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【Welcome】アーセナルがダヴィド・ラヤの獲得を発表【to The Arsenal】

ダヴィド・ラヤの選手プロファイル

TMより。

  • Name in home country: David Raya Martin
  • Date of birth: Sep 15, 1995
  • Place of birth: Barcelona Spain
  • Age: 27
  • Height: 1,83 m
  • Citizenship: Spain
  • Position: Goalkeeper
  • Foot: right

バルセロナ生まれ。カンプ・ノウの近くで生まれ育ったのに、レアル・マドリッドのファンだったというエピソードもあり。

年齢は、9月に28才。前にどこかでラムズデイルと年齢も大差ないと書いてしまったが、1998生まれのラムとは3才差だったから差がなくはない。失礼。

そして、この基本プロファイルを観て気づいてしまったのは、彼がGKにしては低身長なこと。183cm。そのことがあまりクロースアップされていないというのも、GKとして短所になっていないということなのだろうから、逆にすごい。

クラブ歴は、ブラックバーンユース、ブラックバーン、サウスポート(ローン)、ブレントフォード。そしてアーセナル。

ブレントフォードは2019に彼を£3mで買って、5年後にその10倍で売った。

代表歴は、スペインで2試合のみ。ユースの経験もなく、去年初めてナショナルチームに招集されたということで、遅咲きというべきか。

ラヤのプレイスタイル。フットサルで培った足技

ラヤといえば、わかりやすい長所がいくつもある。

  • ボール扱い
  • ロングボールの精度
  • ショットストップ(セイヴ)

などなど。

なかでも非常に特徴的なのが、GKとしては足でのボール扱いがかなり上手なことで、それが彼のストロングポインツのひとつになっている。

かつて、ユルゲン・クロップが彼について「No.10シャツを着ていてもおかしくないGK(The goalkeeper could wear the number 10 shirt)」と評したという。クロップはよく名言を生み出しているな(笑)。。

それは、彼が子どものころによくやっていたフットサルで培ったものらしい。

ラヤ:フットサルをやるとき、兄はいつもぼくをゴールキーパーにしようとしてきたんだけど、友だちとやるときはいつもアウトフィールドでプレイしてたんだ。ピッチの奥でプレイするのが楽しくて、だからぼくはボール扱いが落ち着いてできるんだろう。

ユース時代はMFだったというエピソードもどこかで見かけたが、それはガセかもしれない。

ラヤは親日家?

フットボールとはまったく関係ない彼の意外な一面として、日本好きというのがある。

ディ・マルツィオのスタッフ(@LucaBendoni)が、2022年9月に彼のインタヴューを行っていて、そのなかで右足のポケモンタトゥーについて話している。

A tutto David Raya: “A 27 anni annullo CR7, meglio tardi che mai. E senza rimpianti”

ラヤ:子どものころはドラゴンボールとポケモンで育ったんだ。だから、自分の右足にそのタトゥーを入れようと決めた。名探偵コナンとかホリー&ベンジ(※キャプテン翼)、遊戯王なんかも大好きだったよ。

それと、移籍発表に際して公開されているArsenal Mediaの「22の一問一答」のなかでの彼の回答。※22は彼が着けるナンバーにちなんでいる

Q:バケツリスト(死ぬまでにやりたいこと)のなかでひとつやりたいことは?

A:日本に行くこと。

まあ、あこがれの観光地とか、アニメとか、外国人から日本が注目されることは昨今それほど珍しいことでもなくなっているのだけど、日本人のアーセナルファンとして悪い気はしない。そろそろ夏のツアーに来てほしい。

そうそう、彼のタトゥーといえば、うなじにPLで初めて勝利した記念日「13-08-21」が。それがアーセナル戦だったということで、けっこう気まずいという。これはあの21/22シーズンの初戦、ブレントフォードに敗けたあの試合だ。おぼえてる。ラヤがアイヴァン・トーニーにロングボールを放り込みまくって、デビューのベン・ホワイトが苦戦しまくった。たしかにあの日のブレントフォードは、PL初挑戦で初勝利でアーセナル相手にクリンシートで、お祭り騒ぎだった。

このときアーセナルに移籍することになるなんて思ってなかったんだろうなあ。

ラムズデイル vs ラヤ。No.1をめぐるバトルのゆくえ

さて、ラヤが来て、アーセナルのGKがどうなってしまうのか、とても楽しみであり、ちょっとした不安もあり。

スタッツ上では、ラヤのほうが優秀なものが多い。

とはいえ、ラムズデイルがしばらくPLでプレイするNo.1で、ラヤがカップ戦から始めるくらいが、もっとも波風が立たないように思えるが、そこはアルテタだから、いきなりラヤをPLで抜擢するような無慈悲な鉄槌を下すんじゃないかとハラハラする。

一度No.1が入れ替われば、ラヤがケガでもしないかぎり、ラムズデイルが挽回するのは難しいだろう。GKとはそういうポジションだから。

それとも毎試合で相手によってGKを変えるような、前代未聞の起用法をするか。そんなことをほんとにやったら、アルテタは超モダンなマネジャーと呼ばれるかもしれない。

いったいどうなるのか。目が離せない。

ひとまずは、つぎのPLクリスタル・パレスでのセレクションが注目。



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