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【Welcome】アーセナルがダヴィド・ラヤの獲得を発表【to The Arsenal】

昨日、アーセナルからブレントフォードのGK、ダヴィド・ラヤ(David Raya)獲得の発表があった。

David Raya joins on season-long loan

チームにはすでにアーロン・ラムズデイルというNo.1がいながら、さらにPLでも屈指のNo.1を獲得するという驚きの動き。クラブの今シーズンのタイトルへの決意を感じさせる補強になっている。

彼の加入で期待したいのは、もちろんGKエリアでのハイレヴェルな競争。それによってふたりのGKが切磋琢磨し、よりクオリティを高めあえるようになることが理想だろう。

ラヤがこのチームにどんなケミストリを起こすか。楽しみだ。まずは、Welcome to The Arsenal, David!!



アーセナルFCがダヴィド・ラヤの獲得を発表

AFCオフィシャルサイトより。

スペイン代表のゴールキーパー、David Rayaがブレントフォードからシーズンロングローンでアーセナルに加入した。

この27才は、近年のThe Beesの非常に重要な一員であり、昨シーズンはPLの全38試合でプレイした。

バルセロナ生まれのダヴィドがイングランドへ来たのは16才のときで、彼はBlackburn Roversのアカデミー選手としてサインした。ナショナル・リーグのSouthportへのローンを経て、Roversとチャンピオンシップへの昇格を果たす。その後シニアで108試合プレイし、2019年7月にはウェストロンドンのLancashireに発っていった。

トーマス・フランクのチームで、彼は161試合でプレイし、ブレントフォードの最初のシーズンで惜しくもPL昇格はのがしたが、彼はEFLゴールデングローヴを獲得した。その後、彼が英国フットボールのトップリーグでプレイするまでは長くなかった。翌年の2021のチャンピオンシッププレイオフでスウォンジー・シティを倒し、昇格を果たしたチームではキーロールを演じた。

去年、ダヴィドは国際的にも大きな成功を収めた。2022年3月にスペイン代表に招集され、2-1で勝利したアルバニア戦でデビュー。スペインの2022ワールドカップスクワッドにも選ばれた。22/23シーズンの終わり、2023年のUEFAネイションズリーグでスペインがクロアチアを破り、彼がトロフィを掲げるところも観られた。

えらいひとのコメント。

エドゥ:われわれは、ブレントフォードからローンでやってきたダヴィドを歓迎する。彼はトップクオリティのゴールキーパーで、PLでは安定してハイレヴェルでパフォームしてきた。ダヴィドがわれわれに加わることで、スクワッドにクオリティとデプスをもたらす。それにより、われわれもすべてのコンペティションで、可能なかぎり最高レヴェルでパフォームしていける。

珍しくアルテタのコメントがない。どちて?

ダヴィド・ラヤのコメント「アーセナルにノーは云えなかった」

ファーストインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。

ラヤ:自分のキャリアのなかで、このチャレンジができること、ステップアップできることに感無量だ。始めることにとてもワクワクしているし、シーズンが最後にどうなるかも。ボスと話して、アーセナルのなんたるかやその価値を教えてくれた。クラブのやりかた、さらにそれが大きくなっていること。だからこれは美しいチャレンジであり、ノーは云えなかった。

ぼくは、アーセナルのことはもう何年もたくさん観てきた。ミケルが来てからは、プレイのスタイルにとても大きな違いをもたらしている。自信を持ってバックからプレイするやりかたや相手チームに対しポゼッションするのは、ぼくがチームにフィットするおもな理由だ。ぼくもトライして、できるだけ役に立てるようにするつもり。どうなるか観てみよう。

(GKコーチのInaki Canaと再会)イニャキはとても要求は高いが、とてもいいゴーリーコーチさ。彼はつねに要求してくるが、唯一彼がほしいのはベスト。ぼくは、彼とトレイニングを始めてから、自分でもすごくよくなったと感じた。半年の時間でも、ブラックバーンでのプレイとブレントフォードでのプレイで、彼はGKとしてのぼくのヴィジョンを変えてくれた。ゴールキーピングにおける別の側面を観るためのマインドセットを変えてくれた初めてのひとが彼だ。

GKユニオンで、みんなとトレイニングを始めるのが待ちきれない。そこは結束力のあるグループで、いつもいっしょにお互いにプッシュしあう。だから、健全なグループになるはずと思う。みんなに会えるのが楽しみ。

数あるチャレンジのひとつは、スタイルとパターンに慣れること。すぐに馴染めるようにできるだけ早く選手のことも知りたい。選手とスタッフのことを知れば、彼らがぼくを正しい方向へ導いてくれると思う。すぐにフィットもできるだろう。

ラヤの移籍金と契約内容

今回はだいたいどのニュースも伝えている金額は同じ。

£3mのローンフィに、£27mの買い取りオプション。一時、これが買い取り義務になるという説もあったようだが、結局それまで報道されていたように買い取りオプションで決着したようだ。アーセナルは来年、彼を買うことも買わないこともできる。

そして、ラヤ本人は、ブレントフォードと2年の新契約(1年延長オプション付き)を結んだということ。

今回の契約は、以前このブログでも書いたように、アーセナルにとってはかなり都合のよいものになっている。

どうして、こういう契約が成立したのかは、やはり気になるところ。

この取り引きがなぜに成立したのかについて、ブレントフォードのDoFであるPhil Gilesが、クラブのWEBサイトでファンに経緯を説明しているのが興味深い。

Phil Giles:ブレントフォードのファンがまず聞きたがっているのは、このことだと思う。なぜ、アーセナルとこのような取り引きになったのか。

その答えは、単純にこの契約にすることでお互いのクラブのあいだで迅速に済むからだ。それがいつになろうと、すべてのパーティができるだけ早くパーマネント移籍を望んでいた。

ダヴィドの契約延長は、もしこの移籍がパーマネントにならなかったときの備えである。

わたしはダヴィドがブレントフォードに戻ってくるとは期待していないが、もしそうなったとしても、もちろんこの一流のGKとまだ2年間もともに仕事ができる機会があれば、それはいろいろな意味でわれわれには予想外のボーナスとなるだろう。

ちなみに、もうひとつの疑問として、数あるクラブが彼の獲得を狙っていたなかで、なぜ最高の条件を提示したわけでもないだろうアーセナルが契約できたかについては、オーンステインやロマーノらが伝えているように、やはり本人希望が理由らしい。

ラヤはアーセナル移籍を望んでいた。

彼とアーセナルのリンクが話題になったときはかなり驚いたものだが、この夏が始まったばかりのときは、トトナムが彼の移籍先として有力候補だったとか。それは知らなかった。ナイス。

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