試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction）  0-2

Sky Sports (Jones Knows）  1-3

WhoScored.com  1-3

先週のリヴァプールは、Sky Sportsとフースコが揃って2-2予想を当てていた。ある意味わかりやすかったのか。

サットン：アーセナルはここで、アンフィールドで起きたことからバウンスバックする必要がある。

わたしには、なぜ彼らがリヴァプールと引き分けて1ポイント得たのがよかったのかの理由がわかる。とくにアーロン・ラムズデイルのブリリアントなセイヴのおかげもあり。アルテタのチームにはもっと悪い結果だってありえたのだから。

だが、わたしには選手としての2-0リードからスリップした気持ちもわかる。ガナーズの選手たちにとっては敗けたような気分だっただろう。

ファーストハーフの終わりにあったTAAと衝突したグラニト・ジャカのあれで、アンフィールドの観客は盛り上がり、結局それが高くついてしまった。わたしは多少ジャカに同情もするが、シーズンの終わりに、ひとびとがタイトル争いの決定的な瞬間を振り返るとき、そこはそのなかのひとつになりかねない。

だから、リーダーたちの反応というのは魅力的になるのだ。アーセナルが2月にシティに敗けたとき車輪が外れそうになっていたが、彼らは7連勝で立ち直っている。

彼らにとって勝利より身になることはないにせよ、わたしは彼らがそれを得ると思う。

ウェストハムは、先週フラム戦でとても重要な勝利を得たし、彼らはポインツに死にものぐるいになってここで全力を出すだろう。だが、アーセナルは彼らには強すぎる。

ノウズ：わたしならホームのウェストハムには賭けないだろう。彼らのスロウスタートっぷり、とくに雰囲気がフラットで、ヨーロッパ試合のあとなら。

ロンドンステディアムのPL試合において、ウェストハムは直近13試合のうち11試合のファーストハーフで2つ以上のSoTを相手に許している。それができなかったのは、フランク・ランパードのラストゲイムだったエヴァトンとサウサンプトンのみ。

わたしは、アーセナルが今回ファーストハーフのうちに3以上のSoTをやると確信している。だが、わたしはそれ以上に、自信をもって彼らが早いスタートをやると考える。アーセナルは、直近4試合すべてでファーストハーフにリードしている。それは先週のリヴァプールも含む。

試合のみどころ

最近は、やっぱりアーセナル界隈もタイトル争いの話題がますます多くなってきたように感じる。

5月末にあるPLウォルヴズ（H）まで、この試合を含めて残り8試合。あと1.5ヶ月。ドキドキ。

そういうわけで、残り試合について、あれやこれやと思いを巡らせてしまうのだが、われらファンも注目しているのは強敵との数試合ばかりで、「イージーな相手」だと思っている試合については、つい注意をそらしがちではなかろうか。今回もそんな試合のひとつだろう。アウェイだが、いまのアーセナルが苦戦するとは思われていない。

今週末の試合の会見で、ペップ・グアルディオラは「もしレスターに敗けるようならシティのタイトルはない」と述べていた（※ちなみにSky SportsのJones Knows予想は1-1である笑）。

このニュースを観て、このあとのシーズン終了まではシティの結果にも大注目だなと思ういっぽうで、実際にタイトル争いに地味にインパクトを与えるのは、このような残りのちまたではあまり重要だと思われていない試合なんじゃないかと。当然のことながら。だって、どんな相手だろうがポインツは同じなのだから。トップだろうが、ボトムだろうが、勝てなければポインツを失う。お互いカギになるだろう試合以外でつまづいていたら、直接対決もクソもないわけだ。ましてや、上から下まで全然あなどれないのがPLなのだし。

だから、アーセナルは今回も粛々と勝たねばならない。今回ここで必要なのは3ポインツ。云うまでもない。

シティは今週末のレスターのあとCLとFAカップがあって、つぎのPL試合はもうアーセナルとの直接対戦になる。そのときまでお互い最大ポインツを取っていれば、アーセナルが79ptsでシティが70pts（＋2試合未消化）で迎えることに。

なんというアツい展開なのか。

アーセナルのキープレイヤーは、ジェズース。

サカとマルティネリは現在ほとんど絶好調で、あとはジェズースがアンフィールド（の前半）にひきつづき、いい感じでプレイしてくれたら。ゆっくりとでもフォームを100％に近づけていってもらいたい。残りの試合で決定的な存在になってもらわねば。

 

キックオフは、日本時間で4月16日（日）22:00。

COYG!

Related Posts