エヴァトンについて
現在PLで24試合を消化して21ポインツの18位。
この試合は、ショーン・ダイチがエヴァトンのボスになって5試合め。ここまでアーセナル(H)での勝ちを含む4試合では、W2 L2。降格を競うチームとしては、もちろん悪くない。
ただし、この4試合では2ゴールしかできていないということで、ゴールが不足している。失点は4でふたつのクリンシーツがある。
それと、彼ら的にはアウェイフォームが懸案で、PLのアウェイ直近7試合で勝ちなし(カップ戦も入れると9試合勝ちなし)。
アーセナル・アルテタとの奇妙な因縁?
前回のグディソン・パークでのアーセナル戦は、敵ながら非常にみごとなパフォーマンスという印象を持ったが、あのあとの彼らが快進撃をしたかというとそうでもなく。
そういう意味でも、ますます去年の状況に似てきたように思う。
彼らの21-22シーズン、PLアーセナル(H)の前後はこんなだった。
(8試合勝ちなし D2 L6)~ホームでアーセナルに2-1勝ち~(6試合勝ちなし D1 L5)
これはひどい。そして22-23の今シーズン。
(8試合勝ちなし D2 L6)~ホームでアーセナルに1-0勝ち~(ここまで W1 L2)
ホームでもアウェイでもまったく勝っていないエヴァトンに、なぜか勝ちを譲ってしまうアーセナル。というか、われらにとくに劣悪な印象はなかったので、どちらかというと彼らがアーセナルのときだけ、異様な強さを発揮しているとか。
そして、ホームでのリターンレグはというと、去年はファイナルデイのエミレーツで5-1と危なげなく勝利。今年も似たような展開なら、勝利はもちろん大勝も期待できるかも。
アーセナルは、今回エヴァトンに勝てば「単一チーム相手のリーグ100勝」という記録。
Arsenal have won 99 league games against Everton and could become the first team in English league history to register 100 wins against a specific opponent.#ARSEVE
— Orbinho (@Orbinho) February 28, 2023
Arsenal have scored 177 goals against Everton in the Premier League, more than any team versus a single opponent in the history of the competition#ARSEVE
— Orbinho (@Orbinho) February 27, 2023
またゴール記録でも、アーセナルはエヴァトンにすでにベスト記録を持っている。PLで単一チーム相手の最多ゴール(177)。
いっぽうで、アルテタはダイチに苦手意識があるかもしれない。試合前会見でもプレスから指摘されているように、彼のチームに6試合でたった1勝。しかも6試合で2ゴールのみ。
Mikel Arteta has only won one of the six games against teams coached by Sean Dyche and his team have scored just two goals in that run. (W1 D3 L2).
Results Arteta v Dyche
0-0
0-1
1-1
1-0
0-0
0-1— Orbinho (@Orbinho) February 27, 2023
あの独特なスタイルと相性が悪いのか。
フォーム
PLの直近6試合でW2 D0 L4。
アウェイでは現在7試合勝ちがなく、シーズン全体でもアウェイ11試合で1勝しかしていない。
トップチームとの対戦では、ホームでシティに1-1ドロウ、アーセナルには勝っている。
チームニュース
Andros Townsend、Dominic Calvert-Lewin、James Garner、Nathan Pattersonがアウト。
Head to Head
フレンドリーを含むエヴァトンとの直近6試合で、アーセナルのW2 D0 L4。
けっこうひどい。
前回の対戦
今月はじめの。4-5-1ミッドブロックに悩まされた。
【マッチレビュー】22/23EPL エヴァトン vs アーセナル(4/Feb/2023)セットバック | ARSENAL CHANGE EVERYTHING