これで今年のカラバオカップはセミファイナルで敗退。ホームで2失点し、ファーストレグのバトルも水の泡に。
リヴァプールよりも、アーセナルのほうがずっとこのコンペティションには真剣だったので、多くのメディアではホームでプレイしたアーセナルが「大きなチャンスを逃した」と、この試合結果を報じていた。
アーセナルは先日にもFAカップを早々に敗退していて、この短期間のあいだにシーズン目標は完全にPLだけになってしまった。こうした事態は、さすがに想定されていなかったのではないか。
AFCON、ケガ、Covid、ローン退団で選手が足らず、今月のアーセナルではとくにスクワッドデプスが問題になっていたが、この試合では、人数不足&クオリティ不足のおかげで、あきらかにフィットネスに問題のある選手を起用せざるを得ず。結果的にはそれが完全に裏目に出てしまった。
冬の移籍ウィンドウも残り10日ほど。このような状況では、アーセナルは選手補強が残りシーズンを決めかねない。いったい今後どうなるのか、非常に心配だ。
試合を振り返ろう。
Jota double sends Liverpool to Wembley
アルテタの試合後コメンツ「トレイニングもできていなかった選手がたくさんいた」
試合直後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。
アルテタ:わたしが思うに、パフォーマンスからは、とてもたくさんの時間帯であのチーム相手にかなり競ったし、選手たちはコミットメントのレヴェルも見せた。しかし、結局必要なのは結果で、結果はわれわれが望んだものではなかった。
ファーストレグ、すべての選手のハードワークは、ファイナルへ行けるものだった。ご存知のように、われわれにはトレイニングセッションもできなかったたくさんの選手がいた。しかし、彼らはプレイしたがったし、チームを助けたかった。だからフェアになれば、わたしは彼らのことがまったく誇らしい。
われわれはファンをウェンブリーにつれて行きたかったし、トロフィを掲げたかった。残念ながら、今日それは起きなかった。
試合後のプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。
(敗戦について……)
とても失望している。なぜなら、ファイナルまであと1試合であり、わくわくもしていたし、とても期待もしていた。われわれはできうる限りの競争力あるチームを出した。
試合のなかでは、トップサイド相手にわれわれの時間もあったと思う。ファーストハーフには、バーにヒットさせたり間違いなくわれわれにチャンスがあった。そして、得点をせねばならなかった。
セカンドハーフも最初は同じだった。あれが起きてしまい、そこが違いになった。彼らのゴールは、最初にハーフウェイラインを越えたときだった。多少の幸運があったはず。それが勝負を変え、2回めもそう、われわれはボールを奪った直後に危険なエリアでボールを渡してしまった。
そして、1本のパスでセンターバックとフルバックのあいだのスペイスを攻撃された。あれは、まったく危険だった。なぜなら彼らは試合を終わらせるクオリティを持っているのだから。
(最初の失点のトミヤスの守備……)
彼はスリップしてしまった。彼はボールをブロックしようとして、ほとんどボールに届きそうだったが、スリップし、その後ボールは彼の脚を抜けていった。彼(Jota)は、ボールをミスキックしたためキーパーの逆に行った。だから、あれは防ぐのは難しかったと思う。
(トマス・パーティのレッドカード……)
大きな損失。そこから学ばないと。われわれはこの3試合でトップサイズ相手に10人でプレイしていて、それによって完全に露出してしまうのだからやってはいけないことだ。彼らを倒すことはかなり難しいが、10人になればさらにチャレンジになってしまう。
われわれが使えない選手の量からしても、あれは不必要だった。彼も使えなくなった。
(レッドカードはどれだけ深刻な問題?……)
さまざまな理由でそれが起きているからだ。われわれはそれを完全に根絶せねばならない。われわれは競争力を持ちたい。試合に勝ちたい。またいい試合の流れにしたいので、11人でプレイしなければならない。
(この結果はクラブ周辺のムードにどれだけ影響を与える?……)
