心配……)

なければいいが。われわれもいろいろ云っていく必要がある。なぜなら一度コンペティションに入ってしまえば、あとは完全に集中する必要がある。その環境でも起きたことにはなんのいい訳もできない。われわれは自分たちが何を期待されているかわかっている。しかし、この3日間で何が起きるかはわからない。6日や12日で。そうそれしかないんじゃないかと疑うこともできる。しかし、わからない。だから準備はしておくべき。

(この週末はプレイするチームもあれば、しないチームもある。これはフェア?……)

何がもっともいい解決策かわからない。わたしが理解しているのは、いまは決断することがほんとに難しい問題になっているということ。わたしが云っているのは、コンペティションにとってベストなことは何か、に基づいて決断をしていきましょうという。この産業に関わるものすべての健康のために。この社会のために。

われわれはつねにそれを支持している。だが、そこには明快なルールがあらねば。何がイエスで、何がノーなのか。

(スクワッドのなかで陽性者を避けるためにワクチン接種がどれだけ重要だと思う?……)

ワクチン接種はとてもとても重要。まず、もし感染してしまったとき、それが重篤化するのを避けられる。それが大いに役立っている帽子(hat)もわれわれは観てきた。ワクチンを打っていてもいろいろなケイスがある。それでもCovidに感染する。だからわからない。

(スクワッドのなかのワクチン接種の数には満足している?……)

イエス。われわれは正しいことをしようとしている。そしてそれはとても個人的な問題である。われわれは教育しようとしている。ドクターもみんなへの説明でとてもいい仕事をしている。なぜなら文化的にも、たくさんの考えがそこにはあるから。われわれはただ、彼らを教育し、その決断をするよう奨励する。しかし、まずは彼らがそれを信じるところからだ。

オバメヤン&キャプテン問題

(リーダシップグループへの信頼……)

イエス。昨日云ったように、もう何ヶ月にもなるが、わたしはとても彼らに満足している。

(ふたりの元キャプテンが問題を起こしたことはどれほど影響……)

わたしはつねに信じている。わたしがやってきたたくさんのことにおいて。われわれにはドレッシングルームで決断する責任ある選手たちのグループがいつもいた。コーチングスタッフやクラブとコミュニケイトし、サポーターたちに伝達する。結局、決断はひとりの人間によって伝えられることになり、それがキャプテンだった、しかし決断はひとりの人間により下されたものではない。

(オバメヤンはセレクションに含まれる?……)

ノー。彼は含まれない。

(オバメヤンのクラブでの将来はある?……)

この試合については、彼はセレクションに含まれない。

(オバメヤンがスクワッドに戻るのに必要なことは……)

彼はリーズの試合には加わらない。それがいまの状況。

(オバメヤンの状況は、ラカゼットの将来にもインパクトを与える?……)

アレックスのパフォーマンス、関与とコミットメント。それは疑いがない。それは彼の契約状況とは関係ない。わたしは夏には彼とよく話した。そのときの状況があり、そしてお互いにクリアになっている。オーバの状況はそれとは分けるもの。

最近の好調

(ラカゼットのチームでの重要性が増している……)

彼はいつもとても重要な選手だった。われわれが一緒になってからも、彼はわたしの下でたくさんプレイしている。わたしはずっと彼には満足している。

(オーデガードの貢献……)

彼はとてもとても若い。しかし、彼はすでにいろいろなクラブ、インターナショナルフットボールでたくさんの経験がある。この数週間に、彼は彼のベストのレヴェルに近づいているということには同意する。追い風が吹いている。それがどこかはわからないが、彼にはタレントがあり、渇望があり。いつも成長し、よくなりたいとどれだけ思っているか。われわれにはすごい選手がいるよ。

(彼もリーダーシップグループの一員になる?……)

彼はナチュラルリーダー。完全なプロフェッショナルというものがいるならば、彼はそこまでかなり遠いということはない。

(このチームはあなたが求めるものにどれほど近づいている?……)

この2試合のパフォーマンスはとてもよかった。とくに試合のなかで達成したかったことがあった。結果も出たし、試合の支配のやりかたもあった。しかし、われわれは求める目標を達成するためには、10ヶ月以上一貫してそれをやらねばならない。それでベストになれるし、われわれはまだそこまではいっていない。

(若い選手たちが漢に成長していっている……)

チームのパフォーマンスと結果に、彼らはとんでもなく貢献している。それはほんとう。しかし、それを彼らが得たのは、彼らには周囲にシニア選手たちがいて、彼らがずっとかなりサポーティヴで助けたからだ。クラブは彼らを信頼しているし、チャンスも与えている。そして彼らはそのチャンスを生かした。称賛できるね。

