アルテタの試合前会見のつづき……
(もしNLDでプレイせざるを得なかったら、どんなチームで試合に臨んでいた?……)
いる選手たち! しかし、われわれにはスクワッドをつくれる十分な数の選手がいなかったのだから、それがプレイしなかった理由だ。
(11人選手はいた?……)
それ以下だったかも。
(今週のトレイニングでは人数はいた?……)
苦労しているところだ。今週はずっと人数には苦労していて、それが事実だ。それがわれわれのいる地点だが、願わくば明日、何人かの選手が戻ってこられるはず。ベストコンディションじゃなくても。なぜなら彼らは長い間トレインしていなかったから。しかし、できればファイナルへ行けるだけのチームでありたい。
(ルールを曲げたと非難されて、気分を害したり傷ついたりした?……)
全然。わたしはなぜわれわれがそうしたのか、どうやってそれをやったのか知っていたのだし。そもそもわれわれが試合を望んでいたのは最初から明らかだった。誰かが嘘をついているなら、とくに気分を害することもない。
(誰が嘘をついているので?……)
われわれが虚偽をやろうとしていると云うものは、誰でも。われわれには、証明するすべてのエヴィデンスがある。すべてだ。個人のこと、すべての報告書、すべてのMRI、すべてのCovid感染、テーブルに上げるべきもの、説明すべきものはすべて。彼らがさらに質問をすれば、またそこへ行き、それをやる。われわれはすべての正しいことをしている。
(失望を表明したトッナムの声明について……)
わたしには関係ない。
(レンヌとのUEFAコンファレンスリーグでの試合の延期を求めたスパーズの前例について……)
フットボールの試合をプレイするにはいくつかのルールがある。人数など、そうしたルールを満たすことができないなら、試合はやらない。シンプルなことだ。
(ルールは排除すべき?……)
彼らも確実にレヴューされうる。なぜなら、ものごとはとてもいろいろなかたちで進んでいくから。しかし、われわれはPL、PFA、FAとともに、マネジャーのあいだでたくさんの会話があり、そうした変更もなければならない。われわれにはそれはできないから。同じことをやりつづけて「そうだね、彼らも議論する必要があるかもしれない」と云う。彼らはすでに議論はしてきた。
もしみんながそれがベストなやり方だと賛成するのなら、それらを変えるときだろう。
(あなたならどうする?……)
当初からの透明性。そしてわれわれが下す決定は、集団的な目的であること。個人の目的ではなく。個人の目的に関しては、そうなればそれはとてもトリッキーになる。
(どういう意味なので?……)
唯一の意図は、ベストリーグであること。最高のコンディションとリーグがつねにひとつの意図があり、それはその誠実さを維持すること。それだけ。
(あなたの云う「透明性」とは?……)
選手たちに試合をプレイしてほしいのに、それがいない。Covidだろうが病気だろうが、彼らの不在だろうが、そのような3つの可能性があるのならば、試合はやらない。もし、それがCovidだけに限定されるなら、そうしたときはわれわれは違うルールの違う試合をプレイするのだ。それだけ。とてもシンプルだ。
われわれが検査をしているとき、いつ検査をするのか、毎日検査をするのか? 毎日2回PCRをするのか、あるいはlateral flowsをやるのか? われわれは何を達成しようとしている? そうでなければ、われわれは選手全員に毎日全身をMRIすることもできる。わたしが云っているのは、誰もフットボールをプレイしないということ。それは間違いない。
ただ、透明性をもたらそうということ。何を期待しているのか、何が望みか? われわれは38試合をプレイしたいが、それはどのようなコンテキストで? このコンテキストでそれは不可能だ。それはできないだろう。
われわれはこのコンテキストでもフェアでありたい。われわれがそれを達成できないのは、つまり4試合をプレイできないクラブがあるからだ。公平性はどこにもない。どの試合でどの選手が起用できるか、議論もやめよう。契約した選手が起用できるかどうかも。しかし、われわれはそうしたルールのなかでプレイするために受け入れる。だからプレイしよう。
(これは後知恵ながら、シーズン初期の試合はもっと延期を主張すべきだったと思う?……)