チームを助けようとしてくれたサポーターたちのことは、非常に誇らしく思っている。彼らが生みだしてくれた勢いにも。なぜなら、わたしは今日プレイするために選手たちが何をやってきたか知っているから。5-6人の選手は、一度もトレイニングセッションをしていなかった。それでも、彼らは競いたがったし、彼らがあのチーム相手に競ったやりかたは、わたしの意見ながら、際立っていた。
だから、わたしはこのことをポジティヴに利用しようと思う。日曜に向けて利用するのだ。
(この結果は、リヴァプールのようなチームと競い合うにはまだだいぶ遠いことを示している?……)
イエス。なぜなら20-22人のトッププレイヤーズがスクワッドに必要だから。そして、それをやるには時間もかかる。
(トミヤスのフォームと、彼がマッチフィットネスを欠いていたのか?……)
彼はかなりよくやっていた。われわれは彼をプレイさせたくなかったが、彼をプッシュせざるを得なかった。セドリックとカラムがアウトで、ほかにフルバックスがいなかったので。彼もプレイすると云った。彼はチームとまったくトレイニングしていなかったし、それでもプレイしたがった。
だから、わたしはとても誇らしいし、いまいる選手たちにも感謝している。
(われわれのディシプリン記録……)
心配している。この4試合ではそれが大きな要素になったから。そしてわれわれは試合に敗けている。ここでのマンシティ、それと今夜。それが敗けの大きな理由になっている。だからそれを根絶しないといけない。
われわれは安定して11人でプレイするようにしなければならないし、それを大きな教訓にせねばならない。今回はなんのいい訳も許されない。
以上。
「誇らしい」ねえ。選手個人のがんばりは誰しも認めるところだろうし、そういう姿勢が誇らしいのは理解できる。が、マネジャーとしては起用する選手のフィットネスの見極めは、もっと厳しくしなきゃいけなかったかもしれない。今回は、そこが致命傷になってしまったのだから。楽観的だった。選手がプレイしたがっていたからというのも、あまりよいいい訳ではない。
お疲れ様です。。
クレイジーでジェットコースターなチームの状態は本当に退屈させませんね、、恐れ入る。
No more Red キャンペーンにも体張り過ぎ。All or Nothingでこのオチは回収されるんでしょうか?
しかし、今季の積極的な投資に対するノルマとして来季のCL権という話であれば、少々短絡的な気がします。結果的に夏の補強が大当たりで現在4位争いを演じられていますが、補強は当たることの方が少ないしチームに馴染む時間は必要なわけで、昨季の状況からすると今季は4位争いができてるだけで私は成功だと思っています。
ですので、仮に今季4位に入れなかったとしても、余程の内容でない限りアルテタ続投で契約最終年の来季にこそ勝負をかけて欲しい。
浮き沈みの激しさには戸惑うところもありますが、大筋では良い夢を見れていると思っているので、なんとか夢の結末を見せて欲しいです。まぁ今季のハッピーエンドを信じてますけどね!COYG!
アルテタは怪我明けや疲労持ちのベスメン選手すぐ使いますよね
今回の富安やパーティに限らず、ジャカ、ティアニー、サカなんかも被害者かな
そりゃカードも増えますわ
本当にイヤなチーム状態になってきました
ベスト(に近い)メンバーであれだけ希望が見えてたのに、、
アルテタのチームマネジメントの未熟さがもたらしたモノですよね。。
コラシナツ、マリの同時放出はアルテタの頑固さ(左CBには左利き!)が和らいだ結果だと思うので、エドゥ達と上手く今冬の移籍市場で建て直しを!
富安がヤラれる姿、、見たくなかったなぁー
AMNやマリを残して、少しだけ妥協したサッカーをやる手もあったと思う。3バックとかホワイトのDMFとか。あと選手のキャリアよりも戦力を優先して、レンタルの話を待たせる(相手次第では話が流れる)なんて話は割とよく聞く。どっちもやらなかったのがアルテタの判断なのか、選手の事情なのかは知らないんだけども。
しかしいかにも堅物なアルテタの判断っぽい感じもする。チーム作りで手戻りしないとか、選手のキャリアを考えるとか(100%のモチベーションの選手と良好な関係を保つ)長期的には良いことなんだろうけども。
しかし中断前にもう1試合あるからなあ。。。
もう褒めるような人はいなくなったかと思うけど、ロコンガはずっと厳しい。ほんと勘弁してほしい。なんでこの中盤の状況でCFに多額を投資しようとしてんのかわけがわからないです。まじでデヨング取れよ。せめてホワイトをアンカーにコンバートして欲しい。
ワイナルダムは結局来ないのかな
ジャカ、パーティともう一人くらいはPLレベルのcmいるといいな