アーロン・ラムズデイルの試合後コメント「チームはより容赦がなくなった」
このひと元ボーンマスというのをプレヴューエントリでも触れるべきだった。ラムズデイルは、彼らの19/20のPOTYということで、試合前にはホームサポーターたちからもあたたかい歓迎があったようだ。試合後インタヴュー。Sky Sports via Arseblog
(古巣へ戻ってきた……)
ラムズデイル:すごく楽しかった。ぼくが移籍したとき、Covidでちゃんとファンにさよならを云えなかった。だから、今日はステディアムの四方からぼくの名前をうたうのが聞こえてきて、特別な気分だった。もちろん3ポインツとグレイトなパフォーマンスがあった。試合をコントロールし、もっとゴールもできたかもしれない。ここではそれができるクラブは多くない。3試合で3勝。よい日だ。
(ファーストハーフはあまりやることがなかった……)
ボールを持ちピッチを支配することについては、いつもみんなで話している。それを最初の45分やれた。
セカンドハーフにはすこしやられるようになって、彼らもセットピースを得ていった。でも、そこからあのゴール。彼はどこであんなものをおぼえたんだろう。(トレイニングでも)観たことはない。あれは、ぼくからはよく観えたが、それにしても昨シーズンの終わりからいままで、どれほどメンタリティが変わってきたか。クレイジーだ。
(どうメンタリティが変わった?……)
より容赦がなくなった。昨シーズンはどれほど惜しかったか。シーズンの終わりになにが起きたか。かなり凹んだし、乗り越えるのに数週間もかかった。よりキツかったのは、ほかのチームだって落ちていたからだ。
しかし、ジンチェンコやガビ・ジェズースのような選手がやってきて、彼らは勝利に慣れていて、ふだんのトレイニングから容赦ない。そしてサリーバは、たしか20才とか。彼はもうフランス代表であり、クラブのPOTYまで勝ち取っている。こうしてスクワッドにグレイトなものが加わり、それができるだけ長くつづくことを祈るばかり。
(今シーズンは違う信念がある?……)
ぼくらは各ポジションズでより競争になっている。とくに去年のクリスマスあたりから、ケガ人が出てしまった。そしていまや、キーラン・ティアニーがチームのベストFBなところに、さらにアレックスが来て、激しいポジション争いが起きている。そうした強みがフィールド全体にある。11枚のシャツのために、全員がファイトしている。
(ジェズースのクオリティには驚いた?……)
そうだね。ぼくらはブラジルでの彼が若かったときのことも知ったが、彼はすべてのボールにファイトしていた。50/50だろうが70/30だろうが、彼は自分のものにしてしまうし、走るのをやめない。ぼくも驚いたよ。
ぼくらも彼がグレイトな選手だとは知っていたし、そうでなきゃマンシティであんなに長くプレイしないし、あんなにトロフィも取れない。それでいて、彼のひととなりがある。彼もすごくハッピー。
また、彼は自分が勝たねばならない場面では、すこしクセが強いところもある。それが、いまチームに注入されているんだ。
(キミもまだ改善の余地がある?……)
そのとおり。自分がなりたいものからすれば、まだ程遠い。昨シーズンにいい例があった。ぼくはスタートはかなりよかったが、すこし落ちてしまって、失点するようになってしまった。先週は、マディソンのゴールではミステイクもやった。だから、これはトレイニンググラウンドでのコンスタントなプロセスなんだ。
ぼくらはとてもハードに取り組んでいる。でもキミが云うとおり、ぼくは24才で、よく云われるようにキーパーの24は、アウトフィールダーの18とか19くらいなんだ。キーパーのピークは、26、27、28くらいだろうけど、ぼくはもうかなりたくさんの試合をプレイしているし、過去3シーズンズでもいろいろな経験がある。
ぼくのメンタリティさえ正しいものならば、あとは成長するしかない。
(バックラインが定着してきて、より自信を感じている……)
100%。昨シーズンにぼくがチームに来たときのスターティング11を観れば、ベン・ホワイトとガブリエルのふたりがバック4の中心だった。ぼくらは、毎日いっしょに取り組んでいて、そこでひとりがケガをするとか、ポジションを外れるとかすれば、コネクションを得るのがとても難しくなる。
プリシーズンを通して、ぼくらはいろいろなパートナーシップで取り組んできたから、もしピッチでなにかが起きても、ぼくらはそれを解決できる。
(フルバックたちが目の前にいないのはどんな気分?……)
ぼくにはいいことだよ。とくにぼくらが自分たちのしたいプレイをしているときは。マルティネリ、ジェズース、サカが走り出すのはわかっているし、ぼくもミドフィールドにパスを入れることをとても楽しんでいる。それも、そうしたことの一部に過ぎず、たまにそれでやられることもあるけど、うまくいっているのだから、それが3-0勝利になった。
(サポーターたちが興奮している……)
それには、まだ早いけれど。今日はファンにもぼくらにもいい日になった。ぼくらのヘッドグラウンズマンのために喪章をつけてプレイして、そのためにもよかった。ファンには安全に帰宅してほしい。
スコット・パーカーの試合後コメント「受け入れがたいファーストハーフ」
勝ったのでボーンマスのボスコメントを。『Sky Sports』より。
パーカー:あのファーストハーフは、いろんな意味で受け入れがたい。
われわれには、もうすこし謙虚さというものが必要だ。試合のダイナミズムに対する理解、自分たちが誰を相手にしているのか。われわれは全体的なボディラングウェッジと、自分たちがもたらさなければならないもののダイナミクス、それに関しては、われわれは理想から程遠かったと思う。
そういう意味ではアーセナルに敗けることが恥なんじゃない。だが、受け入れられないのはファーストハーフで、自分たちがどうプレイしたかだ。セカンドハーフにはリアクションはあった。だがファーストハーフにやったようなことでは十分じゃない。マジでそれを理解しないと。選手たちは理解してくれるだろう。
HTのドレッシングルームでは、やっぱり雷が落ちたんだろうか。
やっと届いたオーデガードのユニを着て観戦したら大活躍で感激!
でもスミスロウも同じくらい好きで、彼をもっと観たいという気持ちもあり…。
何にせよ、今のベストフォームを続けていただき、トーマスの控えをなんとか今夏に用意して欲しい。