(先週はマネジャーとしてどれだけビッグテストだった?……)

ここにいるならば、いつだってチャレンジがある。いくらかブリリアントなときがあり、決断をしなければならないときがある。わたしは毎日正しい決断をするために、ここにいる。わたしの唯一の意図は、クラブを最高の状態にすること。選手を守ること。最高のパフォーマンスを引き出して、ピッチでできるだけ結果を得る。これは非常にチャレンジングだ。なぜなら、どの決断もタフであり、うれしいものでもない。しかし正しいと感じることをやらねばならない。

ミケルの2周年

(あなたのマネジャー就任以来2周年……)

あまりたくさんの祝福を受けていいような世界ではないと思う。わたしはただ誇らしいし、2年前に与えてもらった機会に感謝している。

(この2年を振り返って……)

ここで起きたことで何冊か本が書けるかも。わたしのことだけでなく、クラブの周辺でも。この2年間の世界中もそう。それについてはわからないが、おそらくは、いつかこれを振り返るときがあって、何が起きていたのか、この経験を注意深く思い出すのだろう。そして、たくさんのことがある。

(契約の延長について……)

ノー。そのようなことは議論もされていない。われわれには現時点でたくさんの優先事項があり、そのほうがよほど重要だ。

(シーズン終了後にはそれがある?……)

しらないね。わたしはそれについては考えていないのだ。わたしがやろうとしているのは、ただチームのベストを引き出し、いま直面しているどんな状況にも対処すること。そのうちなるようになるだろう。

ぺぺ問題

(ぺぺがあまり起用されていない……)

いま多くの選手がたくさんプレイできていない。当然われわれの試合の量もある。そうしたすべての選手に十分な余地がない。

ニコの状況についても似たようなものだ。わたしはことあるごとにそれをハイライトしているように、それは毎日わたしが観たものに基づいている。ニコも同じ。しかし、彼は彼に何ができるのか、よりチャンスが必要で、この何試合かは、それができていない。

(なぜぺぺがプレイしていないのかについてのリアクション……)

それを理解する。わたしはその決断を毎日観ているものからせねばならない。そしてフェアになれば、ニコはとてもやる気であり、とてもチームを助けようとしている。現実的には、彼がプレイするポジションでは、ブカヨがレギュラリーにプレイしていて、彼はずっとファンタスティック。だから、彼にとっては時間を見つけるのは簡単ではない。

ジャック

(ジャック・ウィルシャーのトレイニングでのスタンダードについて……)

まず第一に、彼がここにいるのはグレイト。彼のタイプのキャラクターはクラブに特別なフィーリングを加える。彼は毎日笑顔で訪れて、ベストをやろうとしている。彼の才能には疑問なし。彼のトレイニングを観ていれば、彼はベストだという選手がいるのもわかる。彼にはそれがあるから。

いま彼はコーチングバッジのことをやっていて、彼のキャリアのつぎのステップがどうなるかは完全に彼次第。われわれは彼をサポートするよ。

(彼はまだPLでプレイできる……)

イエス。100%。わたしが観ているものでは、彼にはそれがあるとわかる。

(ではアーセナルで……)

それはまた別の話!

以上。

最後のズッコケた。

さて、今回はさすがにCovid関連のやりとりが多数。

PLでやる試合/やらない試合の基準があいまいで、アルテタも困惑していると。われわれはシーズン初戦で4人感染者を出したのに試合が強行されたのだから、この件については直接の利害関係者でもある。利害というか、もう害ですわね。あんなふうに敗けたのだし。

今回の会見コメントでは、オバメヤンのスクワッド外が発表された以外で大きなトピックはやはりぺぺか。

試合数が少なくサブの選手にあまりチャンスがない不可抗力要素と、あとはやっぱりトレイニングなどでのふだんの姿勢が問われていると。

“I have to try to make that decision on what I see every single day.”

ミケルが判断基準にしているという、彼が毎日観ているもの。ぺぺにはそれが足りない。

こんな状況でも、いまだにアルテタはこのような発言をしているくらいだから、ぺぺに姿勢には以前からほとんど進歩がなく。やはり彼の戦力外&売却も避けられないような気がする。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on “【マッチプレビュー】21/22EPL リーズ・ユナイテッド vs アーセナル(18/Dec/2021)アウェイ苦手を払拭したい

  1. 更新お疲れ様です。
    12月のジャパンは師走ですが、イングランドPLを追っかけるブログも中々インテンスで、読者としては頭が下がります。リスペクト。

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