わたしは毎試合プレイするよう主張する。もしわれわれが同じことをするのなら。トライして、プレイするベストな戦略を見つける。すべての試合が最高のコンディションでプレイできるように。選手の健康を気にしておく必要はある。それはもっとも重要なことだから。
(オーバとは話したので?……)
われわれのコンタクトは、ナショナルチームからと、彼の健康のためにわれわれが何をしようとしているのか。それが唯一のプライオリティだから。
(彼はいまどのような気分?……)
気分はいい。なぜならもうロンドンにいるのだから。しかし、もちろん、彼の健康状態については確認をしたい。
(オーバは専門家が診ている……)
イエス。
(マリーとコラシナツが退団で、コラシナツのほうは契約を破棄した……)
何人かの選手の契約状況で、クラブはほんとうに難しいポジションに置かれている。選手がたいしてプレイせずに、彼らの契約を何ヶ月も過ごすことは理想的ではない。そうなれば、そこには選手とクラブの利益があり、ベストなやりかたでファイナライズできる。
(移籍では持続可能なやりかたではない……)
100%。われわれも、プレイしていない選手に契約を破棄させるようなことは許したくない。われわれは築こうとしているもの、つくろうとしているスクワッドは、まったく逆のものだ。
(1月に4人の選手がローンで出ていきスクワッドが薄くなっている……)
現時点ではAFCONに云っている選手がいて、ケガやCovidもあるため、完全に薄い。しかし、だからわれわれには補強のプランがあり、ほしい選手を獲得しようとしている。ただしいクオリティがあり、スクワッドを進歩させてくれる選手を。毎回のウィンドウでだ。
われわれにはキャッチアップするたくさんのことがある。観てわかるとおり、いまもたくさんの選手との契約がある。その重みを背負っているところであり、ひとつのウィンドウで解決することではない。
(補強の進捗は……)
ほしい選手については、エドゥと彼のチームがめちゃくちゃハードにトライしている。いま取り組んでいるところだが、伝えられるニュースはない。
以上。
NLDのキャンセルの議論については、もうほんとに飽きたね。
PLには試合でプレイする選手の人数に関するルールがあって、不在の選手はCovid理由に限定されない。それでもうこの話は終わりじゃないか。理由を限定するならそうルールに明記すべきであり、アーセナルや延期を申請したほかのクラブの責任ではない。悪用とか抜け穴とか、とんだいいがかりである。
そういえば、PLがまさにその試合延期のルールについてこれから議論するというニュースもある。
The Premier League is ready to reconsider its rules on postponing fixtures.
A shareholders’ meeting is expected to take place after this weekend’s fixtures to agree changes
Full story w/ @mjshrimper on @TheAthleticUK:https://t.co/aOA2AlclrH
— Dan Sheldon (@dansheldonsport) January 19, 2022
でもいずれにせよ、シーズン中に変更はやらないほうがいいね。仮にシーズンの途中で、Covid理由に限定するみたいな変更があれば、ルール改定の前後でまた不公平が生まれてしまう。
しかしガーナ対コモロ諸島の結果をこんなに注目することになるとは思わなかった。
僕らの人生と同じでアルテタにもコントロールできない事が多いんだろうけど、選手はいないわ次々ローンで出ていくわ、ストレスの多い2週間だった。自分のイライラ具合から推測するに、全世界のグーナーのうち200人くらいはこのせいで体調を崩したんじゃなかろうか。
しかし30度近く気温が違うし、コンディションを戻すのも大変だと思う。ここは出れる選手で頑張るしかない。しかし少ないな。。。
そういえば僕はコンテがCBだったと思いこんでた。今回の件でも、相手が少しでも「悪い」って感じそうな事は徹底的にガミガミ言い続けて、自分のペースに持ち込もうとする。いかにも有能な(≒汚い)CBがやりそうな事だなあって。w
トーマスは何をしてるんだか…